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マーリンさんの学業奮闘記
マーリンさん、調べ物をする
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ミルミット王国の学院にある図書館は兎に角でかい。
そこに王国中から集められた本がこれでもかと詰め込まれている。
小さな子供向けの絵本からどこぞの、だれそれ男爵が書いた自叙伝など、重要な情報が書かれた本やどうでも良い本まで幅広く集められている。
私達がアルの妹さんの病気について調べ始めてからもうすぐ1カ月になる。
病気に関する情報はまだ何も分かってい無いが、私達はかなり仲を深めていた。
やはり、共同で何かをするのは、距離が縮まるようだ。
クルスも貴族組の3人に緊張せずに話せる様になってきた。
「なあクルス、この本はもう調べたやつか?」
「はい。もう調べました。レオくんはこちらの本を調べて貰えますか?」
「分かった」
レオがクルスからまだ調べてい無い本を受け取って読み始めたとき、山の様に本を抱えたシアとアルが戻ってきた。
「これで、このエリアの関係有りそうな本は全部です」
「1カ月掛けてようやく1つのエリアが終わったか。
広すぎるだろ、ここ。」
レオがボヤくのも無理は無い。
この図書館は1つの階に9つのエリアが有りそれが地上12階、地下15階まで全て本で埋め尽くされている。
地下15階に至ってはもはや管理人ですらどうなっているのか把握出来てないらしい。
いまのペースでは全ての本を確認するまで10年くらいかかるのではないだろうか?
「なんでこんなに広いんだろうね?」
「地下に行くと更に広くなると言う話ですわ」
「みんな、ごめんね。僕に付き合わせちゃって」
「何いってんだ。俺たちは好きでやってんだから気にするなよ」
「そうだよ、アルくん。僕達だって妹さんの為に何かしたいんだ」
「それにこうして本を読んで得た知識は確実に私達の力になるのだからアルが気にすることではないわ」
「……ありがとう」
「なんだ~泣いてんのか?」
「そ、そんな訳ないだろ!」
「「ははは」」
「そう言えば知ってるか?」
「なにをですか?」
「この図書館の噂だ」
「噂、でごさいますか?」
「あぁ、なんでも地下の14階の奥に秘密のエリアがあって、そこに入ったら2度と出られないらしいぞ」
「なんかありがちな噂ね」
「まぁこれだけ広いと変な噂も出てくるさ」
私達は談笑しながら調べ物を続けた。
それから数週間がたち、そんな話をした事なんて、すっかり忘れた頃、魔法理論の授業の後、カイト先生が話しかけてきた。
「お前たち、入学からずっと図書館に入り浸っているらしいが何をしてるんだ?」
カイト先生は魔法理論を教えている先生で、見た目は20代くらいだけど有角族と言う、頭に角の生えた亜人族で、年齢は80を超えているらしい。
「実はアルの妹が難病らしく、治療法の手掛かりがないか皆んなで探して居るんです」
「そ、そうか。お前らぁ、ぐす、いい奴だなぁ」
私の説明に感動で涙を流し始めた。
か、感受性が豊かな先生だ。
「そう言えば、図書館に珍しい病や薬草、毒などの本を集めたエリアが有ったはずだ」
「え、どこですか?」
「え~とたしか……あぁそうだ!地下の14階だ!14階の1番奥に珍しい病や薬草関連の本を集めていたはずだ」
「よし、地下の14階だ!今日から地下の14階を探そうぜ」
「待ってよ。地下の14階ってあの噂が有る所でしょ」
「なんだ、怖いのかマーリン?」
「ち、ちがうわよ。
もっと情報を集めた方が良いって言ってるの」
「カイト先生は地下14階の噂はご存知ですか?」
「噂?」
シアが噂について説明すると
「う~む、この学院も出来てから長いからな。
在学中に病気や事故、事件で亡くなったり、何らかの事情で学院を去ったりする生徒も多いからな。
自然とそう言った噂ができるのだろう。
私は聞いた事は無いが、心配なら担任のコーレル先生に付き添って貰ったらどうかな?」
