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第16章五つの玉錚々のレクイエム
錚々のレクイエム#13
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場面は元に戻り、フルミは妖精の隙をつき、岩にされた花子を抱え全力で走っていた。
「ハァハァ…よし!振り切ったぞ!あの妖精供、わしまで石に仕様としやがる…」
なんとか妖精を振り切り、木を背に隠れると、岩を高らかに持ち上げ、思いっきり地面に叩きつけた。
「おぉりゃぁぁ!」
すると見事に真っ二つに割れ中からなんと妖精が現れたではありませんか!
「あ!やはりそう言うことか!」
フルミは何かに気づき、妖精を優しく握りしめると昨日、花子がギタギタにした妖精の元へと戻る、するとそこには銅像の様に棒立ちする優の姿があった。
「おい!大丈夫か?」
どういう事か、見た目には外傷は一切なく、ただ魂が抜けた様に立ち尽くしている。
「おい!おいってば!どうしたって言うんだ、お前も岩にされたんだろ?なあ!答えてくれよ!」
何度も何度も問いかけるが、応えることも瞬きすらもしてくれなかった。
「畜生!これからどうしたらいいんだ、俺1人じゃ、話が詰まらなくなってしまう…」
すると妖精が手から離れると、フルミの肩に止まり、耳元で話始めたそうな…続く
「ハァハァ…よし!振り切ったぞ!あの妖精供、わしまで石に仕様としやがる…」
なんとか妖精を振り切り、木を背に隠れると、岩を高らかに持ち上げ、思いっきり地面に叩きつけた。
「おぉりゃぁぁ!」
すると見事に真っ二つに割れ中からなんと妖精が現れたではありませんか!
「あ!やはりそう言うことか!」
フルミは何かに気づき、妖精を優しく握りしめると昨日、花子がギタギタにした妖精の元へと戻る、するとそこには銅像の様に棒立ちする優の姿があった。
「おい!大丈夫か?」
どういう事か、見た目には外傷は一切なく、ただ魂が抜けた様に立ち尽くしている。
「おい!おいってば!どうしたって言うんだ、お前も岩にされたんだろ?なあ!答えてくれよ!」
何度も何度も問いかけるが、応えることも瞬きすらもしてくれなかった。
「畜生!これからどうしたらいいんだ、俺1人じゃ、話が詰まらなくなってしまう…」
すると妖精が手から離れると、フルミの肩に止まり、耳元で話始めたそうな…続く
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