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ダークネブラの攻撃

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 ブルーは歴戦の騎士であり、不完全でも疲れていても決して油断していた訳ではない。
 しかし、ダークネブラの鞭は避けられなかった。
 ブルーの死角、襲ってくる妖魔兵の身体を引き裂いて鞭が飛んできたからだ。

「なっ」

 突如現れた鞭の予想外のスピードに対応できずブルーは叩かれてしまう。

 パシインッ

「きゃあっ」

 鞭が身体に触れ、乾いた音が響く。
 妖魔兵を貫いたため鞭の威力は落ちていた。
 しかし、ブルーを倒すには十分な威力だった。
 衝撃でブルーは地面に倒れ込んでしまう。

「口ほどでもないね」

 ダークネブラは再び無理を振り、ブルーに叩き付ける。

 バシッ

「あうっ」

 鞭の先端が下から上へ打ち上げるようにブルーの身体を叩く。
 青いブレザーは破れ、破れ目からは、腫れ上がって赤くなった肌が痛々しく、見える。

「あはははっっ! 先ほどまでの威勢はどうした!」

 ビシッ! バシッ! ビシッ

 動けないブルーにダークネブラは連続して攻撃を与える。
 ブチが当たる度に肌が叩かれ、服は裂け、痛々しい姿になっていく。

「ほれっ」

 バシシシシイイイイッッ

 快心の一撃が放たれ、胸に鞭の先端が当たる。
 シャツとブラが破れ、形の良い双丘が腫れ上がる。
 同時に敏感になっていた性感帯を叩かれ、衝撃以上の電撃がブルーの身体を貫く

「あううううっっ」

 流石のブルーも悲鳴を上げ、激痛から動けなくなってしまう。

「ブルー!」

 痛々しい姿に一樹も悲鳴を上げた。

「うううっ」

 だがブルーからの返事はなく呻くだけだった。

「先ほどまでの威勢はどうしたブルー。セーラーナイツはその程度か」

「黙れ、これしきのことで」

「なら、見せて貰おうか。お前達、やれ!」

 ダークネブラの指示で妖魔兵がブルーの元へ殺到した。



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