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崩壊地球編
第五階層の完全攻略
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「……リーリス、捜索なら私たちに任せて欲しい。物探しなら得意」
「勿論、日影の人達にも協力して貰いますよ。只ですね、あちらの世界へ転移する人数が増えるとなると大量の転移石も必要になります。それに壊裂から出現する魔物を討伐するためにルノさんやナオさんを派遣するとなると現在の転移石では量が不安です」
「結構集めたと思うんだけど……まだ足りないの?」
「あちらの世界へ長く転移するだけで転移石の消費量も大きくなりますからね。一応は今現在も各国の人達に協力して集めていますが、まだまだ量は心許ないです」
「そっか……」
第五階層にてルノ達は大量の魔物を駆逐し、相当量の転移石を入手したと思われたが、ここ最近は地球へ何度も転移を繰り返した事で予想以上に消耗しているという。研究施設を作り出した科学者は一人だけで転移を繰り返していたのに対し、ルノ達場合は複数人で転移を繰り返していたので消費量も大きかった。
第五階層ではルノは10体近くの竜種を倒し、更に各国の軍隊も協力して多数の魔物を討伐している。それでもリーリス曰く、クオの捜索のために日影の人員を送り込むとなると大量の転移石を確保したいという。
「幸いにもこちらの戦力は整っています。こうなったら第五階層の魔物を一掃する勢いで転移石を集めましょう!!各国の軍隊には討伐した魔物の素材を譲渡する条件で協力して貰います!!」
「簡単に言うんじゃねえよ!!あの階層の魔物は化物だらけだろうが!!」
「何言ってんですか?本当の化物はここにいるルノさんです!!」
『確かに!!』
「ちょっ、ひどくない!?」
珍しくリーリスの意見に全員が賛同し、ルノはショックを受けた声を上げるが、今後はクオの捜索のために人員を派遣し、残りの面子は大迷宮の魔物の討伐に集中して転移石を回収する方針が決まった――
――それから数日の時が経過し、第五階層では激しい戦闘が繰り広げられていた。ルノは氷塊の魔法で作り出した潜水艦に乗り込み、湖に潜んでいた大量の魚人に攻撃を行う。
「ちょっ!?尋常じゃない数の魚人なんですけど!?あ、窓の部分がひび割れてきましたよ!!」
「思ったよりもこの魚人、かなり強いみたいだね」
「大丈夫、任せて!!氷魚雷を発射!!」
『シャアアアッ!?』
大量の魚人間に対してルノは潜水艦に事前に装填させていた氷塊の魚雷を放ち、次々と魚人を吹き飛ばす。魚雷と言っても別に爆発する事はなく、せいぜい衝突させて吹き飛ばす程度の事しか出来ないが。
『シャオオオッ!!』
「……ルノ、右方向から水竜が接近してる。色は緑色だから亜種」
「お、水竜もここに住んでいたのか。よ~し、今日は蒲焼だぁっ!!」
「あれ、食べられるのかな!?」
水中に現れた水竜に対してルノは臆する事もなく潜水艦の方向転換を行い、突進を行う――
――数分後、大量の魚人の死体と氷漬けにされた水竜の死体が湖に浮き上がると、潜水艦が浮上してルノ達は地上へと帰還する。これで草原地帯は完全に制覇し、何処を見ても魔物の姿は見当たらない。最近では他の地域から魔物が流れ込むこともなくなり、草原地帯は連合軍が占拠した。
「ふうっ、思ったよりも手応えがあったね」
「まさか氷魚雷を打ち込んで、そのまま強化スキルを発動して氷漬けにするとは思わなかったよ……」
「お陰でこっちまで凍死するかと思いましたけどね。ルノさん、今度からは絶対に氷塊の魔法を作り出した乗物に乗っている時に強化スキルは発動させないでください」
「……寒いのは苦手」
「ごめんなさい……」
水竜を倒す際にルノが強化スキル「絶対零度」を使用した際、乗り込んでいた氷塊製の潜水艦も大量の冷気を帯びた事で危うくリーリス達も氷漬けにされかけるというアクシデントも起きたが、どうにか湖内の魔物の一掃に成功したルノ達は今度は別の地域に移動を行おうとした時、リーリスは時間を確認して驚きの声を上げる。
「あ、しまった!!今日は壊裂から魔物が襲撃する日ですよ!?」
「え?そうだった?前回よりちょっと早くない?」
「すぐに戻りましょう!!今日はオークの原種が出現する日です!!何体か持ち帰って豚肉パーティをしましょう!!」
「……生姜焼きの準備は出来ている」
「焼肉とすき焼きの準備も整えてますよ!!」
「じゃあ、豚汁も作ってもらおうかな」
「……皆、呑気過ぎない?」
地球を滅ぼす要因の一つが襲い掛かるにも関わらず、戦闘終了後に倒したオークの死骸を持ち帰り、食材として利用しようとするルノ達にナオは呆れてしまう――
