106 / 106
第三部
37.<閑話>傍迷惑な逃亡劇③
しおりを挟む
がっつり5日間逃げ切るなら、海外に行ってしまった方が正直楽だ。飛行機に乗ってしまえばこっちのもの、後は現地でいくらでも痕跡を消して逃げることができる。
でもそのためにはパスポートがいるし、空港は鷹臣君の言う通り一番リスクが高い。日本国内の移動なら身分証明書を見せなくても乗れるけど、空港のセキュリティに絶対引っ掛からないとは限らない……。
「ヤバい、こんなときどこに行ったらいいのかさっぱり思い浮かばない……!」
できれば行きたいとこに行くべきだ。だって考え方によっては五日間も時間ができたんだもの! 優雅な一人旅でショッピングを楽しんで美味しいものも満喫して~とかやりたいじゃない。こんな、捕まったら無人島滞在みたいな天国と地獄の分かれ道、っぽい展開になるとは作者だって考えてなかったよ。何事も軽い気持ちで言うべきではないとしみじみ思う。
だがもたもたしている時間はない。今すぐこの町を離れて、少し余裕ができたら次のステップを考えるのがベストだ。今は一刻も早く、私がひとり鬼ごっこを開始したことを白夜に悟られずに遠くへ行かねば!
着ていた服や荷物を全部まとめて、事務所のロッカーに置いた。万が一白夜の関係者が来ても、私物のロッカーだけは見られないようにしないと。まあ、簡単に部外者がこのオフィスに出入りできるとは限らないが。
「麗、スマホだ。一応緊急事態にならない限りお前から連絡はしてくるなよ」
「ありがとう、了解。ね、どう? 男性に見える?」
ちょっとダボッとしたストレートジーンズにカジュアルなTシャツと薄手のパーカー、それとキャップを被っている。ショートカットのウィッグもかぶりたいところだけど、夏は蒸れて暑い。
「まあ、大学生くらいには見えるんじゃねえか。伊達メガネも忘れるなよ」
忘れていた伊達メガネをかけて、黒のナイロンのトートバッグを手に取った。これは鏡花さんの私物だ。軽くて丈夫で一泊旅行くらいなら問題ない。その中には見事に一個も自分の私物を入れていない。お財布も鍵も全部ロッカーに置いておく。このオフィスのセキュリティは安心だけど、やっぱり手元にないと不安だ。
「メイクポーチも置いていくとかきついけど、仕方ない。まずはATMでキャッシュ下ろしておくわ」
「おう、カード使えないんだから上限ぎりぎりまで下ろした方がいいぞ。軍資金は手元に持っておけ」
「麗さんご武運を~」
「行ってらっしゃい」
三人に見送られながら、私はオフィスの裏口からこっそり……いや、堂々と駅に向かって歩き出した。走ったり挙動不審な行動は人目を引くので、あくまで自然体が重要だ。
尾行されている気配がないことを確認し、駅前の銀行のATMでキャッシュを下ろす。鷹臣君に言われた当初の予定よりももっと多い。手元に五十万ある。こんな大金を持ち歩くことなんてないから、逆に挙動不審になりそうだよ……。ある程度距離が稼げたら、数日間サバイブするための安価な財布も買っておこう。とりあえず今は銀行の封筒に分けて、ナイロンバッグの内ポケットに大金をしまった。
私のこの行動も遅かれ早かれ白夜に筒抜けになるんだろうな。銀行なんて監視カメラ多いし。だから早めの行動が肝心だ。
信号待ちをしているタクシーを拾い、思いつきで飛び乗った。
「えっと……、東京駅までお願いします」
いつもは電車を使うけど、今はタクシーを使って少しでも距離を稼ごう。東京駅はいつも混雑している。あそこなら人ごみに紛れることができる。
時刻は午前八時過ぎ。電車も通勤ラッシュアワーだ。満員電車には乗りたくないが、今ならまだ新幹線には乗れるんじゃ?
