最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

文字の大きさ
187 / 464
雷帝・第2王国

百八十七話 一人で乗り越えた壁

しおりを挟む
残り6日

雷帝・第2王国の外にでっかい木が生えた、それはめちゃくちゃ見覚えのある木だ

それを斬らないと、修行をさせて貰えない

今日からその木を伐採することになった

「ふっ!」

だがやはり、カーーーンッと弾き飛ばされる、この木はめちゃくちゃ硬い、頑丈すぎる木であった

こんなの斬れる訳がない

「嘘だろ………斬った後もねぇじゃん………やっばいな、やっぱりこれ、、、、けど、楽しいわ、なんか」

「それ、楽しいのね。そんなに斬れないのに」

「うわっ!って、莉乃香かよ。びっくりした」

「蓮がでっかい木を斬ろうとしてるってレッドゾーンに聞いたからよ、斬れた跡も無いのね」

「そうなんだよ………」

斬っても切れない、でっかくて硬い木、斬った跡もない。中々手強いパクリ木であった、ちなみにパクリ木はレンが勝手に付けた名前である、あのアニメと似ている木なため、付けたらしい
    これを切るのはめちゃくちゃ時間がかかるはずなのに、一週間以内では流石に無理な気がすると感じている。だが斬れないと修行は始まらない、強くなるためにレンは必死に頑張る。パクリ木を伐採出来るまで斬り続ける

一日中やっていると、莉乃香が心配するため、夜になったらやめ、朝になったら初めとちゃんと決めている

「莉乃香は斬れるか?このパクリ木」

「パクリ木?パクリ木ってこの事よね?」

「ああ、あの木と全く一緒だったから、パクリ木と名付けた」

「あぁ………あれね、何となく分かったわ。蓮がよく見てたアニメの事ね」

「そうそう!よく覚えてたな、その木に似てるからさ」

「確かに似てるわね…………だからパクリ木って言ってたのね」

この木はあのアニメの木に似ているため、パクリ木と名付けた。似すぎてモザイクをかけるのもありかもしれない、モザイクをかけとかないとまずいくらいであった。この木があったアニメはレンが良く見ていたアニメだった
    まだ現実に居た頃に、見ていた、ラノベも見ていた、それくらい好きであった。現実に帰って、早くアニメが見たいのはここに来てから、ずっと思っていた。現実に帰ったら、何年経ってるかが分からない、どれくらい掛かってるのか分からない

けど、アニメを見たい欲はずっとある

クリアするには強くなるしかない、強くなるにはこの木をぶった切らなければならない

「思いっきり振ってみるか、ワンチャンあるか?」

「全力で行くなら、私はちょっと下がってるわね」

「ああ、助かる」

スキル フルバースト・ゼロ

フル強化された、零度の凍り付いた剣で木を切り裂こうとする

木とぶつかり合う

「くっ………!」

カーーーンッと押し返される、木とぶつかり合うなんて滅多に無いことである。だが新しいスキル、フルバースト・ゼロはまだ未完成だった。未完成野スキルを試しに使って見たが無理だった、弾き返されてしまった。中々頑丈のパクリ木
   だが切れなかったからって諦める訳では無い、まだまだ諦めない、ずっと斬り続けて、この木をぶった切るまでは絶対諦めずやると決めている、出来ない可能性なんてない、出来ないと思っているから出来ない、絶対に出来ると心の中で言い続ける

アニメ好きだから、レンはこういうのは好み

「まだまだ時間があるわよ、続ける?」

「もちろんだ!時間になるまでやる!」

「私が傍にいるから、折れないでよね。蓮のずっと隣に居るから」

「ああ!ありがとう!」

安心してレンは伐採しに行った、傍に居ると言ってくれた、絶対折れちゃいけない。莉乃香が居るから折れない。この木をぶった切るためにレンは死ぬ気で頑張る、だが遅くまではやらないつもりでいるらしい、きっと仲間が心配する
   何回も心配させる訳にはいかない、ちゃんと夜には帰って仲間を安心させる。朝、昼、夕方は頑張らなきゃならない、休憩も入れつつ、木をぶった斬る。修行がしたい、修行がしたいと言って焦ってはいけない、冷静に、戦いでも冷静が大事

この木を切るだけでも、とてもいい修行となる。力を入れて木を切っているため、パワーが上がるかもしれない

「もう一回!」

一回

「ふっ!」

二回

「はぁっ!」

三回

「らァっ!」

四回

「はっ!」

何度も何度も切ろうとしているが、弾き返されてしまう。こんなの無理ゲーな話だ。こんなの切るなんて無理があると思うが、レンは諦めない、諦めちゃならない。莉乃香が居る限り、心は折れないままであった、これは偉いことだ
   出来ない事に挑戦するって中々ハードな事だと思うが、そんなハードでもクリアしないといけない。だがハードで難しいからってムキになってずっと続けるのは良くない、強くなるためには、早く寝る、早く寝て、また明日やるというのをレンは続ける

そして夜になった

あれから何回やっただろうか

多分100以上はやっていた

(あれ、あのパクリ木、切れっかな………新しいスキルで切ろうとしてるんだが、まだ完成してないんだよな)

