258 / 694
第4章 魔術学園奮闘編
第258話 目を閉じているのに、光が観える。
しおりを挟む
ミョウシンは頭の中に「熱」を感じた。熱はやがて「光」に変わった。
(光が……。目を閉じているのに、光が観える。これは「外」ではなく、「内」で輝く光なのかしら?)
光は「赤」と「紫」の色をまとっていた。
(この光をわたくしは知っている。ステファノ、あなたなの?)
ステファノが送り込んだ陽気と陰気が太極玉となってミョウシンの脳内を照らす。想像の玉を追っていたミョウシンの精神に、「現実の光」がその場所をあかあかと示した。
(そこに「宇宙」があるのね。あなたが示すその場所に、答えがあると言うのね)
ミョウシンはステファノである光に精神を集中した。するとステファノはミョウシンの一部をすくい上げて、マントを羽織るように身にまとった。
(ああ。それはわたくし。わたくしであることがわかる。そこにいたのね)
ミョウシンは瞑想の中で想像上の手を、己であるイドの玉に伸ばした。その手が玉の表面に触れようとした瞬間、ステファノは太極玉を消滅させた。
薄れゆく光の中でほんの一瞬。須臾の間、ミョウシンはイドの玉に触れた。
「是」
その瞬間ミョウシンの全てが許された。存在そのものの全き肯定がそこにあった。
世界は「ミョウシン」を許し、抱くものであった。
想像上の指先で、ミョウシンである玉は霧のようにはかなく消えた。後には「世界があった」という余韻だけが残されていた。
「目を開けてください」
ステファノの声でミョウシンは目を開けた。一瞬、目に映るものすべてが光をまとっていた。
目を凝らす間もなく消えていったが、その光がステファノのいう「イド」であると知った。
「自分のイドを感じましたか?」
「ええ。確かにあった。一瞬だけ触れることができたわ」
ミョウシンは感動を言葉にできなかった。
「ありがとう、ステファノ。わたくしにあれを見せてくれて」
「イドは常にミョウシンさんと共にあります。イドを意識して瞑想を繰り返せば、やがて1人でもイドを練ることができるようになるでしょう」
イドは存在の根幹である。イドが制御できれば、おのずと肉体の制御も精度が上がる。
そうステファノは考えた。
「今後の訓練時は、始めに10分間の瞑想を行いましょう」
ミョウシンの修業になるだけでなく、ステファノにとっても己の状態を確認する機会になるであろう。
「ところで、この指導については人に話さないでくれますか?」
「それはなぜ?」
事は世界の謎に関わっている。魔法の真理を公にすれば、既存の公的秩序と対決することになるかもしれない。
しかし、それをミョウシンに告げることは憚れた。新たな火種を増やすことになる。
「……我が家に伝わる秘伝なんです」
ステファノはそういうわかりやすい理由をつけることにした。家の決まりであると言えば、大抵のことはそれ以上理由を問われない。
(飯屋の秘伝って……料理のレシピじゃないか。母方に伝わって来たことにしよう)
ステファノの母は幼い頃に亡くなっており、ほとんど記憶にない。色白の人だった気がする。
「それを教えてくれたのですか? 良かったのでしょうか?」
秘伝と聞いて、ミョウシンは心配になった。ステファノは掟破りにならないのだろうかと。
「誰に教えるかは俺に任されているんですが、勝手に広められるとまずいことになります」
「わかりました。瞑想法については、誰にも漏らしません」
自分がどれだけこの「秘伝」を物にできるかわからないが、もしステファノのように身体制御の上達につながるのであれば、習いたいという人間は後を絶たないだろう。ミョウシンはそう実感していた。
「それにしてもステファノのお母さんは、一体どのような出自の……?」
「定かではありませんが、セイナッド氏の流れを汲んでいるかもしれません」
ステファノはそう答えた。
これは今回のためではなく、授業でのいいわけとして用意していたものである。
特に、「魔術の歴史(基礎編)」用であった。
この授業のチャレンジに対して、ステファノは「五遁の術」の一部を実演してみせようと考えていた。「原始魔術」の存在を示すのに、これ以上わかりやすい方法はない。
だが、なぜステファノが原始魔術を使えるのか? その質問を受けた時の答えが必要であった。
そして「術理」を尋ねられたなら、「家の秘伝なので答えられない」と言うつもりだったのだ。
これは魔術師として納得のいくいいわけであった。
「秘術」は他人に教えるものではない。規模は小さいが、「軍事機密」と同列であった。
貴族の娘であるミョウシンはそういった側面も含めて、「秘伝」や「秘術」の重みを知っていた。
