微笑む似非紳士と純情娘

月城うさぎ

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第三部

15.<閑話>勘違い

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遅くなりました・・・。今回番外編っぽい、閑話です。
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 3連休最終日の月曜の朝9時前。
 土日を山奥の温泉付き別荘で過ごした私は、いささかぐったり気味で月曜日を迎えた。昨日のうちに白夜のマンションには戻っていたけど、お仕置きが終わったはずなのに彼は私を片時も離さなかった。案の定、睡眠不足になったのは察してほしい。
 そして今、私は自宅の玄関前にいる。今日白夜は午前中だけ会社に出社するようで、たった今車で私を送り届けてくれたのだ。仕事が終わり次第迎えに来るって言ってたので、とりあえずお昼過ぎまで自室でごろごろ出来る。やった!
 何故わざわざ家に戻って来たかというと、弟が心配なのもあるけど、実は携帯の充電器を自宅に忘れてしまったんだよね。昨晩、充電がきれてしまいました。流石にないと不便だ。鷹臣君からいつ連絡が入ってもおかしくないから、使えないと困る。

 玄関扉の鍵を開けながら考える。そういえば響には月曜日帰ってくるって言ってなかったな……。週末は白夜と過ごすって知ってるけど、連休の時ももちろん彼と一緒だと思っているだろう。そんなのんきなことを考えながら、指紋認証をクリアして、玄関を開けた。ちなみにうちの玄関のセキュリティは、両親が帰った後、元通り白夜が新たに付けてくれた。当然最新設備である。助かるけど、一般家庭にこのセキュリティは大げさな気も……。

 まだ寝てるかもしれないから、静かに入る。さっき白夜に車で下してもらう前、響と朝食を食べようと、ここに来る前にベーグル屋さんでいくつか買ってきたんだよね~。クリームチーズ付きのスモークサーモンサンドとか、玉子とハムのサンドとか。そのほかブルーベリーやチョコチップのベーグルなどなど。調子に乗って買いすぎたかもしれない。

 家の中は静まり返っていた。物音がしないからやっぱりのんびりしているのだろう。丁度夏休みに入ったばかりだしね、ゆっくりしたいよね。
 2階の自室まで来たところで、私は起こさないように隣の響の部屋を訪れた。ノックもなしに静かに扉を開けて、そして小声で小さく名前を呼ぶ。

 「……響~、お姉ちゃん帰ってきたけど………………」
 
 ――パタン。

 たっぷり5秒かけてから、そっと扉を閉めた。そのまま無言で自分の部屋へ向かった。デスクの上に買ってきた朝食を崩れないように慎重に置いて、詰めていた息を吐き出した。

 「…………っ!!」

 ダメだ、落ち着けない!
 平常心を装うとしたけど、部屋に戻った瞬間、叫び出したい衝動に駆られる。
 今、今! 明らかに、響のベッドから響のものじゃないと思われる脚線美が魅惑的な生足がーーー!!
 内心で悲鳴をあげる。ちょ、ちょっと待って、あの脚は一体誰の脚!?

 「っ落ち着け私! まずは、あれが響かどうかだ。女装趣味にでも走らない限りすね毛は剃らないはずだよね。それに高2になってまでつるつるなはずがないし、この前は普通にすね毛はあったよ! そんなに濃くはなかったけど。でもあの脚のラインは明らかに女の子……」
 となると、だ。
 ベッドから片足だけはみ出して寝ていたのは、弟じゃなくて、知らない女の子!?

 「まさか、響に彼女が……!?」
 しかも保護者(私)がいない間に家に連れ込む関係ーー!? キャー!!
 ぼふん、と顔が一気に真っ赤になった。
 だって同じベッドで寝る関係って、そういう仲ってことでしょう? しかも彼女、生脚だったし。(太ももの半ばまでしか見てないけど)。
 というと、やっぱり響ったら、女の子を連れ込んであれこれしてたってことで……
 
 「嫌ー! 想像したら生々しいー!」
 だめだ、落ち着け麗! いくら小声でも隣に気付かれたら厄介だ。とにかく深呼吸だ。
 スーハー、と深く息を吐いて、今後を考える。この後私はどうしたらいいのかということを。

 「ここにいるのはアレだよね……。リビングまで一応行っておく?」
 抜き足差し足忍び足で階段を下りる。自宅で何コソコソしてんだ、って思わなくもない。が、お互い気まずくなるのは避けたい。
 カーテンが開けられていないリビングに到着して、部屋を明るくしてから、何食わぬ顔で冷蔵庫を開けた。とりあえず、サラダ位は用意しておこう。ベーグル、2人分以上買っておいてよかったかも。

 「まさかこんなところで自分の妙な直感力が役立つとは……」
 多めに買っておいた方がいい! なんて、何故あの時思ったんだろう。買いだめするより、出来立てをその日のうちに食べた方がおいしいのに。
 お湯を沸かして紅茶を淹れる準備を始める。なんだかオレンジペコーが飲みたい気分だ。でもはじめに見つかったのはニルギリだった。うん、これでもいっか。
 丁度いい具合にお湯が沸騰して、茶葉をちゃんと蒸らしてからカップに注ぐ。ソファに腰掛けて一口飲んだところで、ようやく落ち着いてきた。

