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ゴブリンキング編
コトミン対カトレア
「やっぱりこうなるのか!!」
「コトミンさん不味いですよ!!ぷるぷる震えている場合じゃありません!!」
「むうっ……別にふざけている訳じゃない」
「行っくよぅっ!!」
「来るぞっ!?」
カトレアがコトミンに向けて両手を構えて接近し、鍵爪のように伸ばした爪をコトミンに突き刺そうとするが、咄嗟にレナとゴンゾウが彼女を止めようとするが、カトレアは空中に跳躍して回転を行いながら2人を乗り越え、コトミンの前に移動する。
「とりあえず、死んでっ!!」
「のうっ!!」
「おおっ!?」
コトミンは突き出された彼女の両腕を耐性を屈めて回避を行い、左腕をレナの装備している白銀拳の形状に変化させ、起き上がる勢いを利用して拳を突き上げる。ボクシングのアッパーカットに近い動作であり、彼女の顎目掛けてコトミンの左拳が放たれるが、寸前でカトレアは背後に身を反らして回避に成功する。
「何度も同じ手は食わないかなぁっ!!」
「今だ!!えいっ!!」
「はうっ!?」
だが、カトレアの背後にはアイリィが待ち構えており、彼女は両手に瓶を握りしめてカトレアの頭部の角を掴み取り、瓶の中身を降り注ぐ。中身はレナが生成した「聖水」らしく、カトレアの身体から煙が吹き上がる。
「やぁっ!?ちょっ……これ聖水!?止めてぇっ……!!」
「ふっふっふっ!!サキュバスの弱点はこの角ですよね。これに聖水を浴びせれば力を失う事は知ってますよ!!」
「ど、どうしてサキュバスの弱点を……あ、まさか貴女もぉっ!?」
「違いますよ。自分でもなんでこんな事を知っているのか疑問ですけど、これでフィニッシュです!!コトミンさん!!」
「了解」
アイリィは後からカトレアを拘束し、その隙にコトミンがコークスクリューのように左手に回転を加えてカトレアの腹部に叩き込む。
「弾撃ぃっ」
「それ、俺の……」
「あふぅんっ!?」
彼女の攻撃によって奇怪な悲鳴を上げながらカトレアの肉体に衝撃が走り、彼女を支えていたアイリィが手放すと何故か恍惚の表情を浮かべたカトレアが地面に倒れ込み、レナとゴンゾウは慌てて駆け寄る。
「だ、大丈夫?」
「んっ、問題ない」
「倒したのか?」
「いえ、まだ生きてますね。だけど聖水の効果で力は弱まっているはずです」
「どうする?止めを刺す?」
「……待って」
カトレアを仕留めるなら絶好の好機だが、コトミンは彼女の元に駆け寄り、揺り起こす。
「起きて……」
「う、う~んっ……はっ!?」
コトミンに起こされたカトレアは慌てて離れようとするが、聖水の効果で力を失ったのか彼女の動作は鈍く、思うように動けない様子だった。
「あ、あれ?身体が……そっか、そこのお姉さんのせいだったね」
「睨み付けても怖くないですよ。今の貴女じゃ私達には勝てませんよ」
「きぃ~!!」
少女漫画の悪役のように何処からかハンカチを取り出して口で噛み締めながら両手で引っ張り、この状況でも緊張感のない彼女に全員が呆れるが、コトミンは質問を行う。
「貴女はどうやって抜け出したの?」
「地下牢の事ぉっ?本当は何時でも抜け出せたんだけど、あの城の中に怖い人が居たから逃げられなかっただけだよぉ」
「怖い人?」
「ならどうして今は逃げ出せたんですか?あの城から来たんですよね?」
「お兄さん達が抜け出した通路からゴブリンがいっぱい現れて、城の兵士と喧嘩を始めちゃった。だから私はその隙に抜け出しただけぇっ」
カトレアの言葉にレナ達は自分達の予想通り、王城の抜け道からゴブリン達が侵入した事に気付き、どうしてゴブリン達が地下水路の隠し通路の存在を知ったのかは不明だが、王城からゴブリンが出現した隙に抜け出したカトレアに王城の様子を尋ねる。
「さっき、ゴブリンと兵士が喧嘩を始めていたと言っていたけど、王城は今はどうなってる?」
「えっとねぇっ……私が見たのは地下牢から現れたゴブリンに兵士達が襲われてたかな。だけど、あそこのお城の御姫様と従者が現れて、戦斧みたいな武器でゴブリン達を薙ぎ払っていたよぉっ?」
「戦斧?」
「もしかして……噂に聞く戦姫ですか?あまりに強すぎて王女なのに将軍の1人として活躍しているお姫様がいると聞いたことがありますけど……」
「俺も噂で聞いたことがある。だが、今は病で療養中だと聞いていたが……」
「どんな人だよ……ん?お姫様……?」
アイリィとゴンゾウの言葉にレナは呆れるが、王女という単語に彼の脳裏にこの異世界に召喚された時に自分を庇ってくれた美しき王女を思い出す。
