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真・最終章 七魔将編
雷属性対策
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「ゴーレムにオオツチトカゲ……まさか、そういう事かい!?」
「え?どうしたの?」
「こいつらは雷属性に耐性があるんだよ!!ハルナ、無暗に雷属性の魔力を使うんじゃないよ!!こいつらは雷属性の魔力を無効化するんだ!!」
「な、何だって……!?」
「やっと気付いた様ね、半分は当たりよ」
バルの言葉を聞いてハルナは唖然とした表情を浮かべ、この時にハルナに殴り飛ばされたゴーレム達が起き上がる。ゴーレム達は先ほどのハルナの攻撃を受けて肉体に亀裂は走ったが、それらも地面の砂を浴びる事で傷が塞がっていく。
「「ゴォオオオッ!!」」
「ふ、復活しちゃったよ!?」
「ゴーレムは核を壊さない限りは倒す事はできないんだよ!!それにこいつら、やっぱり電流が効いてないね……ハルナ、もう無暗に電流を使うんじゃないよ!!」
「くそっ……この野郎!!」
「シャギャアッ!?」
ハルナはバルの言葉を聞きながらもオオツチトカゲに向けて電流を帯びた拳を振りかざし、顔面を殴りつけて吹き飛ばす。しかし、オオツチトカゲは派手に殴り飛ばされながらも倒れる様子はなく、黒龍さえも殴り飛ばした事があるハルナの拳を受けても大した損傷を受けていなかった。
「シャアアッ……!!」
「な、何だこいつ等……なんで倒れないんだ?」
「何やってんだい!!無暗に電流を出すなと言ってんだろう!?」
「そんな事を言われても……」
「ふふふ……貴方、雷属性の聖痕の持ち主でしょう?そうでもなければそれほどの雷属性の魔力を扱える事はないわ」
先ほどから思った通りに戦えないハルナに対してアルドラは笑みを浮かべ、既に彼女の怪我は治りかけていた。吸血鬼であるアルドラは人間よりも回復力が高く、彼女は余裕そうな態度で立ち尽くす。
アルドラの言葉を聞いてバルはハルナが急速的に疲労が蓄積している様子を見て違和感を抱き、彼女が何かしているのではないかと察したバルは自分達も援護するためにコトミンに命じた。
「コトミン、あんたの魔法で何とかしな!!」
「……そうしたいのはやまやまだけど、もう水筒の水も残っていない」
「ええっ!?」
「あらあら……どうやらそこの人魚族も打つ手がないようね」
「はあっ、はあっ……な、舐めるな!!こんな奴等、援護がなくても平気だ!!」
コトミンは吸水石と呼ばれる魔石を内蔵した水筒を所有しており、この水筒に嵌め込まれた魔石を使用して本来の水筒の容量以上の水を入れる事はできる。しかし、ここまでの戦闘でコトミンも相当に水を消耗し、それに怪我の治療にも水を使うのでもう殆ど水は残っていない。
ゴーレムやオオツチトカゲの最大の弱点は水を浴びせる事であり、水を浴びせればゴーレムの場合は肉体が泥のように変わり果てる。オオツチトカゲの場合は身体の表面は土砂で練り固めた外殻を纏っており、水を浴びせれば本体が出現する。
この状況下では一番役立ちそうなのが水属性の精霊魔法を扱えるコトミンだったのだが、ここまでの連戦で彼女は水筒の中身は使い果たしてしまう。アルドラはそれを知って勝利を確信し、もう間もなく休めば彼女は怪我を回復させて剣鬼の力も扱える。
「このっ!!」
「ゴオオッ!!」
「ハルナ!!無暗に攻撃するんじゃないよ!!あんた、さっきからどうして電流を使うんだい!?別にそんなの使わなくてもゴーレムぐらいどうにかなるだろう!?」
近付いてきたロックゴーレムに対してハルナは殴りつけるが、この時も彼女は身体に電流を帯びてしまう。いくら電流を帯びようとロックゴーレムやオオツチトカゲは雷属性の魔法を無効化するため、いくら電流を流しても通じない。しかし、それを知りながらもハルナは何故か電流を帯びた状態で攻撃を仕掛けてしまう。
「くそっ……どうなってるんだ、なんで勝手に出るんだよ!?」
「ハルナ?」
「ふふっ……貴方、聖痕を使いこなしていないのよ。今までそんな無茶な戦い方で生きてきたんでしょう?」
「どういう意味だい!?あんた、何をしたんだい?」
「私は別に何もしていないわよ。だけど私の操るロックゴーレムやオオツチトカゲの特性は雷属性の無効化だけじゃない……この子達に触れるだけで雷属性の魔力は吸収されるのよ」
「な、何だって!?」
「言ってみればこの子達は「避雷針」なのよ。そして貴女は雷の化身、いくら頭で理解しても雷属性の聖痕を使いこなせない貴女じゃ感情が高ぶれば勝手に魔力が出てしまう。そして溢れた魔力はこの子達に無効化される……それだけの話よ」
「くぅっ……」
遂にハルナは膝を着いてしまい、ここまでの戦闘で彼女は相当な魔力を消耗していた。雷属性の聖痕を宿すハルナにとっては雷属性の魔力を無効化どころか吸収するロックゴーレムやオオツチトカゲとは相性が最悪であり、このままでは彼女は魔力を失ってしまう。