守ると約束したからには誰にも漏らさない。その覚悟をミョウシンは持っていた。
「家の秘伝」を自分に教えたステファノには、「リスク」だけが存在して、何の得もない。
その上さらに秘密を漏らして迷惑を掛けたとあっては、貴族の名折れとなる。それが貴族家の考え方だった。
「柔を教えるくらいではつり合いが取れない。ステファノ、わたくしにできることがあれば何でも言ってください」
「ありがとうございます。俺としては十分ありがたいんですが、何かお願い事ができたら相談します」
こういうときは素直に受けるのが話を早く収めるコツである。
何しろ相手はれっきとしたお貴族様なのだ。顔を立てて差し上げなければ世の中は上手く回らない。
その胸の内が顔に出ていたのであろうか。ミョウシンはステファノを見て少しだけ寂しそうな顔をした。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第259話 お前は思いのほか社交的らしいな。」
17:30、ステファノはいつもより早く試射場を訪れた。チャンが現れる前に、そのことをドリーに告げるためだ。
「今日は女生徒を連れてくるのか。トーマといい、マリアンヌ女史といい、今日の女生徒といい、お前は思いのほか社交的らしいな」
試射場を社交場にされてはかなわないと思ったのか、ドリーはいささか皮肉な口ぶりで言った。
「ご迷惑をおかけしてすみません。誘っているつもりはないのですが、なぜか頼みごとをされる機会が増えてきました」
(それはお前が目立つことをしているせいだろうが? 自覚がないのか、こいつ?)
ドリーはステファノのセリフに呆れながらも、そこまで鈍感であれば致し方ないと逆にすっきりした。
……
◆お楽しみに。
(光が……。目を閉じているのに、光が観える。これは「外」ではなく、「内」で輝く光なのかしら?)
光は「赤」と「紫」の色をまとっていた。
(この光をわたくしは知っている。ステファノ、あなたなの?)
ステファノが送り込んだ陽気と陰気が太極玉となってミョウシンの脳内を照らす。想像の玉を追っていたミョウシンの精神に、「現実の光」がその場所をあかあかと示した。
(そこに「宇宙」があるのね。あなたが示すその場所に、答えがあると言うのね)
ミョウシンはステファノである光に精神を集中した。するとステファノはミョウシンの一部をすくい上げて、マントを羽織るように身にまとった。
(ああ。それはわたくし。わたくしであることがわかる。そこにいたのね)
ミョウシンは瞑想の中で想像上の手を、己であるイドの玉に伸ばした。その手が玉の表面に触れようとした瞬間、ステファノは太極玉を消滅させた。
薄れゆく光の中でほんの一瞬。須臾の間、ミョウシンはイドの玉に触れた。
「是」
その瞬間ミョウシンの全てが許された。存在そのものの全き肯定がそこにあった。
世界は「ミョウシン」を許し、抱くものであった。
想像上の指先で、ミョウシンである玉は霧のようにはかなく消えた。後には「世界があった」という余韻だけが残されていた。
「目を開けてください」
ステファノの声でミョウシンは目を開けた。一瞬、目に映るものすべてが光をまとっていた。
目を凝らす間もなく消えていったが、その光がステファノのいう「イド」であると知った。
「自分のイドを感じましたか?」
「ええ。確かにあった。一瞬だけ触れることができたわ」
ミョウシンは感動を言葉にできなかった。
「ありがとう、ステファノ。わたくしにあれを見せてくれて」
「イドは常にミョウシンさんと共にあります。イドを意識して瞑想を繰り返せば、やがて1人でもイドを練ることができるようになるでしょう」
イドは存在の根幹である。イドが制御できれば、おのずと肉体の制御も精度が上がる。
そうステファノは考えた。
「今後の訓練時は、始めに10分間の瞑想を行いましょう」
ミョウシンの修業になるだけでなく、ステファノにとっても己の状態を確認する機会になるであろう。
「ところで、この指導については人に話さないでくれますか?」
「それはなぜ?」
事は世界の謎に関わっている。魔法の真理を公にすれば、既存の公的秩序と対決することになるかもしれない。
しかし、それをミョウシンに告げることは憚れた。新たな火種を増やすことになる。
「……我が家に伝わる秘伝なんです」
ステファノはそういうわかりやすい理由をつけることにした。家の決まりであると言えば、大抵のことはそれ以上理由を問われない。
(飯屋の秘伝って……料理のレシピじゃないか。母方に伝わって来たことにしよう)
ステファノの母は幼い頃に亡くなっており、ほとんど記憶にない。色白の人だった気がする。
「それを教えてくれたのですか? 良かったのでしょうか?」