電車でどこまで旅ができるだろう。思えば日本国内も知らないところが多い。
京都は古紫家があるから近づくのはNGだな。関西エリアは迂闊には近づけない。まず目を付けられるのが鷹臣君と隼人君の周辺、古紫家やうちの親戚だろう。
本気で見つかりたくないならインターネットも通じないような田舎に行って、五日間じっとしていればいい。監視カメラもなく周りは山や田んぼだけとか。畑仕事を手伝わせてもらい、のんびり乗馬体験なんかもしちゃったり……。
田舎に行くのは悪くないが、五日間もというのは少々しんどいかもしれない。スマホもこれ、緊急の連絡用に持たされてるだけで私のものではないし、どこまで使っていいものか。暇つぶしのゲームのアプリをインストールしたら怒られるかな。また、試験の目的もあるなら一か所に留まっているのも保守的でつまらんと言われかねない。それはそれで腹立たしいけど、時間はできる限り楽しく有効的に使いたい。
そうだよ、この時間は私のヴァカンスだと思ったら楽しく過ごさなきゃ! まずは食べたいものを食べるんだ。せっかく軍資金もあるんだし、8割負担されるならここぞとばかりにレア体験をしてやろう。
タクシーの運転手にお金を支払い、東京駅でチケットを買う。一番早くすぐに乗れそうなものを選び、無事に新幹線に乗った。
発車するまでドキドキした。が、誰かに手を掴まれたり声をかけられたりすることなく、あっさり乗車できると少し気が緩む。なんだか自分だけ自意識過剰になっているみたいで恥ずかしいかも……。
いや、白夜の行動力を侮ってはいけない。やはり警戒心は緩めてはいけないと思ったところで、駅弁を買い損ねたことに気づいた。
「お腹はまだ減ってないけど、車内販売来ないかな。お茶とお菓子欲しい」
行先は軽井沢だ。夏の避暑地! 実は行ったことがないんだよね。
たまたますぐに乗れそうな新幹線がこれだったんだけど、自然がいっぱいで満喫できそうだ。ここならじっとしてても問題なさそう。ありきたりだと言われても別にいい。
そうと決まれば宿を探さねば。連休に被るから宿は見つかるかな……。めちゃくちゃ高くても今回は構わない。でも一泊3万までに抑えたい……気持ちは庶民なので。
お茶とお菓子を購入し、スマホで宿探しをする。途中新幹線が駅に止まるたびにドキッとしたけど、問題なく目的地まで着けそうだ。
直前のネット予約が難しそうなホテルが多く、直接電話をかけたいけれどそれは駅に着いてからにしよう。気になるホテルをいくつか覚えておき、目的地に到着してから電話をかけまくった。
結果、今日と明日の宿は取れた。でも明後日以降がどこも予約で埋まっている。
だよね~考えることは一緒だよね。みんなのんびりしたいもん。
「仕方ない、とりあえず二日間で対策を練ろう。今日のうちはのんびり過ごせばいいや」
ホテルならアメニティグッズがあることは把握済みだ。でも最低限のコスメや着替えもなにもない。支払いのときもお財布ではなく銀行の封筒からお金を出すと悪目立ちするかも。
「ホテル内のブティックがあれば一番楽だな……」
ショッピングモールは危険なのか安全なのか。サッと入ってパッと出れば安全なのか。
ていうか私はどこまで警戒心を高めなければいけないのか、もはやよくわからない。無駄に鷹臣君に脅された気持ちにもなる。
できれば服はファストファッションの手頃なブランドで揃えられればいい。夏だし汗かくし! あとカップ付きキャミとか買っておきたい。下着も持ってきていないのだから。
駅からタクシーに乗り、この辺でショッピングができる場所に向かってもらう。ついでにおいしいランチのお店も教えてもらった。
腹が減っては戦はできぬ! 腹ごしらえは重要なのだ。気分をもっと上げて行こう。
拍子抜けするほどなにも起こらず、軽井沢での一日目が終わろうとしていた。
はー避暑地最高! 空気もおいしいしなによりごはんがめっちゃおいしい。明日の朝食も楽しみ過ぎる。
朝からの騒動で疲れまくった私は、その日夢も見ずにぐっすりと眠れたのだった。
でもそのためにはパスポートがいるし、空港は鷹臣君の言う通り一番リスクが高い。日本国内の移動なら身分証明書を見せなくても乗れるけど、空港のセキュリティに絶対引っ掛からないとは限らない……。
「ヤバい、こんなときどこに行ったらいいのかさっぱり思い浮かばない……!」
できれば行きたいとこに行くべきだ。だって考え方によっては五日間も時間ができたんだもの! 優雅な一人旅でショッピングを楽しんで美味しいものも満喫して~とかやりたいじゃない。こんな、捕まったら無人島滞在みたいな天国と地獄の分かれ道、っぽい展開になるとは作者だって考えてなかったよ。何事も軽い気持ちで言うべきではないとしみじみ思う。
だがもたもたしている時間はない。今すぐこの町を離れて、少し余裕ができたら次のステップを考えるのがベストだ。今は一刻も早く、私がひとり鬼ごっこを開始したことを白夜に悟られずに遠くへ行かねば!
