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ゴブリンキング編
レッドゴブリン
「退けぇっ!!」
「グゲェエエエッ!?」
レナは最初に鎧を装備していないレッドゴブリンに接近し、腕を掴んで容赦なく「火属性」を発動し、相手の肉体全身を焼き尽くす。仲間の悲鳴を聞きつけた他の個体に動揺が走るが、レナの方も残された敵の姿を確認して舌打ちする。全員が王国軍から奪い取った鎧を身に纏っており、打撃で相手を打ち倒すのは難しいだろう。
「雷属性……喰らえっ!!」
『グギャアアアアアッ!?』
金属製の鎧を身に纏っているレッドゴブリンに対し、レナは事前に雷属性の付与魔法を発動させ、吸魔石を投擲する。内部に秘められた魔力も加算して吸魔石は周囲に電流を拡散し、レッドゴブリン達の金属製の鎧を感電させ、悲鳴が炭鉱に響き渡る。
「弾撃!!」
「グヘェッ!?」
目晦ましの効果が完全に切れる前に電流から逃れた個体に戦技を発動させて鎧越しに殴り飛ばし、レナはゴンゾウが捕獲されている折に接近する。やがて視界を回復したレッドゴブリン達が彼の存在に気付き、憤怒の表情を浮かべて襲い掛かる。
「ギィイイイッ!!」
「ギィアッ!!」
「くっ……!?」
槍を構えて近づいてくるレッドゴブリンに対し、流石に大勢で囲まれると分が悪く、レナは新しい吸魔石を取り出そうとした時、後方からレーザーを想像させる勢いで大量の水が彼に近づこうとしたレッドゴブリンの頭部を貫く。
「グギャッ……!?」
「えっ!?これは……」
「……レノに近づくな」
「おおっ……やりますね」
レナは背後を振り返ると離れた位置から「水圧砲」を発射させたコトミンの姿があり、彼女は掌を構えて次々と放水を行う。その隣には水属性の魔石を抱えたアイリィが存在し、彼女は定期的にコトミンの口に魔石を運び込む。
「これでいいんですか?」
「あむっ……だいひょうふ」
コトミンの水圧砲の弱点は体内の水分を消費する事であり、あまりに使用すると彼女の体積が縮んでしまう。だが、事前に水属性の魔石を吸収する事で体内の水分を一時的に増加させる事で水圧砲の弱点を補える。但し、魔石の消耗量は凄まじく、放水を行う度に魔石を吸収しなければならない。
「レノさん、後方支援は任せてください!!」
「頼りになるね!!」
「グギャッ!?」
予想外の援護射撃にレナは笑みを浮かべ、正面から近づいてきたレッドゴブリンの膝に白銀拳を叩き込み、唯一露出している顔面を左手で殴り込む。既に拳には雷属性の魔装術を発動しており、相手の顔面を撃ち抜くのと同時に電流を流し込む。
「邪魔ぁっ!!」
「グゲゲゲゲッ!?」
金属製の装備をしている相手には雷属性の魔法は効果的であり、レナは両手に雷属性の付与魔法を発動しながらレッドゴブリン達を蹴散らす。自分たちに怯えずに一人で立ち向かう人間にレッドゴブリンは恐怖と戸惑いの表情を浮かべ、遂に彼はゴンゾウの檻の前に移動する。
「ゴンゾウ君!!」
「……その、声……レノ、かっ……?」
レナが檻の中に話しかけるとゴンゾウが反応し、まだ彼に意識が残っている事を確認するとレナは先にレッドゴブリン達の撃退を行う事を決める。自分の鞄から火属性の吸魔石を取り出し、今度は相手を焼き払おうと構えた瞬間、レナの後方に存在したレッドゴブリンが大きく跳躍して飛び掛かかってきた。
「ギィイイイッ!!」
「レノ!!後だっ!!」
「えっ……」
ゴンゾウの言葉にレナは後方を振り返ると自分の頭上から落下してくる巨体に気付き、相手は自身の体重で彼を押し潰す勢いで跳躍したようだが、この瞬間にレナの「思考加速」の異能が発動し、相手の行動が遅行化のように減速する。
「くぅっ……!!」
思考加速の能力が発動中はレナ自身の動作も鈍くなり、咄嗟に彼は回避のスキルで後方に下がろうとした時、自分の左手に握りしめられている「火属性」の吸魔石に気付き、その場を離れる前に左腕を前に突き出して付与魔法を発動させる。
「火属性……!?」
吸魔石に魔力を流し込み、上空から接近するレッドゴブリンに構えた瞬間、普通ならば一定の時間が経過した後に魔石が暴発するはずだが、今回は付与魔法を発動した瞬間に吸魔石が光り輝き、火炎放射のように上空のレッドゴブリンを飲み込む。
「グギャアアアアッ……!?」
「えっ……!?」
『ギィイッ……!?』
眼前の光景にレナは目を見開き、上空から落下していたはずのレッドゴブリンが花火に打ち上げられたように吹き飛び、全身が火達磨になりながら地面に倒れ込んだ。彼は何が起きたのか理解出来ず、手元には内部に蓄積されていた魔力を使い切った吸魔石だけが残っていた。
