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真・最終章 七魔将編
合体剣技
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「うおおおおっ!!」
「ガアッ!?」
レナの方から近づいてきた事で狼男は驚愕の鳴き声を上げるが、距離を詰められる前に狼男は足元に視線を向け、川辺に散らばっている小石を蹴り上げる。レナに目掛けて小石が放たれると、反射的にレナは小石を避けようと頭を低くする。
「くっ!?」
「グガァッ!!」
咄嗟に小石を避けた事でレナの体勢が崩れると、その隙を逃さずに狼男は右腕を振りかざして鋭い爪で彼の顔面を突き刺そうとしてきた。狼男の繰り出した攻撃に対して退魔刀で受け止め、金属音が川辺に鳴り響く。
狼男の爪の鋭さと硬さは並の魔獣の比ではなく、魔法金属の中でも最高の硬度を誇るアダマンタイトで構成された退魔刀の刃に掠り傷ができた。七魔将に数えられるだけはあって狼男の状態だと人間時と比べて非常に戦闘能力が高く、一瞬の油断も許されない。
(あの爪は厄介だな……一発でも喰らえば終わりだな)
アダマンタイトに傷をつける程の切れ味を誇る狼男の鉤爪ならばレナの肉体を容易く切り裂き、もしも急所に攻撃を受ければいくら回復魔法を施そうと手遅れだった。しかし、ここまでの戦闘で狼男の方も疲労や損傷の影響も大きく、膝を着いて息を荒げる。
「ハッ……ハッ……!!」
「お互いに限界が近そうだな……だけど、次は仕留める」
狼男に対してレナは退魔刀を構えると、今度の攻撃で勝負が決まると判断した。他の者たちも固唾を飲んで見守り、あまりの緊迫した雰囲気にレナ以外の者達も狼男に攻撃を仕掛ける事ができなかった。
(次で決めないとまずいな……さあ、どうする?)
自分自身にどのように攻撃するべきか問いかけ、考えた末にレナは狼男が動く前に仕掛ける事にした。今度は正面から突っ込むのではなく、相手の側面から攻撃を仕掛けるために「縮地」を発動させた。
「うおおおおっ!!」
「ガアッ!?」
レナが再び雄叫びを上げて駆け出すと、縮地を発動させて一瞬にして狼男の傍まで接近する。但し、常人ならばレナの高速移動を見切る事はできなかっただろうが、狼男の優れた動体視力は迫りくるレナの姿を捉えるていた。
常人がこの場に存在すればレナが瞬間移動のように狼男の傍に一瞬で移動したようにしか見えないだろうが、狼男は移動中のレナの動きも完璧に捉え、自ら接近してきたレナに対して爪を振りかざす。その攻撃に対してレナも負けずに退魔刀を振りかざし、狼男の胴体に叩き込む。
「旋風撃!!」
「ガアアッ!!」
剛剣の剣技を発動させて狼男の胴体に退魔刀を叩き付けると、それとほぼ同時に狼男の繰り出した爪がレナの顔面を横切る。しかし、爪の直撃を避けたレナは全力で振り抜き、狼男を吹き飛ばした。
「おおおおっ!!」
「グハァアアアッ!?」
「やった!!」
狼男が吹き飛んだ光景を見てミイネは勝利を確信しかけたが、この時にレナは狼男の爪が掠った際に頬から血が流れ、痛みに堪えながらも退魔刀を地面に下ろす。吹き飛んだ狼男は地面に転がり込み、腹部から血が滲んで毛皮が真っ赤に染まる。
「ガハァッ……!?」
「はあっ、はあっ……いててっ、切れちゃったよ」
「レナさん!!大丈夫ですか!?」
「ぐっ……!!」
「ううっ……!!」
「ちょっと~休んでいる暇はないよ~?」