着ていた服や荷物を全部まとめて、事務所のロッカーに置いた。万が一白夜の関係者が来ても、私物のロッカーだけは見られないようにしないと。まあ、簡単に部外者がこのオフィスに出入りできるとは限らないが。
「麗、スマホだ。一応緊急事態にならない限りお前から連絡はしてくるなよ」
「ありがとう、了解。ね、どう? 男性に見える?」
ちょっとダボッとしたストレートジーンズにカジュアルなTシャツと薄手のパーカー、それとキャップを被っている。ショートカットのウィッグもかぶりたいところだけど、夏は蒸れて暑い。
「まあ、大学生くらいには見えるんじゃねえか。伊達メガネも忘れるなよ」
忘れていた伊達メガネをかけて、黒のナイロンのトートバッグを手に取った。これは鏡花さんの私物だ。軽くて丈夫で一泊旅行くらいなら問題ない。その中には見事に一個も自分の私物を入れていない。お財布も鍵も全部ロッカーに置いておく。このオフィスのセキュリティは安心だけど、やっぱり手元にないと不安だ。
「メイクポーチも置いていくとかきついけど、仕方ない。まずはATMでキャッシュ下ろしておくわ」
「おう、カード使えないんだから上限ぎりぎりまで下ろした方がいいぞ。軍資金は手元に持っておけ」
「麗さんご武運を~」
「行ってらっしゃい」
三人に見送られながら、私はオフィスの裏口からこっそり……いや、堂々と駅に向かって歩き出した。走ったり挙動不審な行動は人目を引くので、あくまで自然体が重要だ。
尾行されている気配がないことを確認し、駅前の銀行のATMでキャッシュを下ろす。鷹臣君に言われた当初の予定よりももっと多い。手元に五十万ある。こんな大金を持ち歩くことなんてないから、逆に挙動不審になりそうだよ……。ある程度距離が稼げたら、数日間サバイブするための安価な財布も買っておこう。とりあえず今は銀行の封筒に分けて、ナイロンバッグの内ポケットに大金をしまった。
私のこの行動も遅かれ早かれ白夜に筒抜けになるんだろうな。銀行なんて監視カメラ多いし。だから早めの行動が肝心だ。
信号待ちをしているタクシーを拾い、思いつきで飛び乗った。
「えっと……、東京駅までお願いします」
いつもは電車を使うけど、今はタクシーを使って少しでも距離を稼ごう。東京駅はいつも混雑している。あそこなら人ごみに紛れることができる。
時刻は午前八時過ぎ。電車も通勤ラッシュアワーだ。満員電車には乗りたくないが、今ならまだ新幹線には乗れるんじゃ?
