微笑む似非紳士と純情娘

月城うさぎ

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第二部

15.<閑話>その後の白夜様

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<注意!>完全白夜視点、一人称で話が進みます。白夜の思考が駄々漏れです。ちょっと変た・・・いえ、いろいろやばい人になっているかと思います。白夜のイメージが崩れる可能性がありますので、そんなの困る!という方は、スキップして下さいませ。飛ばしてくださっても今後の話に支障はないかと思います。

そしてやばくて大丈夫!な方だけ、どうぞ。
*誤字脱字訂正しました*
********************************************

 寝室のベッドに麗を寝かせた後。私はキッチンにむかい、冷蔵庫から良く冷えた水のボトルを取り出しました。冷たい水を味わい、ようやく冷静さを取り戻せた気がします。あのまま寝室にいたら、確実に彼女に嫌われる行動をしていたかもしれませんね。それは流石に胸が痛みます。初めて味わう片想い期間が長かったのですから、両想いになれた今、早く愛しい彼女を抱きたいと思うのは当然ですが、意識のない時に襲う事は絶対にしませんよ。正直我慢の限界はすぐそこまで来ているのですがね・・・

 ふう、と嘆息してからちらりとリビングに続く扉をつい見つめてしまいました。やはり先ほどの光景を思いだしますね。ああ、化粧を落とした麗は実年齢よりもっと若く見えます。あどけない少女のような表情で横になって眠る彼女は、二十歳を過ぎているようには見えません。白い肌に私がつけた赤い花がどこか扇情的で、その幼さが残る寝顔とのギャップがたまらないのですが、少し後ろめたい気分にさせられてしまいますね。あの印も2日もすれば消えてしまうのでしょう。目につく場所にキスマークをつけたと知ったら顔を真っ赤にさせて怒られてしまうのでしょうが、怒った彼女も可愛いのでそれはそれで楽しみです。

 「ふふ、全く、どんな表情も私にとっては可愛くて仕方がないのですが・・・」

 でも早く私の腕に抱かれて可愛く啼く声が聞きたいですね。今夜の麗は本当に食べてしまいたい位に可愛らしかったです。あのまま彼女が寝てくれなかったら、私も止まらずに彼女の素肌を堪能していたことでしょう。今だって薄く口を開いて眠る彼女に濃厚な口付けをしたくて堪りませんが、そんなことをしたら起こしてしまいますかね?私の唾液を飲みこみ白い喉が上下に動く様を是非見たいのですが・・・それはまた次回にする事にしましょう。

 さて、そういえば先ほど届いた書類はどこでしょうか。
 ぐるりと周囲を見渡すと、ああ、ありました。先ほど麗の所持品を金庫に納めたとき、棚の上に置いたのでした。何故そんなことをしたのかって?勿論、貴重品を金庫に入れるのは金庫の正しい使い方でしょう?ふふ、納得されていないのでしたら、ご想像にお任せしますよ。

 先ほどまで座っていたソファに戻り、ゆっくりと寛ぎながら茶色い封筒の厚さを確かめます。おや、今回は結構な量がありますね。これはじっくり時間をかけて堪能させていただきましょうか。
 ぺリ、と開いた中から現れたのは、あの手この手で入手した写真の数々。あちこちから送られてくるので流石に私も全部を把握しているわけではありませんが、一番の協力者は古紫室長でしょうか。ですが彼も幼少時の姿とたまに日本に帰国された時の写真しか持っていないのですよ。やはり学校生活の物となるとまた別の協力者が必要になりますね。

 「ああ、本当になんて可愛らしいのでしょう」
 2歳頃の麗の姿はまるで天使のようです。誕生日のケーキのイチゴを頬張る彼女には、たくさんのイチゴをプレゼントしたくなりますね。天使が金髪碧眼だなんて勝手なステレオタイプは今すぐ捨ててください。黒目黒髪でも、栗色の髪に茶色い瞳でもいいじゃないですか。麗自身も仰っていましたが、どうやら彼女だけ色素が薄いそうですね。ご両親も響君も、ついでに古紫室長も漆黒の髪の持ち主ですが、麗はナチュラルに栗色で、それは彼女にとても良く似合うと思います。そういえば古紫管理官も若干色素が薄そうでしたね。彼の髪は染めているのかもしれませんが、警察は規則が厳しいですし。もしかしたらあれも地毛なのかもしれません。

 次の写真は公園で走り回る姿ですか。6歳頃ですね。左右に高く結われた髪が跳ねて活発な少女の姿です。タンクトップと帽子、そしてショートパンツから覗く肌はこんがりと小麦色に焼かれています。恐らく夏休みなのでしょう。この頃はまだ日本に住んでいたのですね。隣にいる少年は古紫室長でしょうか。麗が6歳なら7歳離れている古紫室長は13歳という事ですね。中学1年生にしては引き締まった体躯をしています。やはり彼も若い頃から武道を嗜んでいたのでしょう。彼が13なら私は11歳ですか・・・惜しいですね、この場に11歳の私がいたら、たくさん遊びに付き合ってあげたのに。この年の8月8日の私は一体何をしていたのでしょうか。

 「おや、これはこれは・・・」
 そして次の写真は・・・海水浴場で撮ったのですか。8~9歳頃でしょうか。同じく夏休みの写真ですね。ポニーテールにした髪の毛が水で濡れてペットリと張り付いています。ワンピースの水着はピンク色の花がついた子供らしいデザインで、それが良く似合っていますが、これでは誘拐犯を誘き寄せてしまいますよ?こんなに愛らしいのですからもっと警戒心を強めて頂かないと。不埒な輩がもし幼い彼女に悪さをしようと考えていたら、即刑務所行きにさせてあげますが。
 良く見れば浮き輪を片手に持っていますね。そういえば麗は泳ぎが得意なのでしょうか?他の写真で水着姿なのはこれ一枚ですね・・・今までそのような話を聞いた事はありませんでしたが、今年の夏は海外のビーチに行くのもいいかもしれません。勿論泳げないのであれば、私が手取り足取り教えて差し上げますから問題ありません。ふふ、それは楽しいひと時になりそうですね。後で司馬に夏休みの予定をちゃんと確認しておかなければ。半年前から伝えてあるので、スケジュールの調整は既に出来ていると思いますが。

 お次の写真は国際色豊かなお友達に囲まれた麗のハロウィーンの光景ですか。15歳の麗は魔女になったのですね。これは可愛らしい魔女さんだ。とんがり帽子にローブ、蜘蛛の巣柄のタイツに黒いドレスですか。黒いカツラが良く似合っています。お友達は・・・何かのキャラクターですかね。海外のキャラクターはあまり詳しくはないのですが。着ぐるみを着ている子もいますね。後はチャイナドレスを着た女の子に、海賊風の男の子ですか。なんとも微笑ましい光景で実に楽しそうです。

 そしてめくった次の写真を見て、思わず考え込んでしまいました。

 「ハイスクールの、プロム・・・でしょうか・・・」

 華やかに着飾ったティーンの麗のはにかんだ笑顔は誰にも見せたくないほど愛らしい。黒地に桜色の花びらが刺繍されたドレスは膝丈で、薄いピンクのリボンがお腹の前でリボン結びにされています。髪型もキレイに巻かれて、頭には小さなティアラですか。まるでお姫様のような姿に視線が釘付けになりますが・・・隣に写っている少年は一体誰でしょうかね・・・?金髪の少年は見た限りでは北欧系に見えます。背が高くて黒いタキシードの正装をしています。なかなか良くお似合いですよ、ええ。ですが何故ツーショットなのでしょう。まさかとは思いますが、彼とプロムに行かれたのですか。パートナー役にこの少年を?