――結局、この日は特に問題も起きずに壊裂から出現したオークを一掃し、本当に大量の死骸を持ち帰って宴を行たルノ達は次の日を迎えると、クオの捜索のために地球へ派遣した日影の人員から報告を受ける。
「勿論、日影の人達にも協力して貰いますよ。只ですね、あちらの世界へ転移する人数が増えるとなると大量の転移石も必要になります。それに壊裂から出現する魔物を討伐するためにルノさんやナオさんを派遣するとなると現在の転移石では量が不安です」
「結構集めたと思うんだけど……まだ足りないの?」
「あちらの世界へ長く転移するだけで転移石の消費量も大きくなりますからね。一応は今現在も各国の人達に協力して集めていますが、まだまだ量は心許ないです」
「そっか……」
第五階層にてルノ達は大量の魔物を駆逐し、相当量の転移石を入手したと思われたが、ここ最近は地球へ何度も転移を繰り返した事で予想以上に消耗しているという。研究施設を作り出した科学者は一人だけで転移を繰り返していたのに対し、ルノ達場合は複数人で転移を繰り返していたので消費量も大きかった。
第五階層ではルノは10体近くの竜種を倒し、更に各国の軍隊も協力して多数の魔物を討伐している。それでもリーリス曰く、クオの捜索のために日影の人員を送り込むとなると大量の転移石を確保したいという。
「幸いにもこちらの戦力は整っています。こうなったら第五階層の魔物を一掃する勢いで転移石を集めましょう!!各国の軍隊には討伐した魔物の素材を譲渡する条件で協力して貰います!!」
「簡単に言うんじゃねえよ!!あの階層の魔物は化物だらけだろうが!!」
「何言ってんですか?本当の化物はここにいるルノさんです!!」
『確かに!!』
「ちょっ、ひどくない!?」
珍しくリーリスの意見に全員が賛同し、ルノはショックを受けた声を上げるが、今後はクオの捜索のために人員を派遣し、残りの面子は大迷宮の魔物の討伐に集中して転移石を回収する方針が決まった――
――それから数日の時が経過し、第五階層では激しい戦闘が繰り広げられていた。ルノは氷塊の魔法で作り出した潜水艦に乗り込み、湖に潜んでいた大量の魚人に攻撃を行う。
「ちょっ!?尋常じゃない数の魚人なんですけど!?あ、窓の部分がひび割れてきましたよ!!」
「思ったよりもこの魚人、かなり強いみたいだね」
「大丈夫、任せて!!氷魚雷を発射!!」
『シャアアアッ!?』
大量の魚人間に対してルノは潜水艦に事前に装填させていた氷塊の魚雷を放ち、次々と魚人を吹き飛ばす。魚雷と言っても別に爆発する事はなく、せいぜい衝突させて吹き飛ばす程度の事しか出来ないが。
『シャオオオッ!!』
「……ルノ、右方向から水竜が接近してる。色は緑色だから亜種」
「お、水竜もここに住んでいたのか。よ~し、今日は蒲焼だぁっ!!」
「あれ、食べられるのかな!?」
水中に現れた水竜に対してルノは臆する事もなく潜水艦の方向転換を行い、突進を行う――
――数分後、大量の魚人の死体と氷漬けにされた水竜の死体が湖に浮き上がると、潜水艦が浮上してルノ達は地上へと帰還する。これで草原地帯は完全に制覇し、何処を見ても魔物の姿は見当たらない。最近では他の地域から魔物が流れ込むこともなくなり、草原地帯は連合軍が占拠した。
「ふうっ、思ったよりも手応えがあったね」
「まさか氷魚雷を打ち込んで、そのまま強化スキルを発動して氷漬けにするとは思わなかったよ……」
「お陰でこっちまで凍死するかと思いましたけどね。ルノさん、今度からは絶対に氷塊の魔法を作り出した乗物に乗っている時に強化スキルは発動させないでください」
「……寒いのは苦手」
「ごめんなさい……」
水竜を倒す際にルノが強化スキル「絶対零度」を使用した際、乗り込んでいた氷塊製の潜水艦も大量の冷気を帯びた事で危うくリーリス達も氷漬けにされかけるというアクシデントも起きたが、どうにか湖内の魔物の一掃に成功したルノ達は今度は別の地域に移動を行おうとした時、リーリスは時間を確認して驚きの声を上げる。
「あ、しまった!!今日は壊裂から魔物が襲撃する日ですよ!?」
「え?そうだった?前回よりちょっと早くない?」
「すぐに戻りましょう!!今日はオークの原種が出現する日です!!何体か持ち帰って豚肉パーティをしましょう!!」
「……生姜焼きの準備は出来ている」
「焼肉とすき焼きの準備も整えてますよ!!」
「じゃあ、豚汁も作ってもらおうかな」
「……皆、呑気過ぎない?」
地球を滅ぼす要因の一つが襲い掛かるにも関わらず、戦闘終了後に倒したオークの死骸を持ち帰り、食材として利用しようとするルノ達にナオは呆れてしまう――
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