「グゲェエエエッ!?」
レナは最初に鎧を装備していないレッドゴブリンに接近し、腕を掴んで容赦なく「火属性」を発動し、相手の肉体全身を焼き尽くす。仲間の悲鳴を聞きつけた他の個体に動揺が走るが、レナの方も残された敵の姿を確認して舌打ちする。全員が王国軍から奪い取った鎧を身に纏っており、打撃で相手を打ち倒すのは難しいだろう。
「雷属性……喰らえっ!!」
『グギャアアアアアッ!?』
金属製の鎧を身に纏っているレッドゴブリンに対し、レナは事前に雷属性の付与魔法を発動させ、吸魔石を投擲する。内部に秘められた魔力も加算して吸魔石は周囲に電流を拡散し、レッドゴブリン達の金属製の鎧を感電させ、悲鳴が炭鉱に響き渡る。
「弾撃!!」
「グヘェッ!?」
目晦ましの効果が完全に切れる前に電流から逃れた個体に戦技を発動させて鎧越しに殴り飛ばし、レナはゴンゾウが捕獲されている折に接近する。やがて視界を回復したレッドゴブリン達が彼の存在に気付き、憤怒の表情を浮かべて襲い掛かる。
「ギィイイイッ!!」
「ギィアッ!!」
「くっ……!?」
槍を構えて近づいてくるレッドゴブリンに対し、流石に大勢で囲まれると分が悪く、レナは新しい吸魔石を取り出そうとした時、後方からレーザーを想像させる勢いで大量の水が彼に近づこうとしたレッドゴブリンの頭部を貫く。
「グギャッ……!?」
「えっ!?これは……」
「……レノに近づくな」
「おおっ……やりますね」
レナは背後を振り返ると離れた位置から「水圧砲」を発射させたコトミンの姿があり、彼女は掌を構えて次々と放水を行う。その隣には水属性の魔石を抱えたアイリィが存在し、彼女は定期的にコトミンの口に魔石を運び込む。
「これでいいんですか?」
「あむっ……だいひょうふ」
コトミンの水圧砲の弱点は体内の水分を消費する事であり、あまりに使用すると彼女の体積が縮んでしまう。だが、事前に水属性の魔石を吸収する事で体内の水分を一時的に増加させる事で水圧砲の弱点を補える。但し、魔石の消耗量は凄まじく、放水を行う度に魔石を吸収しなければならない。
「レノさん、後方支援は任せてください!!」
「頼りになるね!!」
「グギャッ!?」
予想外の援護射撃にレナは笑みを浮かべ、正面から近づいてきたレッドゴブリンの膝に白銀拳を叩き込み、唯一露出している顔面を左手で殴り込む。既に拳には雷属性の魔装術を発動しており、相手の顔面を撃ち抜くのと同時に電流を流し込む。
「邪魔ぁっ!!」
「グゲゲゲゲッ!?」
金属製の装備をしている相手には雷属性の魔法は効果的であり、レナは両手に雷属性の付与魔法を発動しながらレッドゴブリン達を蹴散らす。自分たちに怯えずに一人で立ち向かう人間にレッドゴブリンは恐怖と戸惑いの表情を浮かべ、遂に彼はゴンゾウの檻の前に移動する。
「ゴンゾウ君!!」
「……その、声……レノ、かっ……?」
レナが檻の中に話しかけるとゴンゾウが反応し、まだ彼に意識が残っている事を確認するとレナは先にレッドゴブリン達の撃退を行う事を決める。自分の鞄から火属性の吸魔石を取り出し、今度は相手を焼き払おうと構えた瞬間、レナの後方に存在したレッドゴブリンが大きく跳躍して飛び掛かかってきた。
「ギィイイイッ!!」
「レノ!!後だっ!!」
「えっ……」
ゴンゾウの言葉にレナは後方を振り返ると自分の頭上から落下してくる巨体に気付き、相手は自身の体重で彼を押し潰す勢いで跳躍したようだが、この瞬間にレナの「思考加速」の異能が発動し、相手の行動が遅行化のように減速する。
「くぅっ……!!」
思考加速の能力が発動中はレナ自身の動作も鈍くなり、咄嗟に彼は回避のスキルで後方に下がろうとした時、自分の左手に握りしめられている「火属性」の吸魔石に気付き、その場を離れる前に左腕を前に突き出して付与魔法を発動させる。
「火属性……!?」
吸魔石に魔力を流し込み、上空から接近するレッドゴブリンに構えた瞬間、普通ならば一定の時間が経過した後に魔石が暴発するはずだが、今回は付与魔法を発動した瞬間に吸魔石が光り輝き、火炎放射のように上空のレッドゴブリンを飲み込む。
「グギャアアアアッ……!?」
「えっ……!?」
『ギィイッ……!?』
眼前の光景にレナは目を見開き、上空から落下していたはずのレッドゴブリンが花火に打ち上げられたように吹き飛び、全身が火達磨になりながら地面に倒れ込んだ。彼は何が起きたのか理解出来ず、手元には内部に蓄積されていた魔力を使い切った吸魔石だけが残っていた。
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