 「大丈夫、私は響を信用している。彼女がいたってもう高校生なんだし、問題はないじゃない」
 遊びで女の子を連れ込む子では決してない。問題はまあ、いろいろと確認事項があることだけど、いまどきの高校生なら普通だよね!? 普通だよ! そう、普通なんだよ!! 単に私に経験がなくて遅かったってだけで!!
 悶々と考え込んでいたら、突如リビングへ続く扉が開いた。

 「あれ? 麗ちゃん? いつの間に帰ってきたの?」
 シャワーを浴びたのだろう弟が、髪をタオルで拭きながら入ってきた。
 
 ”シャワーを浴びた”……それだけでなんとなく事後を想像させるんだけど……
 って、だめだ、だめ! いつから私はそんな思考の持ち主になっちゃったの! 汚れた目で弟を見ちゃだめよ、麗! 単に寝汗をかいて浴びただけかもしれないじゃない!
 ……汗をかいたのは、本当にただ暑かったから……?
 って、違ーうー!!

 私の百面相をいつも通りだと受け取った弟は、まっすぐに冷蔵庫まで行って飲み物を取った。最近弟のスルースキルが高まっている気がする。微妙に寂しく感じるのは何故だ。

 私は平静を装いながら、普段通りを心掛けた。

 「ひ、響~。携帯の充電器を取りに帰って来たんだ。一緒に朝ごはんを食べようと思って、ベーグル買って来たんだけど、お腹減ってる?」
 真っ白な半そでのシャツと膝丈のショートパンツをはいた響をじっと見つめる。あ、やっぱりすね毛はあるな……。って事は、やっぱりあれが幻じゃなければどちらのお嬢さんなのかしら!?

 「ベーグル? うん、もらうよ。ありがとう、麗ちゃん」
 いつも通りの弟の口調と笑顔に、キュンとした。が、弟が大人の階段を上ってしまった事を考えると、やはり動揺と落ち込みが隠せない。うう、何だか寂しい、寂しいよお……

 だが、いけない、このままじゃ。
 ここでは私がこの子の保護者なのだもの。両親が離れているんだから、姉である私がちゃんと教育しなければ! そう、まずは事実確認をしなければ……!

 そんな姉の覚悟を気づいているのかいないのか、響はそういえば、という風に口火を切った。

 「そうそう、今お客さん泊まってるから、テレビとかは控えてね」
 「え?」
 ぽかん、と口を開ける私に響は人差し指で天井を示した。飲んでいるオレンジジュースのグラスをテーブルに置く。

 「今僕の部屋で寝ているから、起こさないように気を付けてあげて。かなり疲れ切ってるから」
 その何でもないような発言に、私は唖然とした。ちょっと待て、全然悪びれてもいないし、何で平然としているの! しかも疲れ切っているって、それは響が疲れさせたわけではないって事でいいんだよね!?

 私は姉として、わかりやすく説明するように伝えた。まず、どこの誰がいるのかを。

 「鷹臣君から聞いてない? 僕、鷹臣君の知り合いの事務所でバイトさせられているんだけど。まあ、麗ちゃんの派遣みたいな感じで。寝ているのはその事務所の先輩」
 「何でうちで、しかも響の部屋で寝ているの?」
 「説明すると長いんだけどね。その事務所、心霊調査室みたいな所で。悪霊払いとかもするんだけど、簡単に言えば幽霊とか目に見えない不可解な現象を扱っているところでね。流石鷹臣君、顔が広いよね。で、最近夜になると調査に駆り出されるんだ。僕は全く霊感がないからよくわからないけど、逆に重宝されちゃって。必然的に出るって噂の場所に行かされるんだよ」
 相槌を打ちながら耳を傾ける。って、鷹臣君! 人の弟を勝手に危ない目に遭わせないでよね!?

 「昨夜も実はバイトで、帰って来たのが明け方近かったんだよね。上で寝てる先輩がうちの近くまで来た所で倒れちゃって。一応お守りとかいろいろ持たせられているんだけど、霊感強い人って大変だよね……。良くない物にあてられちゃったっぽくて、でも寝てれば回復するって事務所の所長が言ってたから、とりあえず寝かせてる」
 「響はどこで寝たの?」
 「僕はお父さん達の部屋でだよ」

 ……なるほど。
 そういう理由があったわけか。
 でもそれならそうと言っておいてよー! 焦ったじゃんかー!!

 「ごめん、響。私さっき響の部屋を開けたの。知らない女の子が響のベッドにいるの見て、彼女を連れ込んだのかと思ってた」
 そう正直に告げたら、響は思いっきり頬を引きつらせて、脱力していた。

 「ひどいよ、麗ちゃん。僕が麗ちゃんいないからって、女の子を連れ込むような男に見える?」
 うう! 弟を信用しきれていなかった私が悪かった! だからその目は勘弁してください!!

