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第二章 便利屋として
025 違和感の正体
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ホテルへ戻ると、まずは細かく撮った写真と部屋の様子を徹底的に見比べた。
「閉まってる……」
ほんの少し開けていたカーテンは開いていたのに。違和感しかない。写真と見比べてみると、間から見える窓の幅が微妙に違うのだ。光の加減のせいではない。
──あきらかにおかしいよね?
頼みの警察官に写真付きのメールを送り、返事を待つ間にバスルームやトイレも確認した。
二部屋におかしな点は見当たらない。やはり違うのは、ベッドルームだ。
「勘弁してくれよ……」
こうなると、盗聴器などの心配も出てくる。余計なことは喋れない。
メールの返事の代わりに、ウィルから電話がかかってきた。すぐさま出ると、弾丸トークの如くまくし立てられた。
『黙って話を聞け。イエスなら一度電話を叩け。ノーなら二回』
リックは人差し指で一度叩く。こういうことに関しては、プロ中のプロだ。想像を絶する修羅場を潜り抜けてきた彼が頼もしく思えた。
ウィルの声が所々途切れている。
『聞こえづらいか? 音が途切れるとか、雑音が入るとか』
イエスだ。彼は心を読めるのかと、おどけてやりたかった。
『ベッドの下かテレビか……どこかにつけられている。気づかないふりをしろ』
渋りながらも、一回叩いた。
電話を切り、こちらからメールを送る前に一通届いた。
──お前の考えを聞こうか。
──殺されるかもしれない。
──突っ込むわりには危険への恐怖心が欠けているのかと思ってた。ようやく気づいたか。お前は少しくらい、殺される心配をしろ。
説教されてしまった。なんてことだ。
──今日、撮影する場所で実際に段取りを教えてもらったんだ。うまく言えないけど、嫌な予感がする。
──話してくれ。
リックは現場であったことをメールにまとめた。まさか演技で死が見えたなんて、ウィルも思わなかっただろう。しばらく返って来なかった。
その間にシャワーを浴びて出ると、たった一言「撮影場所は?」とメールが届いていた。
場所を送り、リックは夕食も食べる気になれなくてそのまま眠りについた。枕が変わったせいか、目を瞑っても意識を手放すのに時間がかかった。
今日は濁った天気で、リックの心をそのまま表したようだった。ゾンビが出るのでイメージを大事にするならちょうどいい。
本番まであと数日。うやむやしたまま稽古場所に行くと、いきなり目の前にゾンビが現れて、リックは声を失った。
「ハ、ハロー…………」
ゾンビも挨拶を交わす。特殊メイクを施した人間だと分かっていても、いざ目の前にいるとくるものがある。
手を胸に当てると、心臓は動いている。早すぎるくらいだ。
現場の指揮を取る男性に声をかけると、彼も片手を上げて答えた。
「今日は本番と同じように、衣装に着替えてもらいます。筋肉痛はどうですか?」
「片方が良くなれば、片方がおかしくなります。今は背中が痛いですね」
「生きている証拠だ。撮影が終える頃には筋肉がついて、街中のレディーの注目の的になっているよ」
「はは、それはいいですね」
ゲイです、とは言わないでおいた。どうせ撮影が終われば縁が切れる間柄だ。わざわざ言う必要はないだろう。
「それにしても、すごいメイクですね」
「だろう。さっきしてもらったんだ」
「メイク班も来てるんですか。せっかくだからご挨拶がしたいですね」
「隣の部屋さ。君もその衣装に着替えてくれ」
見るのも嫌な患者衣だ。今まで何度着たことか。
着替え終わって戻ろうとした矢先、奥から女性の話し声が聞こえた。
開けっ放しのドアを開けると、数人の女性が談笑していた。小麦色の肌の女性が二人と、リックと同じアジア系の女性だ。
「急遽映画に出ることになった、リックです」
「よろしく。私はアリーで、彼女はナンナ、こっちはメオよ」
メオと呼ばれた女性は両手を合わせて微笑んだ。リックも同様の仕草をする。
『ジョアン』という名前の女性はいない。聞いてみるべきだろうか。
「あのさ、ここに……」
肩を叩かれてリックは振り返った。
