184 / 207
戦姫編
黒色の魔法書
陽光教会に世話になっている間、レナは早朝に起きると朝食の前にワルキューレ騎士団の訓練に参加する。最も職業が騎士の彼女達と魔術師の職業のレナでは身体能力や体力に大きな差がある為、基礎訓練しか付き合えないため、早朝に行われるマラソンにだけ付き合っていた。
「レナ様!!少し遅れていますよ!!頑張ってください!!」
「いや、あの……何で鎧付けて走るんですか?」
「それが訓練ですから!!」
ワルキューレの女騎士達と共にレナは鎧を身に着けて彼女達と移動を行い、それ程長い距離ではないのだが聖属性の魔法や他の能力による身体強化を行わず、自力だけで走る必要がある為、身体に大きな負担が掛かる。しかも女騎士達の鎧は動きやすさを重視して露出度が多い鎧なのだが、彼の場合は王城の兵士のように腕鉄甲、兜、鎧を身に着けており、彼女達以上の負担が押し掛かる。
それでも女騎士達の後に付いていけるのはレナが副職に「格闘家」の職業を習得しているからであり、この職業は運動能力が高く、体力も身に着けやすい職業であり、最初の頃は周回遅れで女騎士達の背中を追いかけていたが、今現在のレナは最後尾ではあるが周回遅れで追い抜かれる事は無くなった。
「お~しっ!!最後尾の奴は最後に1周追加するよ!!但し、レナだけは最後の半周は聖属性の付与魔法を10秒だけ使っていいよ!!」
「え、マジすか?」
「ふ、副団長!?」
「いかん!!全員速度を上げろっ!!」
「あ、待てっ!!」
先頭を走っているテンの言葉に他の団員達が顔色を変え、その一方でレナは聖属性の付与魔法を使用できれば一気に身体能力を上昇させる事が出来るため、彼女達に追いつくために必死に走る。最後尾の人間が追加の1周のため、レナ自身も彼女達に追い付けなければ1周しなければならない。
「おいレナっ!!もう魔法を使っていいよ!!」
「よし!!聖属性!!」
「ちょ、団長!?」
「やばい、追いつかれる!?」
「あっはっはっはっ!!やっぱりルール変更だ!!レナに追い抜かれた奴はもう1周追加だ!!」
『ええ~!?』
テンの発言に女騎士達は悲鳴を上げ、その一方でレナは加速して一気に距離を縮める。先頭集団の中で余裕があるのはテンだけであり、彼女は豪快な笑い声を上げながら走り抜ける。
――数分後、レナとテンだけは息を荒げながら陽光教会を走り続ける団員に視線を向け、水を飲む。テンの場合は豪快に井戸水の桶を頭に被り、ポチ子のように身体を震わせて水飛沫を振り払う。
「ぷはぁっ!!全く、情けない奴等だね。魔術師に追いつかれるなんてだらしない奴等だよ」
「なんでテンはそんなに余裕なんですか」
「地力が違うんだよ。あんたみたいな若造に負ける程落ちぶれていないよ」
「そうですか……」
「それと今日は魔法の強化は認めたけど、明日からはあんたも自力で走り抜きな。当面の目標はあいつ等に鎧有りでも完全に追い付く事だね」
「分かりました……あれ、そう言えばポチ子は?」
「あのワン子はヨウカ様の部屋で眠りこけているよ。全く、団員というよりは完全にペットみたいな扱いだね……まあ、そこが可愛いんだけどね」
「え?」
「さあ、飯の時間だよ。ほら行くよ」
レナはテンと供に早朝の走り込みを終え、朝食を行うために食堂に向かう――
――昼の時間帯は基本的にレナは特定の行動は取らず、偶にヨウカとポチ子の遊び相手を行ったり、アイリィとコトミンと共に回復薬の製作を手伝ったり、ミキから魔物の知識を教わったり、テンとワルキューレ騎士団の訓練を受けたり、もしくは付与魔法の熟練度を上昇させるための訓練を行う。
だが、今回の彼は自室に引き籠り、今までに使用した魔法書の整理を行い、中身の内容を確認して本の主人公達の戦法を学んだり、彼等がどのような相手と遭遇して命を落としたのを何度も確認する。付与魔法の魔法書の主人公は当たり前だが付与魔術師の職業の人間であり、彼等の生き様をしっかりと記憶に刻むようにレナは幾度も魔法書を読み込む。
「うわ……この人、サキュバスに殺されたのか。でも相打ちに持ち込んだのは凄いな」
魔法書の中には男女の行為の最中に正体を現したサキュバスに襲われた男が死の間際に相手の肉体に付与魔法を施し、相手を火達磨にして道連れにしようとしたが、身体を密接させていた自分も火達磨になり、死亡した人間も存在する。かなり間抜けな死に方だが、レナ以外に付与魔法を生物に施す方法を見つけた人間も存在し、付与魔法の実用性に気付く人間も少なからず存在した。