 「ご、ごめん! だって響も高校生だし、彼女がいてもおかしくない年頃だし。思わず動揺しちゃったけど、私しか保護者がいないんだからしっかりしなきゃって思って……」
 ごにょごにょ、と最後の方はごまかした。はあ、と深くため息をついた響を見て、うう、罪悪感が……!

 「でも、うちにはパパが傍にいないし、男同士の話とか必要な時だってあるでしょ? 私には相談しにくい事もあるんじゃないかなって考えちゃって。恋愛面でとか」 
 姉の私には相談できない事もあるだろう。多感なお年頃だしね、近くに何でも話せる男性はほしいかもしれない。
 だからそんな時に頼れる人が響にもいてくれたら、いいんじゃないだろうか。
 
 「パパの代わりに白夜を貸して……」
 そこまで言いかけて、待ったをかける。
 ちょっと早まるな、私。白夜を響の師匠にさせたら、困るのは響と響の未来の彼女さんなんじゃ? 
 うちの弟には、正直言って白夜を真似してほしくない。今週末にあったお仕置きを覚えているから、尚更。その前に、響に質問を投げてみることにした。

 「ね、響。よく自分のベッドを譲ったね? そのまま一緒に寝ちゃわなかったんだ」
 「は? 何言ってるの麗ちゃん。いくらなんでも付き合ってもいない女の子と一緒に寝るなんて真似、しないでしょ。それに物理的にスペースがないし」
 「もしスペースがあったら? 初対面で相手の事を何も知らなかったら?」
 訝しげに眉根を寄せた響は、「知らない人と同じベッドに寝るなんて真似、普通はしないんじゃないの?」と告げた。

 ……あなたの義兄がまさにそれだよ。とは、心の中で呟いたけれど。

 でも響の回答を聞けて、満足する。思わずぎゅうっと抱きしめた。

 「よかった、響は本物だね! 響はちゃんと紳士だとお姉ちゃんは信じてた!」
 「? えっと、意味わかんないんだけど?」
 
 そのままの体勢で考える。
 男同士の話をするにしても、白夜だとやっぱり適任じゃない気がする。だって彼は似非紳士だもの。紳士の顔を被った肉食獣だもの。
 となると、鷹臣君? でも、なんだかニヤニヤ笑ってまともな回答をくれなさそうなイメージが。
 私が信頼できる大人な男性は、司馬さんだけど。でも、ただでさえ忙しいのに、余計な事を引き受けてほしくはない。
 そして隼人君は……。うん、一見まともな意見をくれそうだけど、彼はそもそも人間に興味がないからなぁ。好き嫌いが激しい極端なタイプ。扱いが面倒だし、万人に通じる回答が得られなさそう。特定の人物だけに有効! みたいなのは貰えるかもだけど。

 残るは……

 「あ、響。男同士の話で何か困った事があれば、海斗さんに訊けばいいと思うよ! 彼ならちゃんとちゃかさず最後まで相談に乗ってくれるから!」
 私からも口添えして頼んであげられるし!
 そう伝えたら、若干戸惑い気味に響は尋ねた。

 「えっと、よくわからないけど、ちなみに何で海斗さん? 普通東条さんじゃないの?」
 「白夜の意見は響の為にはならないと思うの。よく考えてみて、あの完璧でセレブな彼はそもそも女性に不自由しないタイプでしょ。似たような経験があるかさえ疑わしいよ? それに比べて海斗さんは人柄もいいし、恋愛面でもスマートだろうし、よっぽど頼りになると思う」
 「仮にも旦那さんになんて事を……」なんて呟いた言葉は放っておいて。私はその後、女性の立場として、何に気を付けるべきか丁寧に教えてあげた。女の子に優しくなのはもちろん、交際相手には誠実にとか、最後は避妊には気を付けるようにとか。相手へはもちろん、自分を守る為でもあるんだよ? 病気にだってなりたくないでしょう。
 顔を真っ赤にさせてうろたえていたけど、素直な響は私が真面目顔で話しているのを見て、小さく頷いた。うんうん、弟はやっぱりいい子に育って嬉しいよ。

 「さ、朝ごはん食べようか!」
 
 ベーグルサンドを取り分けていると、小さく響が「この流れですぐに食べられる麗ちゃんってすごいよね」なんて呟いていましたが。さらりとスルーしたよ。

 そしてお昼過ぎ、白夜が私を迎えに来る直前。ようやく噂の少女が目を覚ましたので、私は一言だけ挨拶をしてから、自宅を後にしたのだった。えらい美少女で美脚だった。ついでにツンデレさんだった。是非とももう一度我が家に来てほしい。

 ところで、白夜の高校時代の恋愛ってどんなだったんだろう?
 今度訊いてみるのもいいかもしれない。  
 そしてこの日から、私は連絡なしに自宅に帰る事はやめることにした。予定外に帰る時は必ず連絡する。じゃないと、今回は間違いだったからいいものの、もし本番に出くわしたら……。お互い立ち直るのに時間がかかることだろう。



 






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◆活動報告にて、ただいま進行中の書籍2巻について記しております。該当分の引き下げは24日のお昼過ぎになるかと思います。よろしくお願いします。
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