9 / 25
09.結局誰が何を決めるって?(前編)
しおりを挟む
使用人に出迎えられながら、ルーファスに抱っこされている俺を見て、執事が俺の体調を心配していた。
大丈夫なことを伝えて、ルーファスに降ろすように促しても自分が連れて行くの一点張りで離さない。兄として慕ってくれて、俺を立てたりするくせにこんな時ばかりは俺の言う事を聞いてくれない。
なんとなく思い出してしまう。
何度、大丈夫だと伝えても困った笑顔で返されて病院の外には出られない。
あの時の俺の “大丈夫” は体調が大丈夫の意味じゃなくて、たとえ体調が悪くなっても「いいよ」という意味の“大丈夫” だったけど。
外に出られるなら発作が起きたっていいって。
天気が良くても、雨が降っていても、雪でも、雷雨でも窓から見るだけで部屋の中の天気は変わらない。
看護師さん達が『こんな雨の中帰るの嫌ね。傘差しててもズブ濡れになっちゃう』なんて話を聞いても、傘を差していても濡れる雨を俺は知らない。
雨が傘を突き破ってくるのかな?なんて思ったこともあった。よくよく考えたら傘を突き破るくらいの強さの雨で人が濡れるだけで済むなんてあり得ないって分かったけど。
窓から見える景色は全てテレビの画面と一緒で体感はできなかったから。天気の悪い日ばかり外に出たいとごねる周りの大人はさぞかし困っただろうな。
レイになってから初めて土砂降りの雨を見た時、外に出て雨に濡れる俺を見て使用人が慌ててた事を思い出す。
ルーファスがすぐに外套を持ってきて着せられて、結局すぐに抱えられて家に戻されたっけ。あの時は頭がおかしくなった公爵家嫡男として見られてただろう。
身体の中身が違う時点でおかしいから間違ってないけど。
あの時すでに俺を抱えられるぐらいの体格差だったのか。
自室に到着してソファに降ろされる。
屈強な身体は俺を運んでも悠々としていて、汗一つない。比べて俺は降りたいが故にもぞもぞ動いてたから、ちょっと汗ばんでる。悔しい!なんて気持ちはとうの昔に捨ててるはずなんだけど……なんか胸あたりがムズムズする。むずがゆい?
「何かありましたら、すぐに俺に言ってください。どんな事でも」
生まれ変わっても看護されてるみたいで、それがちょっと気持ちが複雑でむず痒い。
「俺……今回は迷惑かけちゃってるけど、他のことは一人でも大丈夫だよ。自分ではやってるつもりなんだけど……」
なんせ自分でやってきた経験がないから分からない。できてるつもりで、できてないからルーファスも過保護にしてくれてるんだろう。
どうせ意識を持って生まれ変わるなら、赤ちゃんの時だったら順番に学んで、この世界で普通に出来る事が出来ていたかもしれないのに。分からない事が当たり前の時期に転生しなかったのが難儀だ。
「俺は兄上を信用してます。言い方が悪くて傷付けてしまったなら、すみません……」
膝をついて目線を合わせてルーファスが謝ってきた。
こうやって、すぐにフォローしてくれるのがルーファスなんだよな。このフォローでさえ、させてしまっている気分になるのは俺が何もできない情けないやつだからだ。でもそんな姿を見せたらきっとまた俺を庇ったり励ましたり、持ち上げてくれるから。
「今度……雨降ったら一緒に散歩して」
薮から棒の話だったのか、ルーファスは首を少し傾けた。
「何かありましたらって言ってたから、俺からのお願い」
「もちろんです。兄上は雨がお好きなのですか?」
「好きか嫌いか分からないから、雨粒が落ちてきて肌に触れるのを感じたい」
結局あの時はすぐに中に連れ戻されたし。わざわざ雨に濡れにいくなんて、あの時の周囲の目を考えると、とてもできる状況でない。でも、ルーファスなら否定しないし。
「気温が暖かくなってからやりましょう」
優しく微笑んで肯定してくれるルーファスに結局のところ甘えてしまっていて、弟がルーファスでなかったら、今の俺は家の中でも図書室のような場所を探し求めていたかもしれない。
生きてるだけで幸せなんだけどね。
むずがゆさはいつの間にかなくなっていて雨の日が楽しみになった。
「早く暖かくならないかな」
そうだよ。寒くても暖かくても外に出れるこの身体は最高じゃないか!