 いけません、10年前の出来事に思わず本気で嫉妬してしまいそうになりました。麗にも交友関係があるでしょうに、何を勘ぐっているのでしょうか。彼女は学生時代の時交際相手はいなかったと本人が告げていたではないですか。恐らくただの友人止まりだった少年でしょう。2人きりのツーショットなんて見て思わず苛立ってしまいました。
 私がこの頃の麗に出会っていたら、私が彼女を誘っていたのに。ええ、全身コーディネートさせて、勿論色も私と統一させて。恥らいを見せながら可憐に微笑む麗を完璧にエスコートしたのですが、何故もっと早く出会えていなかったのでしょうか。それに彼女が15歳の時、私はもう20歳ですか。10代の頃の5歳差は何て大きいのでしょう。恐らく大学生の私が15歳の麗とお付き合いをしていたら、周りからロリコンなんて思われることでしょうし、それは不名誉ですね。私は別に年齢に関係なく麗が好きなだけなのですが。
 
 「やはり二十歳を超えてから出会った方が障害が少なさそうですね」
 25歳と30歳の今なら何も問題はないですし。正直もう2~3年前に出会えていてもよかったと思いますが。ちゃんと成人した麗に手を出しても犯罪にはなりませんから安心です。

 本当に、どこまで彼女に夢中なのでしょうか、私は。自分がここまで一人の女性を愛せるとは思ってもいませんでした。そろそろ結婚をと周りから煩く言われていましたが、ちゃんと生涯を共に歩みたいと思える女性に出会えたなんて。めぐり合えた事に感謝しないといけませんね。
 

 そして写真を眺めて気付きました。
 幼い頃の麗に出会えないのなら、彼女とそっくりな子供を作るのはどうでしょう。男の子でも女の子でもどちらでもいいですが、やはり両方欲しいですね。両親や親戚はきっと初めの子供は男の子がいいと煩く言うかと思いますが、健康的に生まれてくれればどちらでも構いません。しかしやはり麗にそっくりな女の子を育ててみたいですね。麗の幼い頃を彷彿とさせるような、そんな可愛い愛娘に育ってくれたら。ああ、考えただけでも自然と笑みが零れます。

 思えば、今まで誰かの子供が欲しいと思ったことはあったでしょうか。麗に出会う前まではそれなりに恋愛をしてきたつもりでしたが、どうやらあれらは恋でも愛でもなかったように思えます。数々の女性と関係を持ちましたが、まあ、それこそ麗に聞かせる事は出来ませんが、避妊は徹底していましたね。万が一子供が出来たと結婚を迫られるのは避けたかったので。それに自分の精を中に注ぎたいと思ったことも、実はなかったのかもしれません。
 そう思うと、やはり麗は特別です。彼女には私の全てを受け入れて欲しいと思ってしまいます。穢れのない白い肌に私の所有の証を刻み込んで、心も頭の中も、体の中までも私で一杯に満たしたい。そんな凶暴な己の欲が湧き上がってくるのを必死に抑えていますが、麗は気付いていないのでしょうね。無防備で無邪気でどこか抜けている彼女の全てを奪いたいと思うほど、私がまさか女性に溺れるとは。昔の私が見たら、何と滑稽だと笑われそうです。

 
 さて、今年中に結婚はするとして。子供はいつ作りましょうか?
 私も今年で31歳、麗は9月で26歳ですし、丁度いい年齢ではありますよね。出産は早い方が体にも楽ですが、結婚してすぐに子供が出来てしまうのも、2人の時間が減って勿体無い気がします。
 ああ、そうでした。妊娠が発覚したら腕がよく評判のいい病院も探さないと。この近くにいい産婦人科があるか調べておかないといけませんね。結婚したら麗には勿論私のマンションに引っ越してもらうつもりですが、その場合響君のことも心配ありません。未成年の彼が心配ならちゃんと対策は考えてあります。私の大事な弟になる子ですから。危険なことには巻き込みません。
 