電車でどこまで旅ができるだろう。思えば日本国内も知らないところが多い。
京都は古紫家があるから近づくのはNGだな。関西エリアは迂闊には近づけない。まず目を付けられるのが鷹臣君と隼人君の周辺、古紫家やうちの親戚だろう。
本気で見つかりたくないならインターネットも通じないような田舎に行って、五日間じっとしていればいい。監視カメラもなく周りは山や田んぼだけとか。畑仕事を手伝わせてもらい、のんびり乗馬体験なんかもしちゃったり……。
田舎に行くのは悪くないが、五日間もというのは少々しんどいかもしれない。スマホもこれ、緊急の連絡用に持たされてるだけで私のものではないし、どこまで使っていいものか。暇つぶしのゲームのアプリをインストールしたら怒られるかな。また、試験の目的もあるなら一か所に留まっているのも保守的でつまらんと言われかねない。それはそれで腹立たしいけど、時間はできる限り楽しく有効的に使いたい。
そうだよ、この時間は私のヴァカンスだと思ったら楽しく過ごさなきゃ! まずは食べたいものを食べるんだ。せっかく軍資金もあるんだし、8割負担されるならここぞとばかりにレア体験をしてやろう。
タクシーの運転手にお金を支払い、東京駅でチケットを買う。一番早くすぐに乗れそうなものを選び、無事に新幹線に乗った。
発車するまでドキドキした。が、誰かに手を掴まれたり声をかけられたりすることなく、あっさり乗車できると少し気が緩む。なんだか自分だけ自意識過剰になっているみたいで恥ずかしいかも……。
いや、白夜の行動力を侮ってはいけない。やはり警戒心は緩めてはいけないと思ったところで、駅弁を買い損ねたことに気づいた。
「お腹はまだ減ってないけど、車内販売来ないかな。お茶とお菓子欲しい」
行先は軽井沢だ。夏の避暑地! 実は行ったことがないんだよね。
たまたますぐに乗れそうな新幹線がこれだったんだけど、自然がいっぱいで満喫できそうだ。ここならじっとしてても問題なさそう。ありきたりだと言われても別にいい。
そうと決まれば宿を探さねば。連休に被るから宿は見つかるかな……。めちゃくちゃ高くても今回は構わない。でも一泊3万までに抑えたい……気持ちは庶民なので。
お茶とお菓子を購入し、スマホで宿探しをする。途中新幹線が駅に止まるたびにドキッとしたけど、問題なく目的地まで着けそうだ。
直前のネット予約が難しそうなホテルが多く、直接電話をかけたいけれどそれは駅に着いてからにしよう。気になるホテルをいくつか覚えておき、目的地に到着してから電話をかけまくった。
結果、今日と明日の宿は取れた。でも明後日以降がどこも予約で埋まっている。
だよね~考えることは一緒だよね。みんなのんびりしたいもん。
「仕方ない、とりあえず二日間で対策を練ろう。今日のうちはのんびり過ごせばいいや」
ホテルならアメニティグッズがあることは把握済みだ。でも最低限のコスメや着替えもなにもない。支払いのときもお財布ではなく銀行の封筒からお金を出すと悪目立ちするかも。
「ホテル内のブティックがあれば一番楽だな……」
ショッピングモールは危険なのか安全なのか。サッと入ってパッと出れば安全なのか。
ていうか私はどこまで警戒心を高めなければいけないのか、もはやよくわからない。無駄に鷹臣君に脅された気持ちにもなる。
できれば服はファストファッションの手頃なブランドで揃えられればいい。夏だし汗かくし! あとカップ付きキャミとか買っておきたい。下着も持ってきていないのだから。
駅からタクシーに乗り、この辺でショッピングができる場所に向かってもらう。ついでにおいしいランチのお店も教えてもらった。
腹が減っては戦はできぬ! 腹ごしらえは重要なのだ。気分をもっと上げて行こう。
拍子抜けするほどなにも起こらず、軽井沢での一日目が終わろうとしていた。
はー避暑地最高! 空気もおいしいしなによりごはんがめっちゃおいしい。明日の朝食も楽しみ過ぎる。
朝からの騒動で疲れまくった私は、その日夢も見ずにぐっすりと眠れたのだった。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる