[BL短編集]性癖の煮凝り[不定期更新]

しみ

文字の大きさ
25 / 33

血の繋がらない兄は開発済み

しおりを挟む
ーーーーー

 弟×血の繋がらない兄

アナニー、自己開発、口淫、匂いフェチ?
襲い受け、初めて

ーーーーー




 あ゛ーむらむらする。シコりたい。布団に横になって悶々とする。俺がこんなアホなことを考えているのは、部屋のエアコンが壊れたせいだ。


 連日の猛暑でフル稼働していた俺の部屋のエアコンが壊れた。修理は1ヶ月以上の待ちらしい。当然そんなエアコンのない部屋で寝られる訳もなく、俺は寝る場所を変えることになった。

自分の部屋以外にエアコンが有るのは、リビング、両親の寝室、兄の部屋だ。リビングは……朝早くから起こされんのはやだ。せっかくの夏休みなんだからゆっくり寝たい。両親の寝室?ないない。最近再婚したばかりの2人はらぶらぶ新婚さん状態だからな。となると、兄、と言っても血の繋がりはないけど……の部屋しかないか。本人に聞いたら「……ん、わかったよ~」と、一瞬微妙な顔をした後オッケーをもらえた。なんていう流れで、兄、ナオトさんの部屋で寝ることになった。

 数日は特に問題なかった。意外にも、むしろ居心地は良かったくらい。けど、健全な若者である俺にはひとりの時間も大切だった。ヌきたい。でも、他人様の部屋でいつ見られるかわからん状態でやる勇気はない。仕方ない、とりあえず寝よう。


 夜中、物音で意識が浮上した。働かない頭でぼんやり前を見ると、ナオトさんの寝ているベッドが見える。腰の辺りにかけらたタオルケットがかすかに動いている。俺に背中を向けたナオトさんがなにかもぞもぞとして……ぁ、オナニーしてる?一度そう思うとそうとしか考えられなくなった。うわ、腰びくびくして……ん?なんか腕の位置おかしくね?タオルケットの中で動いてんの……手だよな。何で片手だけ腰の方に避けてんだ?ん?え……もしかして、ケツ!?ア、アナニーってやつ!?え……マジか!?あ、ちっちゃく喘いでる。え、えっろ……やば……でも、ねむ……


***


 『ね、タクミくん……おれのお尻に興味あるの?えっちだね♡……見てみたい?そ、れ、と、も♡挿れたい?』

 ガバッと布団から起き上がる。キョロキョロと周りを見れば、外は明るい。ベッドはもぬけのからで、ナオトさんの姿はない。ゆ、め?はっ!もしかし、て……っ!あー……うー……うん。デスヨネー。股間のあたりがべっとりと湿っている。

「はぁ……いや、ナオトさんでって……いかんだろ。男だし、兄だし。」

ぶんぶんと頭をふっても、さっきの色っぽいナオトさんが頭から離れない。むしろ思い出したせいで、エレクトしてしまった。この後の処理をどうするか考えていると、部屋の扉が開いてナオトさんが入ってきた。とりあえずタオルケットで下半身を隠す。

「お、おはようございマス」
「………おはよ~」

ナオトさんは、一歩部屋に入った所で立ち止まって、何か考えている風だ。気まずくて挨拶すると、ややあって返された。どうしたんだろ?みていると、すんすんと匂いを嗅ぐような動作をした後、ナオトさんは後ろ手に扉を閉めて、俺の方に近付いてきた。

「タクミくん……。」
「は、はい?」
「夢精した?」

は?

「めちゃくちゃ、えっちな匂いしてる……♡」

「あぁ……♡もう……我慢できないんだけど……♡」

「タクミくんと同じ空間に居れるだけでいいって思ってたけど……はぁはぁ……♡こんな、濃い君の香り……♡」

う、ぇ?は?

「ぇ、と……」
「あぁっ♡ごめんね!興奮しちゃって……♡」

ナオトさんが俺の股間に近づいてくる。反応できずにいると、下半身に掛けていたタオルケットを取られた。ナオトさんの様子にちょっとビビったジュニアは少し萎えて半勃ちになってる。ナオトさんは容赦なく、俺のズボンとパンツをずらすと、夢精してべちょべちょのそれを口に咥えた。咥えた!?

「は、えっ……ちょっ、っく、う……」

え、なに……気持ちいい!!やばい!!

「ふ……はぁ……ヒャクミふんのヒャーメンおひひい♡」

ナオトさんはずっとうっとりした顔で……周辺に付いているものも舐め取っている。えっっろ!え?何が行われて……?頭は混乱しているけど、ちんこは気持ちいい!やばい!

