6 / 33
隣人の秘事
しおりを挟む
ーーーーー
モブ×美人さん ←隣人
のぞき。モブ(複数)。口淫。精飲。ビッチ。官能小説風。
ーーーーー
今日も淫らな夜が始まる。
隣人は綺麗な人である。私が仕事へ向かう午前8時、彼は気怠げな様子で、しかしにこやかに「いってらっしゃい」と見送ってくれる。彼と夕方以降に会ったことはない。
ああ、今日は三人か。
初めは、聞こえてきた声だった。苦しげなそれに、すわ隣人の危機かと身構え、聞き耳を立てれば、それは嬌声であった。毎朝の「いってらっしゃい」と同じ、間違いようのない隣人の声だ。呆然とその声を聞きながら、気付けば私の陰茎は強く屹立していた。己の心臓の音が耳障りで、その晩はまんじりともせず、朝を迎えた。微かな嬌声は夜通し止むことはなかった。隣人が「気怠げ」であったのは、こういうことかと妙に冷静な思考が頭をよぎる。
その朝も、彼の「いってらっしゃい」を背にいつも通り仕事へ向かった。それから、夜になると彼の嬌声で自慰をするようになった。初めは声だけで満足だった。しかし、人間とは欲深いものだ。徐々にそれでは満足できなくなり、ある日、壁に穴を開けることを思いついた。指の先くらいの小さな穴ならば、バレないだろう。それに、ボロアパートだ。穴のひとつやふたつくらい、と彼がいない休日にさっそく穴を開けることにした。壁の穴は意外にも簡単に開いた。まあ、声が聞こえるくらいなのだから、そういうものかもしれない。しかしこれで私は彼を、「見られる」ようになったのだった。
そうして分かったのは、彼が、一晩に複数の男を相手にしていること。相手は若い男ばかりであること。そして、彼を「女だと思って」いる男を驚かせるのが好きなことなどだ。始めは幻滅した、ように思う。しかし、目の前で繰り広げられる淫猥な光景に私はいつしか魅入られていた。
ああ、今日も美味しそうに頬張っている。あれが私の逸物であれば……そう思わない日はない。彼はザーメンが好きなようだ。私が見る限り、好んで口にしているように思う。一般的に精液というのは不味いものと思われるが、彼にとってはそうではないらしい。今も二本のペニスを手に取り、残る一本をいやらしくしゃぶっている。と、目があった。気のせいか……。いや、今……目を細めて、口が塞がっていて確証はないが、きっと笑った。私の方を見て、笑ったのだ。湧き上がる悦びに水を差すように、男の驚く声が聞こえる。さて、二人は出て行ってしまったようだ。
穴を覗けば、彼がまさに残った男のペニスを呑み込まんとする所だった。彼の身体はどこもかしこも美しいが、口元と尻の窄まりは群を抜いている。慎ましやかな蕾が花開くように、グロテスクな男性器を呑み込んでいく。男は挿れただけで達してしまったようだ。どれほどの名器なのだろう……私は彼の体温と胎内の柔らかな蠢きを想像し、それだけで逝ってしまいそうだ。それから彼は、男に跨ったまま、二度、男を射精させた。そうして自分は一度も出さぬまま、男のペニスを己から引き抜くと、手淫と口淫を始めた。同時に男の性感となり得るあらゆる場所を弄ぶ。嬲っているとさえ感じられる愛撫の果てに、もはや精液と呼ぶのも烏滸がましいほどさらさらの液体を出しながら、男は力尽きたようだ。彼はその液体をペニスごと名残惜しそうに舐め上げ、そうして、私の方を向いて、こう、言った。
「来週の今日、金曜の夜は、君の相手をしてあげる。君だけの相手をね。だから……一週間、たっぷり溜めておくんだよ。毎日、私のことちゃぁんと見て。でも、出したら駄目。守れる?」
私は夢中で返事をしていた。歓喜に胸が震える。ザーメンが大好きな彼の為に、溜め込まなければ。彼が微笑ましそうに笑っている。そうしていれば、朝の彼だ。そうだ。柔和で朗らかな彼も、卑猥でふしだらな彼もどちらも隣人の本質なのだろう。ああ、男が気がついた。彼はそちらに向かう。私もそろそろ寝なければ。まだ勃ったままのペニスには気づかないふりで、私は横になった。そして、彼との性交はどんなかと期待に胸を膨らませながら、目を閉じた。
モブ×美人さん ←隣人