ゾンビ顔がアップで目の前にあり、声を上げて後退った。
ゾンビは親指を立てて後ろへ向け、早くしろと促す。
「すごいメイクでしょう? 本番と同じようにしたんだから 」
「え、ええ……変な声が出ました」
「これでもああしてくれ、こうしてくれって注文だらけよ」
「メイク業界も大変なんですね」
ゾンビと共に廊下に出ると、彼はリックの肩を強く掴んだ。
「余計なことはするな、リック。嗅ぎ回るな」
特殊メイクのせいで相手が誰なのか見当もつかない。だが、警戒すべき相手であると、リックは身構えた。
「これの以上余計な真似をすれば、お前は死ぬぞ。止めておけ」
「アンタ……何者だ?」
「ただのスタントマンさ。リックの元クラスメイトの」
「え…………?」
まじまじと顔を見ても、ゾンビでしかない。ヒントになりそうな部分と言えば、目元のでっぱりだ。イボのような膨らみがあり、特殊メイクをしていても近くで見ればけっこう目立つ。
過去のクラスメイトの映像が流れていき、ある一人の男性で止まった。
「まさか……ヒル?」
「正解。よく分かったな」
「君は有名だったじゃないか。スタントの道に進んだのか。懐かしいよ」
彼はスペイン系アメリカ人だ。数多いクラスメイトがいて入退院も繰り返しているとなると、記憶なんてほとんどない。名前すら出てこないことが多い。だが彼は、体操の選手としてテレビにもよく出ていた。学生の彼というより、メダルをかけてマイクを向けられているヒル・ハンセンの方が記憶に焼きついている。
「大きなケガで選手は挫折したんだ。けど、身体を動かすのは好きだ。どうしても諦めきれなくて、この道に進んだんだ。今、便利屋をしてるんだって?」
「ああ。そのうち探偵に戻るつもりでいるけどね。今の仕事も楽しいけど。映画の俳優にまで抜擢されたし」
「それだ、リック。お前は撮影が終わったらすぐに手を引け」
「どういうことだ?」
「お前、ジョアンを捜してるんだって?」
「どうしてそれを?」
「スタントマンの仲間から聞いた」
確かに、初日にジョアンについて聞いた。きっと彼も気になって仲間に聞いて回ったのだろう。
曲がり角の向こうから、誰かがやってくる足音がする。
ヒルはリックに顔を近づけた。
「今日、夕食でも一緒にどうだ?」
「もちろん」
「OK。ならお前の泊まっているホテルにしよう」
ヒルはリックの肩を叩き、何事もなかったかのように歩き出した。少し遅れてリックもついていく。
稽古は夕方には終え、リックは誰よりも早く現場を後にした。タクシーに乗り、ホテル手前で下ろしてもらう。
こっそり渡された紙には電話番号が記されていて、歩きながらリックは番号を入力する。
「ハロー?」
『よう。こっちもすぐに向かう。今どこからかけてる?』
「ホテルの前だよ」
『ホテルに個室の中華屋があっただろう? そこで食べよう。本名で予約してくれ。偽名だとかえって怪しまれる』
「分かった」
電話を切り、命はまだあるという意味も込めて今度はウィルにメールをした。
──元体操選手だった同級生と偶然あった。名前はヒル・ハンセン。ゾンビ役で出る。これからホテルで夕食を取ることになった。
──本当に偶然か?
警察官として、彼は疑い深い。だが身を案じているのも伝わる。
──ケガで挫折して、選手は引退したけどスタントの道に進んだって言ってた。一対一で会うから、何かあっても逃げられる。
──そいつについて、調べてみる。
ホテルの中にある中華屋に行き、個室を予約した。
適当に頼んでしばらく待っていると、料理が運ばれてきた頃にヒルがやってきた。
「やあ、まだ少し頬のあたりに残ってるよ」
「急いでメイクを取ってきたからな」
消し切れておらず、ヒルの頬には灰色と血が混じった色が残っていた。
まずはビールを頼み、ふたりでグラスを持ち上げた。あまり酔えないリックは、二口だけを飲みテーブルに置く。
「さて……ジョアンについてだったな」
そう言いつつも、ヒルは中華料理から目を離さない。
まずは腹ごしらえだと、リックも箸に手を伸ばした。
「閉まってる……」
ほんの少し開けていたカーテンは開いていたのに。違和感しかない。写真と見比べてみると、間から見える窓の幅が微妙に違うのだ。光の加減のせいではない。
──あきらかにおかしいよね?
