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真・闘技祭 予選編
最後の合格者
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「ホネミン!?お前、どうしてここに……」
『……ホネミン?なんだその変な名前は』
「いや、それよりも貴女その姿は……!?」
「はいはい、今は仕事中なのでお話は後です。それよりも合格した方同士の戦闘はご法度ですよ。ほらほら、御二人とも離れて離れて……」
ホネミンの姿を見てシズネは驚き、ハヤテも急に現れた彼女に疑問を抱く。聞き覚えがある声のような気はしたが、思い出す事が出来ない。最も思い出せないのは無理もない話であり、ハヤテがホネミンと遭遇した時は彼女は骨の姿のままだったので気づかないのも無理はなかった。
蒼の剣聖と疾風の剣聖の喧嘩を仲裁したホネミンは時間の確認を行い、現時点で揃っている合格者の数を数え上げる。丁度30名の合格者が存在し、本選に出場できるのは残り2名のみであった。そして合格者の中にはハルナの姿はなく、やはり彼女は間に合わなかったと考える。
『さあ、合格者の規定人数まで残り2名となりました!!まだ素材を回収していない選手は急いでください、素材を回収した選手はすぐに闘技場で受付を行ってください!!』
マイク型の魔道具を手にしたラビットが放送を流すと、ここで闘技場に繋がる街道に大勢の人間が駆けつけてきた。それぞれが刈り取った魔物の素材を手にしており、その中にはガロの姿も存在した。
「うおおおっ!!俺が合格するんだ!!」
「退け、雑魚共!!」
「邪魔をするなっ!!」
「ちくしょう、退きやがれ馬鹿共!!」
我先にと街道には大勢の参加者が集い、自分が合格するために他の選手を蹴散らしたり、あるいは抜け駆けして闘技場へ向かおうとする。その光景を確認してシュンは呆れた表情を浮かべ、ロウガは情けない顔を浮かべる。
「おい、ガロ!!てめえ、何してたんだ!!ここで合格しなかったらお仕置きだぞ!!」
「ガロ、さっさと来ぬか!!それでも貴様は我が弟子か!?」
「ひいっ!?」
先輩であるシュンと師であるロウガに怒鳴りつけられたガロは表情を引きつらせ、慌てて速度を上昇させて闘技場へ駆けつけようとする。この調子ならばガロが間に合うかと思われた時、ここで強烈な光が発生したかと思うと参加者たちが空に吹き飛ぶ。
「はあああっ!!」
「この光は……レミア!?」
「何!?まだ合格していなかったのか!?」
参加者の後ろから猛烈な勢いでレミアは駆けつけると、聖剣を振り抜いて次々と吹き飛ばす。彼女はハルナとの戦闘の影響で消耗が大きく、ここまで移動するのに時間が掛かってしまった。この状況下で大将軍のレミアが現れた事に参加者は顔色を変え、ガロも目を見開く。
あと少しで闘技場に到着するという状況で出現したレミアの登場に誰もが驚く中、彼女は参加者を薙ぎ払いながらも闘技場へと向かう。この調子ではガロも追いつかれるのは時間の問題であり、彼は必死に足を動かして闘技場へ向かう。
「うおおおっ!!負けるかこんちくしょおおおっ!!」
「あ、あと少しなんだ!!」
「俺が合格するんだぁっ!!」
「くっ……行かせません!!」
先頭集団は闘技場の目の前まで接近し、素材を手にした状態で闘技場の建物内に入り込めば合格の判定が下される。レミアは聖剣を振り抜いて参加者全員を吹き飛ばし、自分が合格を果たそうとした時、ここで彼女の後方から凄まじい勢いで駆けつける少女の姿が存在した。
「――悪いな、少し痺れるぞ!!」
「えっ!?」
レミアは背後から声を掛けられ、彼女が振り向く前に既に後ろに迫っていた人物は彼女の身体を掴むと、そのまま腕ずくで引っ張りながら闘技場の方角へ向かう。あと数メートルでガロが闘技場の内部へ辿り着けるという所でレミアを抱えた少女は彼の背後に追いつき、ガロの頭を踏み台にして飛び込む。
「ごぉおおおるっ!!」
「きゃああっ!?」
「ぐへぇっ!?」
『何ぃいいいっ!?』
レミアを抱えた「ハルナ」がガロが入り込む前に闘技場の出入口を通過すると、彼女はレミアと共に地面に倒れ込む形となり、しりもちをついて痛そうな表情を浮かべる。一方であと少しで合格だったガロは勢いよく踏みつけられたせいで顔面から地面に衝突し、しかも電流の影響で身体が痙攣を引き起こす。
一方でハルナに抱えられた状態で床に倒れたレミアは苦痛の表情を浮かべながらもハルナに視線を向け、いったい何のつもりなのかと抗議しようとした。だが、ハルナが身にまとった電流の影響で彼女の身体も痺れて碌に動けなかった。
「はいは~い、素材の確認を行いま~す。素材の提示をお願いします」
「ほらよ、これの事だろ?ついでにこっちの姉ちゃんのも確認してくれよ」
「くっ……!?」
ホネミンが近づいて二人の素材の有無を確認すると、ハルナの方は嬉々とした表情を浮かべて銀色に光り輝くサンドワームの皮膚を差し出し、一方でレミアは手に握っていた牙竜の牙を見せる。二人の素材を確認したホネミンはラビットに頷き、ここで彼女は予選終了の放送を行う。
『……ホネミン?なんだその変な名前は』
「いや、それよりも貴女その姿は……!?」
「はいはい、今は仕事中なのでお話は後です。それよりも合格した方同士の戦闘はご法度ですよ。ほらほら、御二人とも離れて離れて……」
ホネミンの姿を見てシズネは驚き、ハヤテも急に現れた彼女に疑問を抱く。聞き覚えがある声のような気はしたが、思い出す事が出来ない。最も思い出せないのは無理もない話であり、ハヤテがホネミンと遭遇した時は彼女は骨の姿のままだったので気づかないのも無理はなかった。
蒼の剣聖と疾風の剣聖の喧嘩を仲裁したホネミンは時間の確認を行い、現時点で揃っている合格者の数を数え上げる。丁度30名の合格者が存在し、本選に出場できるのは残り2名のみであった。そして合格者の中にはハルナの姿はなく、やはり彼女は間に合わなかったと考える。
『さあ、合格者の規定人数まで残り2名となりました!!まだ素材を回収していない選手は急いでください、素材を回収した選手はすぐに闘技場で受付を行ってください!!』
マイク型の魔道具を手にしたラビットが放送を流すと、ここで闘技場に繋がる街道に大勢の人間が駆けつけてきた。それぞれが刈り取った魔物の素材を手にしており、その中にはガロの姿も存在した。
「うおおおっ!!俺が合格するんだ!!」
「退け、雑魚共!!」
「邪魔をするなっ!!」
「ちくしょう、退きやがれ馬鹿共!!」
我先にと街道には大勢の参加者が集い、自分が合格するために他の選手を蹴散らしたり、あるいは抜け駆けして闘技場へ向かおうとする。その光景を確認してシュンは呆れた表情を浮かべ、ロウガは情けない顔を浮かべる。
「おい、ガロ!!てめえ、何してたんだ!!ここで合格しなかったらお仕置きだぞ!!」
「ガロ、さっさと来ぬか!!それでも貴様は我が弟子か!?」
「ひいっ!?」
先輩であるシュンと師であるロウガに怒鳴りつけられたガロは表情を引きつらせ、慌てて速度を上昇させて闘技場へ駆けつけようとする。この調子ならばガロが間に合うかと思われた時、ここで強烈な光が発生したかと思うと参加者たちが空に吹き飛ぶ。
「はあああっ!!」
「この光は……レミア!?」
「何!?まだ合格していなかったのか!?」
参加者の後ろから猛烈な勢いでレミアは駆けつけると、聖剣を振り抜いて次々と吹き飛ばす。彼女はハルナとの戦闘の影響で消耗が大きく、ここまで移動するのに時間が掛かってしまった。この状況下で大将軍のレミアが現れた事に参加者は顔色を変え、ガロも目を見開く。
あと少しで闘技場に到着するという状況で出現したレミアの登場に誰もが驚く中、彼女は参加者を薙ぎ払いながらも闘技場へと向かう。この調子ではガロも追いつかれるのは時間の問題であり、彼は必死に足を動かして闘技場へ向かう。
「うおおおっ!!負けるかこんちくしょおおおっ!!」
「あ、あと少しなんだ!!」
「俺が合格するんだぁっ!!」
「くっ……行かせません!!」
先頭集団は闘技場の目の前まで接近し、素材を手にした状態で闘技場の建物内に入り込めば合格の判定が下される。レミアは聖剣を振り抜いて参加者全員を吹き飛ばし、自分が合格を果たそうとした時、ここで彼女の後方から凄まじい勢いで駆けつける少女の姿が存在した。
「――悪いな、少し痺れるぞ!!」
「えっ!?」
レミアは背後から声を掛けられ、彼女が振り向く前に既に後ろに迫っていた人物は彼女の身体を掴むと、そのまま腕ずくで引っ張りながら闘技場の方角へ向かう。あと数メートルでガロが闘技場の内部へ辿り着けるという所でレミアを抱えた少女は彼の背後に追いつき、ガロの頭を踏み台にして飛び込む。
「ごぉおおおるっ!!」
「きゃああっ!?」
「ぐへぇっ!?」
『何ぃいいいっ!?』
レミアを抱えた「ハルナ」がガロが入り込む前に闘技場の出入口を通過すると、彼女はレミアと共に地面に倒れ込む形となり、しりもちをついて痛そうな表情を浮かべる。一方であと少しで合格だったガロは勢いよく踏みつけられたせいで顔面から地面に衝突し、しかも電流の影響で身体が痙攣を引き起こす。
一方でハルナに抱えられた状態で床に倒れたレミアは苦痛の表情を浮かべながらもハルナに視線を向け、いったい何のつもりなのかと抗議しようとした。だが、ハルナが身にまとった電流の影響で彼女の身体も痺れて碌に動けなかった。
「はいは~い、素材の確認を行いま~す。素材の提示をお願いします」
「ほらよ、これの事だろ?ついでにこっちの姉ちゃんのも確認してくれよ」
「くっ……!?」
ホネミンが近づいて二人の素材の有無を確認すると、ハルナの方は嬉々とした表情を浮かべて銀色に光り輝くサンドワームの皮膚を差し出し、一方でレミアは手に握っていた牙竜の牙を見せる。二人の素材を確認したホネミンはラビットに頷き、ここで彼女は予選終了の放送を行う。
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