気持ちが上向きになったところで立ち上がり、制服の上着を脱いでクローゼットに向かおうとするも、手から上着はいつの間にか消えていて、ルーファスが上着を持ってハンガーにかけていた。
だから行動が早すぎるんだってば。
仕方なく胸元のリボンをはずしていると、ドアがノックされた。返事をすると執事が入ってくる。
「レイ様、旦那様がお呼びですので着替えが終わりましたら執務室の方へいらしてください」
要件を伝え終えると一礼して部屋を出ていった。
執務室のドアをノックすると先ほどの執事が出迎えて、中に促される。
「ああ、レイ来たか。そこに座りなさい。ルーファスも一緒か……」
呼ばれたのは俺一人だったと思ったけど、当然のごとく一緒にやってきたルーファスに、さほど驚いていない様子の父。執事はお茶の準備をしてくれているようだった。
大丈夫なことを伝えて、ルーファスに降ろすように促しても自分が連れて行くの一点張りで離さない。兄として慕ってくれて、俺を立てたりするくせにこんな時ばかりは俺の言う事を聞いてくれない。
なんとなく思い出してしまう。
何度、大丈夫だと伝えても困った笑顔で返されて病院の外には出られない。
あの時の俺の “大丈夫” は体調が大丈夫の意味じゃなくて、たとえ体調が悪くなっても「いいよ」という意味の“大丈夫” だったけど。
外に出られるなら発作が起きたっていいって。
天気が良くても、雨が降っていても、雪でも、雷雨でも窓から見るだけで部屋の中の天気は変わらない。
看護師さん達が『こんな雨の中帰るの嫌ね。傘差しててもズブ濡れになっちゃう』なんて話を聞いても、傘を差していても濡れる雨を俺は知らない。
雨が傘を突き破ってくるのかな?なんて思ったこともあった。よくよく考えたら傘を突き破るくらいの強さの雨で人が濡れるだけで済むなんてあり得ないって分かったけど。
窓から見える景色は全てテレビの画面と一緒で体感はできなかったから。天気の悪い日ばかり外に出たいとごねる周りの大人はさぞかし困っただろうな。
レイになってから初めて土砂降りの雨を見た時、外に出て雨に濡れる俺を見て使用人が慌ててた事を思い出す。
ルーファスがすぐに外套を持ってきて着せられて、結局すぐに抱えられて家に戻されたっけ。あの時は頭がおかしくなった公爵家嫡男として見られてただろう。
身体の中身が違う時点でおかしいから間違ってないけど。
あの時すでに俺を抱えられるぐらいの体格差だったのか。
自室に到着してソファに降ろされる。
屈強な身体は俺を運んでも悠々としていて、汗一つない。比べて俺は降りたいが故にもぞもぞ動いてたから、ちょっと汗ばんでる。悔しい!なんて気持ちはとうの昔に捨ててるはずなんだけど……なんか胸あたりがムズムズする。むずがゆい?
「何かありましたら、すぐに俺に言ってください。どんな事でも」
生まれ変わっても看護されてるみたいで、それがちょっと気持ちが複雑でむず痒い。
「俺……今回は迷惑かけちゃってるけど、他のことは一人でも大丈夫だよ。自分ではやってるつもりなんだけど……」
なんせ自分でやってきた経験がないから分からない。できてるつもりで、できてないからルーファスも過保護にしてくれてるんだろう。
どうせ意識を持って生まれ変わるなら、赤ちゃんの時だったら順番に学んで、この世界で普通に出来る事が出来ていたかもしれないのに。分からない事が当たり前の時期に転生しなかったのが難儀だ。
「俺は兄上を信用してます。言い方が悪くて傷付けてしまったなら、すみません……」
膝をついて目線を合わせてルーファスが謝ってきた。
こうやって、すぐにフォローしてくれるのがルーファスなんだよな。このフォローでさえ、させてしまっている気分になるのは俺が何もできない情けないやつだからだ。でもそんな姿を見せたらきっとまた俺を庇ったり励ましたり、持ち上げてくれるから。
「今度……雨降ったら一緒に散歩して」
薮から棒の話だったのか、ルーファスは首を少し傾けた。
「何かありましたらって言ってたから、俺からのお願い」
「もちろんです。兄上は雨がお好きなのですか?」
「好きか嫌いか分からないから、雨粒が落ちてきて肌に触れるのを感じたい」
結局あの時はすぐに中に連れ戻されたし。わざわざ雨に濡れにいくなんて、あの時の周囲の目を考えると、とてもできる状況でない。でも、ルーファスなら否定しないし。
「気温が暖かくなってからやりましょう」
優しく微笑んで肯定してくれるルーファスに結局のところ甘えてしまっていて、弟がルーファスでなかったら、今の俺は家の中でも図書室のような場所を探し求めていたかもしれない。
生きてるだけで幸せなんだけどね。
むずがゆさはいつの間にかなくなっていて雨の日が楽しみになった。
「早く暖かくならないかな」
そうだよ。寒くても暖かくても外に出れるこの身体は最高じゃないか!
