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第二章
徒の催花雨《七》
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月亮三蔵と名付けられた幼い法師が手に持つ曹灰長石の数珠が姿を変えていく。握りしめられた数珠がまるで意志を持った様に動き出し、法師の右手首に巻き付きその形を変える。
それは銀色に輝く腕釧へと変わって行き、そこから流れ出た力の渦が法師の掌の中で柄となる部分を作り出す。幼い法師が思わずそれを握れば、柄の先から細く割いた皮を編み込んだ様な縄が現れた。
まるで幼子の手に合わせて作られたような鞭だ。おそらくは天上の桜の鍵の一つ、白黄桜の鍵が自らの主となる幼子を認識し形を変えた。
ならばこの鞭が幼い法師、いや幼い三蔵法師にとって最適な武器となるはずだ。これより先、鞭であることに変わりはないこの武器は、幼子の成長と共に様々な形をした鞭に変わって行くことになるが、今は何の戦いの経験もないこの子供が鞭を振るわなくてはならない。
「まずは、自分と周りにいる村人くらいは守ってみせろ」
目の前で、斑の身体を貫いている二本の剣を持ったままの玄奘が、呟くように月亮に言った。その時、月亮三蔵法師の真横に分裂した一人の斑が現れる。
「法師様!」
村人の叫び声がする中、玄奘の次なる声が響き渡った。
「その鞭は飾り物か! 己を守るため、村人を守るため、天上の桜を守るため戦え!」
その声に釣られるように、月亮は思わず右手を動かす。どうしなければならないと思ったわけではない、それはまるで己が手が勝手に動いたような感覚。そして振り払われたその鞭の一振りが、斑の身体を引き裂く。
その一撃には、村人だけではなく鞭を振り上げた本人である月亮も驚きに睛眸を見開いた。途端、目の前の斑の身体から流れ出た臙脂色の血潮が月亮に降り注ぐ。
それはまるで、早く咲いて天上の桜を守るために戦えと、お前はもうただの何も知らぬ子供ではいられないのだと、月亮の身体を血潮の雨で濡らし尽くす、徒の催花雨のようだった。
「お前が本体だ!」
悟空が振り上げた如意金箍棒が斑の身体を貫く。
戦いの最中、石榴や紫水、泉水達の前に現れた玄奘三蔵一行の力は圧倒的だった。少し前に自分達が暮らす地仙の柏樹の元に来た時にはいなかった幼い妖怪の子供ですら、斑に一歩も負けてはいない。
哪吒の援軍として駆けつけ、斑と戦うことになった石榴達から見れば、まさに一筋の光明の光だった。自分達もまずはできること、玄奘三蔵一行の手からあぶれた斑と戦うことに力を注ぐ。
玄奘三蔵が来たことで、ただ守られるだけだった幼い法師までが手に鞭を持ち戦う。それはまるで、今までも戦っていたかのような鞭さばきだった。
自分が振り上げた鞭の威力は、月亮が想像だにしないものだった。図らずも、御師匠様から託された曹灰長石の数珠。
『これは、私の命よりも大切な物だ。お前の肌身から決して離してはならない』
そう御師匠様がいったから、月亮は片時も肌身放さずずっと持っていた。あの後、総本山から派遣されたと言う僧侶が何人も来て、仏の道の何たるかさえ知らなかった月亮は寺に閉じ込められ、沢山の教えを受けることになった。
だがこの時に至っても、白黄桜の鍵を月亮に託すと決められたわけではなかった。これが平時なら、我こそが天上の桜の護り手にと沢山の高僧が手を上げたかも知れない。だが今は、それを持った時点で邪神や鬼神から攻撃を受け命を奪われる立場になる。だから誰も、火中の栗を拾おうとはしなかったのだ。
そうしている内に総本山から呼び出しが来て、派遣されていた僧侶達が一度戻って行った時に奴等は現れた。自分自身さえ守れない子供の月亮を守ってくれたのは、何の力も持たない村人達。
一度は哪吒太子が来てくれて助かったかと思ったが、相手は強かった。その後、天上界からも援軍が来たと言うのに、応戦する一方に陥った天界軍。神々ですらそうだったと言うのに、次に現れた天上の桜の鍵を持つ三蔵法師は、その場にいる誰よりも強い意志と力を持っているように見えた。
