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第一章 初恋と事件
019事件の火種
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食事の最中、血生臭い話はどうかと思うが、マーサの事件についてルカから振ってきた。
「今日、マーサとサンドイッチを食べたんです。子供の頃に戻ったみたいで、いろいろ話してくれました。亡くなったお父さんのこと、あまり好きではなかったみたいです」
「普通に学校へ来てた?」
「そうですね……。何もしていないで家でじっとしていると気持ちが参るよって話をしたら、ほっとした様子でした」
「考えなくていいこともまで考えてしまうからね。何かしていた方が、気が紛れる」
「僕もそう思います」
今日のルカは、言葉をよく選んで話す。事件には関係なくても、他人には話せないようなことをマーサは話したのかもしれない。
夕食後、目の冴えたルカは勉強すると言い、自室へ入った。
テレビをラジオのように聴き流しながら、今日の出来事を順に並べていく。
うなだれるマーサの母の元へ現れたのは、マーサの義祖父であった。
息子が死んだことへの悲痛な叫びは、エドワードの心にも深く突き刺さる。警察への態度は少々横暴なものではあったが、息子を亡くした気持ちを思うといたたまれない。
母親が観念して話し始めた内容は、元旦那は事故で死んだわけではないということ。母親の浮気により、元旦那から別れを告げられてマーサを一人で育ててきたのだという。
可哀想なのはマーサだ。嘘まで吐かれていたのだから。
まだ容疑者から外れはしないが、早く平穏な日々が戻ってほしいと願う。
「マーク! こっちこっち」
約束の時間に現れたマークは、ひどく疲れた顔をしていた。
「どうしたの?」
「どうもこうも……追いかけ回された。記者とかいろんな人に?」
「記者?」
「あと新聞部やオカルト部の人たちにも。大学で事件が起こりすぎだってので質問攻めだよ」
「そういえば、僕らって関係があるしね。ヴィクター教授とも関わりがあったし、マーサとも同じジュニアスクールに通ってたし」
「こういう情報って誰かが漏らしちゃうんだろうな。ネット社会だから?」
「場所変える?」
マークの後ろでは、女性がこちらの話に耳を傾けている。
ふたりで席を立つと後ろの女性も慌てて立つが、ルカと目が合うとどこかへ行ってしまった。
「たまには違うところでランチもいいじゃない」
「そうだなあ……大学から出よっか」
大学の側にある、安くてボリュームたっぷりのサンドイッチを出す店にきた。ルカもマークもお気に入りだ。
「チキンにしようかな」
「僕はチーズとハムで。サラダも注文する?」
「ああ、いいね」
「さっきの話だけど、なんでオカルト部に追いかけられたの?」
「大学が呪われてるんじゃないかって記事を書きたいらしい。クレイジーすぎる。それより、エドとどう? うまくやってる?」
「う、うん……まあ……」
「まさか、喧嘩してるの?」
「してないよ。エドはいつも優しいし」
「へえ、あのエドがねえ……。恋愛より犯人追いかけ回すのが趣味みたいな人だったのに」
「エドのことを話すと止まらなくなりそうだから」
「惚気ってことね。いいなあ、俺も惚気られるほど愛されたい」
道路を挟んだ向こう側のカフェで、女性が一人で座っていた。
マーサだった。腕時計をしきりに見て、回りを見回している。誰かと待ち合わせのようだった。
「どうしたの?」
口の端にマヨネーズをつけたマークに、ティッシュを差し出した。
「向こうにいるの、マーサなんだ」
「ほんとだ。あ、あの人と待ち合わせじゃない?」
向こうから来る中年男性の姿を見つけたマーサは、飲み物を置いて立ち上がった。
少し怒るような仕草で何か言うと、男性は深く帽子を被り直した。
顔を見られたくないのか、男性は俯いたままだ。マーサは飲みかけの飲み物をそのままに、男性と小走りでどこかへ行ってしまった。
「怪しい……援助交際とかじゃないよな?」
「それはないよ。お父さんが亡くなって間もないのに、そんな気分にもならないと思う。そもそも、二十歳超えてるし援助交際にはならないでしょ」
マーサはそんなことはしない、と声を大にして言いたかったが、あいにくそこまで親しい間柄ではない。
マーサの話で持ちきりになり、マークと寮まで送った。
寮近くにエドワードが迎えにくることになっていて、タイミングよくワゴン車が停車した。
「すまない、待たせた?」
「いいえ、さっきまでマークといたんです。寮へ送ったところでした」
「マークを?」