頼みの警察官に写真付きのメールを送り、返事を待つ間にバスルームやトイレも確認した。
二部屋におかしな点は見当たらない。やはり違うのは、ベッドルームだ。
「勘弁してくれよ……」
こうなると、盗聴器などの心配も出てくる。余計なことは喋れない。
メールの返事の代わりに、ウィルから電話がかかってきた。すぐさま出ると、弾丸トークの如くまくし立てられた。
『黙って話を聞け。イエスなら一度電話を叩け。ノーなら二回』
リックは人差し指で一度叩く。こういうことに関しては、プロ中のプロだ。想像を絶する修羅場を潜り抜けてきた彼が頼もしく思えた。
ウィルの声が所々途切れている。
『聞こえづらいか? 音が途切れるとか、雑音が入るとか』
イエスだ。彼は心を読めるのかと、おどけてやりたかった。
『ベッドの下かテレビか……どこかにつけられている。気づかないふりをしろ』
渋りながらも、一回叩いた。
電話を切り、こちらからメールを送る前に一通届いた。
──お前の考えを聞こうか。
──殺されるかもしれない。
──突っ込むわりには危険への恐怖心が欠けているのかと思ってた。ようやく気づいたか。お前は少しくらい、殺される心配をしろ。
説教されてしまった。なんてことだ。
──今日、撮影する場所で実際に段取りを教えてもらったんだ。うまく言えないけど、嫌な予感がする。
──話してくれ。
リックは現場であったことをメールにまとめた。まさか演技で死が見えたなんて、ウィルも思わなかっただろう。しばらく返って来なかった。
その間にシャワーを浴びて出ると、たった一言「撮影場所は?」とメールが届いていた。
場所を送り、リックは夕食も食べる気になれなくてそのまま眠りについた。枕が変わったせいか、目を瞑っても意識を手放すのに時間がかかった。
今日は濁った天気で、リックの心をそのまま表したようだった。ゾンビが出るのでイメージを大事にするならちょうどいい。
本番まであと数日。うやむやしたまま稽古場所に行くと、いきなり目の前にゾンビが現れて、リックは声を失った。
「ハ、ハロー…………」
ゾンビも挨拶を交わす。特殊メイクを施した人間だと分かっていても、いざ目の前にいるとくるものがある。
手を胸に当てると、心臓は動いている。早すぎるくらいだ。
現場の指揮を取る男性に声をかけると、彼も片手を上げて答えた。
「今日は本番と同じように、衣装に着替えてもらいます。筋肉痛はどうですか?」
「片方が良くなれば、片方がおかしくなります。今は背中が痛いですね」
「生きている証拠だ。撮影が終える頃には筋肉がついて、街中のレディーの注目の的になっているよ」
「はは、それはいいですね」
ゲイです、とは言わないでおいた。どうせ撮影が終われば縁が切れる間柄だ。わざわざ言う必要はないだろう。
「それにしても、すごいメイクですね」
「だろう。さっきしてもらったんだ」
「メイク班も来てるんですか。せっかくだからご挨拶がしたいですね」
「隣の部屋さ。君もその衣装に着替えてくれ」
見るのも嫌な患者衣だ。今まで何度着たことか。
着替え終わって戻ろうとした矢先、奥から女性の話し声が聞こえた。
開けっ放しのドアを開けると、数人の女性が談笑していた。小麦色の肌の女性が二人と、リックと同じアジア系の女性だ。
「急遽映画に出ることになった、リックです」
「よろしく。私はアリーで、彼女はナンナ、こっちはメオよ」
メオと呼ばれた女性は両手を合わせて微笑んだ。リックも同様の仕草をする。
『ジョアン』という名前の女性はいない。聞いてみるべきだろうか。
「あのさ、ここに……」
肩を叩かれてリックは振り返った。
ゾンビ顔がアップで目の前にあり、声を上げて後退った。
ゾンビは親指を立てて後ろへ向け、早くしろと促す。
「すごいメイクでしょう? 本番と同じようにしたんだから 」
