韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜

Loon

文字の大きさ
4 / 13

#004 帰国とスカイとの電話

しおりを挟む
~帰国してから~
 


 
 

帰国してからというもの、
失恋した心は
日々の忙しさに忘れつつあった。
 
 
 

ピロン ピロン ピロン
 
 

鳴り止まない携帯。
これが1番私を忙しくする。
 
 

『おはよう!』
『これから撮影だよ!』
『今移動中』
『ご飯食べたかな?』
『収録待ち~』
『打ち合わせ終わった』
『ご飯』
『ジム行く』
『お風呂入ってくるね』
『おやすみ』
 
 

…連絡先交換したメンバーからの連絡が激しい。
 
 

なかなか有り難いけど、あまり慣れない習慣で
自分からはあまり連絡しないでいる。
 
 

だけど、これは約束だから自分から電話する。
 
 

プルルル
 
 

〇〇:スカイおはよう

スカイ:おはよ~

〇〇:今日も起きれたね

スカイ:いつもモーニングコールありがとう

〇〇:うん。

スカイ:今日は撮影だけだから、帰ってから電話しよ~

〇〇:今日はアルマとゲームの中で会う予定なんだ!ごめんね。

スカイ:またかよ~。じゃあ明日は?

〇〇:明日は大丈夫。

スカイ:じゃあ、明日ね。

〇〇:うん。

スカイ:〇〇メンバーと仲良いよね。
アルマヒョンもラビヒョンも〇〇のこと話してる~

〇〇:みんな連絡してくれるからね。
ヒナも同じでしょ?

スカイ:ヒナはキラヒョンと仲良しって感じで入る隙がないよ。

〇〇:なにそれ!私は隙だらけっていいたいの?

スカイ:うん。もう僕だけでいいじゃん。連絡とるの。

〇〇:なんで?連絡はきちんと返さなきゃ。
別に私から連絡してないよ。
って、何この会話(笑)
カップルみたいじゃん(笑)

スカイ:僕はそうなってもいいけど?

〇〇://///

スカイ:はいはい。どーせ、他のメンバーにも言われてるんでしょ。

〇〇:それはどうかな?

スカイ:知ってるよ。〇〇は魔性なの?

〇〇:違うよ。ただ、今は好きな人作りたくない気持ちが強いだけだよ。。

スカイ:……そっか。また連絡するね!

〇〇:はーい。仕事頑張ってね!
 
 
 

そうなんです。
帰国後、アルマ、ラビ、スカイから凄く連絡くる。
 
 
流石の私でも気づく。
人生最大のモテ期。
 
 

でも今は、恋愛が怖い。
また自分が壊れそうで…。
 
 
 

~ヒナとカフェ~
 
 

ヒナ:〇〇~。久しぶり!大変そうだね(笑)

〇〇:うん(;´∀`)

ヒナ:〇〇が1番幸せになれる人選びなよ。
ゆっくりでいいと思う。

〇〇:うん。

ヒナ:贅沢な悩みだね(笑)

〇〇:そうかな?なんか重いってか、
メンバーの仲は悪くしたくないんだけど、どうすれば…

ヒナ:そうだね~。……
本当に好きってなってちゃんと素直に言えば分かってくれる人達だと思うよ。

〇〇:そうだよね…。

ヒナ:まぁ、今は流れに身をまかせちゃいなよ。
悩みすぎるの良くないよ。

〇〇:そうだね。
 
 

ヒナと話して、少し楽になった。
 
それからは、流れのままに
みんなと連絡を取り合った。
 
 
 
つづく
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

今さらやり直しは出来ません

mock
恋愛
3年付き合った斉藤翔平からプロポーズを受けれるかもと心弾ませた小泉彩だったが、当日仕事でどうしても行けないと断りのメールが入り意気消沈してしまう。 落胆しつつ帰る道中、送り主である彼が見知らぬ女性と歩く姿を目撃し、いてもたってもいられず後を追うと二人はさっきまで自身が待っていたホテルへと入っていく。 そんなある日、夢に出てきた高木健人との再会を果たした彩の運命は少しずつ変わっていき……

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

10年前に戻れたら…

かのん
恋愛
10年前にあなたから大切な人を奪った

処理中です...