この帝国領内では付与魔術師は不遇職として扱われているが、実際には他国には希少な職業として重宝されている国も存在し、レナが別の国で召喚されていた場合は好待遇で迎え入れた可能性もある。それでもレナが帝国に召喚されなければコトミン達と遭遇する事は無かったため、その点では彼は幸運だったのかも知れない。
「あれ?何だこの本……あ、間違って持ってきちゃったのか!?」
本棚に付与魔法の魔法書を差し込んでいると、レナは表題が刻まれていない黒色の表紙の書物を発見し、魔道具店で他の魔法書と共に用意されていた書物である事を思い出し、間違って収納石に回収して持ち帰ってしまった。慌てて彼は魔道具店に返却するために書物を収納石に戻そうとした時、扉がノックされてアイリィの声が響き渡る。
『レナさ~ん。あの不愛想な鍛冶屋のおじさんから届け物が届いていますよ~』
「え?あ、分かった!!」
彼女の言葉にレナは返事を返し、書物を収納石に戻す事を忘れて本棚に戻してしまい、部屋の外に移動してしまう。
「レナ様!!少し遅れていますよ!!頑張ってください!!」
「いや、あの……何で鎧付けて走るんですか?」
「それが訓練ですから!!」
ワルキューレの女騎士達と共にレナは鎧を身に着けて彼女達と移動を行い、それ程長い距離ではないのだが聖属性の魔法や他の能力による身体強化を行わず、自力だけで走る必要がある為、身体に大きな負担が掛かる。しかも女騎士達の鎧は動きやすさを重視して露出度が多い鎧なのだが、彼の場合は王城の兵士のように腕鉄甲、兜、鎧を身に着けており、彼女達以上の負担が押し掛かる。
それでも女騎士達の後に付いていけるのはレナが副職に「格闘家」の職業を習得しているからであり、この職業は運動能力が高く、体力も身に着けやすい職業であり、最初の頃は周回遅れで女騎士達の背中を追いかけていたが、今現在のレナは最後尾ではあるが周回遅れで追い抜かれる事は無くなった。
「お~しっ!!最後尾の奴は最後に1周追加するよ!!但し、レナだけは最後の半周は聖属性の付与魔法を10秒だけ使っていいよ!!」
「え、マジすか?」
「ふ、副団長!?」
「いかん!!全員速度を上げろっ!!」
「あ、待てっ!!」
先頭を走っているテンの言葉に他の団員達が顔色を変え、その一方でレナは聖属性の付与魔法を使用できれば一気に身体能力を上昇させる事が出来るため、彼女達に追いつくために必死に走る。最後尾の人間が追加の1周のため、レナ自身も彼女達に追い付けなければ1周しなければならない。
「おいレナっ!!もう魔法を使っていいよ!!」
「よし!!聖属性!!」
「ちょ、団長!?」
「やばい、追いつかれる!?」
「あっはっはっはっ!!やっぱりルール変更だ!!レナに追い抜かれた奴はもう1周追加だ!!」
『ええ~!?』
テンの発言に女騎士達は悲鳴を上げ、その一方でレナは加速して一気に距離を縮める。先頭集団の中で余裕があるのはテンだけであり、彼女は豪快な笑い声を上げながら走り抜ける。
――数分後、レナとテンだけは息を荒げながら陽光教会を走り続ける団員に視線を向け、水を飲む。テンの場合は豪快に井戸水の桶を頭に被り、ポチ子のように身体を震わせて水飛沫を振り払う。
「ぷはぁっ!!全く、情けない奴等だね。魔術師に追いつかれるなんてだらしない奴等だよ」
「なんでテンはそんなに余裕なんですか」
「地力が違うんだよ。あんたみたいな若造に負ける程落ちぶれていないよ」
「そうですか……」
「それと今日は魔法の強化は認めたけど、明日からはあんたも自力で走り抜きな。当面の目標はあいつ等に鎧有りでも完全に追い付く事だね」
「分かりました……あれ、そう言えばポチ子は?」
「あのワン子はヨウカ様の部屋で眠りこけているよ。全く、団員というよりは完全にペットみたいな扱いだね……まあ、そこが可愛いんだけどね」
「え?」
「さあ、飯の時間だよ。ほら行くよ」
レナはテンと供に早朝の走り込みを終え、朝食を行うために食堂に向かう――
――昼の時間帯は基本的にレナは特定の行動は取らず、偶にヨウカとポチ子の遊び相手を行ったり、アイリィとコトミンと共に回復薬の製作を手伝ったり、ミキから魔物の知識を教わったり、テンとワルキューレ騎士団の訓練を受けたり、もしくは付与魔法の熟練度を上昇させるための訓練を行う。
だが、今回の彼は自室に引き籠り、今までに使用した魔法書の整理を行い、中身の内容を確認して本の主人公達の戦法を学んだり、彼等がどのような相手と遭遇して命を落としたのを何度も確認する。付与魔法の魔法書の主人公は当たり前だが付与魔術師の職業の人間であり、彼等の生き様をしっかりと記憶に刻むようにレナは幾度も魔法書を読み込む。
「うわ……この人、サキュバスに殺されたのか。でも相打ちに持ち込んだのは凄いな」
魔法書の中には男女の行為の最中に正体を現したサキュバスに襲われた男が死の間際に相手の肉体に付与魔法を施し、相手を火達磨にして道連れにしようとしたが、身体を密接させていた自分も火達磨になり、死亡した人間も存在する。かなり間抜けな死に方だが、レナ以外に付与魔法を生物に施す方法を見つけた人間も存在し、付与魔法の実用性に気付く人間も少なからず存在した。
この帝国領内では付与魔術師は不遇職として扱われているが、実際には他国には希少な職業として重宝されている国も存在し、レナが別の国で召喚されていた場合は好待遇で迎え入れた可能性もある。それでもレナが帝国に召喚されなければコトミン達と遭遇する事は無かったため、その点では彼は幸運だったのかも知れない。
「あれ?何だこの本……あ、間違って持ってきちゃったのか!?」
本棚に付与魔法の魔法書を差し込んでいると、レナは表題が刻まれていない黒色の表紙の書物を発見し、魔道具店で他の魔法書と共に用意されていた書物である事を思い出し、間違って収納石に回収して持ち帰ってしまった。慌てて彼は魔道具店に返却するために書物を収納石に戻そうとした時、扉がノックされてアイリィの声が響き渡る。
『レナさ~ん。あの不愛想な鍛冶屋のおじさんから届け物が届いていますよ~』
「え?あ、分かった!!」
彼女の言葉にレナは返事を返し、書物を収納石に戻す事を忘れて本棚に戻してしまい、部屋の外に移動してしまう。
あなたにおすすめの小説
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
転生者のブルーノは絶大な力を持っていたが、その力を隠してダンジョンの荷役として暮らしていた。だが、教会の力で勇者を騙る卑怯下劣な連中に、レットドラゴンから逃げるための生贄として、ボス部屋に放置された。腐敗した教会と冒険者ギルドが結託て偽の勇者パーティーを作り、ぼろ儲けしているのだ。ブルーノは誰が何をしていても気にしないし、自分で狩った美味しいドラゴンを食べて暮らせればよかったのだが、殺されたブルーノの為に教会や冒険者ギルドのマスターを敵対した受付嬢が殺されるのを見過ごせなくて・・・・・・
出戻り勇者は自重しない ~異世界に行ったら帰って来てからが本番だよね~
TB
ファンタジー
中2の夏休み、異世界召喚に巻き込まれた俺は14年の歳月を費やして魔王を倒した。討伐報酬で元の世界に戻った俺は、異世界召喚をされた瞬間に戻れた。28歳の意識と異世界能力で、失われた青春を取り戻すぜ!
東京五輪応援します!
色々な国やスポーツ、競技会など登場しますが、どんなに似てる感じがしても、あくまでも架空の設定でご都合主義の塊です!だってファンタジーですから!!
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
【完】転職ばかりしていたらパーティーを追放された私〜実は88種の職業の全スキル極めて勇者以上にチートな存在になっていたけど、もうどうでもいい
冬月光輝
ファンタジー
【勇者】のパーティーの一員であったルシアは職業を極めては転職を繰り返していたが、ある日、勇者から追放(クビ)を宣告される。
何もかもに疲れたルシアは適当に隠居先でも見つけようと旅に出たが、【天界】から追放された元(もと)【守護天使】の【堕天使】ラミアを【悪魔】の手から救ったことで新たな物語が始まる。
「わたくし達、追放仲間ですね」、「一生お慕いします」とラミアからの熱烈なアプローチに折れて仕方なくルシアは共に旅をすることにした。
その後、隣国の王女エリスに力を認められ、仕えるようになり、2人は数奇な運命に巻き込まれることに……。
追放コンビは不運な運命を逆転できるのか?
(完結記念に澄石アラン様からラミアのイラストを頂きましたので、表紙に使用させてもらいました)