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王都での日常
第73話 魔力量が小さいという才能
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「こ、これは!?」
「気付いたようね」
「いったいどうしたんだい?」
「何か分かったんですか?」
「早く教えて」
羊皮紙を握りしめたリンダは焦った表情を浮かべ、彼女は名簿と魔力量の数値を把握して戸惑いながらも自分が気づいた事を告げる。
「ま、魔力量が少ない生徒の殆どが……成績が優秀な者ばかりです」
「えっ!?」
「そ、それは本当ですか!?」
「はい、間違いありません。数値が少ない生徒全員が優秀な成績を残しているというわけではありませんが……圧倒的に魔力量が少ない方が成績が優秀な人間が多いんです」
「生徒全員を把握しているなんて流石は生徒会の副会長ね」
意外な事に魔力数値が少ない人間程に成績が優秀な者が多く、リンダは戸惑いを隠せなかった。一般的には魔術師は魔力量が多い人間程より多くの魔法が扱えるため、魔力量が大きい人間程に優れた魔術師だと捉えられている。
しかし、マリアが調べたところによると魔法学園の成績が優秀な生徒の殆どは魔力量が比較的に少ない人間の方が圧倒的に多い。普通ならば魔力量が多い人間の方がより魔力消費の大きい魔法を使えるので優れているように思われるが、マリアは魔力量が多い人間が必ずしも優秀な魔術師になれるとは限らないと明かす。
「魔力量が多い人間は確かに魔力量が少ない人間よりも魔法を多く扱えるかもしれない。けれど、魔力量が多い人間程に自分の魔力を操作するのが困難になるのよ」
「先生、それはどういう意味だい?」
「そうね……例えばこのカップに入っている紅茶を魔力だとすると、人間は器その物だと考えなさい」
「紅茶が魔力でカップが人間……」
コオリ達は自分の持っているカップに視線を向け、マリアは自分のカップの中身の紅茶を口の含み、改めて説明を行う。
「魔法を使う場合、こうして紅茶を飲む行為だと考えなさい。使用する魔法の魔力が大きいほどにカップの中身の紅茶も飲まなければならない」
「うんうん」
「但し、気をつけなければならないのはカップの紅茶を全て飲み干した場合は自分が死ぬという事よ。魔力を完全に失えばどんな魔術師だろうと例外なく死亡する……それを忘れてはいけないわ」
「こ、怖いですね」
考え無しに紅茶を飲み続ければカップが空となり、その場合は死亡してしまう。そう考えるとコオリは紅茶を飲む事にためらいを覚えるが、マリアは空になる前に新しい紅茶を注ぐ。
「最も魔力量が大きい人間はこのカップよりも大きなカップを持っている事になるわ。場合によってはカップじゃなくて壺みたいに大きな容器に入れる事もあるわね」
「壺……ですか?」
「何だか重そう」
「それは飲みにくいだろ……」
コオリ達は自分達が紅茶の入った壺を飲む姿を想像して眉をしかめ、どう考えても紅茶を壺で飲むのはカップと比べて飲みにくい。紅茶を飲むだけならば小さなカップがあれば十分なのだが、マリアによれば人それぞれで紅茶を飲む容器が異なるという。
「魔力量が大きければ大きいほど、紅茶を注ぐための容器を大きくしなければならない。つまり、魔力量が大きい人間程に容器が大きくなるという事はそれだけ飲む人間にも負担が掛かるという事よ」
「という事は……まさか!?」
「どうやら気付いたようね」
リンダはマリアの言葉を聞いてはっとした表情を浮かべ、自分の手にした紅茶に視線を向けた。マリアの例えでは魔術師が魔法を扱う際、この自分が手にした容器の紅茶を飲まなければならないが、魔力量が大きい人間程により大きな容器を手にしなければならない。
今のコオリ達が持っている小さなカップ程度ならば飲む事に何の問題はないが、これがもっと大きい容器、例えば「壺」などの場合は当然だが飲みにくくなる。下手をしたら壺が重すぎて中身をこぼしてしまうかもしれず、場合によっては床に落として割れてしまうかもしれない。
「容器が大きければ必ずしも優れているわけではないわ。小さな容器でも十分に紅茶を飲む事ができるのだから、無理に容器を大きくする必要はないわ」
「なるほどね、先生の言いたいことが分かったよ。だけど、小さすぎると何度も紅茶を飲む事になるのは面倒だろう?」
「それも考え方の一つね」
バルルは暗にマリアがコオリの容器(魔力の器)が小さくても落ち込む必要はないと諭そうとしている事に気付くが、それでも彼女はある点が気になった。
「ちょいと待ちな!!確かバルトの奴は三年生の中で一番成績が良かったはずだね?あいつの魔力量はどれくらいあるんだい?」
「バルトですか?バルトは……十二ですね」
「十二だって!?私より上なのかい?」
三年生の中で一番成績が優秀なバルトは魔力量がダントツに高く、この数字は教員であるバルル以上である。魔力量が十を超える生徒は殆ど存在せず、彼以上に高い数値は学園内では教員しかいない。
先ほどのマリアの話によれば魔力量が大きい人間程に魔法を扱うのが困難だと言ったが、バルトの場合は平均よりもずっと上の魔力量を持ち合わせていながら学年トップの成績を収めている。
「先生、どういう事だい?バルトの奴は魔力量が大きいのに成績優秀なんだろう?」
「簡単な話よ、彼の場合は努力して自分の魔力を使いこなせるようになったという事よ。先の例でいえばバルト君は自分の器に慣れたと言えば分かりやすいかしら?」
「慣れた?」
マリアは先ほどカップを「器」紅茶を「魔力」に例えたが、バルトの場合は本来であれば普通の人間よりも大きい器を所持しており、それを使うのは困難を極める。しかし、何度も同じ器を繰り返して使ううちに使い方を学び、慣れてしまえばどんな器でも扱いこなせるようになる。
彼が自分の器《コップ》を使いこなせるようになるまでに相当な努力を積んだ事は間違いなく、だからこそ彼は三年生の魔術師の中で唯一に二つの中級魔法を扱える存在にまで成長した。
「魔力量が大きい人間程に魔力操作の技術を身に着けるのが困難になるのは事実だけど、訓練を積めばいずれは魔力を制御できるようになるわ」
「バルト先輩……やっぱり凄い人だったんですね」
「彼は間違いなく、この学園の生徒の中でも指折りの魔術師よ」
「先生、あいつの事をそんなに評価してるなら月の徽章ぐらいあげたらどうだい?」
「こっちにも色々と事情があるのよ。そう簡単に月の徽章は渡す事はできないの」
自分達が思っていたよりもマリアがバルトを高く評価している事にコオリ達は意外に思うが、マリアが月の徽章をバルトに渡さない理由は彼女なりの考えがあっての事だと判明する。
「気付いたようね」
「いったいどうしたんだい?」
「何か分かったんですか?」
「早く教えて」
羊皮紙を握りしめたリンダは焦った表情を浮かべ、彼女は名簿と魔力量の数値を把握して戸惑いながらも自分が気づいた事を告げる。
「ま、魔力量が少ない生徒の殆どが……成績が優秀な者ばかりです」
「えっ!?」
「そ、それは本当ですか!?」
「はい、間違いありません。数値が少ない生徒全員が優秀な成績を残しているというわけではありませんが……圧倒的に魔力量が少ない方が成績が優秀な人間が多いんです」
「生徒全員を把握しているなんて流石は生徒会の副会長ね」
意外な事に魔力数値が少ない人間程に成績が優秀な者が多く、リンダは戸惑いを隠せなかった。一般的には魔術師は魔力量が多い人間程より多くの魔法が扱えるため、魔力量が大きい人間程に優れた魔術師だと捉えられている。
しかし、マリアが調べたところによると魔法学園の成績が優秀な生徒の殆どは魔力量が比較的に少ない人間の方が圧倒的に多い。普通ならば魔力量が多い人間の方がより魔力消費の大きい魔法を使えるので優れているように思われるが、マリアは魔力量が多い人間が必ずしも優秀な魔術師になれるとは限らないと明かす。
「魔力量が多い人間は確かに魔力量が少ない人間よりも魔法を多く扱えるかもしれない。けれど、魔力量が多い人間程に自分の魔力を操作するのが困難になるのよ」
「先生、それはどういう意味だい?」
「そうね……例えばこのカップに入っている紅茶を魔力だとすると、人間は器その物だと考えなさい」
「紅茶が魔力でカップが人間……」
コオリ達は自分の持っているカップに視線を向け、マリアは自分のカップの中身の紅茶を口の含み、改めて説明を行う。
「魔法を使う場合、こうして紅茶を飲む行為だと考えなさい。使用する魔法の魔力が大きいほどにカップの中身の紅茶も飲まなければならない」
「うんうん」
「但し、気をつけなければならないのはカップの紅茶を全て飲み干した場合は自分が死ぬという事よ。魔力を完全に失えばどんな魔術師だろうと例外なく死亡する……それを忘れてはいけないわ」
「こ、怖いですね」
考え無しに紅茶を飲み続ければカップが空となり、その場合は死亡してしまう。そう考えるとコオリは紅茶を飲む事にためらいを覚えるが、マリアは空になる前に新しい紅茶を注ぐ。
「最も魔力量が大きい人間はこのカップよりも大きなカップを持っている事になるわ。場合によってはカップじゃなくて壺みたいに大きな容器に入れる事もあるわね」
「壺……ですか?」
「何だか重そう」
「それは飲みにくいだろ……」
コオリ達は自分達が紅茶の入った壺を飲む姿を想像して眉をしかめ、どう考えても紅茶を壺で飲むのはカップと比べて飲みにくい。紅茶を飲むだけならば小さなカップがあれば十分なのだが、マリアによれば人それぞれで紅茶を飲む容器が異なるという。
「魔力量が大きければ大きいほど、紅茶を注ぐための容器を大きくしなければならない。つまり、魔力量が大きい人間程に容器が大きくなるという事はそれだけ飲む人間にも負担が掛かるという事よ」
「という事は……まさか!?」
「どうやら気付いたようね」
リンダはマリアの言葉を聞いてはっとした表情を浮かべ、自分の手にした紅茶に視線を向けた。マリアの例えでは魔術師が魔法を扱う際、この自分が手にした容器の紅茶を飲まなければならないが、魔力量が大きい人間程により大きな容器を手にしなければならない。
今のコオリ達が持っている小さなカップ程度ならば飲む事に何の問題はないが、これがもっと大きい容器、例えば「壺」などの場合は当然だが飲みにくくなる。下手をしたら壺が重すぎて中身をこぼしてしまうかもしれず、場合によっては床に落として割れてしまうかもしれない。
「容器が大きければ必ずしも優れているわけではないわ。小さな容器でも十分に紅茶を飲む事ができるのだから、無理に容器を大きくする必要はないわ」
「なるほどね、先生の言いたいことが分かったよ。だけど、小さすぎると何度も紅茶を飲む事になるのは面倒だろう?」
「それも考え方の一つね」
バルルは暗にマリアがコオリの容器(魔力の器)が小さくても落ち込む必要はないと諭そうとしている事に気付くが、それでも彼女はある点が気になった。
「ちょいと待ちな!!確かバルトの奴は三年生の中で一番成績が良かったはずだね?あいつの魔力量はどれくらいあるんだい?」
「バルトですか?バルトは……十二ですね」
「十二だって!?私より上なのかい?」
三年生の中で一番成績が優秀なバルトは魔力量がダントツに高く、この数字は教員であるバルル以上である。魔力量が十を超える生徒は殆ど存在せず、彼以上に高い数値は学園内では教員しかいない。
先ほどのマリアの話によれば魔力量が大きい人間程に魔法を扱うのが困難だと言ったが、バルトの場合は平均よりもずっと上の魔力量を持ち合わせていながら学年トップの成績を収めている。
「先生、どういう事だい?バルトの奴は魔力量が大きいのに成績優秀なんだろう?」
「簡単な話よ、彼の場合は努力して自分の魔力を使いこなせるようになったという事よ。先の例でいえばバルト君は自分の器に慣れたと言えば分かりやすいかしら?」
「慣れた?」
マリアは先ほどカップを「器」紅茶を「魔力」に例えたが、バルトの場合は本来であれば普通の人間よりも大きい器を所持しており、それを使うのは困難を極める。しかし、何度も同じ器を繰り返して使ううちに使い方を学び、慣れてしまえばどんな器でも扱いこなせるようになる。
彼が自分の器《コップ》を使いこなせるようになるまでに相当な努力を積んだ事は間違いなく、だからこそ彼は三年生の魔術師の中で唯一に二つの中級魔法を扱える存在にまで成長した。
「魔力量が大きい人間程に魔力操作の技術を身に着けるのが困難になるのは事実だけど、訓練を積めばいずれは魔力を制御できるようになるわ」
「バルト先輩……やっぱり凄い人だったんですね」
「彼は間違いなく、この学園の生徒の中でも指折りの魔術師よ」
「先生、あいつの事をそんなに評価してるなら月の徽章ぐらいあげたらどうだい?」
「こっちにも色々と事情があるのよ。そう簡単に月の徽章は渡す事はできないの」
自分達が思っていたよりもマリアがバルトを高く評価している事にコオリ達は意外に思うが、マリアが月の徽章をバルトに渡さない理由は彼女なりの考えがあっての事だと判明する。
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