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S級冒険者編
レベルダウン?
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「――えっ?」
扉を開いた途端、レナ達の視界は光に包まれ、次の瞬間には見知らぬ草原に存在した。全員が驚いて辺りを見渡し、最初は何が起きているのか理解できなかった。
「あ、あれ!?僕達、さっきまで建物の中にいたよな!?」
「ど、どうして外に……」
「まさか、転移したのか?」
「いえ、そんなはずはありません!!転移魔法で別の場所に飛ばされたとしても魔力を一切感知できませんでしたし、そもそもあの建物の中では魔法は使えないはずです!!」
「いったいどうなってるの……?」
見知らぬ草原にいつの間にか移動していたレナ達は何が起きたのか理解できず、周囲を見渡す。だが、ここでレナは自分の格好の異変に気づき、更に他の人間にも変化が起きていた。
「あれ、なんだこの格好……ていうか、もしかしてそっちはホネミンなの?」
「は?こんな時に何を言ってるんですか?もう、しっかりしてくださいよレナさん……あれ?声が……」
「ちょ、ちょっと待てよ!!ホネミン、お前……人間に戻ってるぞ!?」
――レナ達の服装がいつの間にか全身を覆いこむ競泳水着のような恰好に変化を果たしており、しかもホネミンの場合はいつの間にか完全に人間の姿へと変化していた。プルミンを身に付けて人間に擬態した時と瓜二つの容姿だが、違いがあるとすれば今現在の方が表情が豊かだった。
「あれ、あれ!?私、戻ったんですか?人間に戻って……いや、私は森人族なんですけど!?」
「落ち着け!!まずは冷静に身体を確かめろ、本当に肉体を取り戻したの?」
「間違いありませんよ!!この感覚、本物です!!」
ホネミンは自分の身体を確かめて数百年ぶりに自分の肉体が存在する感覚を得て感動した。だが、どうして急に自分が肉体を取り戻したのか理解できず、そもそもどうして装備まで切り替わっているのかと戸惑う。
「ホネミンが戻ったのはいいけどさ、何だよ僕達のこの格好……」
「私の雪月花までなくなってるわ……」
「俺も退魔刀が……」
「ぼ、僕の槍もないよっ!?」
「セイソウミンもいなくなってる……」
「いったいどうなってるんだ?」
理由は不明だが現在のレナ達の装備品は消失し、今現在は何も所持していない状態だった。とりあえずはレナは空間魔法を発動させようとしたとき、脳内に奇妙な声が響く。
『これより、戦闘訓練を開始します。第一フェーズに入ります』
「はっ!?な、何だこの声!?」
「どうなってるんだ!?」
脳内に響く声はレナだけではなく、他の者たちにも聞こえたらしく、アイリスの交信ではない事を悟ったレナは「第一フェーズ」という単語に嫌な予感を覚えた。
『各自、準備を整えてください。1分後に第一フェーズが始まります。危険度レベル1、皆さんのレベルは10です』
「危険度?それにレベル10って……どういう意味だよ?」
「いったい何が起きてるんだ……?」
「ああっ!?」
「ど、どうした!?」
謎の声が聞こえた後、ミナが唐突に大声を上げる。そんな彼女の反応にレナ達は振り返ると、ミナは茫然とした表情で呟く。
「ぼ、僕のレベルが……10に戻ってる!!」
「何だと!?」
「そんな馬鹿なっ……確か、レベル50は超えてたとか言ってたよね?」
「ま、間違いないよ……僕のレベルが10になってる!!」
ミナは涙目で虚空に視線を向け、恐らく彼女の眼にはステータス画面が表示されているのだろう。自身のステータスは自分自身にしか確認できず、レナのように鑑定眼のような固有スキルを覚えていなければ他の人間のステータスを確認する事は出来ない。
他の全員も自分自身のステータス画面を確認すると、確かにレベルの項目だけが「10」へと変更していた。通常、レベルは下がる事などはありえず、ステータスを低下させる魔法は存在してもレベルその物を変化させる魔法など存在しない。だが、現実にレナ達のレベルは10まで下がっていた。
「ぎゃああっ!?やっとレベル60になりそうだったのにレベル10に戻ってる!?」
「お、俺もだ……」
「私も下がっているわね」
「がーんっ……」
「俺もだ……さっきまではレベル80だったのに」
「私もですよ……これは、ちょっとまずい状況ですね」
全員のレベルがいつの間にか10へと変化している事が発覚し、覚えた技能などの能力に関しては特に変化はないが、試しにレナは空間魔法を発動させて自分が事前に預けていた武器の類を取り出そうとしたが、何故か異空間に収めていたはずの荷物も消えていた。
(魔法は使えるのか……それにSPを消費して強化した魔法はそのまま使えるのか)
レベルが落ちても元から所有していた能力の類は変化はなく、空間魔法の類が強化前の収納魔法に戻るというような事はなかった。しかし、折角苦労して上昇させたレベルが落ちているという事実にレナ達は動揺を隠せない。
※連続投稿終了
カタナヅキ「えっ……予定であって別に確定ではない?はい、分かりました。なら、今回もアイリスのイラストはお蔵入りという事になるかも……その代わりにダインかゴンゾウが表紙に?なるほど、分かりました(´・ω・)ノ電話」
アイリス「ん?何を話してるんですかね?(´ω`)♪」←何も知らずに上機嫌な駄目天使
レナ「不憫な……(´;ω;`)」
※実際の所はアイリスも登場(予定)です。おたのしみください!!