 寝る時用に26℃に設定したエアコンでは、明るい時間の、興奮した男二人の熱気を抑えられないらしい。背中に汗がにじむ。

「っく…は、はっ…も、っう…でま、す!はなし…」
「ひーよ、ひょのままらして♡」
「っ!!」

一際じゅっと吸いつかれて、思わずイってしまった。ナオトさんは俺のちんこをずるずる吸いながら口を離した。

「あ、の……」

目をつぶって、停止するナオトさんは、しばらくしてぐちゅぐちゅと口をすすぐ動作をして、口の中のものを飲み下した。え?

「は……おいし……♡」

いや、な、え?その表情(かお)はずるい。そんなうっとりした顔はずるいって……。賢者タイムのはずなのに、どきどきする。

「ふぅーー……」

ナオトさんが満足げなため息をつく。俺のザーメン飲んでそんななの!?なんで!?俺が頭を抱えていると、ナオトさんがニンマリした顔で、再び俺にすり寄ってきた。

「もっとえっちなこと、する♡?」

首を縦にふると、ナオトさんはおもむろに自分のズボンとパンツを脱いだ。

「じゃあ、仰向けに寝っ転がって♡」

言われたとおりにする。ナオトさんは俺をまたぐように立つと、俺の頭の方に尻を向けて、また俺のちんこを舐め始めた。目の前に真っ白なし、り……なんか、え……穴、えろ……え?こんな、だっけ……?ナオトさんはベッドの方に手を伸ばして、ごそごそと何かを探すと、ローションを取り出した。そして、それを自分の手につけると、アナルに手を伸ばして……わ……すご……

くちゅ、ぐちゅ…と目の前でいじられる穴が気になって、手を伸ばす。フチのあたりをそっと撫でると、

「ひゃっ!さ、わってくれるの?いいよ♡ほら、もっとぐちゅぐちゅしていいんだよ♡」

と、ローションを足される。言われたとおり、とりあえず指を突っ込んでみた。にゅぷぷぷ……

「ぅ、わ……やば……これ、絶対気持ちぃ……」
「嬉しいこと言ってくれるね~♡じゃあ、その気持ちぃの、体験しちゃおうか♡」
「え…」

ナオトさんは体を起こすと、そのまま、前、俺の足元側にずれる。そして、俺のちんこを右手で支えると、その上に腰を落としていく。

ずちゅ…ぷ、ぐぶ……ぢゅ、ぷぷぷ……

ちんこが呑まれていく。暑い。二人とも汗だくで、ナオトさんの中もひときわ暑い。と、ぺちゃんとナオトさんの尻が俺の下腹部に触れた。飲み込まれた。きゅきゅと根元を締め付ける刺激が気持ちいい。そのまま、ナオトさんは腰を振り始める。

ぐちゅ、ぺちょ、にゅぷ、ぐぢゅ!ぺちゃ!

汗ばんだ肌と肌が重なったところで、変な水音がする。

「あっ♡は…♡ひぃ、やば…♡タ、クミくんの♡はっ♡ふ、ぅ…♡すっ、ごい♡♡」
「お、れも!や、ばっ……っく、は…」
「っ!あ゛っ!!ひっ、は……っく、ぅ!♡♡♡」
「っ、く……!!」

腰が勝手に動く。って、え!俺、ゴムしてない!!え、中出ししてるけどいいの?よくないよね!


***


 一線超えてしまった……。血の繋がらない兄と。いや、え?ナオトさんって、え?

「ぁ、おれのこと、ビッチだとか思ってるでしょ?」
「え゛!?」

なぜバレた?

「おれ、初めてだからね?」
「え、うそでしょ。だってあんな穴してるし。」
「うそじゃないよ!おれ、タクミくんに一目惚れしたんだよね。で、開発したの。」
「いや、あの夢精当ててくる感じとか絶対うそだ」
「っ!そ、それは……(タクミくんの洗濯物のパンツとか、ゴミ箱のティッシュを嗅いだなんて言えない!!)とにかく!おれもはじめてだよ!」
「ふぅん……」
「ずっ、ずっと君が好きだったんだ!お、れのこと……オナホでもいいから、使って?」

ごくり。俺は無意識に唾を飲み込む。一回ライン超えたら、何回やっても同じだよな……。

「エアコンの工事あるまでは、同じ部屋だから……よろしく、ナオトさん。」

 そんな嬉しそうな顔しないでよ。なんかぐちゃぐちゃにしたくなっちゃうじゃん。額からつうっと流れた汗が、足元のナオトさんへ向かって落ちていった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

父のチンポが気になって仕方ない息子の夜這い!

ミクリ21
BL
父に夜這いする息子の話。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...