秘伝と聞いて、ミョウシンは心配になった。ステファノは掟破りにならないのだろうかと。
「誰に教えるかは俺に任されているんですが、勝手に広められるとまずいことになります」
「わかりました。瞑想法については、誰にも漏らしません」
自分がどれだけこの「秘伝」を物にできるかわからないが、もしステファノのように身体制御の上達につながるのであれば、習いたいという人間は後を絶たないだろう。ミョウシンはそう実感していた。
「それにしてもステファノのお母さんは、一体どのような出自の……?」
「定かではありませんが、セイナッド氏の流れを汲んでいるかもしれません」
ステファノはそう答えた。
これは今回のためではなく、授業でのいいわけとして用意していたものである。
特に、「魔術の歴史(基礎編)」用であった。
この授業のチャレンジに対して、ステファノは「五遁の術」の一部を実演してみせようと考えていた。「原始魔術」の存在を示すのに、これ以上わかりやすい方法はない。
だが、なぜステファノが原始魔術を使えるのか? その質問を受けた時の答えが必要であった。
そして「術理」を尋ねられたなら、「家の秘伝なので答えられない」と言うつもりだったのだ。
これは魔術師として納得のいくいいわけであった。
「秘術」は他人に教えるものではない。規模は小さいが、「軍事機密」と同列であった。
貴族の娘であるミョウシンはそういった側面も含めて、「秘伝」や「秘術」の重みを知っていた。
守ると約束したからには誰にも漏らさない。その覚悟をミョウシンは持っていた。
「家の秘伝」を自分に教えたステファノには、「リスク」だけが存在して、何の得もない。
その上さらに秘密を漏らして迷惑を掛けたとあっては、貴族の名折れとなる。それが貴族家の考え方だった。
「柔を教えるくらいではつり合いが取れない。ステファノ、わたくしにできることがあれば何でも言ってください」
「ありがとうございます。俺としては十分ありがたいんですが、何かお願い事ができたら相談します」
こういうときは素直に受けるのが話を早く収めるコツである。
何しろ相手はれっきとしたお貴族様なのだ。顔を立てて差し上げなければ世の中は上手く回らない。
その胸の内が顔に出ていたのであろうか。ミョウシンはステファノを見て少しだけ寂しそうな顔をした。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第259話 お前は思いのほか社交的らしいな。」
17:30、ステファノはいつもより早く試射場を訪れた。チャンが現れる前に、そのことをドリーに告げるためだ。
「今日は女生徒を連れてくるのか。トーマといい、マリアンヌ女史といい、今日の女生徒といい、お前は思いのほか社交的らしいな」
試射場を社交場にされてはかなわないと思ったのか、ドリーはいささか皮肉な口ぶりで言った。
「ご迷惑をおかけしてすみません。誘っているつもりはないのですが、なぜか頼みごとをされる機会が増えてきました」
(それはお前が目立つことをしているせいだろうが? 自覚がないのか、こいつ?)
ドリーはステファノのセリフに呆れながらも、そこまで鈍感であれば致し方ないと逆にすっきりした。
……
◆お楽しみに。
1
あなたにおすすめの小説
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。
名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です1~またクビになったけど、親代わりのメイドが慰めてくれるので悲しくなんてない!!~
あきくん☆ひろくん
ファンタジー
仕事を失い、居場所をなくした青年。
彼に仕えるのは――世界を救った英雄たちだった。
剣も魔法も得意ではない主人公は、
最強のメイドたちに守られながら生きている。
だが彼自身は、
「守られるだけの存在」でいることを良しとしなかった。
自分にできることは何か。
この世界で、どう生きていくべきか。
最強の力を持つ者たちと、
何者でもない一人の青年。
その主従関係は、やがて世界の歪みと過去へと繋がっていく。
本作は、
圧倒的な安心感のある日常パートと、
必要なときには本格的に描かれる戦い、
そして「守られる側の成長」を軸にした
完結済み長編ファンタジーです。
シリーズ作品の一編ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。
最後まで安心して、一気読みしていただければ幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる