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ゴブリンキング編
連携攻撃
――ゴブリンロードは怒りに身を任せて行動し、兵士達を圧倒的な力で殺戮する。肥大化した腕は凄まじい腕力を誇り、腕を振り払うだけで十数人の兵士を一度に蹴散らし、次々と街道に彼等の死体が埋め尽くされる。このゴブリンロードの行動に怯え逃げ惑う兵士も居たが、最後まで抵抗する兵士も存在した。彼等はこの帝都で生まれ、街の中には家族が残っており、この怪物を放置すれば家族が危険に晒されると考えて圧倒的な力の差を見せつけられても諦めずに抗戦する。
「怯むなぁっ!!ここで退いたら終わりだっ!!」
「帝国……万歳!!」
「うおおおっ!!」
『グゥウッ!?』
何度も腕を振り払おうと諦めずに自分に攻撃を仕掛けてくる兵士達に流石のゴブリンロードも戸惑い、殺される事を分かっていながらも自分に挑んでくる彼等に先ほど自分の身を守ったゴブリンナイトの姿が被り、ゴブリンロードは怯んでしまう。
「喰らえっ!!兜割り!!」
「旋風剣!!」
「乱れ突き!!」
『グギィッ……!!』
勇猛果敢に兵士達は武器を突き出し、戦技を発揮してゴブリンロードの頑丈な肉体を切り裂こうとするが、鋼鉄を上回る皮膚が全ての武器を弾き返す。この場に存在する兵士達はレベルが40を超えているが、それでもゴブリンロードには損傷を与える事は出来ず、逆に反撃を受ける。
『ガァアアアアアッ!!』
「うわぁああああああっ!?」
「ぎゃああっ!?」
「がはぁっ!?」
ゴブリンロードが両腕を突き出した瞬間、戦技を発動した兵士達が吹き飛び、続けて他の兵士に標的を変化させようとした瞬間、ゴブリンロードの顔面に衝撃が走る。
『グガァッ!?』
「……水圧砲」
20メートル程離れた場所に掌を構えるコトミンの姿があり、彼女はゴブリンロードの左目に的確に体内の水分を水鉄砲のように放水し、眼球を潰すには至らなかったがゴブリンロードの注意を反らす事に成功した。ゴブリンロードは憤怒の表情を浮かべてコトミンに視線を向け、次の標的に定める。
『ウガァアアアアッ!!』
「あっ!!危ないっ!!逃げろっ!?」
「殺されるぞっ!?」
「……平気っ」
彼女は自分に近づいてくるゴブリンロードに対して冷静に待機し、自分から逃げようとしない相手にゴブリンロードは違和感を抱くが、唐突に巨体が転倒した。
『ウォアッ!?』
「えっ!?」
「こ、転んだ?」
「いや、違う……地面が凍り付いているぞっ!!」
兵士達は転倒したゴブリンロードの足元の地面が凍り付いて居る事に気付き、コトミンが即座に移動を行う。彼女が水圧砲を放つ前にレナが事前に彼女の全@王の水属性の付与魔法を施して地面を凍結させており、ゴブリンロードが転倒した隙に左右の建物からゴンゾウとアイリィが飛び出す。
「ぬんっ!!」
「お薬は如何ですかっ!?」
ゴンゾウは建物の瓦礫を投擲し、アイリィは腐敗剤の硝子瓶を投げ込む。転倒したゴブリンロードの背中に2人の投擲物が的中し、瓦礫の方は鋼鉄の皮膚によって弾かれたが、腐敗剤は中身の液体が付着した瞬間、煙を上げて皮膚を溶かす。
『グァアアアアアッ……!?』
「やった!!効きましたよ!!初めて役に立ちました!!」
「ご苦労さん!!」
アイリィが歓喜の声を上げ、その後方からレナが姿を現し、凍り付いている地面に掌を押し当てる。以前にも草原の魔物に利用した攻撃法であり、雷属性の付与魔法を発動して電流を流し込む。
「雷属性!!」
『グォオオオオオオッ!?』
「す、凄いっ!?」
「なんだあの魔法は!?」
ゴブリンロードが苦痛の悲鳴を上げた事で兵士達が驚愕し、その一方でレナは雷属性の付与魔法を発動し続けながら左手に握りしめた硬貨に意識を集中させ、最初に「聖属性」の付与魔法から発動する。この魔法だけは単体では閃光を放つ程度の効果しか生みださず、安心して次の付与魔法を発動する。
「火属性!!」
レナの左手に熱気が迸り、指の隙間から聖属性の光が零れ落ちるが、まだ掌を離さない。右手で雷属性を発動したまま左手で別の付与魔法を発動するのは消耗が激しく、身体から汗が噴き出す。
『オマエハァアアアッ……!!』
「まだ動けるんですかっ!?」
「させんっ!!」
「……させない」
ゴブリンロードは全身に電流を流し込まれながらも起き上がり、レナに掌を伸ばそうとするが、ゴンゾウが新しい瓦礫を投げ込み、コトミンは水圧砲を放出する。その一方でレナは次の付与魔法を発動した。
「闇属性……ぐぅうっ!?」
「レナさん!?」
次の付与魔法に切り替えた事で掌から放出される魔力が変化し、直後に高熱を帯びた硬貨を握りしめる事になったレナは苦痛の表情を浮かべるが、決して手放さずに次の付与魔法に移る。
「風属性っ!!」
「な、何をする気だあの少年は!?」
「分からん……だが、我々も加勢するぞっ!!」
「残りの矢を全て射抜け!!投擲系のスキルを使える奴はいるか!?」
「全力であの少年を援護しろぉっ!!」
残された帝国の兵士達もレナ達に加勢に加わり、弓兵は矢を射抜き、槍を所持する兵士も次々と投げ込む。先ほどのアイリィの腐敗剤によって皮膚が溶解した個所には彼等の攻撃も通用し、ゴブリンロードは苦痛の声を上げる。
「怯むなぁっ!!ここで退いたら終わりだっ!!」
「帝国……万歳!!」
「うおおおっ!!」
『グゥウッ!?』
何度も腕を振り払おうと諦めずに自分に攻撃を仕掛けてくる兵士達に流石のゴブリンロードも戸惑い、殺される事を分かっていながらも自分に挑んでくる彼等に先ほど自分の身を守ったゴブリンナイトの姿が被り、ゴブリンロードは怯んでしまう。
「喰らえっ!!兜割り!!」
「旋風剣!!」
「乱れ突き!!」
『グギィッ……!!』
勇猛果敢に兵士達は武器を突き出し、戦技を発揮してゴブリンロードの頑丈な肉体を切り裂こうとするが、鋼鉄を上回る皮膚が全ての武器を弾き返す。この場に存在する兵士達はレベルが40を超えているが、それでもゴブリンロードには損傷を与える事は出来ず、逆に反撃を受ける。
『ガァアアアアアッ!!』
「うわぁああああああっ!?」
「ぎゃああっ!?」
「がはぁっ!?」
ゴブリンロードが両腕を突き出した瞬間、戦技を発動した兵士達が吹き飛び、続けて他の兵士に標的を変化させようとした瞬間、ゴブリンロードの顔面に衝撃が走る。
『グガァッ!?』
「……水圧砲」
20メートル程離れた場所に掌を構えるコトミンの姿があり、彼女はゴブリンロードの左目に的確に体内の水分を水鉄砲のように放水し、眼球を潰すには至らなかったがゴブリンロードの注意を反らす事に成功した。ゴブリンロードは憤怒の表情を浮かべてコトミンに視線を向け、次の標的に定める。
『ウガァアアアアッ!!』
「あっ!!危ないっ!!逃げろっ!?」
「殺されるぞっ!?」
「……平気っ」
彼女は自分に近づいてくるゴブリンロードに対して冷静に待機し、自分から逃げようとしない相手にゴブリンロードは違和感を抱くが、唐突に巨体が転倒した。
『ウォアッ!?』
「えっ!?」
「こ、転んだ?」
「いや、違う……地面が凍り付いているぞっ!!」
兵士達は転倒したゴブリンロードの足元の地面が凍り付いて居る事に気付き、コトミンが即座に移動を行う。彼女が水圧砲を放つ前にレナが事前に彼女の全@王の水属性の付与魔法を施して地面を凍結させており、ゴブリンロードが転倒した隙に左右の建物からゴンゾウとアイリィが飛び出す。
「ぬんっ!!」
「お薬は如何ですかっ!?」
ゴンゾウは建物の瓦礫を投擲し、アイリィは腐敗剤の硝子瓶を投げ込む。転倒したゴブリンロードの背中に2人の投擲物が的中し、瓦礫の方は鋼鉄の皮膚によって弾かれたが、腐敗剤は中身の液体が付着した瞬間、煙を上げて皮膚を溶かす。
『グァアアアアアッ……!?』
「やった!!効きましたよ!!初めて役に立ちました!!」
「ご苦労さん!!」
アイリィが歓喜の声を上げ、その後方からレナが姿を現し、凍り付いている地面に掌を押し当てる。以前にも草原の魔物に利用した攻撃法であり、雷属性の付与魔法を発動して電流を流し込む。
「雷属性!!」
『グォオオオオオオッ!?』
「す、凄いっ!?」
「なんだあの魔法は!?」
ゴブリンロードが苦痛の悲鳴を上げた事で兵士達が驚愕し、その一方でレナは雷属性の付与魔法を発動し続けながら左手に握りしめた硬貨に意識を集中させ、最初に「聖属性」の付与魔法から発動する。この魔法だけは単体では閃光を放つ程度の効果しか生みださず、安心して次の付与魔法を発動する。
「火属性!!」
レナの左手に熱気が迸り、指の隙間から聖属性の光が零れ落ちるが、まだ掌を離さない。右手で雷属性を発動したまま左手で別の付与魔法を発動するのは消耗が激しく、身体から汗が噴き出す。
『オマエハァアアアッ……!!』
「まだ動けるんですかっ!?」
「させんっ!!」
「……させない」
ゴブリンロードは全身に電流を流し込まれながらも起き上がり、レナに掌を伸ばそうとするが、ゴンゾウが新しい瓦礫を投げ込み、コトミンは水圧砲を放出する。その一方でレナは次の付与魔法を発動した。
「闇属性……ぐぅうっ!?」
「レナさん!?」
次の付与魔法に切り替えた事で掌から放出される魔力が変化し、直後に高熱を帯びた硬貨を握りしめる事になったレナは苦痛の表情を浮かべるが、決して手放さずに次の付与魔法に移る。
「風属性っ!!」
「な、何をする気だあの少年は!?」
「分からん……だが、我々も加勢するぞっ!!」
「残りの矢を全て射抜け!!投擲系のスキルを使える奴はいるか!?」
「全力であの少年を援護しろぉっ!!」
残された帝国の兵士達もレナ達に加勢に加わり、弓兵は矢を射抜き、槍を所持する兵士も次々と投げ込む。先ほどのアイリィの腐敗剤によって皮膚が溶解した個所には彼等の攻撃も通用し、ゴブリンロードは苦痛の声を上げる。
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