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第一章
035 ホープダイヤモンドの絆─③
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父には「具合の悪い人を家に呼んで寝かせている」と送ると「そうか」と、シンプルな返事がきた。深く追求しないのは、興味がないからではない。相手を察した上でそういうメッセージを送ってきたのだ。
父のためにお茶漬けを用意していると、玄関から物音がした。いつもより小さな足音だ。気を使っているというより、警戒の音に聞こえた。
「おかえりー。お茶漬け作ってたけど食べる?」
「おう」
「客間に人いるから」
「おう」
父は一度手を洗ってから戻ってきた。席に着こうとしたが、冷蔵庫から麦茶を出してグラス二つに注いだ。
「お前が人を呼ぶなんて初めてのことだな」
「小学生の頃は愛加が来てただろ?」
「それは親同士の付き合いが大きかったからだ」
「なら初めてかも」
余ってた鮭を焼いて身をほぐし、海苔とわさびを添えた。
父はいつもより食べるスピードが遅い。何か考えあぐねている。決まっている。客間で寝ている上司のことだ。
「あー…………、アルバイトはもう少し続けるのか?」
「辞める予定はないよ」
「お前が、その、どんな道を進んでも応援するとは前言ったがな……」
「何の心配してるんだよ。フランス人の血が混じってる時点で前途多難だったから今さらだ」
「むきになるな」
「なってない」
喧嘩とはまた違う。話し合いでもない。討論というには、何も生まれない。
「俺はフィンリーさんに出会えて良かったと思ってるし、これからも一緒に仕事したいって思ってるよ」
「うん、それは判った。理解してるつもりだ。進路は好きに進めばいい。俺が言ってるのは、お前の趣味趣向の話だ」
目の前が真っ白になった。同時に、ぼたぼたと手に何かが落ちた。
滝だ。山で見るパワースポットという認識だったが、目から流れるものだとは思いもしなかった。
「なんだ、これ……」
狂った瞳は何も映さず、滝口となったジーンズは濃く変色している。
父の言う趣味趣向は何を差しているのか理解できる。だが頭と心が別という話で、無性に惹かれる理由も今は考えたくないのだ。なぜ一緒にいたい理由に、センシティブなものに変えられてしまうのか。必ずそこへたどり着かなければいけないわけでもないだろうに。
渡されたティッシュで頬を拭うと、ティッシュは水浸しになった。
「俺は……ずっと反発したいのかもしれない。愛加のために生きるってことを。でもそれを理由にフィンリーさんを使いたくないんだ」
「愛加のことは、お前が気に病むなと伝えただろう」
「そうは言っても、愛加は俺を奴隷としか思ってない。……それでもいいんだよ、別に」
「彼女からどんな思いを向けられようが、お前はどうでもいいからってことか。愛加に興味がないんだな。いや……特定の人間以外に興味がないのか」
「誰かといたいと願えば、必ず片隅に愛加がいる。ずっと好きな人や物のことを考えたいのに、愛加がこっちを凝視してる。……今日は寝るよ。少し疲れた」
ハルカは自室のベッドへ大の字になり、目を瞑った。考えなければならないことはあるが、何も考えたくなかった。将来のこと、愛加のこと、フィンリーのこと。ただ風邪であれば治るが、今日のフィンリーは上の空だった。人間なのだから体調の悪いときだってあるだろう。
拭っても拭いきれない不安は襲ってきて、かえって睡魔を誘った。一日で考えて解決できることなど、たかが知れているのだ。であれば睡魔に従って眠りにつくのが一番すべきことだ。
──翌日、フィンリーはすでにいなくなっていた。
──大学二年の十二月、冬休みに入る一週間前のことだ。
「お前……痩せてね? 大丈夫か?」
「平気」
「目の下の隈も日に日に濃くなってるぞ」
「大丈夫」
身体は丈夫だ。問題なのは心の方で。
十二月の頭に、フィンリーが消えた。ぽっかりどころか、身体の九割がブラックホールに呑まれている。
十一月最後のアルバイトの日のことだ。
『十二月の間ですが、一か月ほど海外へ行くことになりました』
『海外? 出張ですか?』
『似たようなものです。ですので、あなたに会えるのは十一月で最後になります』
『じゃあ来年は一月からってことですか』
『次の予定は追って連絡いたします。その間のアルバイト代は出しますので』
『……働いてないのに?』
