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最終章 王国編
国王の葬式、そして王位継承者は……
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――城内の騒乱から数日の時が経過し、王城の前には数多くの人々が集まっていた。彼等の中には民衆だけではなく、各国の重鎮も存在し、獣人国と巨人国の王の姿もあった。彼等がここに集まったのは急逝したバルトロス13世の葬式の出席のために訪れ、王国の伝統に従って葬儀は城内に存在する庭園にて行われた。
庭園には無数の花束に包まれた国王の遺体が横たわり、その様子をレナ、ナオ、アイラ、そしてシオンとリアナも並んで涙を流しながら花に囲まれた状態の国王の姿を見届ける。死体はこれから火葬され、残された灰は城内に存在する王族の墓地にて埋葬されるだろう。
「父上……」
「こんなの、嘘だよ……」
「ううっ……どうしてこんな事に」
三人の義理の娘はゆっくりと燃えていく国王の姿に涙を流し、彼女達は実の父親ではなくとも本当の父の様に国王の事を慕っていた。ナオも弟のレアが産まれてからは複雑な関係になっていたが、それでも国王の事を父親として愛していた。その様子をアイラと共にレナは複雑そうな表情を浮かべ、燃えていく父親の姿を見て思い悩む。
「レナ……良く見ておきなさい。貴方のお父さんのためにこれだけの人が集まったのよ。立派な父親とは言えなかったけど、それでも決してあの人は悪人ではなかったわ……く、ううっ……」
「母上……」
「ごめんなさい……もっと早く、貴方をお父さんと合わせる事が出来れば……」
アイラにとっては今でも愛する夫である事に変わりはなく、耐え切れずに両手で顔を覆い込み、涙を流す。そんな彼女を見てレナは黙って他の人間の様子を伺う。この場には先の騒乱に参加した人間も多数存在し、レナの仲間達の姿もあった。
「バルトロス王よ……お主は道を間違えた。だが、それほど嫌いではなかったぞ」
「今は安らかに眠れ……」
巨人国の王であるリキオウと獣人国の王であるビストもバルトロス国王の死を弔い、他にも大勢の将軍や兵士も涙を流す。その光景を見たレナは自分の父親がここまで他の人間に慕われている事を初めて知り、よくよく考えれば自分が父親の事を何も知らない事を思い出す。
これまでに父親に対してレナは興味を抱いた事はなく、ナオの件がなければそもそも王国と関わろうともしなかったかもしれない。だが、こうして大勢の人間に死を悲しまれる父親の姿を見てレナはこんな事ならばもっと早く父親の事を調べておけば良かったと考えてしまう。
(父上……貴方は俺を捨てた。だけど、もう恨んでないよ……)
幼少の頃に自分と母親を捨てた父親に対してレナは色々と思う所はあった。それでも今は父親に対しての恨みはなく、全身に火が燃え移った父親の死を見て出来ればもっと早くに会って話をしてみたかったとさえ思った――
――葬式を終えるとすぐに玉座の間にナオは移動し、二人の妹と共に玉座の前に立つ。その光景を他の人間は緊張した面持ちで見つめ、次にこの玉座に座った人間が新しい国王である事が決まるため、全員が勝たず飲んで見守る。それに対してシオンとリアナの両名は不安そうな表情を浮かべながらナオに振り返り、やがて二人はナオに座るように促す。
「お姉様……」
「……どうぞ、お座りになって下さい」
「…………」
二人が玉座から離れると他の人間達は声を上げ、やはり第一王女であるナオが王位を継承するのかと考える。だが、二人に差しだされた玉座に対してナオは思い詰めた表情を浮かべ、玉座の前に立つと、誰かを探すように左右に首を振った。
(やはり、来ないか……全く、私に遠慮したのか、それとも面倒事を押し付けたのか……両方か?)