頬が切れた際に痛みを覚えたレナは追撃を中断してしまい、その間に意識を半ば失っていたロウガとミレトも起き上がる。ミイネはレナの元に向かおうとしたが、その前に樹精霊が注意を促す。
「グゥウウウッ……!!」
「まだ動けるのか……大した奴だな、だけど終わりだ」
渾身のレナの攻撃を受けても狼男はしには至らず、腹部から血が滲み出ているが致命傷には至らなかった。それでも反撃をできるほどの体力は残っておらず、起き上がろうとしても上手く立てずに転んでしまう。
「ウガァッ……!?」
「もう終わりだ……その傷だとどうしようもないだろ」
「油断するな!!確実に止めを刺せ!!」
「ぼ、僕もまだ……!!」
腹部の怪我の影響で狼男はまともに立ち上がる事もできないらしく、牙を剥き出しにしながら睨みつける。しかし、いくら睨んだ所で狼男はもう戦える状態ではないのは明白だった。
一刀両断の戦技を使わずに狼男を追い詰めた事にレナは安堵するが、ロウガは止めを刺さなければ安心できないと忠告し、それに同意したミレトもロンギヌスを構える。それを見たレナは狼男に視線を向け、ミレトが動くのっと同時に戦技を繰り出す。
「「刺突!!」」
「グハァアアアアッ!?」
二人が突き出した刃が狼男の衝突し、二人の繰り出した刃が狼男の腹部を貫通した。しかし、確実に狼男の命を絶つはずの攻撃だったが、狼男は腹部を貫かれながらも目を見開き、地面を踏ん張りながら両腕を振りかざす。
「ガアアッ!!」
「なっ!?」
「レナさん!!」
最後の悪あがきとばかりに狼男は二人に目掛けて両手の爪を伸ばしたが、それに対してミレトは咄嗟にレナの身体を掴んで後ろに跳ぶ。この時に彼は凄まじい速度で動き、目にも止まらぬ速さでレナを掴んで攻撃を躱した。
異様な速さでミレトはレナに抱きついて攻撃を躱すと、狼男は腹部に武器が貫通した状態で膝を着き、血反吐を吐き散らしながら倒れ込む。確実に心臓は貫いたはずだが、それでも狼男は簡単には事切れず、憎々し気にレナ達を睨みつける。
「ガアッ!?」
レナの方から近づいてきた事で狼男は驚愕の鳴き声を上げるが、距離を詰められる前に狼男は足元に視線を向け、川辺に散らばっている小石を蹴り上げる。レナに目掛けて小石が放たれると、反射的にレナは小石を避けようと頭を低くする。
「くっ!?」
「グガァッ!!」
咄嗟に小石を避けた事でレナの体勢が崩れると、その隙を逃さずに狼男は右腕を振りかざして鋭い爪で彼の顔面を突き刺そうとしてきた。狼男の繰り出した攻撃に対して退魔刀で受け止め、金属音が川辺に鳴り響く。
狼男の爪の鋭さと硬さは並の魔獣の比ではなく、魔法金属の中でも最高の硬度を誇るアダマンタイトで構成された退魔刀の刃に掠り傷ができた。七魔将に数えられるだけはあって狼男の状態だと人間時と比べて非常に戦闘能力が高く、一瞬の油断も許されない。
(あの爪は厄介だな……一発でも喰らえば終わりだな)
アダマンタイトに傷をつける程の切れ味を誇る狼男の鉤爪ならばレナの肉体を容易く切り裂き、もしも急所に攻撃を受ければいくら回復魔法を施そうと手遅れだった。しかし、ここまでの戦闘で狼男の方も疲労や損傷の影響も大きく、膝を着いて息を荒げる。
「ハッ……ハッ……!!」
「お互いに限界が近そうだな……だけど、次は仕留める」
狼男に対してレナは退魔刀を構えると、今度の攻撃で勝負が決まると判断した。他の者たちも固唾を飲んで見守り、あまりの緊迫した雰囲気にレナ以外の者達も狼男に攻撃を仕掛ける事ができなかった。
(次で決めないとまずいな……さあ、どうする?)