「分かりました。コーレル先生に相談してみますわ」
私達はカイト先生にお礼を言ってコーレル先生を探し始めました。
そこに王国中から集められた本がこれでもかと詰め込まれている。
小さな子供向けの絵本からどこぞの、だれそれ男爵が書いた自叙伝など、重要な情報が書かれた本やどうでも良い本まで幅広く集められている。
私達がアルの妹さんの病気について調べ始めてからもうすぐ1カ月になる。
病気に関する情報はまだ何も分かってい無いが、私達はかなり仲を深めていた。
やはり、共同で何かをするのは、距離が縮まるようだ。
クルスも貴族組の3人に緊張せずに話せる様になってきた。
「なあクルス、この本はもう調べたやつか?」
「はい。もう調べました。レオくんはこちらの本を調べて貰えますか?」
「分かった」
レオがクルスからまだ調べてい無い本を受け取って読み始めたとき、山の様に本を抱えたシアとアルが戻ってきた。
「これで、このエリアの関係有りそうな本は全部です」
「1カ月掛けてようやく1つのエリアが終わったか。
広すぎるだろ、ここ。」
レオがボヤくのも無理は無い。
この図書館は1つの階に9つのエリアが有りそれが地上12階、地下15階まで全て本で埋め尽くされている。
地下15階に至ってはもはや管理人ですらどうなっているのか把握出来てないらしい。
いまのペースでは全ての本を確認するまで10年くらいかかるのではないだろうか?
「なんでこんなに広いんだろうね?」
「地下に行くと更に広くなると言う話ですわ」
「みんな、ごめんね。僕に付き合わせちゃって」
「何いってんだ。俺たちは好きでやってんだから気にするなよ」
「そうだよ、アルくん。僕達だって妹さんの為に何かしたいんだ」
「それにこうして本を読んで得た知識は確実に私達の力になるのだからアルが気にすることではないわ」
「……ありがとう」
「なんだ~泣いてんのか?」
「そ、そんな訳ないだろ!」
「「ははは」」
「そう言えば知ってるか?」
「なにをですか?」
「この図書館の噂だ」
「噂、でごさいますか?」
「あぁ、なんでも地下の14階の奥に秘密のエリアがあって、そこに入ったら2度と出られないらしいぞ」
「なんかありがちな噂ね」
「まぁこれだけ広いと変な噂も出てくるさ」
私達は談笑しながら調べ物を続けた。
それから数週間がたち、そんな話をした事なんて、すっかり忘れた頃、魔法理論の授業の後、カイト先生が話しかけてきた。
「お前たち、入学からずっと図書館に入り浸っているらしいが何をしてるんだ?」
カイト先生は魔法理論を教えている先生で、見た目は20代くらいだけど有角族と言う、頭に角の生えた亜人族で、年齢は80を超えているらしい。
「実はアルの妹が難病らしく、治療法の手掛かりがないか皆んなで探して居るんです」
「そ、そうか。お前らぁ、ぐす、いい奴だなぁ」
私の説明に感動で涙を流し始めた。
か、感受性が豊かな先生だ。
「そう言えば、図書館に珍しい病や薬草、毒などの本を集めたエリアが有ったはずだ」
「え、どこですか?」
「え~とたしか……あぁそうだ!地下の14階だ!14階の1番奥に珍しい病や薬草関連の本を集めていたはずだ」
「よし、地下の14階だ!今日から地下の14階を探そうぜ」
「待ってよ。地下の14階ってあの噂が有る所でしょ」
「なんだ、怖いのかマーリン?」
「ち、ちがうわよ。
もっと情報を集めた方が良いって言ってるの」
「カイト先生は地下14階の噂はご存知ですか?」
「噂?」
シアが噂について説明すると
「う~む、この学院も出来てから長いからな。
在学中に病気や事故、事件で亡くなったり、何らかの事情で学院を去ったりする生徒も多いからな。
自然とそう言った噂ができるのだろう。
私は聞いた事は無いが、心配なら担任のコーレル先生に付き添って貰ったらどうかな?」
「分かりました。コーレル先生に相談してみますわ」
私達はカイト先生にお礼を言ってコーレル先生を探し始めました。
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