ナオは姿を現さぬレナに対してため息を吐き出し、本来ならばこの玉座に相応しいのは自分ではなく、本当の第一王子であるレナが座るべきだと彼女は考えていた。だから事前にレナを呼び出し、彼に王位を引き継ぐように説得したのだが、あろうことかレナはナオに対して王位をつぐ事を断固として拒否した。
『え、やだよ?王様なんて面倒そうだから絶対になりたくない。そもそも王家を追放されている俺に王位継承権なんてないじゃん。王族に未練があるわけでもないし、それに王様になったら自由がなくなりそうだから俺はこのままでいいよ。時々、顔を見せに来るからナオが王様になればいいよ』
一国の王になれるというのにあっさりとレナは王位に就く事を断り、そのまま仲間達と共に姿を消してしまう。色々と考えた末に彼に王位を譲ろうと真面目に考えていたナオだったが、まさか本人に断られるとは思わずに頭を悩める。
(全く、しょうがない義弟だ……せめて嘘でも私に気を遣って王位を譲ると言ってくれればいいのに……)
面倒だからという理由で王位を押し付けられたナオは苦笑し、そんな彼女の態度に双子は不思議そうな表情を浮かべるが、意を決した表情を浮かべたナオは玉座に座ると、堂々と宣言を行う。
「私……ナオ・バルトロスは本日を以てバルトロス王国の初代「女王」の座に就く!!よって私はバルトロスの王名を受け継ぐ!!今後、私の事はバルトロス女王と呼べ!!」
『うおおおおおっ!!』
歴史上初のバルトロス王国の「女王」の誕生に玉座の間に存在した人間達は歓喜が上がり、リキオウとビストも拍手を行う。ナオは玉座から立ち上がると腰のカトラスを抜いて誇らしげに天井に構えた――
――同時刻、先日の城内の騒乱に関わっていた人間達が捕らわれている地下牢でも異変が起きていた。地下牢を見張っていた兵士達は惨殺され、檻の中で鎖に繋がれているイレアビトの前に緑色の刃の刀を握り締めたハヤテが立っていた。自分を見下ろすハヤテに対し、イレアビトは微笑む。
「……なるほど、そういう事だったのね。まさか貴女がカレハの送り込んだ刺客だったとは気付かなかったわ……てっきり、マリアの差し金だと思っていたわ」
「…………」
「そういえば数日前に城下町で殺人事件が起きたようだけど、それも貴女の仕業なのかしら?」
刀を構えたハヤテに対してイレアビトは顔色も変えずに見上げ、生前のミドルから報告を受けた城下町の通り魔の話を思い出すが、イレアビトの言葉に対してハヤテは頷く。この王都に潜入する際、彼女は王都で暮らす元傭兵を何人か殺害していた。
ハヤテは自分の刀に手を伸ばすと、地震の掌が傷つく事も恐れずに刃に付着していた緑色の染色塗料を剥ぎ落し、やがて刀身が赤色に染まる。それを確認したイレアビトは彼女が手にしている刀の正体を見抜く。
「……魔剣「月光」ね。切り捨てた人間の生命力を奪い、所有者の力へと変える妖刀……目にしたのは初めてだわ」
刃に付着したハヤテの血液が刀に吸い込まれるように消え去り、ハヤテの掌の切り傷が時間を巻き戻したように消失した。雪月花や紅蓮と同じく「七大魔剣」に数えられる妖刀を手にしたハヤテはイレアビトと向き直り、刀身を彼女の首筋に構える。そんな彼女にイレアビトは眉一つ動かさずに見つめ、溜息を吐き出す。
「これが私の人生の終わりなんてね……もしもやり直せる機会があったら、今度はもう少し人に優しく生きてみようかしら」
「…………」
あまりにもイレアビトらしからぬ発言にハヤテは眉をしかめるが、彼女がイレアビトの首筋に触れた刃を引き抜いた瞬間、牢獄内に血飛沫が舞う――
――その一方、王都の外部には大勢の兵士達が集まり、目の前の状況に困惑していた。彼等の視界には王都を取り囲む草原に並んだ無数の魔物の「石像」が存在し、一体これらをどのように処理すればいいのか兵士達は思い悩む。
「おい、ここで一体何が起きたんだ……?」
「知るかよ……とにかく、これを全部運び出すぞ」
「信じられねえ……これ、本当に生きているのか?どう見ても石像にしか見えないのに……」
石化された状態の魔物を兵士達は運び出し、とりあえずは邪魔にならないように地面に埋める準備を行う。万が一にも石像から復活した魔物が暴れ出さないように地中深く埋めるため、彼等はまずは馬車に石像を運び込む準備を行う。
「ここで何が起きたんだろうな……」
「さあな……ただ、防壁を生き残った兵士の話によるとなんでも薄気味悪い女が現れて魔物どもを全て石像に変えたそうだぞ」
「まさか、地下に封印されているとかいうメドゥーサが現れたのか!?あの話、本当だったのかよ」
「いや、話を聞く限りではそいつはメドゥーサじゃねえ……森人族の女のように見えたらしい」
防壁を守護していた兵士の報告によれば王都に攻め入ろうとしていた魔物の群れは突如として現れた森人族の女性に石化されたらしく、その後に女性は姿を消したという。その女性が何を思って防壁に攻め入ろうとした魔物の群れを石化したのかは不明だが、少なくともそのお陰で王都へ魔物が攻め入ることはなく、無事に兵士達も生き延びれた。
結局、彼女の正体は何だったのかは判明しなかったが、一つだけ言える事はイレアビトが捕まっても王国の問題は解決しておらず、新しい国王が決まったにも関わらずに王国は複数の危機に晒されている事だけがはっきりとしていた――
※これで一応は本編は完結です。ここから先の物語は外伝として投稿します!!(書籍版はここまでで終了になると思いますので外伝はWEB版だけの話になるかもしれません!!)
