奥さまはモンスターバスター 時々 異世界召喚勇者

はなぶさ 源ちゃん

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その後…とは限らない番外編

番外編2 魔王退治の勇者と幼馴染 その2

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登場人物

如月 健人きさらぎ けんと : 瀬利亜の二つ年下の幼馴染。四年前に瀬利亜が引っ越したのを見送る。異世界に勇者として召喚されたが…。

エイムス :王女にして賢者。勇者パーティの一人。攻撃魔法も神官魔法も使いこなす。健人に魅かれている。黒髪で清楚系の美女。思慮深くしっかり者。

デフォルド :熟練冒険者。勇者パーティの一人。細マッチョの斥候にして、剣士・弓士。気のいいおっさんで交渉事も得意。

石川瀬利亜  :地上最強のスーパーヒロインでモンスターバスター。ゴメラキラー、無敵のシードラゴンの異名を取る。

リディア アルテア サティスフィールド: 世界最高の魔法使い。ふわふわした優しい美女で瀬利亜はんを子供のころから溺愛。瀬利亜同様モンスターバスター最強メンバー一二星のメンバーにして、リーダー格。

錦織光一 :瀬利亜の旦那はん。関西弁を操るイケメンで、電子技術のエキスパートにして『サイバーヒーロー・電脳マジシャン』。瀬利亜はんを溺愛していて、『三日離れたら寂しゅうて死んでまうんや!』(確定)。

神那岐千早:  瀬利亜たちと同じモンスターバスター一二星の一人で、『対魔神剣・神那岐の太刀』を扱う、巫女剣士。瀬利亜の三つ年下で瀬利亜はんが大好き。


 「ええええええ?!!!なんでここにいるわけ?!!!」
 召喚の間になぜか聖なる盾を持って瀬利亜がいたので俺は思わず叫んでいた。
 「いえ、私もよくはわかんないんだけど。そこの王女様ぽい人が『あなたと聖なる盾の存在をたどって、ここからあなたを召喚した』と言っていたから、私もあなたと一緒に召喚されてしまったのではないかと思うの。」
 うん、確かに話の筋は通っているよね!でも、なんでそんなに落ち着いているの?!!

 「そして、私は瀬利亜さんと一緒にいたから、一緒に召喚されたんだと思います♪」
 ……日本人形のような女の子もニコニコしながらうなずいている。
 なんでそんなに嬉しそうなの?!

 視線を感じてエイムスたちの方を見ると、みんな唖然としている。当たり前だけど、状況がよくわかっていないんだね。

 「あの、あなたたちは一体…?」
 恐る恐ると言った感じにエイムスが口を開く。

 「ええと…通りすがりのただのがんばる乙女Aです!」
 「いきなり何を言い出すの?!!」
 胸を張って言う瀬利亜に思わず突っ込みを入れてしまう。

 「はいはい!!私も通りすがりのただのがんばる乙女Bです♪」
 めちゃくちゃうれしそうだよね?!!この子、本当に瀬利亜のことが大好きなんだね?!!

 エイムス達がさらに困惑しているのに気付いた瀬利亜が口を開いた。
 「それから、健人の近所に何年か住んでいて、よく一緒に遊んでましたので、一応友人ということになりますね。」
 『一応』友人なの?!!
 
 「え?!健人のお知り合いなのですか?!!!」
 エイムスが俺の知り合いというところに激しく反応する。

 「そうです。私の方が二つ上でしたから、『お姉さん』的な立場でしたね♪」
 ものすごく『お姉さん』を強調したよ?!!これ、完全に『恋愛対象外』だよね!!

 「はいはい!そして、今は瀬利亜さんは私のお姉さん的立場です!!」 
 日本人形みたいなお嬢さんは本当に嬉しそうに右手を挙げて主張している。
 俺もここまで一人の女の子に好かれてみたいです!!

 
 「健人、詳しい話をして貰えるかしら?」
 「そうだな。健人とエイムスに確認しておきたいことがあるから、まずは俺たちに話をしてくれるか?」
 エイムスと、そしてもう一人の魔王討伐時のパーティ仲間のデフォルドが俺に話しかけてきた。
 
 個人戦力としてこの国のみならず、世界でも最高峰であり、固く結束したパーティだったため、俺たちに対するみんなの信頼はすごく厚い。
 だから、こういう場合に俺たちだけで話をするとなっても大司教たちからもさして文句もでなかった。
 そして…。
 「じゃあ、健人たちが話し合いをする間、私が知っている健人の話をみんなにするわね♪」
 瀬利亜が非常にヤバイことを話しだした。