のぞき。モブ(複数)。口淫。精飲。ビッチ。官能小説風。
ーーーーー
今日も淫らな夜が始まる。
隣人は綺麗な人である。私が仕事へ向かう午前8時、彼は気怠げな様子で、しかしにこやかに「いってらっしゃい」と見送ってくれる。彼と夕方以降に会ったことはない。
ああ、今日は三人か。
初めは、聞こえてきた声だった。苦しげなそれに、すわ隣人の危機かと身構え、聞き耳を立てれば、それは嬌声であった。毎朝の「いってらっしゃい」と同じ、間違いようのない隣人の声だ。呆然とその声を聞きながら、気付けば私の陰茎は強く屹立していた。己の心臓の音が耳障りで、その晩はまんじりともせず、朝を迎えた。微かな嬌声は夜通し止むことはなかった。隣人が「気怠げ」であったのは、こういうことかと妙に冷静な思考が頭をよぎる。
その朝も、彼の「いってらっしゃい」を背にいつも通り仕事へ向かった。それから、夜になると彼の嬌声で自慰をするようになった。初めは声だけで満足だった。しかし、人間とは欲深いものだ。徐々にそれでは満足できなくなり、ある日、壁に穴を開けることを思いついた。指の先くらいの小さな穴ならば、バレないだろう。それに、ボロアパートだ。穴のひとつやふたつくらい、と彼がいない休日にさっそく穴を開けることにした。壁の穴は意外にも簡単に開いた。まあ、声が聞こえるくらいなのだから、そういうものかもしれない。しかしこれで私は彼を、「見られる」ようになったのだった。
そうして分かったのは、彼が、一晩に複数の男を相手にしていること。相手は若い男ばかりであること。そして、彼を「女だと思って」いる男を驚かせるのが好きなことなどだ。始めは幻滅した、ように思う。しかし、目の前で繰り広げられる淫猥な光景に私はいつしか魅入られていた。
ああ、今日も美味しそうに頬張っている。あれが私の逸物であれば……そう思わない日はない。彼はザーメンが好きなようだ。私が見る限り、好んで口にしているように思う。一般的に精液というのは不味いものと思われるが、彼にとってはそうではないらしい。今も二本のペニスを手に取り、残る一本をいやらしくしゃぶっている。と、目があった。気のせいか……。いや、今……目を細めて、口が塞がっていて確証はないが、きっと笑った。私の方を見て、笑ったのだ。湧き上がる悦びに水を差すように、男の驚く声が聞こえる。さて、二人は出て行ってしまったようだ。
穴を覗けば、彼がまさに残った男のペニスを呑み込まんとする所だった。彼の身体はどこもかしこも美しいが、口元と尻の窄まりは群を抜いている。慎ましやかな蕾が花開くように、グロテスクな男性器を呑み込んでいく。男は挿れただけで達してしまったようだ。どれほどの名器なのだろう……私は彼の体温と胎内の柔らかな蠢きを想像し、それだけで逝ってしまいそうだ。それから彼は、男に跨ったまま、二度、男を射精させた。そうして自分は一度も出さぬまま、男のペニスを己から引き抜くと、手淫と口淫を始めた。同時に男の性感となり得るあらゆる場所を弄ぶ。嬲っているとさえ感じられる愛撫の果てに、もはや精液と呼ぶのも烏滸がましいほどさらさらの液体を出しながら、男は力尽きたようだ。彼はその液体をペニスごと名残惜しそうに舐め上げ、そうして、私の方を向いて、こう、言った。
「来週の今日、金曜の夜は、君の相手をしてあげる。君だけの相手をね。だから……一週間、たっぷり溜めておくんだよ。毎日、私のことちゃぁんと見て。でも、出したら駄目。守れる?」
私は夢中で返事をしていた。歓喜に胸が震える。ザーメンが大好きな彼の為に、溜め込まなければ。彼が微笑ましそうに笑っている。そうしていれば、朝の彼だ。そうだ。柔和で朗らかな彼も、卑猥でふしだらな彼もどちらも隣人の本質なのだろう。ああ、男が気がついた。彼はそちらに向かう。私もそろそろ寝なければ。まだ勃ったままのペニスには気づかないふりで、私は横になった。そして、彼との性交はどんなかと期待に胸を膨らませながら、目を閉じた。
0
あなたにおすすめの小説
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる