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悪友が言ういつもの
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瑛太が峇清の家に宿泊して3日目、今日も今日とてバタバタという足音が縁側に響く。
「ゴウちゃん! 瑛にぃ! あっそぼう……! ……?」
障子戸が開いて、元気いっぱいな凜風が姿を表した。
しかし、彼女の前にあったのは布団の前に座る瑛太のポニーテールと、その布団で寝ているもう1人だ。ここが峇清の部屋であることを考えれば、深く考えずに生きている彼女にだってそれが誰だかわかる。
少し横に移動すれば、峇清が顔を赤くして寝ているのが見えるだろう。
「凜ちゃん、ごめんね。昨日、頑張り過ぎたみたいでイッシ~はダウン中」
「あらら」
「だから、また元気になってからにしてあげて」
瑛太は振り向かずにそう告げた。手を動かして、何かをイッシ~の口元へと運んだ。
瑛太の隣に置かれた土鍋を見て、誰もがお粥だと察するだおる。おかゆの乗ったスプーンなので、流石に視線を外すわけにはいかない。
「はむ……。くちゅ、くにゅ……ゴクッ」
イッシ~はスプーンからお粥を貰い、僅かに咀嚼した後に飲み込んだ。
これはワガママも言えない状況だとわかったらしく、凜風は諦めて踵を返す。
「わ、わかった。瑛にぃも、看病お疲れ様!」
「ま、こんなのはいつものことだから」
「ゴウちゃんも、あんまり迷惑かけんなよ!」
流石に頻繁ではないものの、体調を崩した時は瑛太の肩を借りることもあった。文句の1つも言ってやろうかと思ったものの、迂闊に動けないためイッシ~は諦めた。
「わかってる。ンッ///」
返せる言葉も短いもので、声を出すのも大変な状況だった。なにせ薬でフタナリ状態になっている上に、アナルには微弱な振動を繰り返すローターが入っているのだから。
しかし、そんなセリフだけでも、凜風は敏感に何かを感じ取ったようである。
「えっと、今日のゴウちゃんはなんだか色っぽ……えー、風邪のせいかな? ア、ハハハッ」
声音が少し高いのも、水っぽい音がするのも、気のせいだと自分に言い聞かせるようにして、彼女はそそくさとその場を去っていった。
きっと気づきもしなかっただろう。部屋の中ではなぜか蚊取り線香が焚かれていたり、扇風機が窓の方に向けられていたりしたことに。
「足音を立ててくれて助かったね」
「ぅん///」
「まだそんなに遠くにいってないのに、もう欲しいの?」
「と、とひゅぅだっらふぁら…/// ぅちゅッ、ぅうぅぅ~ッ」
凜風が歩き去るのも待たずに再び咥えた。お粥のスプーンではなく、瑛太の股間から伸びた肉匙をだ。まだ近くに居るかもしれないというのに、ジュッポジュポと音を立ててむしゃぶりつく。
母親の作ってくれたお粥よりも、イッシ~にとっては瑛太のカウパー腺液の方が良薬なのである。青臭い苦味こそあるものの、もう嫌なものではなくなっている。
「んぅふっ/// じゅ、ぢゅッ、ぅぅ…/// おっはい、こひゅれへ…///」
突き立ったペニスを体を乗り出しながら口内へ挿入するため、ワイシャツに包まれた乳房の先端が擦れた。ブラジャーもないのだから当たり前だが、下手な攻めよりも乳頭を刺激された。
いろいろな場所をビンビンにして、イッシ~は一心不乱に肉棒にフェラチオする。
「ね、ぇ…/// おもひゃ、とめェエェェッ…/// ひゅぅぅ、ぅふ///」
ただ、細い腰に響くローターの振動もあるため、彼女はいつもより大変な思いをした。
「もう少し、待って。いい感じの息遣いに、なってさ。あ、でるよッ」
「ヂュッポ/// だひへッ/// おくひに、わたひのくひまんほに……///」
「だ、出す! イッシ~の口マンコに出す!」
震えるような呼吸のリズムに苛まれ、瑛太の男根は限界を迎えようとしていた。剛直は夏のアスファルトよりも熱を帯び、イッシ~の口腔で爆発へと導かれる。
情欲に熱された涎はお粥のようにトロトロになって、抽送を助けたことにより思った以上に喉へと入り込む。けれど、体勢のおかげか慣れたのか、イッシ~はえづくことなくそれを迎え入れる。
「ぅうッ!」
「オボッ!/// んぅぅうぅ~~ッ/// ぅんぐ、ごくっ、ぐぅぅ/// ゴクリッ……ぷはぁ/// い、いっちゃったぁ…///」
口マンコ、喉マンコにたっぷりとザーメンを射精され、その淫靡な熱に合わせて彼女も絶頂を迎えた。
フタナリペニスが小刻みに前後したのがわかり、次の瞬間には白濁がシャツの裾を汚した。愛液も合わさって、布団の中は性と精の匂いで満たされる。
薬の分量を減らしていなかったら、情欲にかられて結合まで行っていたかもしれない。
[7月2○日 金曜日 曇り
疲れたのは本当だけど、ズル休みして瑛太のザー汁補充。凜風が来た時は慌てたけど、少しドキドキしちゃった。