庭園には無数の花束に包まれた国王の遺体が横たわり、その様子をレナ、ナオ、アイラ、そしてシオンとリアナも並んで涙を流しながら花に囲まれた状態の国王の姿を見届ける。死体はこれから火葬され、残された灰は城内に存在する王族の墓地にて埋葬されるだろう。
「父上……」
「こんなの、嘘だよ……」
「ううっ……どうしてこんな事に」
三人の義理の娘はゆっくりと燃えていく国王の姿に涙を流し、彼女達は実の父親ではなくとも本当の父の様に国王の事を慕っていた。ナオも弟のレアが産まれてからは複雑な関係になっていたが、それでも国王の事を父親として愛していた。その様子をアイラと共にレナは複雑そうな表情を浮かべ、燃えていく父親の姿を見て思い悩む。
「レナ……良く見ておきなさい。貴方のお父さんのためにこれだけの人が集まったのよ。立派な父親とは言えなかったけど、それでも決してあの人は悪人ではなかったわ……く、ううっ……」
「母上……」
「ごめんなさい……もっと早く、貴方をお父さんと合わせる事が出来れば……」
アイラにとっては今でも愛する夫である事に変わりはなく、耐え切れずに両手で顔を覆い込み、涙を流す。そんな彼女を見てレナは黙って他の人間の様子を伺う。この場には先の騒乱に参加した人間も多数存在し、レナの仲間達の姿もあった。
「バルトロス王よ……お主は道を間違えた。だが、それほど嫌いではなかったぞ」
「今は安らかに眠れ……」
巨人国の王であるリキオウと獣人国の王であるビストもバルトロス国王の死を弔い、他にも大勢の将軍や兵士も涙を流す。その光景を見たレナは自分の父親がここまで他の人間に慕われている事を初めて知り、よくよく考えれば自分が父親の事を何も知らない事を思い出す。
これまでに父親に対してレナは興味を抱いた事はなく、ナオの件がなければそもそも王国と関わろうともしなかったかもしれない。だが、こうして大勢の人間に死を悲しまれる父親の姿を見てレナはこんな事ならばもっと早く父親の事を調べておけば良かったと考えてしまう。
(父上……貴方は俺を捨てた。だけど、もう恨んでないよ……)
幼少の頃に自分と母親を捨てた父親に対してレナは色々と思う所はあった。それでも今は父親に対しての恨みはなく、全身に火が燃え移った父親の死を見て出来ればもっと早くに会って話をしてみたかったとさえ思った――
――葬式を終えるとすぐに玉座の間にナオは移動し、二人の妹と共に玉座の前に立つ。その光景を他の人間は緊張した面持ちで見つめ、次にこの玉座に座った人間が新しい国王である事が決まるため、全員が勝たず飲んで見守る。それに対してシオンとリアナの両名は不安そうな表情を浮かべながらナオに振り返り、やがて二人はナオに座るように促す。
「お姉様……」
「……どうぞ、お座りになって下さい」
「…………」
二人が玉座から離れると他の人間達は声を上げ、やはり第一王女であるナオが王位を継承するのかと考える。だが、二人に差しだされた玉座に対してナオは思い詰めた表情を浮かべ、玉座の前に立つと、誰かを探すように左右に首を振った。
(やはり、来ないか……全く、私に遠慮したのか、それとも面倒事を押し付けたのか……両方か?)