『こちらの都合ですから、あなたは黙って受け取るだけでいいのです。ボーナスも支給いたしますので、無駄遣いしないように』
『子供じゃないんだから』
『そうでしたね』
別れの挨拶とは無縁のやりとりだった。このときは大丈夫、また会えると薄暗い気持ちに蓋をしていた。
十二月に入ってから東京に雪が降ったと、とりとめのないメールを送ったが、フィンリーからは返事が来なかった。いつもは遅れてでも絶対にくれる人が、電話をしても電波が繋がらないと残酷なテンプレメッセージが流れるだけだった。
相談できる相手はいない。父にも相談できない。優しく子供思いの父だが、上司の話になると踏んでいる土台が違っていて、微妙にすれ違う。
「辺見、あのさ……、大切な人がいなくなって、連絡も来なくなったらどうしたらいいと思う?」
「お前はどうしたいんだ?」
「連絡を取りたいのに、電波が届かないとか流れるんだよ」
「恋人?」
「いや違うけど」
「捨てられたとかじゃなくて?」
「……………………」
「ちょっと待て! 冗談だから! 今にも樹海に行きそうな顔してるぞ!」
捨てられた。可能性の一つはある。けれど外に放り出して知らないふりをするような男ではない。
「忙しいとかじゃないのか? 共通の知り合いは?」
「多忙だとは思う。日本中も駆け回ってたし。共通の知り合いは……いない」
顧客を通してならば知る人はいる。だが客人相手に「うちの上司を知りませんか」などと不躾なことは言えない。
唐突に携帯端末の画面が光った。画面に映し出されたのは、知らない人からのメールだ。悪戯メールか、と中を開けると、
──Finley!
端末の画面が軋む。『Finley』だ。日本語だと『フィンリー』。連絡が途絶えた上司の名。綴りも間違いない。
悪戯にしてもこんなピンポイントで送ってくるのは、十中八九関係者であるとしか思えない。絶対に違うと断言できるのは、フィンリー本人ではないということだ。彼は心配させるような悪戯はしない。
どうしたらいいのか。とうに答えは出ていた。彼と多くの時間を過ごした場所だ。
「どこ行くんだ?」
「辺見、ありがとう。聞いてくれて」
「今生の別れみたいなことやめてくれ」
「そんなつもりじゃないって。じゃあまたな 」
フィンリーに会えるとは思っていない。焦りが自然と足を速く動かした。
池袋はいつもと変わらない。変わらないはずなのに、どす黒い闇に覆われている。ずっとずっと雨が降っている。
エスカレーターを上がった先には、ペシュール。
ハルカは爆音で鳴り続ける心臓を手で押さえた。
父のためにお茶漬けを用意していると、玄関から物音がした。いつもより小さな足音だ。気を使っているというより、警戒の音に聞こえた。
「おかえりー。お茶漬け作ってたけど食べる?」
「おう」
「客間に人いるから」
「おう」
父は一度手を洗ってから戻ってきた。席に着こうとしたが、冷蔵庫から麦茶を出してグラス二つに注いだ。
「お前が人を呼ぶなんて初めてのことだな」
「小学生の頃は愛加が来てただろ?」
「それは親同士の付き合いが大きかったからだ」
「なら初めてかも」
余ってた鮭を焼いて身をほぐし、海苔とわさびを添えた。
父はいつもより食べるスピードが遅い。何か考えあぐねている。決まっている。客間で寝ている上司のことだ。
「あー…………、アルバイトはもう少し続けるのか?」
「辞める予定はないよ」
「お前が、その、どんな道を進んでも応援するとは前言ったがな……」
「何の心配してるんだよ。フランス人の血が混じってる時点で前途多難だったから今さらだ」
「むきになるな」
「なってない」
喧嘩とはまた違う。話し合いでもない。討論というには、何も生まれない。
「俺はフィンリーさんに出会えて良かったと思ってるし、これからも一緒に仕事したいって思ってるよ」
「うん、それは判った。理解してるつもりだ。進路は好きに進めばいい。俺が言ってるのは、お前の趣味趣向の話だ」
目の前が真っ白になった。同時に、ぼたぼたと手に何かが落ちた。
滝だ。山で見るパワースポットという認識だったが、目から流れるものだとは思いもしなかった。
「なんだ、これ……」
狂った瞳は何も映さず、滝口となったジーンズは濃く変色している。
父の言う趣味趣向は何を差しているのか理解できる。だが頭と心が別という話で、無性に惹かれる理由も今は考えたくないのだ。なぜ一緒にいたい理由に、センシティブなものに変えられてしまうのか。必ずそこへたどり着かなければいけないわけでもないだろうに。
渡されたティッシュで頬を拭うと、ティッシュは水浸しになった。