 「いや、それはちょっと…。」
 「なるほど!それはいいですな!」
 「ぜひ、お願いします!」
 俺が制止しようとする間もなく、年の功もあって人望も非常に厚い初老のフォルト大司教と『豪快親父』のダントス騎士団長が瀬利亜の話を聞く流れに強引に持っていってしまった。
 後が少々怖い気もするが、基本明るくてほぼ誰にでも好かれていた瀬利亜がいろいろと話をすることで、瀬利亜たちがみんなに受けれられるならその方がいい気がする。
 瀬利亜が話し始める中、俺たちは個室の方に移動した。


 「…ということなんだ。」
 俺はエイムスとデフォルドに俺を刺したもう一人の瀬利亜の話から、召喚途中で出会った女神さまにもらった腕輪の話。そして、瀬利亜たちに介抱されたあとからここに戻ってくるまでのことをかいつまんで話した。

 「本当に健人が無事でよかったわ。怪我もないようだし。」
 「そうだな…。ただ、いくつか腑に落ちない点があるんだ。」
 エイムスはとりあえず俺の無事を素直に喜び、デフォルドは難しい顔をして考え込んでいる。
 二人ともに年間背中を預け合ってきたとても信頼できる仲間だが、エイムスは知識と判断力はとても優れているが、お姫様育ちなため、世情に疎く、天然な部分もある。
 対してデフォルドは元超一流の壮年の冒険者で、斥候や剣での戦闘、そして、簡単な魔法もいろいろ使える上に世間の裏事情に詳しく、交渉事も得意だ。
 そのデフォルドが腑に落ちないという点がとても気になるところだ。

 「健人を刺した瀬利亜という女性に出逢った後、お前の元の世界の知り合いの同じく瀬利亜に介抱され、しかもお前と一緒に召喚されてきた…。いかになんでも話が出来過ぎている。
 また、凄まじい闇の魔力に犯されたナイフに刺されて、意識が朦朧としていたお前が今は傷も闇の魔力の影響もなくなって、ぴんぴんしている。そこも腑に落ちない。
 お前の右わき腹にナイフで刺されたような穴が開いており、服にかすかに闇の魔力の残滓が残っているから、刺されたことは間違いないようだしな。」
 俺は言われて服を見下ろすと、確かに穴が開いている。しかし、その下の俺の腹には傷跡すら残っていない。

 「どういうことだ?!瀬利亜ともう一人の女の子は傷のことなどまったく言わなかった…いや、そもそもあの凄まじい闇の魔力のこもった短剣をどうにかするのはフォルト大司教やエイムスクラスの神官でないと無理だよな?!!」
 「では、女神さまから頂いた腕輪が健人を元の世界に戻すと同時に健人の傷を治し、健人の友達の元へ導いた…と言うことかしら?」
 エイムスが俺の言葉を受けて考える。

 「確かにそうかもしれないんだが…、あの二人にもいろいろおかしいと思えることがある。
 例えば、いきなり異世界に召喚されたにもかかわらず、どうしてあんなに落ち着いているんだ?健人が召喚された時はものすごくあたふたしていたよな。」
 デフォルドの言うように二年前に召喚された時は俺は動揺してものすごく取り乱した覚えがある。エイムスとフォルト大司教が急に召喚したことを謝罪したうえで、とても誠実に説明してくれたので、何とか落ち着けたのだった。

 「そうね。デフォルドの言うことももっともなのだけど…私とフォルト司教はそれぞれ、魔術と法術の悪意や邪気を感知する魔法をかけていたのに、あの二人からはそれがまったく感じられなかったわ。
 それと、たった一人で召喚された健人と違って、瀬利亜さんともう一人の女の子はすごく親しいようだし、さらに健人も知り合いなのだから、健人の時ほど不安にはならないのかもしれないわよ。」
 エイムスは基本、世間知らずのお人よしだが、同時に非常に冷静で判断力に優れている。今回の件もデフォルドの言う危険を踏まえた上で、ニュートラルな判断を下そうとしているようだ。

 「…確かに。落ち着いている、いや、落ち着いているように見えることだけで怪しいと断じるのは早計かもしれないな。ただ、魔王軍の手先と思しき瀬利亜さんの偽物と疑う相手が出てきたのは確かだ。魔王軍はよく絡め手を使ってきていたのだから、常に罠の可能性を頭に入れておいた方がいいと思う。」
 デフォルドの言葉に俺とエイムスがうなずいて、俺たちは召喚の間に戻ると…。
 

 「いやあ、そうですか!健人殿は昔からそうだったのですな!はっはっは!!!」
 「ええ。かなり無鉄砲だったけど、一生懸命筋を通そうとしていたわ♪」
 みんなお茶をしながら盛り上がっているよ!!しかも、話題が俺のことだよ!!

 「おお、健人殿も戻ってこられたか。今、瀬利亜ちゃんと千早ちゃんから、いろんな話を伺っていたよ。」
 ニコニコしながらフォルト大司教が話す。
 いつの間にか、二人のことをちゃん付けで呼ぶようになっているんだけど?!!