これまでと変わらずローターをアナルに入れて異物感に慣れる訓練かな。ちょっと違うのは、動かされるとペニスが勃起して収まらなくなったこと。
病みつきになりそう。]
「ゴウちゃん! 瑛にぃ! あっそぼう……! ……?」
障子戸が開いて、元気いっぱいな凜風が姿を表した。
しかし、彼女の前にあったのは布団の前に座る瑛太のポニーテールと、その布団で寝ているもう1人だ。ここが峇清の部屋であることを考えれば、深く考えずに生きている彼女にだってそれが誰だかわかる。
少し横に移動すれば、峇清が顔を赤くして寝ているのが見えるだろう。
「凜ちゃん、ごめんね。昨日、頑張り過ぎたみたいでイッシ~はダウン中」
「あらら」
「だから、また元気になってからにしてあげて」
瑛太は振り向かずにそう告げた。手を動かして、何かをイッシ~の口元へと運んだ。
瑛太の隣に置かれた土鍋を見て、誰もがお粥だと察するだおる。おかゆの乗ったスプーンなので、流石に視線を外すわけにはいかない。
「はむ……。くちゅ、くにゅ……ゴクッ」
イッシ~はスプーンからお粥を貰い、僅かに咀嚼した後に飲み込んだ。
これはワガママも言えない状況だとわかったらしく、凜風は諦めて踵を返す。
「わ、わかった。瑛にぃも、看病お疲れ様!」
「ま、こんなのはいつものことだから」
「ゴウちゃんも、あんまり迷惑かけんなよ!」
流石に頻繁ではないものの、体調を崩した時は瑛太の肩を借りることもあった。文句の1つも言ってやろうかと思ったものの、迂闊に動けないためイッシ~は諦めた。
「わかってる。ンッ///」
返せる言葉も短いもので、声を出すのも大変な状況だった。なにせ薬でフタナリ状態になっている上に、アナルには微弱な振動を繰り返すローターが入っているのだから。
しかし、そんなセリフだけでも、凜風は敏感に何かを感じ取ったようである。
「えっと、今日のゴウちゃんはなんだか色っぽ……えー、風邪のせいかな? ア、ハハハッ」
声音が少し高いのも、水っぽい音がするのも、気のせいだと自分に言い聞かせるようにして、彼女はそそくさとその場を去っていった。
きっと気づきもしなかっただろう。部屋の中ではなぜか蚊取り線香が焚かれていたり、扇風機が窓の方に向けられていたりしたことに。
「足音を立ててくれて助かったね」
「ぅん///」
「まだそんなに遠くにいってないのに、もう欲しいの?」
「と、とひゅぅだっらふぁら…/// ぅちゅッ、ぅうぅぅ~ッ」
凜風が歩き去るのも待たずに再び咥えた。お粥のスプーンではなく、瑛太の股間から伸びた肉匙をだ。まだ近くに居るかもしれないというのに、ジュッポジュポと音を立ててむしゃぶりつく。
母親の作ってくれたお粥よりも、イッシ~にとっては瑛太のカウパー腺液の方が良薬なのである。青臭い苦味こそあるものの、もう嫌なものではなくなっている。
「んぅふっ/// じゅ、ぢゅッ、ぅぅ…/// おっはい、こひゅれへ…///」
突き立ったペニスを体を乗り出しながら口内へ挿入するため、ワイシャツに包まれた乳房の先端が擦れた。ブラジャーもないのだから当たり前だが、下手な攻めよりも乳頭を刺激された。
いろいろな場所をビンビンにして、イッシ~は一心不乱に肉棒にフェラチオする。
「ね、ぇ…/// おもひゃ、とめェエェェッ…/// ひゅぅぅ、ぅふ///」
ただ、細い腰に響くローターの振動もあるため、彼女はいつもより大変な思いをした。
「もう少し、待って。いい感じの息遣いに、なってさ。あ、でるよッ」
「ヂュッポ/// だひへッ/// おくひに、わたひのくひまんほに……///」
「だ、出す! イッシ~の口マンコに出す!」
震えるような呼吸のリズムに苛まれ、瑛太の男根は限界を迎えようとしていた。剛直は夏のアスファルトよりも熱を帯び、イッシ~の口腔で爆発へと導かれる。
情欲に熱された涎はお粥のようにトロトロになって、抽送を助けたことにより思った以上に喉へと入り込む。けれど、体勢のおかげか慣れたのか、イッシ~はえづくことなくそれを迎え入れる。
「ぅうッ!」
「オボッ!/// んぅぅうぅ~~ッ/// ぅんぐ、ごくっ、ぐぅぅ/// ゴクリッ……ぷはぁ/// い、いっちゃったぁ…///」
口マンコ、喉マンコにたっぷりとザーメンを射精され、その淫靡な熱に合わせて彼女も絶頂を迎えた。
フタナリペニスが小刻みに前後したのがわかり、次の瞬間には白濁がシャツの裾を汚した。愛液も合わさって、布団の中は性と精の匂いで満たされる。
薬の分量を減らしていなかったら、情欲にかられて結合まで行っていたかもしれない。
[7月2○日 金曜日 曇り
疲れたのは本当だけど、ズル休みして瑛太のザー汁補充。凜風が来た時は慌てたけど、少しドキドキしちゃった。
これまでと変わらずローターをアナルに入れて異物感に慣れる訓練かな。ちょっと違うのは、動かされるとペニスが勃起して収まらなくなったこと。
病みつきになりそう。]
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