 「12時45分ですか・・・微妙ですが、まだこの時間なら起きているでしょう」

 善は急げと言いますし、忘れないうちに頼んでおきますか。

 携帯を取り出して見慣れた番号を確認した後、コール音が二回で聞き慣れた声が聞こえてきました。やはり起きていましたか。良かったです。

 「夜分遅くにすみません。時間がある時でいいのですが、一つお願いしたいことがありまして」
 
 今すぐではないと伝えると、電話の相手、司馬は生真面目な声で訊ねてきました。

 「私のマンションの近くに腕のいい産婦人科があるか調べて頂きたいのです。なければ引越しも考えなくてはいけませんし」
 『・・・・・・(ガチャーン)』
 「・・・何か割りましたね?」

 一体何を割ったのでしょうか。全く検討も付きませんが、何を動揺しているのでしょうかね?真顔で狼狽している姿が目に浮かびます。
 暫くしてから司馬が私の名を呼びました。何だか声が震えていませんか。

 『白夜様・・・まさか、生で・・・!?』
 「・・・はい?」
 怪訝な声で訊き返す私を無視して、司馬は普段より冷静さが失われた声で焦り始めました。

 『いけません、いけませんよ白夜様!いくら婚約をしたからと言って、結婚前の女性に避妊具なしで性行為をするのは!ちゃんと相手の同意を得てからしたのでしょうね?・・・は、まさか、純情で初心な彼女の思考を奪って朦朧としている間に無理矢理注ぎ込んだのですか!そりゃ既成事実を作ってしまえば彼女も早く結婚の意志を固めてくれるとは思いますけど、ダメです。せめて会長と彼女のご両親に挨拶が終えて、結納がきちんとされた後でないと・・・!』
 「・・・何を早とちりしているのでしょうか・・・。私はまだ麗さんに手を出していませんよ」
 ええ、まだちゃんとは、ね。
 禁欲生活が長くなってきて辛いのは事実ですが。同意なしで襲い掛かるほど私はケダモノじゃありません。全く、司馬は私を何だと思っているのでしょうか。

 明らかに安堵した声が伝わってきました。どうやら信じてくれたようです。

 『いきなり産婦人科を探せと言われれば、焦りもしますよ・・・まさか妊娠させたのかとどっきりしました』
 些かげっそりとした声音で呟かれ、苦笑が漏れました。確かに少しドッキリしますか。

 「でも近い未来にはそうなると思いますので。早めに調べておくのがいいかと」
 『近い未来って・・・白夜様がまだ手を出されていないのは信用しますが。いいですか、彼女は初心者で恐らくまだ妊娠は望んでいないと思いますよ。ちゃんと初めての時は確認をした後、避妊を忘れずにお願いします』
 「勿論です。まさか一回で子供が出来たら、それはそれで嬉しいですが、楽しめないじゃないですか。ですがそうですね・・・麗との初めてを直に味わえないのは嫌ですね。成るほど、いい事を思いつきました。流石は司馬です」
 『は?え、ちょっと白夜様・・・!?』
 「まずはちゃんと麗の生理周期を把握しておこうかと。やはり女性の体はデリケートですからね、ちゃんと辛い時は労わってあげないといけませんし。それに危険日を把握しておくのは重要ですよね」
 
 何故か司馬が唸り声を上げた後、盛大な溜息をつきましたが。放っておく事にしましょう。


 
 さて、集まった写真を整理してから、私も麗が待つ寝室へ戻りますか。
 きっと今夜はいい夢が見れそうですね。
 
  

















 
************************************************
すみません、すみません!
何だかいろいろ、あれな人になってしまいました。これでも変態度は何とか抑えたのですが、白夜の暴走は止まらずこんな形に・・・
結局麗がいくら先回りしてがんばっても、白夜には勝てないだろうというお話です(多分)。今回司馬も壊れかけています。普段絶対口に出さない事まで・・・彼が割ったのは恐らくシャンパングラスとかかなと思います。

いつの間にか100話超えていました!応援ありがとうございます!そして101話目がこれで本当にすみません(汗)でも好評だったらまたやるかも・・・(笑)
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