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第一章:魔法学園の空間魔導師
決別の一撃
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『い、今……何が起こっ……?!』
俺に殴られ頬を抑えながら困惑するオーガスタス。
奴は相当混乱しているようで、頻りに頬を触っては俺を見てくる。
そして俺の両腕両脚に装備された武具に気付いた事で、ようやくテメェが殴られた事を理解したようだった。
俺は奴には目もくれずテトの状態を気にかける。
テトはぐったりとしていたが、命に別状は無いようで、そればかりかオーガスタスのデコピンによって額から滲んでいた血は乾いており、傷も塞がっているようだった。
どうやら自己回復も備えているらしい。俺はその事にほっと胸を撫で下ろす……が、直ぐにオーガスタスを鋭く睨みつけた。
その事でオーガスタスは身を竦める。
「うっ……御影?」
「おっ、目が覚めたか?額は大丈夫か?」
そう訊ねるとテトは額に付着した血を拭い取りながら大きく頷く。
「自己修復機能があるので……」
ちゃんと受け答え出来ているので意識はハッキリしているようだ。
俺はテトを静かに下ろすと、拳を合わせながらオーガスタスへと近づいた。
「テメェがどんな手を使ってこようとも、俺は抵抗するぜ?もちろん拳でな」
遥か昔にネットで流行ったとされる一言を言い放つと、俺はその拳をゆっくりと引き絞る。
対するオーガスタスは俺の篭手を指差しながらギャアギャア喚いていた。
『なんだそれは?!ワシのこの身体がダメージを受けるなど……あ、ありえん!!』
「これか?これはだな……俺が持つ数ある空間の中に〝暗黒空間〟ってのがあってよ。コイツはその中に存在する物質で作ったもんだ。俺はその物質を〝暗黒物質〟と呼んでいる。安直だがな」
そう言ってまた一発……俺はオーガスタスの顔面を殴り飛ばした。
小気味よい音が鳴ったので、また鼻が折れたようだな。
「コイツの硬さは異常でな?ダイヤモンドなんて豆腐のように砕けっちまう。だから普段は使わねぇンだが……テメェはその身体がご自慢のようだから丁度いいな」
もはや俺に情けも容赦も慈悲も存在しない。
それを表すように俺は再び……今度は本気でその拳を握り締める。
「テメェの悪巧みもここまでだな。小賢しい事を考える頭も、無駄にしぶとい身体も、結局はただの悪足掻きだったわけだ」
『ま、待て!』
慌てたオーガスタスが待ったをかけてくる。
別に聞いてやる義理は無いが、先程の奴と同様、最後の……辞世の句くらいは聞いてやることにしよう。
「なんだよ?」
『と、取引だ!』
「取引?」
『そ、そうだ!ワシはこんな所で終わるような男では無いんだ!もし貴様が────』
「〝貴様〟ねぇ……」
『い、いや、貴方様がワシを見逃してくれると言うのであれば、金を払ってやる!もちろん貴方様の言い値で構わない!ど、どうだ?良い取引だろう?』
「……」
コイツは……本当にとことん腐った性根の持ち主なんだな。
「金なんて要らねぇよ」
『な、なら、貴方様の言うことを何でも聞いてやる……いえ、聞かせて頂きます!』
「今、〝何でも〟って言ったか?」
『は、はい!何でも聞かせて頂きます!!』
「そうか……なら────」
オーガスタスは自身の取引が成立したのだと思っているのだろう。俺の言葉に途端に表情を明るくさせた。
しかし次に放った俺の言葉に直ぐに絶望の表情へと変わる。
「なら、今ここで俺にフルボッコにされても構わねぇって事だよな!」
『えっ……えぇぇぇぇぇ?!』
「テメェのその腐った性根ごと、ぶっ飛んでいきやがれブタ野郎!!」
『う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
その悲鳴を最後に、俺はオーガスタスの顔面にパンチの乱打を浴びせるのであった。
『ぶべぇぇぇ!!』
乱打を受けて吹っ飛ぶオーガスタス。
その顔面は見事に腫れ上がり、もはや当初の原型を留めていなかった。
『ぶべっ……うぶっ……な"……な"ぜ?』
