不遇職とバカにされましたが、実際はそれほど悪くありません?

カタナヅキ

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1巻

1-2

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「レイ……ト? レイトが良いのかしら」
「あぅっ!!」
「気に入ったみたいね。ほ~らレイト、まだお昼寝の時間よ。もう少し寝ていてね~」

 母親は零斗のひたいに口づけし、その場を立ち去っていった。
 零斗は誰もいなくなった子供部屋で思案する。

(ひとまず名前はなんとかなったか。無事に異世界に転生したみたいだけど、色々と分からないことだらけだな)

 ここでふと思いつく。

(……そういえば、アイリスって人に聞きたいことがあったらなんでも聞けって言われてたっけ)

 さっそく心の中で「アイリス」と呟いてみると、零斗の身に異変が生じた。
 視界が灰色に染まり、身体がまったく動かなくなったのである。いや、それだけではない。身体の感覚そのものが消えてしまった。

『なんだこれ!?』

 零斗は声を上げようとしたが、肉体の感覚がないので口を動かせない。しかしその代わりに、思っていたことが頭の中で自分の声となって響いていた。
 いったい何が起きているのか分からず、パニックに陥ってしまう零斗。

『もしも~し、聞こえますか? 無事に人間の赤ちゃんへ転生できたみたいですね~』

 突如として狭間の世界で聞いたアイリスの声が脳内に響き渡った。

『うわあっ!? いったいどうなってるんだ!?』

 アイリスの声はさらに続く。

『安心してください。今は、私と零斗さんが交信している状態なんです。時間を停止させているから口は動かせませんが、代わりに心の声で会話できるようにしているんですよ。時が止まっているので、どれだけ話し込んでも問題ありません』

 驚きつつも、零斗はアイリスから言われたことを冷静に受け止める。

『……神様みたいな能力を持ってるんだね』
『別に時間停止くらいなら、この世界の人間でも扱える人はいますよ……三人くらい?』
『とんでもない世界だな……』

 よく分からないことだらけだが、ひとまず零斗は、今の自分が置かれている状況を把握するためにさっそく質問することにした。

『ここはどこ?』
『ここは、人族……あ、零斗さんの世界にいるような普通の人間のことですね。その人族が暮らす国家のとある領地に存在する屋敷。その中に、零斗さんはいるんですよ。零斗さんは王族のお子さんとして生まれたんですよ』
『王族って……』

 零斗は、憎々しげににらんできた男の顔を思い浮かべる。
 するとアイリスは、零斗の考えたイメージから彼の疑問が分かったのか、すぐに答えてくれる。

『まあ、複雑な環境の子供として生まれたようですね。零斗さんが王である父親にうとまれ、王城から追い出されたのは間違いありません』

 分かっていたことだが、少しだけショックを受ける零斗。
 気持ちを切り替えて、次の質問をする。

『これから俺はどうなるの?』
『……さあ、分かりません。零斗さんに関わることは私も把握できないんですよ』
『え? ちょっと待って。最初に会ったとき、この世界に関することは全て把握してるって……』
『すみません、説明不足でしたね。この世界に関わる物事は、過去から未来まで全て把握できるというのは本当なんです。けれど、零斗さんは元々別の世界の人間ですから、私の能力でも零斗さんの未来に関わることは分からないんですよ』
『ええっ!?』

 アイリスの適当さに、零斗は軽く呆れてしまう。だが、あまりにもいろんなことが起きているので、深刻に捉えないことにした。

『ま、まあいいや……そもそも未来なんて誰にも分からないものなんだし。あ、そういえば、どうして俺はこっちの世界の言葉が分かるの?』
『あ、その点も説明しておきますね。どうしてかというと、「翻訳」というスキルのおかげなんです。試しにステータスと唱えてくれませんか?』
『ステータス?』

 零斗が「ステータス」という単語を頭の中で考えた瞬間、彼の目の前に液晶画面のようなものが表示された。

『なんだこれ。テレビゲームのコマンドみたいなのが現れたけど』
『それはステータスと呼ばれる魔法です。この世界の人間なら誰もが扱える魔法ですよ。その画面で現在の状態を確認できます』
『これが魔法? 赤ん坊でも扱えるのか……ばぶぅ』
『なんで今更、赤ん坊みたいな声を出したんですか!?』

 零斗は少しだけワクワクしながら、自分のステータスを確認してみた。


【名前】レイト・バルトロス
【主職】支援魔術師しえんまじゅつし
【副職】錬金術師れんきんじゅつし
【状態】普通

【技能スキル】
 翻訳――あらゆる人種の言語、文字を理解できる

戦技せんぎ
 なし

【固有スキル】
 なし


 アイリスの声が零斗の頭に響く。

『うんうん、バグもなくちゃんと表示されていますね。あなたはもう白崎零斗ではなく、レイト・バルトロスなんですよ』

 あまりにも強引な話なのに、ステータスを見たせいなのだろうか、零斗は不思議とその決心ができていた。

『そうだね。俺はこれからレイトとして生きていくよ』

 零斗改めレイトは、もう一度ステータス画面を見てみた。
 スキルの項目は、そのほとんどが「なし」になっている。
 ただし技能スキルの欄には、先ほどアイリスが説明してくれたように「翻訳」が記載されていた。