エドワードは珍しい、と声を出す。
「オカルト部とかに、追いかけ回されてるみたいで……」
「まさか、例の件で?」
「はい。人の噂ってすぐに広まりますね」
「だけど人は飽きるのも早い。新しい話題が出ればすぐそっちに飛びつくさ」
エドワードはアクセルを踏んだ。外の景色が早送りのように変わっていく。ルカはぼんやりと眺めながら、今日会った出来事を思い出していた。
「何かあったのか?」
「ええ? どうして?」
「なんとなく、いつもと様子が違う気がして」
「今日、マークとランチを取っているとき、向かい側のカフェでマーサが男の人と会ってたんです。年の差があったし、ちょっと気になって」
「年の差? いくつくらいだ?」
「娘と父親くらいの年齢だと思います。ただ帽子を被っていて顔までは。マーサが何か言ったあと、深く被り直したのも気になりました」
「娘と父親くらい、か」
「まさか、本物の父親とか?」
「そうなると、母親は父親の存在を隠していたのに、マーサはどこで父の存在を知ったのかという話になる」
「父親からマーサにコンタクトを取ってきたとか?」
「それも可能性はあるな。とても貴重な情報だ」
「お役に立てて光栄です」
そっと笑みを零すと、エドワードはやり場のない感情が顔に出ていた。ルカ自身も似た顔をしていたのかもしれない、と思う。
「ルカとは最近、生臭い話しかしていないな」
「ならもっと楽しい話でもしましょうか。今日、あなたの好きな鶏の照り焼きを作ろうかと思うんです」
「いいね。とても楽しみだよ。甘じょっぱいものって、君が作ってくれなかったら一生食べずに人生が終わるところだった」
「そんな大げさな。今度、日本に帰ったら甘じょっぱいお菓子も買ってきますね」
エドワードは目を丸くする。
「そんなものも売っているのか」
「魔法の粉がかかったお米の菓子とかあったりします」
「日本人は魔法使いだったんだね。楽しみにしているよ」
事件のことを考えているエドワードは厳めしい顔をするが、今は子供っぽく笑っている。
どちらも魅力的で、大きな大人なのに可愛くて頬すりしたくなる。
滅多にしない頬すりを自分からしてみたら、エドワードはどう思うだろうか。
「どうしたの?」
「……運転中なので止めておきます」
「何をしたいのか判らないが、運転していたのが悔やまれるよ」
「もうっ……家に帰ってからにします」
「そうしてもらえると助かる。君に触れられたら、嬉しくて絶対に事故を起こすね」
エドワードはマンションとは真逆の方向に車を走らせた。
向かう先はホテルのある方角だ。
「今日、マーサとサンドイッチを食べたんです。子供の頃に戻ったみたいで、いろいろ話してくれました。亡くなったお父さんのこと、あまり好きではなかったみたいです」
「普通に学校へ来てた?」
「そうですね……。何もしていないで家でじっとしていると気持ちが参るよって話をしたら、ほっとした様子でした」
「考えなくていいこともまで考えてしまうからね。何かしていた方が、気が紛れる」
「僕もそう思います」
今日のルカは、言葉をよく選んで話す。事件には関係なくても、他人には話せないようなことをマーサは話したのかもしれない。
夕食後、目の冴えたルカは勉強すると言い、自室へ入った。
テレビをラジオのように聴き流しながら、今日の出来事を順に並べていく。
うなだれるマーサの母の元へ現れたのは、マーサの義祖父であった。
息子が死んだことへの悲痛な叫びは、エドワードの心にも深く突き刺さる。警察への態度は少々横暴なものではあったが、息子を亡くした気持ちを思うといたたまれない。
母親が観念して話し始めた内容は、元旦那は事故で死んだわけではないということ。母親の浮気により、元旦那から別れを告げられてマーサを一人で育ててきたのだという。
可哀想なのはマーサだ。嘘まで吐かれていたのだから。
まだ容疑者から外れはしないが、早く平穏な日々が戻ってほしいと願う。
「マーク! こっちこっち」
約束の時間に現れたマークは、ひどく疲れた顔をしていた。
「どうしたの?」
「どうもこうも……追いかけ回された。記者とかいろんな人に?」
「記者?」
「あと新聞部やオカルト部の人たちにも。大学で事件が起こりすぎだってので質問攻めだよ」
「そういえば、僕らって関係があるしね。ヴィクター教授とも関わりがあったし、マーサとも同じジュニアスクールに通ってたし」
「こういう情報って誰かが漏らしちゃうんだろうな。ネット社会だから?」
「場所変える?」
マークの後ろでは、女性がこちらの話に耳を傾けている。
ふたりで席を立つと後ろの女性も慌てて立つが、ルカと目が合うとどこかへ行ってしまった。