自分自身にどのように攻撃するべきか問いかけ、考えた末にレナは狼男が動く前に仕掛ける事にした。今度は正面から突っ込むのではなく、相手の側面から攻撃を仕掛けるために「縮地」を発動させた。
「うおおおおっ!!」
「ガアッ!?」
レナが再び雄叫びを上げて駆け出すと、縮地を発動させて一瞬にして狼男の傍まで接近する。但し、常人ならばレナの高速移動を見切る事はできなかっただろうが、狼男の優れた動体視力は迫りくるレナの姿を捉えるていた。
常人がこの場に存在すればレナが瞬間移動のように狼男の傍に一瞬で移動したようにしか見えないだろうが、狼男は移動中のレナの動きも完璧に捉え、自ら接近してきたレナに対して爪を振りかざす。その攻撃に対してレナも負けずに退魔刀を振りかざし、狼男の胴体に叩き込む。
「旋風撃!!」
「ガアアッ!!」
剛剣の剣技を発動させて狼男の胴体に退魔刀を叩き付けると、それとほぼ同時に狼男の繰り出した爪がレナの顔面を横切る。しかし、爪の直撃を避けたレナは全力で振り抜き、狼男を吹き飛ばした。
「おおおおっ!!」
「グハァアアアッ!?」
「やった!!」
狼男が吹き飛んだ光景を見てミイネは勝利を確信しかけたが、この時にレナは狼男の爪が掠った際に頬から血が流れ、痛みに堪えながらも退魔刀を地面に下ろす。吹き飛んだ狼男は地面に転がり込み、腹部から血が滲んで毛皮が真っ赤に染まる。
「ガハァッ……!?」
「はあっ、はあっ……いててっ、切れちゃったよ」
「レナさん!!大丈夫ですか!?」
「ぐっ……!!」
「ううっ……!!」
「ちょっと~休んでいる暇はないよ~?」
頬が切れた際に痛みを覚えたレナは追撃を中断してしまい、その間に意識を半ば失っていたロウガとミレトも起き上がる。ミイネはレナの元に向かおうとしたが、その前に樹精霊が注意を促す。
「グゥウウウッ……!!」
「まだ動けるのか……大した奴だな、だけど終わりだ」
渾身のレナの攻撃を受けても狼男はしには至らず、腹部から血が滲み出ているが致命傷には至らなかった。それでも反撃をできるほどの体力は残っておらず、起き上がろうとしても上手く立てずに転んでしまう。
「ウガァッ……!?」
「もう終わりだ……その傷だとどうしようもないだろ」
「油断するな!!確実に止めを刺せ!!」
「ぼ、僕もまだ……!!」
腹部の怪我の影響で狼男はまともに立ち上がる事もできないらしく、牙を剥き出しにしながら睨みつける。しかし、いくら睨んだ所で狼男はもう戦える状態ではないのは明白だった。
一刀両断の戦技を使わずに狼男を追い詰めた事にレナは安堵するが、ロウガは止めを刺さなければ安心できないと忠告し、それに同意したミレトもロンギヌスを構える。それを見たレナは狼男に視線を向け、ミレトが動くのっと同時に戦技を繰り出す。
「「刺突!!」」
「グハァアアアアッ!?」
二人が突き出した刃が狼男の衝突し、二人の繰り出した刃が狼男の腹部を貫通した。しかし、確実に狼男の命を絶つはずの攻撃だったが、狼男は腹部を貫かれながらも目を見開き、地面を踏ん張りながら両腕を振りかざす。
「ガアアッ!!」
「なっ!?」
「レナさん!!」
最後の悪あがきとばかりに狼男は二人に目掛けて両手の爪を伸ばしたが、それに対してミレトは咄嗟にレナの身体を掴んで後ろに跳ぶ。この時に彼は凄まじい速度で動き、目にも止まらぬ速さでレナを掴んで攻撃を躱した。
異様な速さでミレトはレナに抱きついて攻撃を躱すと、狼男は腹部に武器が貫通した状態で膝を着き、血反吐を吐き散らしながら倒れ込む。確実に心臓は貫いたはずだが、それでも狼男は簡単には事切れず、憎々し気にレナ達を睨みつける。
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