『この翻訳というスキルがあるから、お母さんとか、他の人の言葉が分かるってこと?』
『そうです。なので、こっちの世界では文字の読み書きの勉強をする必要はありませんよ。良かったですね』
『なるほど。言葉の勉強がいらないのはいいんだけど……赤ん坊の状態ということは、もしかしてこれから食事やトイレは……?』

 なんとなく予想できていたことだが、レイトはアイリスに聞いてみることにした。

『もちろん、お母さんか乳母うばに世話してもらうしかないですよ。赤ん坊なんだから、自分で処理できるはずがないでしょ?』
『ぎゃああっ!! ……あ、ばぶぅうううっ!!』
『なんで途中で赤ん坊の泣き声に切り替えたんですかっ』

 レイトはアイリスに抗議する。

『赤ん坊の見た目になっちゃったけど本当は15歳なんだぞ! 今更他人にトイレのお世話をしてもらうなんて、苦行だよ……』
『まあまあ、仕方ないじゃないですか。レイトさんは普通の赤ん坊とは違いますから、きっと一年くらいの辛抱ですって』
『くっ……殺せよぉっ』
『いつからオークに捕まった女騎士になったんですか。折角せっかく生まれ変わったんですから、第二の人生を存分に楽しんでください』
『やだぁっ!! なんでオムツの世話になんかならないといけないんだぁっ!!』
『なんか本当に幼児退行してませんっ!? ……こほん』

 アイリスが急に咳払いをした。
 そして、ちょっと間を置いてから告げる。

『そんなに嫌なら、早く自立すればいいじゃないですか。この世界のスキルの中には、汚物を処理できる魔法もありますよ。本当は状態異常を回復させる魔法なんですけど……』
『え?』
『あ、でもレイトさんの項目……やっぱり、そういうことでしたか』
『……?』

 アイリスが何か言いよどんだので、彼は再び自分のステータス画面を確認してみた。翻訳のスキル以外になんの能力も所持していない。分かったことと言えばその程度だった。
 レイトはステータス画面の詳しい見方が分からなかったので、アイリスに説明を求めることにした。

『スキルというのはどういう意味? 色々種類があるみたいだけど……』
『そういえばちゃんと説明していませんでしたね――』

 アイリスがしてくれた説明は次のようなものだった。
 スキルは大きく分けて「技能スキル」「戦技」「固有スキル」の三つに分類され、それぞれ効果と役割が異なっている。
 まず「技能スキル」とは最も数と種類が豊富なスキルであり、簡単に言えば才能のようなもの。たとえば狙撃のスキルを身に付けると、弓矢や銃を使用する際、標的に命中させやすくなる。しかし、あくまでも才能なので、自分自身で能力を生かせなければスキルを覚えても意味はない。
 次に「戦技」とは、RPGゲームでお馴染みの魔法や技のことで、戦闘に役立つスキルの総称である。例えば職業が剣士だった場合は戦技として剣技を覚え、魔術師系の職業だった場合は戦技として魔法を扱えるようになる。ただし、戦技は使用ごとに体力や魔力を消耗するため、多用しすぎると肉体に大きな負荷がかかる。
 最後の「固有スキル」は常時発動中となるスキルだ。アイリスによると、自分の意思でオンオフの切り替えを行うことが可能なものも存在しているらしい。
 アイリスは一通り説明し終えると、レイトに確認する。

『――という感じですね。どうです? 分かりました?』
『うーん、なんとか。また分からないことがあったら聞くかも』

 スキルはほとんど取得していないので、分からないことが多いのは仕方ない。そう考えたレイトは、自分の境遇について聞いてみることにした。

『なんで俺が追い出されたか知りたいんだけど』

 すると、アイリスの声音が少し低くなる。

『やっぱり聞きたいですか? まあ、そうですよね。生まれた途端に呪われているなんて言われて、気にしないはずがありませんよね……』
『理由は知ってるの?』
『ええ、最初に言った通り、私は基本的にこの世界の全てを知っていますから』

