薬師、奴隷を買う、、、ん?奴隷に襲われるってどういうこと!?

さえ

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第八話 初モンスター

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もしゃもしゃ。側から見ると飢えたおっさんが道草をリアルで喰っている様に見えるだろう。
ノンノン、片っ端から鑑定しているのだ。
何個か使えると思った薬草は摘んでおいた。
プロテイン草とか言うやつも見つけた。これは本には載ってなかった。草なのにタンパク質を多く含んでいるそうだ。筋トレとかにも使えるから、粉末状にして水に溶かして飲める様にしたら売れるのではないか?
薬草はそのまま食べても効果があるらしいが効果が薄く味も不味い。さらにそのまま食べたらダメなやつもあるらしい。まぁ、それはスキルで一目瞭然なので安心だ。




ここら辺りの大体の草はわかる様になってきた時、透明でなんだかプルンとした物体を発見した。
ひょっとして?

・・・







スライムだ。








・・・








特に何もしてこないんかいw
思わず突っ込んでしまった。

小石を拾って投げつけてみる。

・・・


プルン、、、シュワー

中に沈み込んでゆっくり消えていった。
敵意もなさそうだし倒す必要もないか?




そんなふうに思っていた自分が恥ずかしい。
近寄って素手で触ろうとした。

ベチャッ
突然スライムが飛んできた。
頭はなんとか避けたが肩にスライムが付いた。

「うわっ」
剥がそうとする。

ネチャー

剥がれない。
スライムを見るとなんだかシュワシュワと気泡が浮かび始めていた。


スライムの消化液は石でも溶かす。
さっきの自分の行動で気づく。

服が少しずつ溶けていく。




やばい。



なんとか素手で剥がそうとするが剥がれない。
触っていた手が消化液で荒れてくる。

「ちょっ。剥がれろって」

焦る。


服が溶けて少しずつ素肌に消化液がかかる。

熱い。
痛い。


もう自分が怪我することも覚悟でスライムにナイフを突き立てる。

意味がない。

なんならナイフの刃が溶ける。




「なんだコイツ?スライム如きでこんなことになるって。なぁいくら出せる?」
ギルドで揶揄ってきたやつだ。


「助けてくれ。金は出すから」
プライドなんてもう無いに等しい。



「言ったな?はいこれ。10万で買え。回復薬と酒」

「なっどういうっ「これを、こうだ」」

俺は頭から酒をかけられた。

「ここに火をつけるとどうなるかな?ヒヒッ『スパーク』」

あろうことか男は俺に酒を浴びせたあと静電気の様な魔法を使ってきた。

スライムと共に燃え上がる。


「なっ」
俺は慌てて地面を転げ回り火を消す。

男はニタニタ笑いながら。回復薬の瓶をひっくり返し俺にかけてきた。

スライムと男によって付けられた火傷が消えていく。
もう全身酒とポーションでびしょ濡れだ。

これは貰ってくぞ。男は俺の服から財布を奪い、どこかに行った。
財布の中にはちょうど金貨20枚ぐらい入っていたと思う。


最悪の気分だ。
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