「最初からテメェの話なんざ聞く気はねぇんだよ。まぁ強いて要求する事があるのなら、大人しく捕まって裁きを受けろって事だけだな」
『ぐ……ぐぞ……わ"、わ"じば、ごん"な"どごろ"でお"わ"る"わ"げに"ば……』
なおもズルズルと逃げるように動き出すオーガスタス。
「やれやれ……本当にゴキブリ並のしぶとさだな」
俺はその行く手を阻むようにオーガスタスの前へと移動する。
するとオーガスタスは怯えた表情をこちらへと向けてきたが、直ぐにテトへと顔を向けると、あろう事かテトに助けを求め始めていた。
『TE-TO01!ワシをたすげろぉ!!いったいだれがキサマを生んでやったと思っている!!』
「……」
テトは何も答えない。変わりにオーガスタスのその助けを拒むように顔を背けた。
それを見たオーガスタスの目がみるみるうちに開かれてゆく。
『きさまぁ……!』
「~~~~っ!」
もはやオーガスタスがテトへと向ける目は憎悪と憤怒しか含まれていなかった。
テトはその視線に身を竦めるが、俺はそんなテトに笑みを浮かべながらこう言った。
「テト、コイツに何か言いてぇ事があるなら一言言ってやれ」
「一言……ですか?」
テトはどうするか悩んでいたが、意を決すると一歩一歩オーガスタスへと歩み寄る。
そしてオーガスタスの目の前で止まると、怒りではなく感謝の言葉を述べ始めた。
「貴方が……貴方に作り出さなければ、今のテトはありませんでした」
『そう思うのならさっさとワシを助けろ!!』
「貴方のお陰で御影達と出会うことが出来たのだと思います」
『どうでもいいわそんな事!!』
「テトは……テトは……」
オーガスタスに怒鳴られながらも、一つ一つ言葉を放つテト。その目からは涙が零れ落ち、オーガスタスがどんな奴であれ、心から感謝をしているのが伺える。
そしてテトはオーガスタスに対する自身の思いを打ち明けた。
「テトは、貴方の事を父親のように思っていました」
『ワシは貴様なんぞ娘だと思ったことなど一片たりとも無いわ!!』
「────っ!!」
オーガスタスのハッキリとした否定。
それを聞いたテトは大粒の涙を流し始めるが、直ぐに表情を消すと、一言こう言った。
「わかりました」
『ようやく理解したか!ならばさっさとこのガキを殺────へ?』
怒鳴るオーガスタスの顔に突きつけられる銃口。
先程異形に成り果てたばかりの時に撃ち放ったものと同じそれをオーガスタスに突き付けたテトの表情は氷のように冷たいものとなっている。
そして未だ涙を流してはいるものの、虫けらを見るような目をオーガスタスへと向けながら、テトは俺を含めたその場にいる全員が唖然とする程の一言を奴へと言い放った。
「ならばさっさとくたばれ、このブタ野郎」
『なっ────?!』
「ははははは!!」
呆気に取られはしたものの、俺は可笑しくてつい笑ってしまった。
それを見たテトが首を傾げる。
「何かおかしかったでしょうか?」
「いや……お前、サイコーだな!あはは……あ~、腹痛てぇ」
俺はオーガスタスの前からテトの隣へと移動すると、その頭を撫でながら一つアドバイスをした。
「そんなもんより、もっとスカッとする事教えてやるよ」
「……何でしょうか?」
俺はオーガスタスの前でコソコソとテトにある事を耳打ちした。
テトは驚き目を見開いていたが、大きく頷くと手を元へと戻した。
『ど、どうした?やはりワシを助ける気になったか?』
そうほざいているオーガスタスの前でテトは自身の腕を黒く染める。
「こんな感じでしょうか?」
「う~ん……やっぱりまだ暗黒物質を再現するのは難しいか。まぁ、それでも十分だろうけどな」
『い、いったい何の話をしている?おい、何故ワシを見て二人とも拳を握っているんだ?!ま、まさか……やめろ!ワシな手出ししたら〝あの方〟が黙っていな────』
「やれやれ……テメェは正真正銘、史上最低最悪のブタ野郎だったぜ?だが、これで本当に終いだ」
「さようなら、貴方の事は無かった事にします」
「それじゃあな」
強く握りしめた拳……俺とテトは同時に一歩踏み込んだ後、揃ってオーガスタスに向けてこう言った。
「「あばよ」」
『やめろぉぉぉぉぉぉ!!』