「たまには違うところでランチもいいじゃない」
「そうだなあ……大学から出よっか」
大学の側にある、安くてボリュームたっぷりのサンドイッチを出す店にきた。ルカもマークもお気に入りだ。
「チキンにしようかな」
「僕はチーズとハムで。サラダも注文する?」
「ああ、いいね」
「さっきの話だけど、なんでオカルト部に追いかけられたの?」
「大学が呪われてるんじゃないかって記事を書きたいらしい。クレイジーすぎる。それより、エドとどう? うまくやってる?」
「う、うん……まあ……」
「まさか、喧嘩してるの?」
「してないよ。エドはいつも優しいし」
「へえ、あのエドがねえ……。恋愛より犯人追いかけ回すのが趣味みたいな人だったのに」
「エドのことを話すと止まらなくなりそうだから」
「惚気ってことね。いいなあ、俺も惚気られるほど愛されたい」
道路を挟んだ向こう側のカフェで、女性が一人で座っていた。
マーサだった。腕時計をしきりに見て、回りを見回している。誰かと待ち合わせのようだった。
「どうしたの?」
口の端にマヨネーズをつけたマークに、ティッシュを差し出した。
「向こうにいるの、マーサなんだ」
「ほんとだ。あ、あの人と待ち合わせじゃない?」
向こうから来る中年男性の姿を見つけたマーサは、飲み物を置いて立ち上がった。
少し怒るような仕草で何か言うと、男性は深く帽子を被り直した。
顔を見られたくないのか、男性は俯いたままだ。マーサは飲みかけの飲み物をそのままに、男性と小走りでどこかへ行ってしまった。
「怪しい……援助交際とかじゃないよな?」
「それはないよ。お父さんが亡くなって間もないのに、そんな気分にもならないと思う。そもそも、二十歳超えてるし援助交際にはならないでしょ」
マーサはそんなことはしない、と声を大にして言いたかったが、あいにくそこまで親しい間柄ではない。
マーサの話で持ちきりになり、マークと寮まで送った。
寮近くにエドワードが迎えにくることになっていて、タイミングよくワゴン車が停車した。
「すまない、待たせた?」
「いいえ、さっきまでマークといたんです。寮へ送ったところでした」
「マークを?」
エドワードは珍しい、と声を出す。
「オカルト部とかに、追いかけ回されてるみたいで……」
「まさか、例の件で?」
「はい。人の噂ってすぐに広まりますね」
「だけど人は飽きるのも早い。新しい話題が出ればすぐそっちに飛びつくさ」
エドワードはアクセルを踏んだ。外の景色が早送りのように変わっていく。ルカはぼんやりと眺めながら、今日会った出来事を思い出していた。
「何かあったのか?」
「ええ? どうして?」
「なんとなく、いつもと様子が違う気がして」
「今日、マークとランチを取っているとき、向かい側のカフェでマーサが男の人と会ってたんです。年の差があったし、ちょっと気になって」
「年の差? いくつくらいだ?」
「娘と父親くらいの年齢だと思います。ただ帽子を被っていて顔までは。マーサが何か言ったあと、深く被り直したのも気になりました」
「娘と父親くらい、か」
「まさか、本物の父親とか?」
「そうなると、母親は父親の存在を隠していたのに、マーサはどこで父の存在を知ったのかという話になる」
「父親からマーサにコンタクトを取ってきたとか?」
「それも可能性はあるな。とても貴重な情報だ」
「お役に立てて光栄です」
そっと笑みを零すと、エドワードはやり場のない感情が顔に出ていた。ルカ自身も似た顔をしていたのかもしれない、と思う。
「ルカとは最近、生臭い話しかしていないな」
「ならもっと楽しい話でもしましょうか。今日、あなたの好きな鶏の照り焼きを作ろうかと思うんです」
「いいね。とても楽しみだよ。甘じょっぱいものって、君が作ってくれなかったら一生食べずに人生が終わるところだった」
「そんな大げさな。今度、日本に帰ったら甘じょっぱいお菓子も買ってきますね」
エドワードは目を丸くする。
「そんなものも売っているのか」
「魔法の粉がかかったお米の菓子とかあったりします」
「日本人は魔法使いだったんだね。楽しみにしているよ」
事件のことを考えているエドワードは厳めしい顔をするが、今は子供っぽく笑っている。
どちらも魅力的で、大きな大人なのに可愛くて頬すりしたくなる。
滅多にしない頬すりを自分からしてみたら、エドワードはどう思うだろうか。
「どうしたの?」
「……運転中なので止めておきます」
「何をしたいのか判らないが、運転していたのが悔やまれるよ」
「もうっ……家に帰ってからにします」
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