気持ちが上向きになったところで立ち上がり、制服の上着を脱いでクローゼットに向かおうとするも、手から上着はいつの間にか消えていて、ルーファスが上着を持ってハンガーにかけていた。
だから行動が早すぎるんだってば。
仕方なく胸元のリボンをはずしていると、ドアがノックされた。返事をすると執事が入ってくる。
「レイ様、旦那様がお呼びですので着替えが終わりましたら執務室の方へいらしてください」
要件を伝え終えると一礼して部屋を出ていった。
執務室のドアをノックすると先ほどの執事が出迎えて、中に促される。
「ああ、レイ来たか。そこに座りなさい。ルーファスも一緒か……」
呼ばれたのは俺一人だったと思ったけど、当然のごとく一緒にやってきたルーファスに、さほど驚いていない様子の父。執事はお茶の準備をしてくれているようだった。
137
あなたにおすすめの小説
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
騎士×妖精
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
ざこてん〜初期雑魚モンスターに転生した俺は、勇者にテイムしてもらう〜
キノア9g
BL
「俺の血を啜るとは……それほど俺を愛しているのか?」
(いえ、ただの生存戦略です!!)
【元社畜の雑魚モンスター(うさぎ)】×【勘違い独占欲勇者】
生き残るために媚びを売ったら、最強の勇者に溺愛されました。
ブラック企業で過労死した俺が転生したのは、RPGの最弱モンスター『ダーク・ラビット(黒うさぎ)』だった。
のんびり草を食んでいたある日、目の前に現れたのはゲーム最強の勇者・アレクセイ。
「経験値」として狩られる!と焦った俺は、生き残るために咄嗟の機転で彼と『従魔契約』を結ぶことに成功する。
「殺さないでくれ!」という一心で、傷口を舐めて契約しただけなのに……。
「魔物の分際で、俺にこれほど情熱的な求愛をするとは」
なぜか勇者様、俺のことを「自分に惚れ込んでいる健気な相棒」だと盛大に勘違い!?
勘違いされたまま、勇者の膝の上で可愛がられる日々。
捨てられないために必死で「有能なペット」を演じていたら、勇者の魔力を受けすぎて、なんと人間の姿に進化してしまい――!?
「もう使い魔の枠には収まらない。俺のすべてはお前のものだ」
ま、待ってください勇者様、愛が重すぎます!
元社畜の生存本能が生んだ、すれ違いと溺愛の異世界BLファンタジー!
【8話完結】効率厨の転生魔導師は、あふれ出る魔力を持て余す騎士団長を「自律型・魔力炉」として利用したいだけ
キノア9g
BL
「貴方は私の『生命維持基盤』です。壊れたら困ります」
「ああ、俺もお前なしでは生きていけない……愛している」
(※会話は噛み合っていません)
あらすじ
王宮魔導師レイ・オルコットには、前世の記憶がある。
彼の目的はただ一つ。前世の知識(エアコン・冷蔵庫・温水洗浄便座)を再現し、快適な引きこもりライフを送ること。
しかし、それらを動かすには自身の魔力が絶望的に足りなかった。
そんなある日、レイは出会う。
王国の騎士団長にして「歩く天変地異」と恐れられる男、ジークハルトを。
常に魔力暴走の激痛に苦しむ彼を見て、レイは歓喜した。
「なんて燃費の悪い……いや、素晴らしい『自律型・高濃度魔力炉(バッテリー)』だ!」
レイは「治療」と称して彼に触れ、溢れ出る魔力を吸い取って家電を動かすことに成功する。
一方、長年の痛みから解放されたジークハルトは、レイの事務的な接触を「熱烈な求愛」と勘違いし、重すぎる執着を向け始めて――?