月亮三蔵と名を与えられた瞬間に身体の震えが止まり、曹灰長石の数珠が熱を持った様に動き出すのがわかった。そして自分と数珠が繋がる感じがして、自らの手が鞭の動きに合わせる様に動き出す。これが天上の桜の鍵が、自らを持つ者を護り手として認め繋がった瞬間だった。
幼い守られるだけだった月亮が村人達の前に出て鞭を振るう。月亮がしたことは、ただただ鞭の動きに身体を合わせることだけだった。これは仏の道の全てを教えられる前の、まだ何も知らない子供だからこそ、鞭の意志を感じとりその意のままに動けたとも言える。もしかしたら月亮は、天上の桜の鍵を受けとるべくして受け取った、白黄桜の鍵自身が選んだ護り手だったのかも知れない。
辺りの斑が玄奘三蔵一行の手によって次々と倒れて行く。高僧である三蔵法師と共に旅をしている面々だと言うのに、玄奘三蔵の仲間であるその誰もが、幼い妖怪までが手に武器を持ち血にまみれている。これが嘘偽りのない、天上の桜の鍵を持つ本当の三蔵法師の姿。
玄奘三蔵一行と石榴や紫水、泉水達仙人の荒い息だけが繰り返される中、離れた場所から剣と大斧がぶつかり合う音がして、ブワッと霊氣の嵐が吹き抜ける。
傍から見れば、それは鬼神と邪神の仲間割れに見えなくもない。先程までは天上軍と蒼宮軍の力を持ってしても退けることができなかった邪神の大男が、たった一人の道神にも鬼神にも見える女に追い込まれて行く。
********
徒→一時的ではかない。かりそめ
催花雨→春に早く花咲けとふる雨
光明→あかるい光。希望
図らず→予想しないのに。思わず
平時→戦争や事変のない時。平和な時。変わったことのない時
火中の栗を拾う→自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すたとえ
傍から→部外者として観察するさまなどを表す言い回し。動作を横側から行うさま
退ける→こちらに向かって来るものを負かしたり、寄せつけず追い返したりする。撃退する。後方へ下がらせる。引き下がらせる
次回投稿は22日か23日が目標です。
それは銀色に輝く腕釧へと変わって行き、そこから流れ出た力の渦が法師の掌の中で柄となる部分を作り出す。幼い法師が思わずそれを握れば、柄の先から細く割いた皮を編み込んだ様な縄が現れた。
まるで幼子の手に合わせて作られたような鞭だ。おそらくは天上の桜の鍵の一つ、白黄桜の鍵が自らの主となる幼子を認識し形を変えた。
ならばこの鞭が幼い法師、いや幼い三蔵法師にとって最適な武器となるはずだ。これより先、鞭であることに変わりはないこの武器は、幼子の成長と共に様々な形をした鞭に変わって行くことになるが、今は何の戦いの経験もないこの子供が鞭を振るわなくてはならない。
「まずは、自分と周りにいる村人くらいは守ってみせろ」
目の前で、斑の身体を貫いている二本の剣を持ったままの玄奘が、呟くように月亮に言った。その時、月亮三蔵法師の真横に分裂した一人の斑が現れる。
「法師様!」
村人の叫び声がする中、玄奘の次なる声が響き渡った。
「その鞭は飾り物か! 己を守るため、村人を守るため、天上の桜を守るため戦え!」
その声に釣られるように、月亮は思わず右手を動かす。どうしなければならないと思ったわけではない、それはまるで己が手が勝手に動いたような感覚。そして振り払われたその鞭の一振りが、斑の身体を引き裂く。
その一撃には、村人だけではなく鞭を振り上げた本人である月亮も驚きに睛眸を見開いた。途端、目の前の斑の身体から流れ出た臙脂色の血潮が月亮に降り注ぐ。
それはまるで、早く咲いて天上の桜を守るために戦えと、お前はもうただの何も知らぬ子供ではいられないのだと、月亮の身体を血潮の雨で濡らし尽くす、徒の催花雨のようだった。
「お前が本体だ!」
悟空が振り上げた如意金箍棒が斑の身体を貫く。