 アイリスはそう言うと、一気に告げる。

『レイトさんが追い出されたのは、あなたの職業に関係しているんです』

 レイトは、改めて自分の職業欄を確認してみた。
 そこには、主職、副職として二つの職業が記されている。

『この支援魔術師と錬金術師ってやつ?』
『そうです。職業に触れる前に、順を追っていきましょうか』

 そうしてアイリスは、レイトの複雑な家庭環境について説明し始めた。

『レイトさんの父親は、現在あなたのいるバルトロス王国の王様、十三代目のバルトロス国王です。元々は、レイトさんの父親のお兄さんが国を治めていましたが、病で亡くなったため、レイトさんの父親が継いだんです。お兄さんには三人の娘がいますが、この王国では男性が国を統治する法律が存在しているためです。既に前王の奥方が他界していたこともあり、三人の娘はレイトさんの父親に引き取られました』
『バルトロス国王……王国の名前と一緒なんだね』
『はい。王国の決まりで、王位を継いだ者は国の名前であるバルトロスを名乗るようになります。だから、バルトロスとは王族の苗字というだけではなく、王そのものを表すようになるんです』

 アイリスは少し間を置くと、この話の本題に入っていった。

『それはさておき、王家は男児を生み出さない限り、その代で終わりを迎えてしまいます。だから、レイトさんが生まれたとき、国王は非常に歓喜していました。ですが、レイトさんの職業が問題だったんです』
『問題っていうと……ものすごく強くて危ない職業とか?』

 アイリスの言おうとしていることが分からず、レイトが疑問を口にすると、アイリスは悲しげに言った。

『いえ、逆なんです。この世界では「支援魔術師」と「錬金術師」はどちらも不遇職として扱われています』
『え、弱いの?』

 アイリスは一瞬口ごもり、しばらくして告げた。

『……この二つの職業が覚える能力は特殊で、扱える人間が全然存在しません。さらに他の職業と比べて、成長率や能力の上昇率が悪いんです』

 ショックを受けるレイトに、アイリスはさらに続ける。

『どちらの職業も戦闘向けの能力をほとんど覚えないから、自力で魔物を倒せません。かといってパーティを組んでも、全然レベルが上がらないのでお荷物になるだけ。でも、弱いというよりは、大器晩成型の職業なんですよ。諦めないで地道にレベルを上げてスキルの能力を高めれば、立派に活躍できるんですけど……誰もそこまでには至らないんです』
『いくら職業が不遇だからって、国王の直系で王位継承権を持ってる俺を追放するのはおかしくない?』

 レイトが非難するように言うと、アイリスが冷静に答える。

『こちらの世界では、それだけ職業というのは大事なものなのです。不遇職というだけで馬鹿にされ、おとしめられることが常識となっている世界で、レイトさんが国王になったら、民衆はどうすると思います? 暴動を起こして、国家は転覆されてしまうでしょう』
『そんな……』
『悲しいですけどこれが現実です。この世界では不遇職は人間扱いされません。むしろ、レイトさんは運が良いほうなんですよ。殺されずに追い出されるだけで済んだんですから……』

 アイリスの話を聞き終えて、レイトは黙り込んでしまった。
 やがて彼は、決意したように話し始める。

『でも、実の父親からみ嫌われた理由が分かって良かったよ。過ぎたことを気にするより、これからのことを考えなくちゃ』
『その意気です』

 アイリスの激励げきれいを受けて、レイトは彼女に尋ねる。

『不遇職は人間扱いされないって言ってたけど、このまま俺が何も対策をせずに生きていけると思う?』
『無理でしょうね。父親の気が変わって、レイトさんを殺そうとしてくるかもしれません。あるいは、王位継承権を巡って別の何者かがレイトさんの命を狙ってくる可能性もあるでしょう。そうでなくとも、危険なこの世界では力を身に付けなければ生き抜けません』
『……なんて世界だ』
『気持ちは分かりますが、私からは頑張ってくださいねとしか言いようがありません。もう転生を果たしたレイトさんに私ができることは、こんなふうに話し相手になるくらいしかないのです』

 申し訳なさそうに言うアイリスに、レイトは告げる。

『いや……十分だよ。アイリスにはこれからいっぱい助けてもらうと思う』

 レイトは、アイリスがこの世界の全てを知っていると言っていたことを思い出した。そして、先ほどからずっと気になっていたことを尋ねる。

『アイリス……一つだけ教えてほしい。君はさっき、支援魔術師と錬金術師は大器晩成型の職業だって言ってたよね。それは本当?』
『……はい、この世界の人間は勝手に不遇職だと思い込んでいますが、この二つの職業の能力は、実は素晴らしいものなんです。適切な鍛錬をして戦闘方法を工夫すれば、単独で強力な魔物とも戦えるほどに成長します』
『だったら教えてくれ。俺はこれからどうすればいい?』
『いい質問ですね。その言葉を待っていましたよ』

 レイトは、見えないはずのアイリスが笑ったように思えた。
 意気込んだのは良いが、現実のレイトは赤ん坊であり、できることは限られている。彼はゆりかごの中に収まる小さな自分を自覚しながら、アイリスに再び同じ質問をする。