バル達もどうにかハルナの援護はしたいが、一番の戦力に成りえるコトミンは水筒の水が切れてしまい、バルとティナでは有効打を与えられない。援軍は期待できず、このままでは駄目かと思われた時にコトミンの胸元の部分に異変が生じる。
「え?どうしたの?」
「こいつらは雷属性に耐性があるんだよ!!ハルナ、無暗に雷属性の魔力を使うんじゃないよ!!こいつらは雷属性の魔力を無効化するんだ!!」
「な、何だって……!?」
「やっと気付いた様ね、半分は当たりよ」
バルの言葉を聞いてハルナは唖然とした表情を浮かべ、この時にハルナに殴り飛ばされたゴーレム達が起き上がる。ゴーレム達は先ほどのハルナの攻撃を受けて肉体に亀裂は走ったが、それらも地面の砂を浴びる事で傷が塞がっていく。
「「ゴォオオオッ!!」」
「ふ、復活しちゃったよ!?」
「ゴーレムは核を壊さない限りは倒す事はできないんだよ!!それにこいつら、やっぱり電流が効いてないね……ハルナ、もう無暗に電流を使うんじゃないよ!!」
「くそっ……この野郎!!」
「シャギャアッ!?」
ハルナはバルの言葉を聞きながらもオオツチトカゲに向けて電流を帯びた拳を振りかざし、顔面を殴りつけて吹き飛ばす。しかし、オオツチトカゲは派手に殴り飛ばされながらも倒れる様子はなく、黒龍さえも殴り飛ばした事があるハルナの拳を受けても大した損傷を受けていなかった。
「シャアアッ……!!」
「な、何だこいつ等……なんで倒れないんだ?」
「何やってんだい!!無暗に電流を出すなと言ってんだろう!?」
「そんな事を言われても……」
「ふふふ……貴方、雷属性の聖痕の持ち主でしょう?そうでもなければそれほどの雷属性の魔力を扱える事はないわ」
先ほどから思った通りに戦えないハルナに対してアルドラは笑みを浮かべ、既に彼女の怪我は治りかけていた。吸血鬼であるアルドラは人間よりも回復力が高く、彼女は余裕そうな態度で立ち尽くす。
アルドラの言葉を聞いてバルはハルナが急速的に疲労が蓄積している様子を見て違和感を抱き、彼女が何かしているのではないかと察したバルは自分達も援護するためにコトミンに命じた。
「コトミン、あんたの魔法で何とかしな!!」
「……そうしたいのはやまやまだけど、もう水筒の水も残っていない」
「ええっ!?」
「あらあら……どうやらそこの人魚族も打つ手がないようね」
「はあっ、はあっ……な、舐めるな!!こんな奴等、援護がなくても平気だ!!」
コトミンは吸水石と呼ばれる魔石を内蔵した水筒を所有しており、この水筒に嵌め込まれた魔石を使用して本来の水筒の容量以上の水を入れる事はできる。しかし、ここまでの戦闘でコトミンも相当に水を消耗し、それに怪我の治療にも水を使うのでもう殆ど水は残っていない。
ゴーレムやオオツチトカゲの最大の弱点は水を浴びせる事であり、水を浴びせればゴーレムの場合は肉体が泥のように変わり果てる。オオツチトカゲの場合は身体の表面は土砂で練り固めた外殻を纏っており、水を浴びせれば本体が出現する。
この状況下では一番役立ちそうなのが水属性の精霊魔法を扱えるコトミンだったのだが、ここまでの連戦で彼女は水筒の中身は使い果たしてしまう。アルドラはそれを知って勝利を確信し、もう間もなく休めば彼女は怪我を回復させて剣鬼の力も扱える。
「このっ!!」
「ゴオオッ!!」
「ハルナ!!無暗に攻撃するんじゃないよ!!あんた、さっきからどうして電流を使うんだい!?別にそんなの使わなくてもゴーレムぐらいどうにかなるだろう!?」
近付いてきたロックゴーレムに対してハルナは殴りつけるが、この時も彼女は身体に電流を帯びてしまう。いくら電流を帯びようとロックゴーレムやオオツチトカゲは雷属性の魔法を無効化するため、いくら電流を流しても通じない。しかし、それを知りながらもハルナは何故か電流を帯びた状態で攻撃を仕掛けてしまう。
「くそっ……どうなってるんだ、なんで勝手に出るんだよ!?」
「ハルナ?」
「ふふっ……貴方、聖痕を使いこなしていないのよ。今までそんな無茶な戦い方で生きてきたんでしょう?」
「どういう意味だい!?あんた、何をしたんだい?」
「私は別に何もしていないわよ。だけど私の操るロックゴーレムやオオツチトカゲの特性は雷属性の無効化だけじゃない……この子達に触れるだけで雷属性の魔力は吸収されるのよ」
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「くぅっ……」
遂にハルナは膝を着いてしまい、ここまでの戦闘で彼女は相当な魔力を消耗していた。雷属性の聖痕を宿すハルナにとっては雷属性の魔力を無効化どころか吸収するロックゴーレムやオオツチトカゲとは相性が最悪であり、このままでは彼女は魔力を失ってしまう。
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