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11 夜ご飯
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「夜は護衛させられる可能性もあるから今寝てるぐらいが丁度いい」
兄が眠そうに言う。
24時間以上馬車に乗ることになるので夜を越さなければならない。
夜は魔物や山賊と出会う可能性や、御者と馬の疲れ具合も含めてぶっ通しで進むことはできないそうだ。
その際の護衛に冒険者は参加しなければいけない。
僕も参加することになっているだろう。
魔物が出ないことを祈るのみだ。
外を眺めると既に日が傾き始めている。
もうすぐ休憩ポイントらしい。そこでご飯を食べて一晩明かすことになる。
「お前もあと1時間寝とけ」
兄は自分の太腿をポンポン叩きながら言った。ここに頭を置けと言うことなのだろう。
「大丈夫、結構寝た。兄さんは大丈夫?」
「俺を舐めてんのか?」
大丈夫そうだな。
「よかった」
でも確実に疲れは溜まっているだろう。
温泉入りたいな、西カルボンにあるかな?
「すいません間もなく休憩ポイントなんで、冒険者さんは護衛の手伝いお願いできます?」
できませんと言ったら追加料金だ。
「もちろんだ」
冒険者値段とはそういう規約なのだから。
もう少し熟練度を上げていつかは護衛として雇われるのもいいだろう。
夜ご飯は干し肉と簡単なスープが振る舞われた。
「冒険者さんは寝てもらってもいいのですが、すぐに動ける状態でいてください」
護衛の人に言われる。
夜は普通のモンスターもそうだが、アンデット系が活発になる。
「アンデットは嫌だなぁ」
実際に見たことはないが、本には臭いとかキモいとか書きたい放題書かれていた。
「んなこと気にする前に殺しゃいいんだザコ」
僕に殺す能力がないことはわかっているだろうに。
バリケード代わりに駐車されている馬車にもたれかかり体を休める。
昼間に寝たため目は冴えている。
お互いに何も言わずに星空を眺める。
本当は聞きたいことはある。
なぜ着いてきてくれたのか?
でもまだ逃げ出してから1日しか経っていない。兄の性格を考慮するとまだ聞き出すには早い気がする。
なんでこんな兄が悪役になるのだろうか?あの家が問題なのか、兄が問題なのか。今のところ破滅エンドルートから上手く逃れることができているが、そもそもこんな兄が悪役になるように思えない。
「答えは闇の中、製作者のみぞ知るってやつか」
「は?」
口に出ていたらしい。
「なんでもない。星綺麗だね」
誤魔化せただろうか?
屋敷では窓越しにしか見ることがなかった星が今やどこを見ても星だらけだ。
星座とか見当たらないところが日本ではないことを知らしめてくる。
兄が眠そうに言う。
24時間以上馬車に乗ることになるので夜を越さなければならない。
夜は魔物や山賊と出会う可能性や、御者と馬の疲れ具合も含めてぶっ通しで進むことはできないそうだ。
その際の護衛に冒険者は参加しなければいけない。
僕も参加することになっているだろう。
魔物が出ないことを祈るのみだ。
外を眺めると既に日が傾き始めている。
もうすぐ休憩ポイントらしい。そこでご飯を食べて一晩明かすことになる。
「お前もあと1時間寝とけ」
兄は自分の太腿をポンポン叩きながら言った。ここに頭を置けと言うことなのだろう。
「大丈夫、結構寝た。兄さんは大丈夫?」
「俺を舐めてんのか?」
大丈夫そうだな。
「よかった」
でも確実に疲れは溜まっているだろう。
温泉入りたいな、西カルボンにあるかな?
「すいません間もなく休憩ポイントなんで、冒険者さんは護衛の手伝いお願いできます?」
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「もちろんだ」
冒険者値段とはそういう規約なのだから。
もう少し熟練度を上げていつかは護衛として雇われるのもいいだろう。
夜ご飯は干し肉と簡単なスープが振る舞われた。
「冒険者さんは寝てもらってもいいのですが、すぐに動ける状態でいてください」
護衛の人に言われる。
夜は普通のモンスターもそうだが、アンデット系が活発になる。
「アンデットは嫌だなぁ」
実際に見たことはないが、本には臭いとかキモいとか書きたい放題書かれていた。
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お互いに何も言わずに星空を眺める。
本当は聞きたいことはある。
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