後宮に咲く美しき寵后

不来方しい

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第一章

036 后の揺るぎない決断─⑤

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 変わらないものもあれば、変わりゆくものもある。
 ヴァシリスと過ごすようになり、数年が過ぎた。ヴァシリスの顔つきも大人になり、あどけなさが残るのは寝台の上のみだ。つまり、フィリの前だけである。
 交合の後、すぐに寝入ってしまったためか、フィリはいつもより早めに起きた。というより、起こされたのだ。
 ピィィと遠慮がちに鳴いたのは、ヴァシリスの愛鷲であるラティである。
「どうした?」
 羽織のみを肩からかけ、ラティの元へ向かうと、突然リリが威嚇のために嘴を鳴らした。
「リリ?」
 こんなことは初めてだ。身体を寄せて甘えてくるのに、目もぎらぎらとしていて敵だと認定されてしまっている。
 ラティも離れた場所から見守っている。
「フィリ」
 後ろから抱きすくめられ、フィリはたくましい腕をぺしぺしと叩いた。
「大変なんだ。リリの様子がおかしい。すぐ獣医に診せないと」
 ヴァシリスはリリの様子をじっと見つめ、小さなあくびをした。
「獣医は朝餉の後に呼ぶから、まず寝よう。まだ起きる時間じゃない」
「リリのこと、心配じゃないのか?」
「心配する必要はない。大丈夫だ」
 腕を引かれるまま、寝台へ上った。腑に落ちないが、ヴァシリスの様子から問題ないのだろうとは思う。だが、どうしても気になって眠れなかった。
 朝餉の準備のためにアイラが入ってきて、すぐにリリの様子を伝えた。
「リリがですか。ふふ……では朝餉の後、獣医を呼びましょう」
 アイラはリリの心配をまるでしていなかった。他の侍従たちもだ。
 そんな様子に苛立ちと心配がますます膨らみ、朝餉は味がしなかった。



 リリは飼い主であるフィリに対して敵意むき出しなのに、手慣れた獣医には身を委ねている。
 フィリは嫉妬で狂いそうだった。
「少し落ち着け」
「そうは言っても……リリのことをよく判っているのは僕だ」
「その『よく判っている』というのは、飼い主と獣医では同じ土俵で語れるものではないよ」
 ヴァシリスの背中を撫でる手が優しい。
 リリの検査が終わるまで、ヴァシリスの胸の中でため息を吐き続けることにした。
「フィリ様、終わりましたよ」
 フィリは顔を上げると、獣医ははにかみながらリリにおやつをあげている。
「おめでとうございます。リリはもうすぐ卵を産みます」
「リリが? 母親に?」
「ええ。心配無用です」
 ヴァシリスと顔を合わせる。アイラも、他の侍従たちも、皆が知っていた、と言わんばかりに微笑んでいた。
「なんだ……そうだったのか……」
「フィリ様はこのような経験は初めてでございますね。我々ファルーハ王国の人間は、慣れております故」
 身体の力が抜け、椅子へ倒れるように座った。
「僕ら人間のやるべきことはあるか?」
「栄養のある餌を用意して下さい。あとは巣作りもリリの世話も、ラティがします。飼い主にできることは、暖かく見守ることだけです」
「ずっと嘴を鳴らすし、リリが僕に甘えなくなったんだ」
「子育てを終えれば落ち着きますよ。またいつものリリに戻ります。大丈夫です。リリはちゃんとフィリ様の愛情を感じています」
「この王国一の獣医が言うんだ。間違いないだろう」
「もったいなきお言葉。では私は戻りますが、くれぐれもリリへちょっかいを出さないよう、お願いいたします」
 獣医の威圧が凄まじい。過保護もいい加減にしろと言いたげだ。
「では、お茶をお持ちいたしますね。ヴァシリス様とフィリ様はソファーへおかけ下さい」
 ソファーへ移動すると、ヴァシリスは隙間なくフィリの隣へと腰を下ろす。
 フィリは彼の肩に頭を乗せた。
「おかしな汗が吹き出た。獣医の目もなんだ。まるで僕がリリを盲愛していると言わんばかりじゃないか」
「あ、ああ……そうだったな。とりあえずリリはラティへ任せておけば問題ない。卵を産む雌の世話は雄がするものだから」
「困った。それだと本当にやることがない。遊んでもいけないし巣作りも手伝ってはいけないだなんて」
「フィリだってなんでもかんでも世話を焼かれると億劫に思うだろう? リリだって同じだ」
 緊張の糸が解け、喉が砂漠化している。ちょうどアイラがいくつかのフルーツを切ったものと、冷えたお茶を持ってきた。
 フルーツで喉を潤しながら、尻目にリリの様子を眺めた。
 リリは誰かと目が合おうものなら襲いかかってくる勢いだ。
 ラティが飛んできて、フィリの肩の辺りで止まる。
「ラティ、ほしいのか?」
 少しだけフォークで切ったものをあげると、ラティはすぐにリリの元へ行き口移しで与えている。
「二頭の分も切りましょうか」
「そうしてくれ。少しでも栄養をとらせたい」
 ヴァシリスは過保護もほどほどに、と獣医と同じ目をしていた。