扉を開いた途端、レナ達の視界は光に包まれ、次の瞬間には見知らぬ草原に存在した。全員が驚いて辺りを見渡し、最初は何が起きているのか理解できなかった。
「あ、あれ!?僕達、さっきまで建物の中にいたよな!?」
「ど、どうして外に……」
「まさか、転移したのか?」
「いえ、そんなはずはありません!!転移魔法で別の場所に飛ばされたとしても魔力を一切感知できませんでしたし、そもそもあの建物の中では魔法は使えないはずです!!」
「いったいどうなってるの……?」
見知らぬ草原にいつの間にか移動していたレナ達は何が起きたのか理解できず、周囲を見渡す。だが、ここでレナは自分の格好の異変に気づき、更に他の人間にも変化が起きていた。
「あれ、なんだこの格好……ていうか、もしかしてそっちはホネミンなの?」
「は?こんな時に何を言ってるんですか?もう、しっかりしてくださいよレナさん……あれ?声が……」
「ちょ、ちょっと待てよ!!ホネミン、お前……人間に戻ってるぞ!?」
――レナ達の服装がいつの間にか全身を覆いこむ競泳水着のような恰好に変化を果たしており、しかもホネミンの場合はいつの間にか完全に人間の姿へと変化していた。プルミンを身に付けて人間に擬態した時と瓜二つの容姿だが、違いがあるとすれば今現在の方が表情が豊かだった。
「あれ、あれ!?私、戻ったんですか?人間に戻って……いや、私は森人族なんですけど!?」
「落ち着け!!まずは冷静に身体を確かめろ、本当に肉体を取り戻したの?」
「間違いありませんよ!!この感覚、本物です!!」
ホネミンは自分の身体を確かめて数百年ぶりに自分の肉体が存在する感覚を得て感動した。だが、どうして急に自分が肉体を取り戻したのか理解できず、そもそもどうして装備まで切り替わっているのかと戸惑う。
「ホネミンが戻ったのはいいけどさ、何だよ僕達のこの格好……」
「私の雪月花までなくなってるわ……」
「俺も退魔刀が……」
「ぼ、僕の槍もないよっ!?」
「セイソウミンもいなくなってる……」
「いったいどうなってるんだ?」
理由は不明だが現在のレナ達の装備品は消失し、今現在は何も所持していない状態だった。とりあえずはレナは空間魔法を発動させようとしたとき、脳内に奇妙な声が響く。
『これより、戦闘訓練を開始します。第一フェーズに入ります』
「はっ!?な、何だこの声!?」
「どうなってるんだ!?」
脳内に響く声はレナだけではなく、他の者たちにも聞こえたらしく、アイリスの交信ではない事を悟ったレナは「第一フェーズ」という単語に嫌な予感を覚えた。
『各自、準備を整えてください。1分後に第一フェーズが始まります。危険度レベル1、皆さんのレベルは10です』
「危険度?それにレベル10って……どういう意味だよ?」
「いったい何が起きてるんだ……?」
「ああっ!?」
「ど、どうした!?」
謎の声が聞こえた後、ミナが唐突に大声を上げる。そんな彼女の反応にレナ達は振り返ると、ミナは茫然とした表情で呟く。
「ぼ、僕のレベルが……10に戻ってる!!」
「何だと!?」
「そんな馬鹿なっ……確か、レベル50は超えてたとか言ってたよね?」
「ま、間違いないよ……僕のレベルが10になってる!!」
ミナは涙目で虚空に視線を向け、恐らく彼女の眼にはステータス画面が表示されているのだろう。自身のステータスは自分自身にしか確認できず、レナのように鑑定眼のような固有スキルを覚えていなければ他の人間のステータスを確認する事は出来ない。
他の全員も自分自身のステータス画面を確認すると、確かにレベルの項目だけが「10」へと変更していた。通常、レベルは下がる事などはありえず、ステータスを低下させる魔法は存在してもレベルその物を変化させる魔法など存在しない。だが、現実にレナ達のレベルは10まで下がっていた。
「ぎゃああっ!?やっとレベル60になりそうだったのにレベル10に戻ってる!?」
「お、俺もだ……」
「私も下がっているわね」
「がーんっ……」
「俺もだ……さっきまではレベル80だったのに」
「私もですよ……これは、ちょっとまずい状況ですね」
全員のレベルがいつの間にか10へと変化している事が発覚し、覚えた技能などの能力に関しては特に変化はないが、試しにレナは空間魔法を発動させて自分が事前に預けていた武器の類を取り出そうとしたが、何故か異空間に収めていたはずの荷物も消えていた。
(魔法は使えるのか……それにSPを消費して強化した魔法はそのまま使えるのか)
レベルが落ちても元から所有していた能力の類は変化はなく、空間魔法の類が強化前の収納魔法に戻るというような事はなかった。しかし、折角苦労して上昇させたレベルが落ちているという事実にレナ達は動揺を隠せない。
※連続投稿終了
カタナヅキ「えっ……予定であって別に確定ではない?はい、分かりました。なら、今回もアイリスのイラストはお蔵入りという事になるかも……その代わりにダインかゴンゾウが表紙に?なるほど、分かりました(´・ω・)ノ電話」
アイリス「ん?何を話してるんですかね?(´ω`)♪」←何も知らずに上機嫌な駄目天使
レナ「不憫な……(´;ω;`)」
※実際の所はアイリスも登場(予定)です。おたのしみください!!
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