戦いの最中、石榴や紫水、泉水達の前に現れた玄奘三蔵一行の力は圧倒的だった。少し前に自分達が暮らす地仙の柏樹の元に来た時にはいなかった幼い妖怪の子供ですら、斑に一歩も負けてはいない。
哪吒の援軍として駆けつけ、斑と戦うことになった石榴達から見れば、まさに一筋の光明の光だった。自分達もまずはできること、玄奘三蔵一行の手からあぶれた斑と戦うことに力を注ぐ。
玄奘三蔵が来たことで、ただ守られるだけだった幼い法師までが手に鞭を持ち戦う。それはまるで、今までも戦っていたかのような鞭さばきだった。
自分が振り上げた鞭の威力は、月亮が想像だにしないものだった。図らずも、御師匠様から託された曹灰長石の数珠。
『これは、私の命よりも大切な物だ。お前の肌身から決して離してはならない』
そう御師匠様がいったから、月亮は片時も肌身放さずずっと持っていた。あの後、総本山から派遣されたと言う僧侶が何人も来て、仏の道の何たるかさえ知らなかった月亮は寺に閉じ込められ、沢山の教えを受けることになった。
だがこの時に至っても、白黄桜の鍵を月亮に託すと決められたわけではなかった。これが平時なら、我こそが天上の桜の護り手にと沢山の高僧が手を上げたかも知れない。だが今は、それを持った時点で邪神や鬼神から攻撃を受け命を奪われる立場になる。だから誰も、火中の栗を拾おうとはしなかったのだ。
そうしている内に総本山から呼び出しが来て、派遣されていた僧侶達が一度戻って行った時に奴等は現れた。自分自身さえ守れない子供の月亮を守ってくれたのは、何の力も持たない村人達。
一度は哪吒太子が来てくれて助かったかと思ったが、相手は強かった。その後、天上界からも援軍が来たと言うのに、応戦する一方に陥った天界軍。神々ですらそうだったと言うのに、次に現れた天上の桜の鍵を持つ三蔵法師は、その場にいる誰よりも強い意志と力を持っているように見えた。
月亮三蔵と名を与えられた瞬間に身体の震えが止まり、曹灰長石の数珠が熱を持った様に動き出すのがわかった。そして自分と数珠が繋がる感じがして、自らの手が鞭の動きに合わせる様に動き出す。これが天上の桜の鍵が、自らを持つ者を護り手として認め繋がった瞬間だった。
幼い守られるだけだった月亮が村人達の前に出て鞭を振るう。月亮がしたことは、ただただ鞭の動きに身体を合わせることだけだった。これは仏の道の全てを教えられる前の、まだ何も知らない子供だからこそ、鞭の意志を感じとりその意のままに動けたとも言える。もしかしたら月亮は、天上の桜の鍵を受けとるべくして受け取った、白黄桜の鍵自身が選んだ護り手だったのかも知れない。
辺りの斑が玄奘三蔵一行の手によって次々と倒れて行く。高僧である三蔵法師と共に旅をしている面々だと言うのに、玄奘三蔵の仲間であるその誰もが、幼い妖怪までが手に武器を持ち血にまみれている。これが嘘偽りのない、天上の桜の鍵を持つ本当の三蔵法師の姿。
玄奘三蔵一行と石榴や紫水、泉水達仙人の荒い息だけが繰り返される中、離れた場所から剣と大斧がぶつかり合う音がして、ブワッと霊氣の嵐が吹き抜ける。
傍から見れば、それは鬼神と邪神の仲間割れに見えなくもない。先程までは天上軍と蒼宮軍の力を持ってしても退けることができなかった邪神の大男が、たった一人の道神にも鬼神にも見える女に追い込まれて行く。
********
徒→一時的ではかない。かりそめ
催花雨→春に早く花咲けとふる雨
光明→あかるい光。希望
図らず→予想しないのに。思わず
平時→戦争や事変のない時。平和な時。変わったことのない時
火中の栗を拾う→自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すたとえ
傍から→部外者として観察するさまなどを表す言い回し。動作を横側から行うさま
退ける→こちらに向かって来るものを負かしたり、寄せつけず追い返したりする。撃退する。後方へ下がらせる。引き下がらせる
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