オーガスタスの叫び虚しく、俺とテトの拳は……決別の証でもあるその拳は吸い込まれるようにしてオーガスタスの顔面へとめり込むのだった。
俺に殴られ頬を抑えながら困惑するオーガスタス。
奴は相当混乱しているようで、頻りに頬を触っては俺を見てくる。
そして俺の両腕両脚に装備された武具に気付いた事で、ようやくテメェが殴られた事を理解したようだった。
俺は奴には目もくれずテトの状態を気にかける。
テトはぐったりとしていたが、命に別状は無いようで、そればかりかオーガスタスのデコピンによって額から滲んでいた血は乾いており、傷も塞がっているようだった。
どうやら自己回復も備えているらしい。俺はその事にほっと胸を撫で下ろす……が、直ぐにオーガスタスを鋭く睨みつけた。
その事でオーガスタスは身を竦める。
「うっ……御影?」
「おっ、目が覚めたか?額は大丈夫か?」
そう訊ねるとテトは額に付着した血を拭い取りながら大きく頷く。
「自己修復機能があるので……」
ちゃんと受け答え出来ているので意識はハッキリしているようだ。
俺はテトを静かに下ろすと、拳を合わせながらオーガスタスへと近づいた。
「テメェがどんな手を使ってこようとも、俺は抵抗するぜ?もちろん拳でな」
遥か昔にネットで流行ったとされる一言を言い放つと、俺はその拳をゆっくりと引き絞る。
対するオーガスタスは俺の篭手を指差しながらギャアギャア喚いていた。
『なんだそれは?!ワシのこの身体がダメージを受けるなど……あ、ありえん!!』
「これか?これはだな……俺が持つ数ある空間の中に〝暗黒空間〟ってのがあってよ。コイツはその中に存在する物質で作ったもんだ。俺はその物質を〝暗黒物質〟と呼んでいる。安直だがな」
そう言ってまた一発……俺はオーガスタスの顔面を殴り飛ばした。
小気味よい音が鳴ったので、また鼻が折れたようだな。
「コイツの硬さは異常でな?ダイヤモンドなんて豆腐のように砕けっちまう。だから普段は使わねぇンだが……テメェはその身体がご自慢のようだから丁度いいな」
もはや俺に情けも容赦も慈悲も存在しない。
それを表すように俺は再び……今度は本気でその拳を握り締める。
「テメェの悪巧みもここまでだな。小賢しい事を考える頭も、無駄にしぶとい身体も、結局はただの悪足掻きだったわけだ」
『ま、待て!』
慌てたオーガスタスが待ったをかけてくる。
別に聞いてやる義理は無いが、先程の奴と同様、最後の……辞世の句くらいは聞いてやることにしよう。
「なんだよ?」
『と、取引だ!』
「取引?」
『そ、そうだ!ワシはこんな所で終わるような男では無いんだ!もし貴様が────』
「〝貴様〟ねぇ……」
『い、いや、貴方様がワシを見逃してくれると言うのであれば、金を払ってやる!もちろん貴方様の言い値で構わない!ど、どうだ?良い取引だろう?』
「……」
コイツは……本当にとことん腐った性根の持ち主なんだな。
「金なんて要らねぇよ」
『な、なら、貴方様の言うことを何でも聞いてやる……いえ、聞かせて頂きます!』
「今、〝何でも〟って言ったか?」
『は、はい!何でも聞かせて頂きます!!』
「そうか……なら────」
オーガスタスは自身の取引が成立したのだと思っているのだろう。俺の言葉に途端に表情を明るくさせた。
しかし次に放った俺の言葉に直ぐに絶望の表情へと変わる。
「なら、今ここで俺にフルボッコにされても構わねぇって事だよな!」
『えっ……えぇぇぇぇぇ?!』
「テメェのその腐った性根ごと、ぶっ飛んでいきやがれブタ野郎!!」
『う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
その悲鳴を最後に、俺はオーガスタスの顔面にパンチの乱打を浴びせるのであった。
『ぶべぇぇぇ!!』
乱打を受けて吹っ飛ぶオーガスタス。
その顔面は見事に腫れ上がり、もはや当初の原型を留めていなかった。
『ぶべっ……うぶっ……な"……な"ぜ?』
「最初からテメェの話なんざ聞く気はねぇんだよ。まぁ強いて要求する事があるのなら、大人しく捕まって裁きを受けろって事だけだな」
『ぐ……ぐぞ……わ"、わ"じば、ごん"な"どごろ"でお"わ"る"わ"げに"ば……』
