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第一章

第1話

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地下内戦闘指揮所内にて
2020年2月1日13時00分
「あっ司令、淡路島基地内におけるDEFCON3態勢完了致しました。」

「うむご苦労。」

「にしても天気が一気に崩れてきたな」

「そうですね。司令」

「気象情報について問い合わせといてくれんか」

「( ゚д゚)ハッ!」
13時20分
「気象情報来ました。低気圧が予想に反した行動をとっているようです」

「外の映像を出してくれんか」

「映像出ます」

「ザーーー」

「いやな雲だな。」

「ゴロゴロ、ピカ、ドーーーーン!」

「落雷か。かなり大きな雷だったな」

「基地内の異常の報告をせよ」

「司令、システム、電気系統に異常はなし。」

「水上、対空レーダーから目標が消えました。」

「んな無茶なレーダーが効かないってことがあるか」

「司令外部とのデータリンクが途切れました!海底ケーブルが故障した模様」

「本部、全交信周波数応答がありません」

「さっきまで本部と交信をしている衛星はどうなっているだ。」

「JSAT捕捉できません」

「衛星追尾アンテナチェックせよ」

14時30分

「故障ではありません全てのアンテナが捕捉できません」

「各種計器に異常発生、あっ画面モニターが障害発生」

「航空基地の淡路島タワー(管制塔)からの応答がありません」
16時30分

「各種計器、基地外部以外の通信機器の機能が回復しました」

「基地外部の状況が知りたいf35を飛ばせ偵察に当たらせるんだ」

「( ゚д゚)ハッ!」

17時00分
「偵察機からの映像きます」

「なんだこれはどこの映像だ」

「大阪です」

「」

「司令、海保から正体不明の戦闘艦に臨検に入られたとの連絡が来ました」

「船長と話がしたい繋いでくれ」

「船長の福沢です」

「中央即応軍団司令の藤沢です。何が起きたのですか」

「大日本帝国海軍と名乗る戦闘艦から臨検を受けることになりましてあっ今来ました」

「船長、その臨検隊の責任者と話がしたい」

「はい」

「臨検隊隊長の黒川だ」

「日本国国防陸軍中央即応軍団司令の藤沢です。ところで今日は何年ですか」

「昭和17年1月1日だが」

「ふむ、さっきの偵察機の件といいタイムスリップでもしたというのか」

「臨検隊長、山本五十六連合艦隊司令長官と話がしたい。今は呉にいるはずだ。話をつけてくれ」

「何を言っているんだ」

「そこにある機器皆見たことのないものだろう僕らは80年後から来たのだ」

「確かにそうだとりあいず艦長に報告をしてからになるが」

「臨検隊長、今そちらに一個小隊を送らせる。そちらの艦に同乗させてくれないか?こちらの証明になるでしょう」

「艦長に話をつけてからになるが」

「ああそれでいい」
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