 フィリは外へ出て、プール脇のビーチベッドへ寝転がった。
 今日の日差しはそれほど強くない。風により葉の擦れる音が心地よくて目を閉じた。
 ここ最近、調子があまりよくない。身体というより、心の問題だ。
 昨日もヴァシリスからの夜の誘いを断ってしまった。
 負担があるのはフィリ側なので、ヴァシリスは絶対に無理強いをしない。むしろいつもより優しくなる。ただ、一週間も断っているのだ。
 皆が変わっていく。成長していく。喜ばしいことだ。だが、心にずっと闇が覆われている。
 久しぶりにハラに会えば、彼は大人になった。前のようにフィリと結婚するなど口にはせず、なんとなく線ができたように思う。立場をわきまえた態度は、フィリを傷つけた。
 当たり前のように寄り添ってくれたリリも、今は子育て真っ最中だ。
「僕は……成長しているのだろうか」
 独りはこんなにも寂しいものかと思い知った。ルロ国で地下室に閉じ込められて、ひたすら死を待つだけだったのに、贅沢は人の心を貧しくさせる。
「フィリ様、お飲み物をお持ちしますか?」
「いや、大丈夫だ」
 アイラは心配そうに見つめている。ここのところ様子がおかしいのだと気づいているだろうが、理由を聞いてこない。
「アイラ、散歩がしたい」
「かしこまりました。本日はそれほど暑くもなく、散歩日和です。きっと良い気分になりますよ」
 遠くでは薄暗い雲が空を濁らせている。長くはいられない。
 どこかへ行くあてもなく適当に散歩していると、道場へ着いた。
 中ではヴァシリスが試合形式で稽古をしている。
 しばらく彼を見つめていた。下后たちから恍惚の目で見られることもある。一番近しい立場というものを取り除いても、彼は目鼻立ちが整い、とにかく好かれる。かといってそれを鼻にかけることもない。ダンスパーティーのときに嫌というほど知った。
「行こう」
「お声をかけられないのですか?」
「迷惑だろう」
 振り返ろうとしたとき、ヴァシリスと目が合った。
 彼は嬉しそうにこちらへ駆け寄ってくる。
「フィリ。どうしたんだ?」
「何も。ただの散歩だ」
「……俺に何か用だったんじゃないのか?」
「本当に散歩なんだ」
 言ってしまったのがあとの祭りだ。嘘でも会いにきたと言えば良かったのに、ヴァシリスの顔から笑みが消えていく。
「すまない。僕は…………」
「フィリ。俺は何があってもお前を愛している。また夜に会おう」
 年下なのに、彼の方がよほど大人だった。
 こちらの気持ちを見透かされているようで、気分が悪かった。
 そう思うことも、余計に腹が立った。