なおもズルズルと逃げるように動き出すオーガスタス。
「やれやれ……本当にゴキブリ並のしぶとさだな」
俺はその行く手を阻むようにオーガスタスの前へと移動する。
するとオーガスタスは怯えた表情をこちらへと向けてきたが、直ぐにテトへと顔を向けると、あろう事かテトに助けを求め始めていた。
『TE-TO01!ワシをたすげろぉ!!いったいだれがキサマを生んでやったと思っている!!』
「……」
テトは何も答えない。変わりにオーガスタスのその助けを拒むように顔を背けた。
それを見たオーガスタスの目がみるみるうちに開かれてゆく。
『きさまぁ……!』
「~~~~っ!」
もはやオーガスタスがテトへと向ける目は憎悪と憤怒しか含まれていなかった。
テトはその視線に身を竦めるが、俺はそんなテトに笑みを浮かべながらこう言った。
「テト、コイツに何か言いてぇ事があるなら一言言ってやれ」
「一言……ですか?」
テトはどうするか悩んでいたが、意を決すると一歩一歩オーガスタスへと歩み寄る。
そしてオーガスタスの目の前で止まると、怒りではなく感謝の言葉を述べ始めた。
「貴方が……貴方に作り出さなければ、今のテトはありませんでした」
『そう思うのならさっさとワシを助けろ!!』
「貴方のお陰で御影達と出会うことが出来たのだと思います」
『どうでもいいわそんな事!!』
「テトは……テトは……」
オーガスタスに怒鳴られながらも、一つ一つ言葉を放つテト。その目からは涙が零れ落ち、オーガスタスがどんな奴であれ、心から感謝をしているのが伺える。
そしてテトはオーガスタスに対する自身の思いを打ち明けた。
「テトは、貴方の事を父親のように思っていました」
『ワシは貴様なんぞ娘だと思ったことなど一片たりとも無いわ!!』
「────っ!!」
オーガスタスのハッキリとした否定。
それを聞いたテトは大粒の涙を流し始めるが、直ぐに表情を消すと、一言こう言った。
「わかりました」
『ようやく理解したか!ならばさっさとこのガキを殺────へ?』
怒鳴るオーガスタスの顔に突きつけられる銃口。
先程異形に成り果てたばかりの時に撃ち放ったものと同じそれをオーガスタスに突き付けたテトの表情は氷のように冷たいものとなっている。
そして未だ涙を流してはいるものの、虫けらを見るような目をオーガスタスへと向けながら、テトは俺を含めたその場にいる全員が唖然とする程の一言を奴へと言い放った。
「ならばさっさとくたばれ、このブタ野郎」
『なっ────?!』
「ははははは!!」
呆気に取られはしたものの、俺は可笑しくてつい笑ってしまった。
それを見たテトが首を傾げる。
「何かおかしかったでしょうか?」
「いや……お前、サイコーだな!あはは……あ~、腹痛てぇ」
俺はオーガスタスの前からテトの隣へと移動すると、その頭を撫でながら一つアドバイスをした。
「そんなもんより、もっとスカッとする事教えてやるよ」
「……何でしょうか?」
俺はオーガスタスの前でコソコソとテトにある事を耳打ちした。
テトは驚き目を見開いていたが、大きく頷くと手を元へと戻した。
『ど、どうした?やはりワシを助ける気になったか?』
そうほざいているオーガスタスの前でテトは自身の腕を黒く染める。
「こんな感じでしょうか?」
「う~ん……やっぱりまだ暗黒物質を再現するのは難しいか。まぁ、それでも十分だろうけどな」
『い、いったい何の話をしている?おい、何故ワシを見て二人とも拳を握っているんだ?!ま、まさか……やめろ!ワシな手出ししたら〝あの方〟が黙っていな────』
「やれやれ……テメェは正真正銘、史上最低最悪のブタ野郎だったぜ?だが、これで本当に終いだ」
「さようなら、貴方の事は無かった事にします」
「それじゃあな」
強く握りしめた拳……俺とテトは同時に一歩踏み込んだ後、揃ってオーガスタスに向けてこう言った。
「「あばよ」」
『やめろぉぉぉぉぉぉ!!』
オーガスタスの叫び虚しく、俺とテトの拳は……決別の証でもあるその拳は吸い込まれるようにしてオーガスタスの顔面へとめり込むのだった。
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