俺にはラブラブな超絶イケメンのスパダリ彼氏がいるので、王道学園とやらに無理やり巻き込まないでくださいっ!!

しおりんごん

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第二章

あー!財布が軽くなる音ぉ〜!!

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「改めて、俺が南田龍でこっちが南田翔な。」
「翔です、、、。」
「あ、はい。ご丁寧にどうも、、、?」


双子の真実?を目撃してしまった巻き込まれ平凡役である俺はなぜだか双子にファミレスへと連行されてしまった、、、。

あれ~?どこかのナチュラルサイコパスとの既視感が、、、
(覚えてない人は「レッツゴーとうひこー」の回を読み返そう!!)

「あの、5限目がもう始まってしまってるのでは、、、」
「大丈夫だよ。生徒会権限があの学校じゃなんでも適応されるからさ」


出た!チート特権!

最近は体育祭準備も終わったし葛西も授業に出てるから他の生徒会メンバーもそれぞれの授業に勤しんでるらしいけど、、、

やっぱずりぃよなぁ、、、



兎にも角にも
双子と対面して座ってしまった俺はこれから何が起きるのか全くもって予想ができないままだ。


「ほら。なんか頼めよ。俺が奢る」
「あ、りがとう?」
「り、龍ちゃん、、、僕も一緒に払うよ」
「いいよ別に。お前、今月の食費に自分の小遣い入れてただろ」
「うぇ!、、、お母さんに言っちゃった?」
「言ってねぇよ。食費が足りないとか知れれば母さんまた倒れるまで働こうとするだろ」


こ、これは俺が聞いていい話なのだろうか?


「あの、俺が払いましょうか?」

う、なんか嫌味みたいに聞こえたかな?!
いやでも今の話聞いて、んじゃ奢ってもらお!なんてできるわけないし!!

今月は姉ちゃんの聖(性)書の削りで結構俺の財布は潤ってるから全然ファミレスぐらいは、、、
って、この思考が傲慢に見えたりするのかな?!(小太郎のお久しぶりのコミュ症発動)


「え!まじで?!うわぁー!さんきゅな小太郎!」
「あ、りがとう、笹島くん、、、」
「え、あ、うん!ぜんぜんだいじょぶ!」

よかったー、、、嫌味には思われなかったみたいだ


それにしても学校での2人とは全く持って印象が違うな

正直に言うと2人はキュルルンぶりっこラブリー双子♡(正直すぎる)って感じだし、、、

いやぁこれもあれだな。勝手なイメージで人を決めつけてるな
葛西のこともあってそういうふうに人を見ないようにしようって決めてんだ俺は。


きっとこっちが本来の彼らなんだろうし。反省はんせ、、、って、オタクらちょっと頼みすぎじゃあありませんこと?


「小太郎はどうする?」
「あっドリンクバーで、、、」


人が反省に耽ってる間にページの端から端を頼んでいた双子は俺がスペシャルドリンク(ドリンクバーの負の遺産)を飲まされ腹を下しトイレにこもっていた間にペロリと完食してしまっていた


、、、美味しかったから何よりです。、、、はい。





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