「僕は、病気にかかったんだと思う」
 夕餉の後、勇気を出して告げると、ヴァシリスとアイラの視線が突き刺さった。
「何もかも嫌になるんだ。お前のことも愛しているのは変わらない。なのに触れてほしくないと思うときがある。一度、医者に診察してもらいたい」
 ヴァシリスは天井を見上げ顎を撫でながら、
「カウンセリングが必要かもしれないな」
「カウンセリング?」
「俺も経験してきたことだ。詳しいことは医師から話があると思う。さて、今日は遅いから、俺は部屋に戻るよ」
「部屋って……」
「自室だ。しばらくは別々で寝よう。昼間も話したが、どんなことがあっても俺はお前への愛は変わらない。こういう時間も大切なんだ。フィリの心が晴れないままで一緒に寝ても、絶対に良くはならない」
 ソファーから立ち上がるヴァシリスの手を掴みたかった。なのに、それができない。寂しさと突き放したい葛藤が生まれる。
 こんな自分はどうかしている──。
 翌日は医師と二人きりで話したいと伝え、アイラは隣の部屋で待機してもらった。
「自分でもなぜなのか判らないんだ。こんな気持ちになるのは。ハラが僕の部屋へやってこなくなって、きっと寂しいんだと思う。それに距離感も生まれた。リリも僕を拒否しているし。ヴァシリスとは……」
「憚りながら、ヴァシリス王子とは夜の睦言はございますか?」
「…………ない。そもそも、僕が拒絶してしまっている。ヴァシリスは無理に触れようとしない。昨日は同じ部屋で寝なかった」
「なるほど、そういうことでしたか」
 医師はにっこり笑い、カルテに書き込んでいく。
「フィリ様、あなたは今、反抗期です」
「……………………ん?」
「幼少期、親に反抗したことはございますか?」
「そもそも、親と話した経験すらない。ずっと地下に閉じ込められていた」
「そのときの痛みや悲しみが今になって表れ始めたのです。反抗的な態度をお取りになるのは、ヴァシリス王子にでしょうか」
「ヴァシリスとアイラだ。この前なんて、せっかく飲み物を用意してくれたのに要らないと拒絶してしまった。冷たい態度だった」
「心を許したお二方だからこそ、そのような感情が芽生えたのですよ。ハラは大人になり、少しずつ立場を理解し始めているだけです。あと数年もすれば、また話してくれるようになりますよ。リリに関しては私は獣医ではないので、なんとも答えづらいところではありますが……」
「獣医には遠くから見守って、構うなと言われた」
「ではそのように」
「ヴァシリスも反抗的な態度を取っていたときがあるのか?」
「ええ、もちろんでございます。ですが立場を理解するのもお早い方で、すぐに落ち着きました。これはもう人それぞれ異なります。焦る必要はありません」
「……そうか。肩の荷が下りた気がする。あとで二人にも謝ろう」
「もし苛立ちが治まらないようでしたら、精神安定剤をお出しできますが……」
「反抗期に飲むものなのか?」
「いらっしゃいませんね。ですが夜も眠れないほどでしたら、無理せず服用すべきかと」
「大丈夫だ。コントロールできるように努力する」


 未来へ続く当たり前は、永遠を約束されたものではない。今まで続いていたものは、それぞれの努力や支えによって生まれたものだと知った。
 フィリはヴァシリスを床へ招き入れた。こんなことは久しぶりだ。毎日当たり前に寝ていたので、むしろ呼ぶ行為すら経験がない。
「たった一日なのに、夕餉もお前がいないと寂しくて仕方なかった。アイラから聞いていると思うが、医師から反抗期と言われた。はっきり告げられると、かえって負担が軽くなったよ。それを認めたくない自分もいるんだ。これが反抗期なんだろうな。皆が変わっていき、僕には焦りが出ているんだ。ハラもリリも、当たり前が続かない。ハラにも人生があるし、リリは大変な時期だ。それなのに僕は自分のことばかりで、情けなくなるよ」
「変わらないものもあるだろう。俺の愛情だ。ただ、それを伝えたところでフィリの不安は解消されるわけじゃない。フィリ、前にも話したが、絵を描いて個展を開かないか? 後宮内だけじゃなく、民衆にも楽しんでもらうんだ」
「いろいろあって、絵を描くことすらしていなかった。それもいいかもしれない」
 寝台へ横になり、ヴァシリスはフィリの手を包み込んだ。
「この先、お前への愛情以外で俺自身の変わる部分があるかもしれない。それは成長であって、離れることじゃない。また焦りが生じたら、俺の言葉を思い出してくれ」
 ヴァシリスとアイラは判っていた。自分よりも自分を理解してくれる人間がいる。これがどんなに幸せなことか、感謝できるようになるのはもう少し先だ。
 そのときは愛するすべての人に楽しんでもらえるよう、ヴァシリスに見守られながら絵を描くと心に決めた。
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