「え、ええ……変な声が出ました」
「これでもああしてくれ、こうしてくれって注文だらけよ」
「メイク業界も大変なんですね」
ゾンビと共に廊下に出ると、彼はリックの肩を強く掴んだ。
「余計なことはするな、リック。嗅ぎ回るな」
特殊メイクのせいで相手が誰なのか見当もつかない。だが、警戒すべき相手であると、リックは身構えた。
「これの以上余計な真似をすれば、お前は死ぬぞ。止めておけ」
「アンタ……何者だ?」
「ただのスタントマンさ。リックの元クラスメイトの」
「え…………?」
まじまじと顔を見ても、ゾンビでしかない。ヒントになりそうな部分と言えば、目元のでっぱりだ。イボのような膨らみがあり、特殊メイクをしていても近くで見ればけっこう目立つ。
過去のクラスメイトの映像が流れていき、ある一人の男性で止まった。
「まさか……ヒル?」
「正解。よく分かったな」
「君は有名だったじゃないか。スタントの道に進んだのか。懐かしいよ」
彼はスペイン系アメリカ人だ。数多いクラスメイトがいて入退院も繰り返しているとなると、記憶なんてほとんどない。名前すら出てこないことが多い。だが彼は、体操の選手としてテレビにもよく出ていた。学生の彼というより、メダルをかけてマイクを向けられているヒル・ハンセンの方が記憶に焼きついている。
「大きなケガで選手は挫折したんだ。けど、身体を動かすのは好きだ。どうしても諦めきれなくて、この道に進んだんだ。今、便利屋をしてるんだって?」
「ああ。そのうち探偵に戻るつもりでいるけどね。今の仕事も楽しいけど。映画の俳優にまで抜擢されたし」
「それだ、リック。お前は撮影が終わったらすぐに手を引け」
「どういうことだ?」
「お前、ジョアンを捜してるんだって?」
「どうしてそれを?」
「スタントマンの仲間から聞いた」
確かに、初日にジョアンについて聞いた。きっと彼も気になって仲間に聞いて回ったのだろう。
曲がり角の向こうから、誰かがやってくる足音がする。
ヒルはリックに顔を近づけた。
「今日、夕食でも一緒にどうだ?」
「もちろん」
「OK。ならお前の泊まっているホテルにしよう」
ヒルはリックの肩を叩き、何事もなかったかのように歩き出した。少し遅れてリックもついていく。
稽古は夕方には終え、リックは誰よりも早く現場を後にした。タクシーに乗り、ホテル手前で下ろしてもらう。
こっそり渡された紙には電話番号が記されていて、歩きながらリックは番号を入力する。
「ハロー?」
『よう。こっちもすぐに向かう。今どこからかけてる?』
「ホテルの前だよ」
『ホテルに個室の中華屋があっただろう? そこで食べよう。本名で予約してくれ。偽名だとかえって怪しまれる』
「分かった」
電話を切り、命はまだあるという意味も込めて今度はウィルにメールをした。
──元体操選手だった同級生と偶然あった。名前はヒル・ハンセン。ゾンビ役で出る。これからホテルで夕食を取ることになった。
──本当に偶然か?
警察官として、彼は疑い深い。だが身を案じているのも伝わる。
──ケガで挫折して、選手は引退したけどスタントの道に進んだって言ってた。一対一で会うから、何かあっても逃げられる。
──そいつについて、調べてみる。
ホテルの中にある中華屋に行き、個室を予約した。
適当に頼んでしばらく待っていると、料理が運ばれてきた頃にヒルがやってきた。
「やあ、まだ少し頬のあたりに残ってるよ」
「急いでメイクを取ってきたからな」
消し切れておらず、ヒルの頬には灰色と血が混じった色が残っていた。
まずはビールを頼み、ふたりでグラスを持ち上げた。あまり酔えないリックは、二口だけを飲みテーブルに置く。
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