『それで、俺はどうすればいい?』
『そうですね……まずは技能スキルを色々と身に付けていきましょう。赤ん坊の状態でもスキルを覚えることはできますから、私の指示通りにやってみてください』

 レイトが心の中でうなずくと、さっそくアイリスが告げる。

『レイトさんの周囲で見える物を教えてください』

 彼女の言葉に従い、レイトはゆりかごから見える範囲の景色を確かめる。時間が停止しているので身体は動かせないが、前方の様子くらいは見えた。
 レイトは見たままを伝えていく。

『……天井があって……あと、窓が開いているのが見える。他には……ちょうが飛んでいる』

 蝶は羽を広げた状態で空間に固定されていた。

『ちょうど良いですね。この状態なら時間が停止しているので動くことはありませんし、蝶を観察してください』
『観察? どういうこと?』
『いいから黙って見続けてください。細かいことに気付いたらできるだけ思い浮かべてくださいね』
『うん……』

 アイリスの言葉に戸惑いながらも、レイトは彼女を信じて上空に浮かんでいる蝶を観察し続ける。そして蝶の特徴を挙げていった。

『羽や胴が黒く染まっている。だけど瞳だけが青く光ってる。それと、よく見たら羽の模様が薄い黒と濃い黒のしまになっている。あとは――』

 そうやって目についた物を考え続けていると、突然、視界にステータス画面が表示された。


〈技能スキル「観察眼かんさつがん」を習得しました〉


 画面を確認した彼は、即座にステータスの魔法を唱えてみた。
 すると別の画面が現れ、習得したスキルの詳細な情報が表示される。


 観察眼――観察能力を限界まで高める


『単純な説明文だな……』

 試しにもう一度、蝶に視線を向ける。
 先ほどまでは気付かなかった細かい特徴まで把握できた。

『あの蝶、左右の羽で鱗粉りんぷんの成分が違うのか。アイリス、観察眼というスキルを身に付けられたみたいだけど……』
『それは良かったですね。初のスキル習得、おめでとうございます。効果は実感できましたか?』
『うん、普通じゃ絶対気付かないようなことまで分かるようになってる』

 レイトは、蝶の観察をしただけであっさりスキルを身に付けられたことに驚いていた。そして、この世界でのスキルの習得方法について見当を付ける。

『もしかして、観察眼のスキルは、俺が観察を続けていたから覚えられたの?』
『その通りです。ちなみに、商人と呼ばれる職業だったら、観察眼の上位互換である鑑定のスキルを覚えられます。こちらのほうが便利ですけど、レイトさんでは習得できませんね』
『そうなのか。この調子で他のスキルを身に付けられるかな』
『それはレイトさん次第です。まあ、私も助言をしますから、いつでも頼ってくださいね』

 そのとき急に、レイトは疲れを感じる。

『ありがとう……そろそろ元に戻りたいんだけど』
『分かりました。それでは……』

 アイリスの声が聞こえなくなり、灰色になっていた風景に色が戻る。
 それと同時に、ゆりかごの上で固まっていた蝶が動きだした。
 蝶が窓から出ていくのを見ていたレイトに、再び疲労感が押しかかる。そしてまぶたが重くなり、完全に眠りに落ちてしまった。


 レイトが起きたときには、既に窓の外は闇に覆われていた。
 彼は無性にお腹が空いていることに気付き、声を上げて母親に伝えようとする。

「あ、あうっ……ああああっ!!」
「あらあら!! 起きちゃったのかしら!?」

 慌てた様子で母親が現れ、レイトを優しく抱き上げた。

(そういえば、未だにお母さんの名前を知らないんだよな。聞きたいけど話せないし……いつかアイリスに聞こう)

 考えながらも、レイトは空腹のあまり本能的に彼女の豊満な胸に顔をうずめてしまった。

「う~……」
「ごめんなさいね。一人にさせて……お腹が空いちゃったのかしら?」
「あぶぅっ」
「はいはい。ほら、ゆっくり味わいなさい」
「あうっ……」

 母親は恥ずかしげもなく胸元をさらし、彼に乳房を差し出した。

(そうか。赤ちゃんなんだから、お母さんのおちちが俺の食事になるんだよな……)

 母親とはいえ、年若く美しい女性の胸を吸うことにためらいはあったが、空腹には勝てなかった。
 レイトは母親の胸に吸い付く。

「あむっ」
「うふふっ。可愛いわね。そんなに夢中で吸って……」
(恥ずかしい……)

 見た目は赤子だが、レイトの精神年齢は15歳。高校一年生になったばかりの年頃である。
 彼はこの状況に羞恥心しゅうちしんを覚えていたものの、今は彼女の世話になるしかなく、結局、満腹になるまで乳房を吸い続けるのだった。

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