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血の繋がらない兄は開発済み

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 弟×血の繋がらない兄

アナニー、自己開発、口淫、匂いフェチ?
襲い受け、初めて

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 あ゛ーむらむらする。シコりたい。布団に横になって悶々とする。俺がこんなアホなことを考えているのは、部屋のエアコンが壊れたせいだ。


 連日の猛暑でフル稼働していた俺の部屋のエアコンが壊れた。修理は1ヶ月以上の待ちらしい。当然そんなエアコンのない部屋で寝られる訳もなく、俺は寝る場所を変えることになった。

自分の部屋以外にエアコンが有るのは、リビング、両親の寝室、兄の部屋だ。リビングは……朝早くから起こされんのはやだ。せっかくの夏休みなんだからゆっくり寝たい。両親の寝室?ないない。最近再婚したばかりの2人はらぶらぶ新婚さん状態だからな。となると、兄、と言っても血の繋がりはないけど……の部屋しかないか。本人に聞いたら「……ん、わかったよ~」と、一瞬微妙な顔をした後オッケーをもらえた。なんていう流れで、兄、ナオトさんの部屋で寝ることになった。

 数日は特に問題なかった。意外にも、むしろ居心地は良かったくらい。けど、健全な若者である俺にはひとりの時間も大切だった。ヌきたい。でも、他人様の部屋でいつ見られるかわからん状態でやる勇気はない。仕方ない、とりあえず寝よう。


 夜中、物音で意識が浮上した。働かない頭でぼんやり前を見ると、ナオトさんの寝ているベッドが見える。腰の辺りにかけらたタオルケットがかすかに動いている。俺に背中を向けたナオトさんがなにかもぞもぞとして……ぁ、オナニーしてる?一度そう思うとそうとしか考えられなくなった。うわ、腰びくびくして……ん?なんか腕の位置おかしくね?タオルケットの中で動いてんの……手だよな。何で片手だけ腰の方に避けてんだ?ん?え……もしかして、ケツ!?ア、アナニーってやつ!?え……マジか!?あ、ちっちゃく喘いでる。え、えっろ……やば……でも、ねむ……


***


 『ね、タクミくん……おれのお尻に興味あるの?えっちだね♡……見てみたい?そ、れ、と、も♡挿れたい?』

 ガバッと布団から起き上がる。キョロキョロと周りを見れば、外は明るい。ベッドはもぬけのからで、ナオトさんの姿はない。ゆ、め?はっ!もしかし、て……っ!あー……うー……うん。デスヨネー。股間のあたりがべっとりと湿っている。

「はぁ……いや、ナオトさんでって……いかんだろ。男だし、兄だし。」

ぶんぶんと頭をふっても、さっきの色っぽいナオトさんが頭から離れない。むしろ思い出したせいで、エレクトしてしまった。この後の処理をどうするか考えていると、部屋の扉が開いてナオトさんが入ってきた。とりあえずタオルケットで下半身を隠す。

「お、おはようございマス」
「………おはよ~」

ナオトさんは、一歩部屋に入った所で立ち止まって、何か考えている風だ。気まずくて挨拶すると、ややあって返された。どうしたんだろ?みていると、すんすんと匂いを嗅ぐような動作をした後、ナオトさんは後ろ手に扉を閉めて、俺の方に近付いてきた。

「タクミくん……。」
「は、はい?」
「夢精した?」

は?

「めちゃくちゃ、えっちな匂いしてる……♡」

「あぁ……♡もう……我慢できないんだけど……♡」

「タクミくんと同じ空間に居れるだけでいいって思ってたけど……はぁはぁ……♡こんな、濃い君の香り……♡」

う、ぇ?は?

「ぇ、と……」
「あぁっ♡ごめんね!興奮しちゃって……♡」

ナオトさんが俺の股間に近づいてくる。反応できずにいると、下半身に掛けていたタオルケットを取られた。ナオトさんの様子にちょっとビビったジュニアは少し萎えて半勃ちになってる。ナオトさんは容赦なく、俺のズボンとパンツをずらすと、夢精してべちょべちょのそれを口に咥えた。咥えた!?

「は、えっ……ちょっ、っく、う……」

え、なに……気持ちいい!!やばい!!

「ふ……はぁ……ヒャクミふんのヒャーメンおひひい♡」

ナオトさんはずっとうっとりした顔で……周辺に付いているものも舐め取っている。えっっろ!え?何が行われて……?頭は混乱しているけど、ちんこは気持ちいい!やばい!

