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ゴブリンキング編
そして彼女は
ミラはゴブリンキングに配下のゴブリンナイトとゴブリンの群れを草原に移動するように命令を下すと、彼等は草原に生息するオークを喰らい尽くす。この行動はミラにも予想外であり、彼等はオークの肉を喰らってレッドゴブリンに進化を果たし、更に帝国の討伐隊を打ち倒す程の知能と力を身に着けた。
帝国の討伐隊の出動に関してはミラも予想外の出来事であり、彼女はゴブリンキングに危険を知らせようとしたが帝都は完全に封鎖され、防壁の外部の移動は禁じられる。ミラはゴブリンキングの安否を心配したが、結果としてはぁ圧倒的な力の差を見せつけてゴブリン達は討伐隊を撃退し、更に装備品を奪って戦力を増強させる。
この結果に一番驚いたのはミラであり、彼女は自分が従えるゴブリン達の成長に喜ぶ一方、ゴブリンキングが自分の意思に反して危険な行動を繰り返す事に心配する。そんな彼女はアラン炭鉱に監禁されているゴンゾウの救出のために巫女姫のヨウカに協力を求めて来たレナ達により、彼女は偶然にも帝都を抜け出す方法を知った。
――巫女姫の護衛役として王城の地下牢まで同行していた彼女はレナ達を見送った後、ポチ子とヨウカを城内で気絶させて地下牢の看守室に監禁する。サキュバスのカトレアの影響で地下牢には最低限の人間しか配備されておらず、帝国は女性の兵士の配備は行っていないので男性の兵士しか存在せず、カトレアの世話は常に女性の使用人が行い、事前に見張りの兵士を眠らせていたので彼女は邪魔を受けずに看守室に2人を監禁して自分もゴブリンキングの元に向かう。
帝都の草原には常に出迎えのゴブリンを待機させており、彼女は小柄な体格を生かしてゴブリンが飼育しているファングに乗り込み、ゴブリンキングと合流を果たす。既にゴブリンの大半がレッドゴブリンに進化を果たしていたのは驚いたが、ゴブリンキングは変わらずに彼女の事を母親のように慕う。
彼女はゴブリンキングの群れを見て現在の戦力ならばもしかしたら帝都の軍隊を打ち倒せるのではないかと考え、普通の人間ならば彼女の考えは無謀に思われるかも知れないが、陽光教会に所属する彼女は帝都と教会の戦力に関しては完全に把握しており、現在の帝都にはそれ程の兵士が滞在していない事を知っていた。
数か月ほど前までは帝都に滞在している兵士の数は一万は存在したが、最近になって帝都の防衛大臣を務めるデキンが兵士の半数を地方に派遣し、異世界から召喚された勇者の捜索を行っている事は陽光教会にも報告が届いていた。彼は王城から姿を消した勇者達がまだ帝国領土内に存在すると考えており、防備のための兵士を派遣して勇者に捜索を行わせる。
ヴァンパイアとサキュバスの事件以降、帝都の防備は表向きは強化されたように報告されているが、実は防壁の兵士の配備を増加させた程度で兵士を増員させたわけではなく、王城の警備が低下している事はミラも知っており、更に先日の討伐隊の敗北で兵士の数も大幅に減っており、残された兵士の数は3000程度である。
それでも帝都内には冒険者ギルドと陽光教会が存在し、兵士以上の実力者を多数抱えている冒険者ギルドと帝国最強のワルキューレ騎士団を抱える陽光教会は厄介であり、幾らゴブリンキングとレッドゴブリンの群れであろうとこの二つの組織と帝国軍を相手にするのは不可能だった。
だが、彼女は聖導教会の最重要人物の「巫女姫」を既に看守室に監禁しており、さらに冒険者ギルドの方も西側に存在する村と町からオークの群れの討伐の依頼が殺到しており、実力派の冒険者達が遠征に出向いている報告を彼女も聞かされており、帝都を攻め入るには正に絶好の機会である。
――彼女はゴブリンキングとゴブリンナイト、そして進化種のレッドゴブリンの戦力を過信し、彼等を引き寄せて帝都の地下水路を通じてゴブリン達を招きこみ、通路を移動することが出来ないゴブリンキングとゴブリンナイトを王城から最も近い北門に移動させ、自分は看守室に監禁した巫女姫のヨウカと護衛役のポチ子を人質にして陽光教会に引き返す。
アメリアに変装したミラが大量のレッドゴブリンを引き連れて拘束したヨウカとポチ子を引き連れて戻ってきた事に聖魔導士のミキとワルキューレ騎士団は動揺するが、ミラは陽光教会の治療院の仕組みは知り尽くしており、彼女は結界石を発動するように彼女達に指示を行う。
治療院には外部からの侵入を防ぐ仕掛けが幾つか存在するが、その内の1つの結界石を発動して四方を防護壁で覆い囲む仕掛けはミラも知っており、彼女はこの仕掛けの弱点が防護壁の発動中は外側と内側からは何者も出入りできない事を知っていた。しかも結界石は発動すると解除するには制限時間が経過するまで効果は消えず、途中で解除する事は出来ない。
少なくとも発動から1時間の間は防護壁が解除される事はなく、治療院に隔離されたワルキューレ騎士団は防護壁の解除まで動くことは出来ず、更に動き出したとしてもレッドゴブリンの群れが待ち構えており、更に巫女姫とポチ子の命はミラの手中に収められていた――
帝国の討伐隊の出動に関してはミラも予想外の出来事であり、彼女はゴブリンキングに危険を知らせようとしたが帝都は完全に封鎖され、防壁の外部の移動は禁じられる。ミラはゴブリンキングの安否を心配したが、結果としてはぁ圧倒的な力の差を見せつけてゴブリン達は討伐隊を撃退し、更に装備品を奪って戦力を増強させる。
この結果に一番驚いたのはミラであり、彼女は自分が従えるゴブリン達の成長に喜ぶ一方、ゴブリンキングが自分の意思に反して危険な行動を繰り返す事に心配する。そんな彼女はアラン炭鉱に監禁されているゴンゾウの救出のために巫女姫のヨウカに協力を求めて来たレナ達により、彼女は偶然にも帝都を抜け出す方法を知った。
――巫女姫の護衛役として王城の地下牢まで同行していた彼女はレナ達を見送った後、ポチ子とヨウカを城内で気絶させて地下牢の看守室に監禁する。サキュバスのカトレアの影響で地下牢には最低限の人間しか配備されておらず、帝国は女性の兵士の配備は行っていないので男性の兵士しか存在せず、カトレアの世話は常に女性の使用人が行い、事前に見張りの兵士を眠らせていたので彼女は邪魔を受けずに看守室に2人を監禁して自分もゴブリンキングの元に向かう。
帝都の草原には常に出迎えのゴブリンを待機させており、彼女は小柄な体格を生かしてゴブリンが飼育しているファングに乗り込み、ゴブリンキングと合流を果たす。既にゴブリンの大半がレッドゴブリンに進化を果たしていたのは驚いたが、ゴブリンキングは変わらずに彼女の事を母親のように慕う。
彼女はゴブリンキングの群れを見て現在の戦力ならばもしかしたら帝都の軍隊を打ち倒せるのではないかと考え、普通の人間ならば彼女の考えは無謀に思われるかも知れないが、陽光教会に所属する彼女は帝都と教会の戦力に関しては完全に把握しており、現在の帝都にはそれ程の兵士が滞在していない事を知っていた。
数か月ほど前までは帝都に滞在している兵士の数は一万は存在したが、最近になって帝都の防衛大臣を務めるデキンが兵士の半数を地方に派遣し、異世界から召喚された勇者の捜索を行っている事は陽光教会にも報告が届いていた。彼は王城から姿を消した勇者達がまだ帝国領土内に存在すると考えており、防備のための兵士を派遣して勇者に捜索を行わせる。
ヴァンパイアとサキュバスの事件以降、帝都の防備は表向きは強化されたように報告されているが、実は防壁の兵士の配備を増加させた程度で兵士を増員させたわけではなく、王城の警備が低下している事はミラも知っており、更に先日の討伐隊の敗北で兵士の数も大幅に減っており、残された兵士の数は3000程度である。
それでも帝都内には冒険者ギルドと陽光教会が存在し、兵士以上の実力者を多数抱えている冒険者ギルドと帝国最強のワルキューレ騎士団を抱える陽光教会は厄介であり、幾らゴブリンキングとレッドゴブリンの群れであろうとこの二つの組織と帝国軍を相手にするのは不可能だった。
だが、彼女は聖導教会の最重要人物の「巫女姫」を既に看守室に監禁しており、さらに冒険者ギルドの方も西側に存在する村と町からオークの群れの討伐の依頼が殺到しており、実力派の冒険者達が遠征に出向いている報告を彼女も聞かされており、帝都を攻め入るには正に絶好の機会である。
――彼女はゴブリンキングとゴブリンナイト、そして進化種のレッドゴブリンの戦力を過信し、彼等を引き寄せて帝都の地下水路を通じてゴブリン達を招きこみ、通路を移動することが出来ないゴブリンキングとゴブリンナイトを王城から最も近い北門に移動させ、自分は看守室に監禁した巫女姫のヨウカと護衛役のポチ子を人質にして陽光教会に引き返す。
アメリアに変装したミラが大量のレッドゴブリンを引き連れて拘束したヨウカとポチ子を引き連れて戻ってきた事に聖魔導士のミキとワルキューレ騎士団は動揺するが、ミラは陽光教会の治療院の仕組みは知り尽くしており、彼女は結界石を発動するように彼女達に指示を行う。
治療院には外部からの侵入を防ぐ仕掛けが幾つか存在するが、その内の1つの結界石を発動して四方を防護壁で覆い囲む仕掛けはミラも知っており、彼女はこの仕掛けの弱点が防護壁の発動中は外側と内側からは何者も出入りできない事を知っていた。しかも結界石は発動すると解除するには制限時間が経過するまで効果は消えず、途中で解除する事は出来ない。
少なくとも発動から1時間の間は防護壁が解除される事はなく、治療院に隔離されたワルキューレ騎士団は防護壁の解除まで動くことは出来ず、更に動き出したとしてもレッドゴブリンの群れが待ち構えており、更に巫女姫とポチ子の命はミラの手中に収められていた――
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