ナオは姿を現さぬレナに対してため息を吐き出し、本来ならばこの玉座に相応しいのは自分ではなく、本当の第一王子であるレナが座るべきだと彼女は考えていた。だから事前にレナを呼び出し、彼に王位を引き継ぐように説得したのだが、あろうことかレナはナオに対して王位をつぐ事を断固として拒否した。
『え、やだよ?王様なんて面倒そうだから絶対になりたくない。そもそも王家を追放されている俺に王位継承権なんてないじゃん。王族に未練があるわけでもないし、それに王様になったら自由がなくなりそうだから俺はこのままでいいよ。時々、顔を見せに来るからナオが王様になればいいよ』
一国の王になれるというのにあっさりとレナは王位に就く事を断り、そのまま仲間達と共に姿を消してしまう。色々と考えた末に彼に王位を譲ろうと真面目に考えていたナオだったが、まさか本人に断られるとは思わずに頭を悩める。
(全く、しょうがない義弟だ……せめて嘘でも私に気を遣って王位を譲ると言ってくれればいいのに……)
面倒だからという理由で王位を押し付けられたナオは苦笑し、そんな彼女の態度に双子は不思議そうな表情を浮かべるが、意を決した表情を浮かべたナオは玉座に座ると、堂々と宣言を行う。
「私……ナオ・バルトロスは本日を以てバルトロス王国の初代「女王」の座に就く!!よって私はバルトロスの王名を受け継ぐ!!今後、私の事はバルトロス女王と呼べ!!」
『うおおおおおっ!!』
歴史上初のバルトロス王国の「女王」の誕生に玉座の間に存在した人間達は歓喜が上がり、リキオウとビストも拍手を行う。ナオは玉座から立ち上がると腰のカトラスを抜いて誇らしげに天井に構えた――
――同時刻、先日の城内の騒乱に関わっていた人間達が捕らわれている地下牢でも異変が起きていた。地下牢を見張っていた兵士達は惨殺され、檻の中で鎖に繋がれているイレアビトの前に緑色の刃の刀を握り締めたハヤテが立っていた。自分を見下ろすハヤテに対し、イレアビトは微笑む。
「……なるほど、そういう事だったのね。まさか貴女がカレハの送り込んだ刺客だったとは気付かなかったわ……てっきり、マリアの差し金だと思っていたわ」
「…………」
「そういえば数日前に城下町で殺人事件が起きたようだけど、それも貴女の仕業なのかしら?」
刀を構えたハヤテに対してイレアビトは顔色も変えずに見上げ、生前のミドルから報告を受けた城下町の通り魔の話を思い出すが、イレアビトの言葉に対してハヤテは頷く。この王都に潜入する際、彼女は王都で暮らす元傭兵を何人か殺害していた。
ハヤテは自分の刀に手を伸ばすと、地震の掌が傷つく事も恐れずに刃に付着していた緑色の染色塗料を剥ぎ落し、やがて刀身が赤色に染まる。それを確認したイレアビトは彼女が手にしている刀の正体を見抜く。
「……魔剣「月光」ね。切り捨てた人間の生命力を奪い、所有者の力へと変える妖刀……目にしたのは初めてだわ」
刃に付着したハヤテの血液が刀に吸い込まれるように消え去り、ハヤテの掌の切り傷が時間を巻き戻したように消失した。雪月花や紅蓮と同じく「七大魔剣」に数えられる妖刀を手にしたハヤテはイレアビトと向き直り、刀身を彼女の首筋に構える。そんな彼女にイレアビトは眉一つ動かさずに見つめ、溜息を吐き出す。
「これが私の人生の終わりなんてね……もしもやり直せる機会があったら、今度はもう少し人に優しく生きてみようかしら」
「…………」
あまりにもイレアビトらしからぬ発言にハヤテは眉をしかめるが、彼女がイレアビトの首筋に触れた刃を引き抜いた瞬間、牢獄内に血飛沫が舞う――
――その一方、王都の外部には大勢の兵士達が集まり、目の前の状況に困惑していた。彼等の視界には王都を取り囲む草原に並んだ無数の魔物の「石像」が存在し、一体これらをどのように処理すればいいのか兵士達は思い悩む。
「おい、ここで一体何が起きたんだ……?」
「知るかよ……とにかく、これを全部運び出すぞ」
「信じられねえ……これ、本当に生きているのか?どう見ても石像にしか見えないのに……」
石化された状態の魔物を兵士達は運び出し、とりあえずは邪魔にならないように地面に埋める準備を行う。万が一にも石像から復活した魔物が暴れ出さないように地中深く埋めるため、彼等はまずは馬車に石像を運び込む準備を行う。
「ここで何が起きたんだろうな……」
「さあな……ただ、防壁を生き残った兵士の話によるとなんでも薄気味悪い女が現れて魔物どもを全て石像に変えたそうだぞ」
「まさか、地下に封印されているとかいうメドゥーサが現れたのか!?あの話、本当だったのかよ」
「いや、話を聞く限りではそいつはメドゥーサじゃねえ……森人族の女のように見えたらしい」
防壁を守護していた兵士の報告によれば王都に攻め入ろうとしていた魔物の群れは突如として現れた森人族の女性に石化されたらしく、その後に女性は姿を消したという。その女性が何を思って防壁に攻め入ろうとした魔物の群れを石化したのかは不明だが、少なくともそのお陰で王都へ魔物が攻め入ることはなく、無事に兵士達も生き延びれた。
結局、彼女の正体は何だったのかは判明しなかったが、一つだけ言える事はイレアビトが捕まっても王国の問題は解決しておらず、新しい国王が決まったにも関わらずに王国は複数の危機に晒されている事だけがはっきりとしていた――
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