 寝る時用に26℃に設定したエアコンでは、明るい時間の、興奮した男二人の熱気を抑えられないらしい。背中に汗がにじむ。

「っく…は、はっ…も、っう…でま、す!はなし…」
「ひーよ、ひょのままらして♡」
「っ!!」

一際じゅっと吸いつかれて、思わずイってしまった。ナオトさんは俺のちんこをずるずる吸いながら口を離した。

「あ、の……」

目をつぶって、停止するナオトさんは、しばらくしてぐちゅぐちゅと口をすすぐ動作をして、口の中のものを飲み下した。え?

「は……おいし……♡」

いや、な、え?その表情(かお)はずるい。そんなうっとりした顔はずるいって……。賢者タイムのはずなのに、どきどきする。

「ふぅーー……」

ナオトさんが満足げなため息をつく。俺のザーメン飲んでそんななの!?なんで!?俺が頭を抱えていると、ナオトさんがニンマリした顔で、再び俺にすり寄ってきた。

「もっとえっちなこと、する♡?」

首を縦にふると、ナオトさんはおもむろに自分のズボンとパンツを脱いだ。

「じゃあ、仰向けに寝っ転がって♡」

言われたとおりにする。ナオトさんは俺をまたぐように立つと、俺の頭の方に尻を向けて、また俺のちんこを舐め始めた。目の前に真っ白なし、り……なんか、え……穴、えろ……え?こんな、だっけ……?ナオトさんはベッドの方に手を伸ばして、ごそごそと何かを探すと、ローションを取り出した。そして、それを自分の手につけると、アナルに手を伸ばして……わ……すご……

くちゅ、ぐちゅ…と目の前でいじられる穴が気になって、手を伸ばす。フチのあたりをそっと撫でると、

「ひゃっ!さ、わってくれるの?いいよ♡ほら、もっとぐちゅぐちゅしていいんだよ♡」

と、ローションを足される。言われたとおり、とりあえず指を突っ込んでみた。にゅぷぷぷ……

「ぅ、わ……やば……これ、絶対気持ちぃ……」
「嬉しいこと言ってくれるね~♡じゃあ、その気持ちぃの、体験しちゃおうか♡」
「え…」

ナオトさんは体を起こすと、そのまま、前、俺の足元側にずれる。そして、俺のちんこを右手で支えると、その上に腰を落としていく。

ずちゅ…ぷ、ぐぶ……ぢゅ、ぷぷぷ……

ちんこが呑まれていく。暑い。二人とも汗だくで、ナオトさんの中もひときわ暑い。と、ぺちゃんとナオトさんの尻が俺の下腹部に触れた。飲み込まれた。きゅきゅと根元を締め付ける刺激が気持ちいい。そのまま、ナオトさんは腰を振り始める。

ぐちゅ、ぺちょ、にゅぷ、ぐぢゅ!ぺちゃ!

汗ばんだ肌と肌が重なったところで、変な水音がする。

「あっ♡は…♡ひぃ、やば…♡タ、クミくんの♡はっ♡ふ、ぅ…♡すっ、ごい♡♡」
「お、れも!や、ばっ……っく、は…」
「っ!あ゛っ!!ひっ、は……っく、ぅ!♡♡♡」
「っ、く……!!」

腰が勝手に動く。って、え!俺、ゴムしてない!!え、中出ししてるけどいいの?よくないよね!


***


 一線超えてしまった……。血の繋がらない兄と。いや、え?ナオトさんって、え?

「ぁ、おれのこと、ビッチだとか思ってるでしょ?」
「え゛!?」

なぜバレた?

「おれ、初めてだからね?」
「え、うそでしょ。だってあんな穴してるし。」
「うそじゃないよ!おれ、タクミくんに一目惚れしたんだよね。で、開発したの。」
「いや、あの夢精当ててくる感じとか絶対うそだ」
「っ!そ、それは……(タクミくんの洗濯物のパンツとか、ゴミ箱のティッシュを嗅いだなんて言えない!!)とにかく!おれもはじめてだよ!」
「ふぅん……」
「ずっ、ずっと君が好きだったんだ!お、れのこと……オナホでもいいから、使って?」

ごくり。俺は無意識に唾を飲み込む。一回ライン超えたら、何回やっても同じだよな……。

「エアコンの工事あるまでは、同じ部屋だから……よろしく、ナオトさん。」

 そんな嬉しそうな顔しないでよ。なんかぐちゃぐちゃにしたくなっちゃうじゃん。額からつうっと流れた汗が、足元のナオトさんへ向かって落ちていった。
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