 「健人、異世界に来て、二年で仲間とともに魔王を倒すくらいに色々な意味ですごく成長していたのね!!お姉さん、とっても誇らしいし、本当にびっくりだわ!!」
 「本当にスゴイです~♪」
 瀬利亜と千早ちゃんが俺をキラキラした目で見ながら歩み寄ってくる。
 
 「瀬利亜、なんで『お姉さん』なの?!
 この世界に来てから二年たっているから、もう瀬利亜が年上でなくなっているかもしれないだろ!」
 「え?健人、今何歳になるの?」
 「ええと、こっちに来てから正確には一年と一一カ月だから…まもなく一九になる。」
 「そう、私は一九歳と六カ月だから、私の方が半年以上お姉さんだわ♪」
 「なんで、ドヤ顔で勝ち誇ってんの?!!意味が分かんないんですけど?!!」

 「…それにしても、すごいわね!たった三人で魔王を倒すこともさることながら、本来なら超えようのない年齢差の壁を二年も短縮するなんて!!さすが勇者だわ!!」
 「いや、それ、勇者全然関係ないよね?!!」


 そんなやりとりをしていると、騎士団副団長のカイルが俺の方に近づいてきた。
 カイル副団長はダントス騎士団長と並ぶ、剣の達人だ。侯爵家の二男で、イケメンで非常にプライドが高く、エイムスに心酔しているためか、何かと俺に突っかかってくるのだ。
 「健人殿、すまなかった!」
 カイル副団長がいきなり頭を下げた。どういうことかと俺が戸惑っていると…。

 「私は健人殿のことをずっと誤解していた!プライドの非常に高い、いけ好かない奴だと勘違いしていた。そうではなく、非常に思いやりが深く…いや、そのこと自体はわかってはいたのだが、何事にも筋を通そうとするし、『ケンジョウの精神』に飛んでいる上、『ちょっとだけ素直に成れない』…それだけのことだったのだな!
 エイムス様のことはあなたに託す!!頼んだぞ!!」
 ちょっと待って?!どうしてこういう展開に…。

 「瀬利亜ちゃんに聞いたよ!健人は異世界では『ツンデレ』と言うのだそうだな♪」
 機嫌よくダントス騎士団長が俺に笑いかける。
 「瀬利亜!一体みんなに何を話したわけ?!!」
 「なに…て…子供のころ、一緒にいろいろな体験をした話をしただけだわ♪
 間違っても嘘やあなたの悪口は言っていないから♪」
 瀬利亜が胸を張って答えるのを見て、大司教や騎士団長がうんうんうなずいている。
 具体的にどんな話がなされたのかめちゃくちゃ気になるんですけど?!!

 「それはともかく、話は整理できたのかね?我々も詳しい話を聞きたいのだが…。」
 フォルト大司教に言われ、その場はひとまず解散し、俺、エイムス、デフォルド、フォルト大司教、の五人で再度俺の話を検証することになった。


 「うーむ、話を聞くと、デフォルド殿の心配はもっともだとは思うのだが、法術を使っても全く悪意や敵意を感じられないのです。瀬利亜ちゃんと千早ちゃんが魔王軍の手先とはとても思えないのですよ。」
 「わしも同感だな。瀬利亜ちゃんが健人殿のことを話すときは身振り手振りを交えて、非常にものすごく熱心に話をしておった。演技ではあそこまでの言動はできんだろうと思うのだ。」
 フォルト大司教もダントス騎士団長も二人が魔王の手先ではないと感じているようだ。

 「とはいえ、瀬利亜ちゃんの偽物を魔王軍が用意したことには要注意ですな。
 魔王軍には『相手の記憶を読んだ上、催眠や魅了を掛けてくる魔族』もいたと古書で読んだことがある。
 精神操作に長け、変身能力も高い高位魔族が瀬利亜ちゃんに化けて襲ってきたのだろうな。」
 フォルト大司教が考え、考え言葉を出している。

 「しかし、わざわざ魔族が化ける相手に瀬利亜さんを選んだのは…健人が瀬利亜さんに好意を持っているからか?!」
 「で…デフォルド!い…一体何を言っているんだ?!!!!」
 ヤバイ、予想外の『暴露劇』に声が震えっちゃってるよ!!!

 俺の様子を見て、四人が大きくため息をついている。
 これ、なんの罰ゲームだよ?!!おのれ、魔王軍め!!!
 
 
 そして、魔王軍対策のことなどを五人で話した後、城の一階俺たちの居室へ戻っていると、今度は侍女たちと瀬利亜たちが一緒に食事を準備しながら、仲良く談笑しているのが目に入った。
 またもや、『健人さまはツンデレ』という言葉が耳に入ってきたんですけど?!
 俺の異世界生活には違う意味で危機が訪れているようだ。

 (続く)
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