【ドライな効率厨魔導師(受) × 愛が重たい魔力過多な騎士団長(攻)】
利害の一致から始まる、勘違いと共依存のハッピーエンドBL。
※主人公は攻めを「発電所」だと思っていますが、攻めは結婚する気満々です。
王子に彼女を奪われましたが、俺は異世界で竜人に愛されるみたいです?
キノア9g
BL
高校生カップル、突然の異世界召喚――…でも待っていたのは、まさかの「おまけ」扱い!?
平凡な高校生・日当悠真は、人生初の彼女・美咲とともに、ある日いきなり異世界へと召喚される。
しかし「聖女」として歓迎されたのは美咲だけで、悠真はただの「付属品」扱い。あっさりと王宮を追い出されてしまう。
「君、私のコレクションにならないかい?」
そんな声をかけてきたのは、妙にキザで掴みどころのない男――竜人・セレスティンだった。
勢いに巻き込まれるまま、悠真は彼に連れられ、竜人の国へと旅立つことになる。
「コレクション」。その奇妙な言葉の裏にあったのは、セレスティンの不器用で、けれどまっすぐな想い。
触れるたび、悠真の中で何かが静かに、確かに変わり始めていく。
裏切られ、置き去りにされた少年が、異世界で見つける――本当の居場所と、愛のかたち。
妖精です、囲われてます
うあゆ
BL
僕は妖精
森で気ままに暮らしていました。
ふと気づいたら人間に囲まれてました。
でもこの人間のそばはとても心地いいし、森に帰るタイミング見つからないなぁ、なんて思いながらダラダラ暮らしてます。
__________
妖精の前だけはドロ甘の冷徹公爵×引きこもり妖精
なんやかんやお互い幸せに暮らします。
【8話完結】強制力に負けて死に戻ったら、幼馴染の様子がおかしいのですが、バグですか?
キノア9g
BL
目が覚めたら、大好きだったRPGの世界に転生していた。
知識チートでなんとか死亡フラグを回避した……はずだったのに、あっさり死んで、気づけば一年前に逆戻り。
今度こそ生き残ってみせる。そう思っていたんだけど——
「お前、ちょっと俺に執着しすぎじゃない……?」
幼馴染が、なんかおかしい。妙に優しいし、距離が近いし、俺の行動にやたら詳しい。
しかも、その笑顔の奥に見える“何か”が、最近ちょっと怖い。
これは、運命を変えようと足掻く俺と、俺だけを見つめ続ける幼馴染の、ちょっと(だいぶ?)危険な異世界BL。
全8話。
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
生まれ変わったら俺のことを嫌いなはずの元生徒からの溺愛がとまらない
いいはな
BL
田舎にある小さな町で魔術を教えている平民のサン。
ひょんなことから貴族の子供に魔術を教えることとなったサンは魔術の天才でありながらも人間味の薄い生徒であるルナに嫌われながらも少しづつ信頼を築いていた。
そんなある日、ルナを狙った暗殺者から身を挺して庇ったサンはそのまま死んでしまうが、目を覚ますと全く違う人物へと生まれ変わっていた。
月日は流れ、15歳となったサンは前世からの夢であった魔術学園へと入学を果たし、そこで国でも随一の魔術師となった元生徒であるルナと再会する。
ルナとは関わらないことを選び、学園生活を謳歌していたサンだったが、次第に人嫌いだと言われていたルナが何故かサンにだけ構ってくるようになりーーー?
魔術の天才だが、受け以外に興味がない攻めと魔術の才能は無いが、人たらしな受けのお話。
※お話の展開上、一度人が死ぬ描写が含まれます。
※ハッピーエンドです。
※基本的に2日に一回のペースで更新予定です。
今連載中の作品が完結したら更新ペースを見直す予定ではありますが、気長に付き合っていただけますと嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる