不遇職とバカにされましたが、実際はそれほど悪くありません?

カタナヅキ

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真・闘技祭 本選編

四人一組 ※小説第六巻に関しての報告

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『全員、くじを引き終わりましたね?では、これより同じ色の方同士で分かれてください』


ホネミンの言葉に選手達は従い、赤、青、黄、緑の4つに分かれた結果、4人の選手が揃う。


赤の組はレナ、ハルナ、シュン、ジャンヌ

青の組はシズネ、ホムラ、エリナ、ハンゾウ

黄の組はヨシテル、ゴンゾウ、ハヤテ、そして一回戦の最終試合を勝ち抜いた「ソル」という名の剣士

緑の組はゴウライ、ダイン、シェル、最後に一回戦でロウガを打ち破った「イリア」というの名の選手


4名に分かれるとこれから何が行われるのかと選手達は実況席に視線を向ける。そんな彼等に対してホネミンは思いもがけぬ言葉を言い放つ。


「これより、集まった4名の選手同士で試合を行います!!二回戦の試合は四人一組の乱戦方式で試合を執り行います!!」
「四人一組……という事は、この集まった人間達で勝負をするという事か?」
「ええ、その通りです!!しかし、それだけではありませんよ!!4人ずつ分けるだけならば色だけの組み分けで十分ですからね。皆さんの与えられた数字を覚えていますか?同じ数字の人間同士の選手に限り、交代を認められます!!」
「交代だと……つまり、必ずしもこの4人同士で戦うわけではないのか」
「ええ、そうです。これより、1時間後に試合を行います!!それまでの間、選手同士が相談の上で試合を交代する事も有りです!!但し、選手の交代は双方の同意がなければ認められません!!その点は注意して下さいね!!」
「何!?あと1時間も待つのか!?」
「試合の開始時刻は1時間後です!!時間が経過すれば赤、青、黄、緑の選手の順番で試合が行われますので気を付けて下さい!!それでは……これから休憩時間を取ります!!」


ホネミンの言葉に戦う気満々だったゴウライは残念そうな声を上げるが、彼女の告げた選手同士の交代という言葉に何人かが反応し、特に同じ国同士の選手はこの言葉の真意を知る。選手を交代するという事は自分と同じ国同士の者ならば協力して敵と戦い、あるいは自国の選手がいない者と戦える可能性があるという事だった。

選手達は試合場から離れると、とりあえずは特別控室へと戻る。その途中、ハルナはある人物に視線を向けた――




「――頼む、レナ!!僕と交代してくれよ!!どうしてよりにもよってこんな化物剣士と最初から戦わないといけないんだよ!?」
「がっはっはっはっ!!化物とは酷いな、少し傷ついたぞ!!」
「交代しろと言われても……俺の組も相当にやばい奴等ばかりだし、それにダインは2番だから俺と交代は出来ないよ?」


ダインは控室に戻って早々にレナに縋りつき、自分と交代するように頼み込む。しかし、生憎と交代が認められているのは同じ番号同士の者だけのため、どれほどダインが縋りつこうとレナとの交代は認められない。


「ダイン殿、落ち着くでござる。まだ試合までは十分に猶予があるのだから他の選手と交渉すればよいのでは?」
「そ、そうだな!!えっと、僕と同じ番号は……ハルナとゴンゾウと、ほ、ホムラか……」
「ゴンちゃん辺りなら交代してくれるんじゃない?まあ、ゴンちゃんの方もやばい奴等ばかりだけど……」


ゴンゾウの組には剣聖のハヤテとヨシテルも存在し、ゴウライと戦うよりもある意味では厄介な相手ばかりだった。ハヤテは魔剣「青嵐」を扱い、ヨシテルの場合はゴウライの兜を斬り落とすほどの腕を持つ。そんな相手と戦うぐらいなれば他の組の選手と交代した方が勝ち残れる可能性はある。


「そ、そうだ!!ハルナと交代しよう、そうすればレナと同じく組になるし、僕がレナを援護して最後に降参すれば万事解決だ!!」
「おいおい、坊主……お前、そんな堂々と棄権するといっていいのか?」
「うるさい!!強い奴に僕の気持ちが分かるか!!今の僕の心境は赤毛熊の群れの中に飛び込んだ一角兎なんだぞ!?」
「むしろ赤毛熊の群れの中に一角兎がいたら、そっちの方が凄そうに思えるでござるが……」


堂々と自分が降参する事を宣言するダインに呆れる者もいたが、別に彼がこの闘技祭に出場したのはレナ達の援護のためにマリアが送り込んだに過ぎず、本選にまで勝ち進めた時点で十分な活躍だった。それに乱戦方式の試合ならばダインの影魔法の援護は心強い。

試合が始まる前にダインはハルナを探し、彼女を説得して自分と交代して貰おうとするが、いつの間にか控室にはハルナの姿が存在しない事に気付く。ダインは慌てた様子でハルナを探すが、ゴンゾウの姿も消えている事に気付いた。


「あ、あれ!?ハルナは!?ゴンゾウもいないし……何処行ったんだ!?」
「御二人なら先ほど、係員の兵士の方と共に外に出られましたが……」
「えっ!?どうして!?」
「さ、さあ……」


ジャンヌの言葉にダインは驚き、二人は何処へ行ったのかとレナも不思議に思うと、ここで控室に二人が同時に戻ってきた。その姿を見てダインは安心しかけたが、ここで二人の他に係員の兵士も同行している事に気付き、係員は控室の者達に発表を行う。










※小説の発売が今月の下旬に決定しました。そのため、小説第六巻の内容に関しては取り下げることが決まりました。

レナ「ここから本格的に他の剣聖との勝負が描かれるのか( ・`ω・´)フンスッ」
アイリス「小説の最後の方にはこの時期に王妃が何をしていたのかも判明しますね」( ゚ω ゚)フムフム
カタナヅキ「漫画も更新したし、ここからが不遇職の本番だ!!」(´Д`)ガンバルゾー
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