「はぁ………強くなるって難しいな、人間は悩み事に困る、強くなるって何なんだろう。今までは強くなる、、、というか、勝手に強くなってきた………だから分からない」

今までは勝手に強くなってきた、自分の力じゃない、自分の力で強くなってきた訳じゃないとレンは言っている。今度は自分の力で強くならなきゃいけない、そうなってくる
    でも今の修行は莉乃香が居るため、人に頼ってしまっている。人に頼ったら、自分で強くなれない。仲間で強くなってしまっている、そんなのはダメであった。レンは莉乃香に頼ってちゃ、強くはなれない

仲間に頼ったら、ダメなんだと

「莉乃香に頼ったら、ダメだ。自分で強くならないと」

『そうだ、今度は自分で強くなれ。自分でどうにかしろ』

「ああ………ってレッドゾーン!?びっくりした、いきなり出てくんなって心臓無くなる」

『はは、悪いな。どうだ?あの木、硬いだろ?』

「手を見れば分かる、かなり硬い。強く握りすぎたせいか、手が擦れてるもん」

『だから包帯巻いていたのか、すまんな。これは試験だから、無理させることしか出来ない』

「大丈夫大丈夫、これくらいは」

まだ手がヒリヒリするが大丈夫と笑顔を見せる、手の擦り傷で脱落したら、あの木はぶった切れなくなる。修行をするために、あのパクリ木を意地でもぶった斬る。出来ないことに挑戦するのは楽しくもある、楽しくやれば、心は折れない
   あのパクリ木は何としても切らなければ、だが焦る必要はない、まだ6日もある。焦るなんてことはする必要がない、1週間以内に切れば大丈夫と、安心しているレンであった

それから何日、朝、昼、晩、毎日やっても切れなかった

そして遂に最終日となった

『さあ、これで切れなかったら、我からの修行は無しとなる』

「ああ、分かってる」

今回は仲間が居ない

居たら、きっと無理だ

一人で超えたい、一人でぶった切りたい

武器を構える、思いっきり握る

スキル フルバースト・ゼロ

「はぁぁぁぁぁッ!!」

ぶつかり合う

「くっ………ぶった切れろ、この野郎ぉぉォッ!!」

パクリ木にヒビが入る

(切り裂ける、こんな木、切り裂いてみせる!)

「フルバースト、、、、、ゼロッッ!!!」

切り裂いた

切り裂い後は、凍って砕け散った

前までは弾かれ、未完成だったフルバースト・ゼロは完成され、パクリ木を切り裂いた

10-4「デカくて硬い木を伐採せよ」がクリアされました

『…………合格だ、レン!』

「はぁ……はぁ……はぁ………よし!しかもこのスキル、完成した!」

『我はお前に興味が湧いた、次の試練に移るぞ、レン』

「ああ!」

興味を持たれたレンは次の試練へ向かう

次は・・・・

『次にやってもらう事は、ブラックナイトと同じ実力のボスだ』

「な、なんだこいつら………ってか、3体もかよ!」

モンスター3体

ウホウホ修羅ゴリラ(3つの顔と、3つの顔を持つ者)

二刀流・ミノタウロス(2本の剣を持ったミノタウロス)

ダブルグリフォン(顔が2つある、グリフォン)

『ああ、これを24時間以内にクリアしろ』

「は?ちょ、待って!」

『やれ、ボスモンスター共』

10-5「24時間以内に3体のモンスターを撃破せよ」

第2の試練、開始
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

科学×魔法で世界最強! 〜高校生科学者は異世界魔法を科学で進化させるようです〜

難波一
ファンタジー
「魔法ってのは……要はエネルギーの制御だろ?」 高校生にして超人的な科学知識を持つ天才・九条迅は、ある日、異世界アルセイア王国に「勇者」として召喚された。 だが、魔王軍との戦争に駆り出されると思いきや—— 「お前、本当に勇者か? 剣も魔法も、まともに使えないのか……?」 「科学的に考えれば、魔法ってのはもっと進化できるはずだ!」 剣も魔法も素人の迅だったが、「魔法を科学的に解析し、進化させる」という異端の方法で異世界の常識を根底から覆し始める! 魔法の密度を最適化した「魔力収束砲」 魔法と人体の関係を解明し、魔力を増大させる「魔力循環トレーニング」 神経伝達を強化し、攻撃を見切る「神経加速《ニューロ・ブースト》」 次々と編み出される新技術に、世界は驚愕! やがて、魔王軍の知将《黒の賢者》アーク・ゲオルグも迅の存在に興味を持ち始め—— 「科学 vs 魔法」「知能 vs 知能」 最強の頭脳戦が今、幕を開ける——! これは、「魔法を科学で進化させる勇者」が、異世界を変革していく物語! ※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜

タナん
ファンタジー
 オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。  その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。  モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。  温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。 それでも戦わなければならない。  それがこの世界における男だからだ。  湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。  そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。 挿絵:夢路ぽに様 https://www.pixiv.net/users/14840570 ※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。

ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!

さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。 冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。 底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。 そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。  部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。 ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。 『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

処理中です...