「コトミンさん不味いですよ!!ぷるぷる震えている場合じゃありません!!」
「むうっ……別にふざけている訳じゃない」
「行っくよぅっ!!」
「来るぞっ!?」
カトレアがコトミンに向けて両手を構えて接近し、鍵爪のように伸ばした爪をコトミンに突き刺そうとするが、咄嗟にレナとゴンゾウが彼女を止めようとするが、カトレアは空中に跳躍して回転を行いながら2人を乗り越え、コトミンの前に移動する。
「とりあえず、死んでっ!!」
「のうっ!!」
「おおっ!?」
コトミンは突き出された彼女の両腕を耐性を屈めて回避を行い、左腕をレナの装備している白銀拳の形状に変化させ、起き上がる勢いを利用して拳を突き上げる。ボクシングのアッパーカットに近い動作であり、彼女の顎目掛けてコトミンの左拳が放たれるが、寸前でカトレアは背後に身を反らして回避に成功する。
「何度も同じ手は食わないかなぁっ!!」
「今だ!!えいっ!!」
「はうっ!?」
だが、カトレアの背後にはアイリィが待ち構えており、彼女は両手に瓶を握りしめてカトレアの頭部の角を掴み取り、瓶の中身を降り注ぐ。中身はレナが生成した「聖水」らしく、カトレアの身体から煙が吹き上がる。
「やぁっ!?ちょっ……これ聖水!?止めてぇっ……!!」
「ふっふっふっ!!サキュバスの弱点はこの角ですよね。これに聖水を浴びせれば力を失う事は知ってますよ!!」
「ど、どうしてサキュバスの弱点を……あ、まさか貴女もぉっ!?」
「違いますよ。自分でもなんでこんな事を知っているのか疑問ですけど、これでフィニッシュです!!コトミンさん!!」
「了解」
アイリィは後からカトレアを拘束し、その隙にコトミンがコークスクリューのように左手に回転を加えてカトレアの腹部に叩き込む。
「弾撃ぃっ」
「それ、俺の……」
「あふぅんっ!?」
彼女の攻撃によって奇怪な悲鳴を上げながらカトレアの肉体に衝撃が走り、彼女を支えていたアイリィが手放すと何故か恍惚の表情を浮かべたカトレアが地面に倒れ込み、レナとゴンゾウは慌てて駆け寄る。
「だ、大丈夫?」
「んっ、問題ない」
「倒したのか?」
「いえ、まだ生きてますね。だけど聖水の効果で力は弱まっているはずです」
「どうする?止めを刺す?」
「……待って」
カトレアを仕留めるなら絶好の好機だが、コトミンは彼女の元に駆け寄り、揺り起こす。
「起きて……」
「う、う~んっ……はっ!?」
コトミンに起こされたカトレアは慌てて離れようとするが、聖水の効果で力を失ったのか彼女の動作は鈍く、思うように動けない様子だった。
「あ、あれ?身体が……そっか、そこのお姉さんのせいだったね」
「睨み付けても怖くないですよ。今の貴女じゃ私達には勝てませんよ」
「きぃ~!!」
少女漫画の悪役のように何処からかハンカチを取り出して口で噛み締めながら両手で引っ張り、この状況でも緊張感のない彼女に全員が呆れるが、コトミンは質問を行う。
「貴女はどうやって抜け出したの?」
「地下牢の事ぉっ?本当は何時でも抜け出せたんだけど、あの城の中に怖い人が居たから逃げられなかっただけだよぉ」
「怖い人?」
「ならどうして今は逃げ出せたんですか?あの城から来たんですよね?」
「お兄さん達が抜け出した通路からゴブリンがいっぱい現れて、城の兵士と喧嘩を始めちゃった。だから私はその隙に抜け出しただけぇっ」
カトレアの言葉にレナ達は自分達の予想通り、王城の抜け道からゴブリン達が侵入した事に気付き、どうしてゴブリン達が地下水路の隠し通路の存在を知ったのかは不明だが、王城からゴブリンが出現した隙に抜け出したカトレアに王城の様子を尋ねる。
「さっき、ゴブリンと兵士が喧嘩を始めていたと言っていたけど、王城は今はどうなってる?」
「えっとねぇっ……私が見たのは地下牢から現れたゴブリンに兵士達が襲われてたかな。だけど、あそこのお城の御姫様と従者が現れて、戦斧みたいな武器でゴブリン達を薙ぎ払っていたよぉっ?」
「戦斧?」
「もしかして……噂に聞く戦姫ですか?あまりに強すぎて王女なのに将軍の1人として活躍しているお姫様がいると聞いたことがありますけど……」
「俺も噂で聞いたことがある。だが、今は病で療養中だと聞いていたが……」
「どんな人だよ……ん?お姫様……?」
アイリィとゴンゾウの言葉にレナは呆れるが、王女という単語に彼の脳裏にこの異世界に召喚された時に自分を庇ってくれた美しき王女を思い出す。
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