「俺は……ずっと反発したいのかもしれない。愛加のために生きるってことを。でもそれを理由にフィンリーさんを使いたくないんだ」
「愛加のことは、お前が気に病むなと伝えただろう」
「そうは言っても、愛加は俺を奴隷としか思ってない。……それでもいいんだよ、別に」
「彼女からどんな思いを向けられようが、お前はどうでもいいからってことか。愛加に興味がないんだな。いや……特定の人間以外に興味がないのか」
「誰かといたいと願えば、必ず片隅に愛加がいる。ずっと好きな人や物のことを考えたいのに、愛加がこっちを凝視してる。……今日は寝るよ。少し疲れた」
ハルカは自室のベッドへ大の字になり、目を瞑った。考えなければならないことはあるが、何も考えたくなかった。将来のこと、愛加のこと、フィンリーのこと。ただ風邪であれば治るが、今日のフィンリーは上の空だった。人間なのだから体調の悪いときだってあるだろう。
拭っても拭いきれない不安は襲ってきて、かえって睡魔を誘った。一日で考えて解決できることなど、たかが知れているのだ。であれば睡魔に従って眠りにつくのが一番すべきことだ。
──翌日、フィンリーはすでにいなくなっていた。
──大学二年の十二月、冬休みに入る一週間前のことだ。
「お前……痩せてね? 大丈夫か?」
「平気」
「目の下の隈も日に日に濃くなってるぞ」
「大丈夫」
身体は丈夫だ。問題なのは心の方で。
十二月の頭に、フィンリーが消えた。ぽっかりどころか、身体の九割がブラックホールに呑まれている。
十一月最後のアルバイトの日のことだ。
『十二月の間ですが、一か月ほど海外へ行くことになりました』
『海外? 出張ですか?』
『似たようなものです。ですので、あなたに会えるのは十一月で最後になります』
『じゃあ来年は一月からってことですか』
『次の予定は追って連絡いたします。その間のアルバイト代は出しますので』
『……働いてないのに?』
『こちらの都合ですから、あなたは黙って受け取るだけでいいのです。ボーナスも支給いたしますので、無駄遣いしないように』
『子供じゃないんだから』
『そうでしたね』
別れの挨拶とは無縁のやりとりだった。このときは大丈夫、また会えると薄暗い気持ちに蓋をしていた。
十二月に入ってから東京に雪が降ったと、とりとめのないメールを送ったが、フィンリーからは返事が来なかった。いつもは遅れてでも絶対にくれる人が、電話をしても電波が繋がらないと残酷なテンプレメッセージが流れるだけだった。
相談できる相手はいない。父にも相談できない。優しく子供思いの父だが、上司の話になると踏んでいる土台が違っていて、微妙にすれ違う。
「辺見、あのさ……、大切な人がいなくなって、連絡も来なくなったらどうしたらいいと思う?」
「お前はどうしたいんだ?」
「連絡を取りたいのに、電波が届かないとか流れるんだよ」
「恋人?」
「いや違うけど」
「捨てられたとかじゃなくて?」
「……………………」
「ちょっと待て! 冗談だから! 今にも樹海に行きそうな顔してるぞ!」
捨てられた。可能性の一つはある。けれど外に放り出して知らないふりをするような男ではない。
「忙しいとかじゃないのか? 共通の知り合いは?」
「多忙だとは思う。日本中も駆け回ってたし。共通の知り合いは……いない」
顧客を通してならば知る人はいる。だが客人相手に「うちの上司を知りませんか」などと不躾なことは言えない。
唐突に携帯端末の画面が光った。画面に映し出されたのは、知らない人からのメールだ。悪戯メールか、と中を開けると、
──Finley!
端末の画面が軋む。『Finley』だ。日本語だと『フィンリー』。連絡が途絶えた上司の名。綴りも間違いない。
悪戯にしてもこんなピンポイントで送ってくるのは、十中八九関係者であるとしか思えない。絶対に違うと断言できるのは、フィンリー本人ではないということだ。彼は心配させるような悪戯はしない。
どうしたらいいのか。とうに答えは出ていた。彼と多くの時間を過ごした場所だ。
「どこ行くんだ?」
「辺見、ありがとう。聞いてくれて」
「今生の別れみたいなことやめてくれ」
「そんなつもりじゃないって。じゃあまたな 」
フィンリーに会えるとは思っていない。焦りが自然と足を速く動かした。
池袋はいつもと変わらない。変わらないはずなのに、どす黒い闇に覆われている。ずっとずっと雨が降っている。
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