栗娘

いちこ

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ちかん?!

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私は高校生になった。
ユイカとは結局、3年生の時に受験を理由に別れた。それからユイカは公立に入学し、私は私学の女子校に入った。
入学して学校にも慣れた初夏のころ、初めて痴漢に遭遇した。高校からは電車通学だった。
ある朝、いつものように電車に乗った。いつも電車は通勤、通学の人で混んでいる。私はドア横の手摺に掴まり、外を見ていた。すると何かがお尻に当たったような気がした。最初は気のせいかと思ったがそうではなかった。偶然を装い明らかに触ってきている。

えっ?まさか痴漢?
やだっ、どうしたらいいの?

私はパニクって何もできずにいた。すると相手はどんどん大胆になっていった。
お尻を鷲掴みしたと思ったら、その手をスカートの中に差し込んでくる。そして内腿を撫でてくる。

やだ、やだ、やだ。

後ろから、フーンフーンと鼻息が聞こえる。このおじさん興奮してる。
周りを見ても、みんなスマホに夢中で誰も気づいていない。私は真っ赤になって耐えるしかなかった。
内腿を撫でていた手は徐々に上がっていき、パンツの上からお尻を撫でる。そして股ぐりを真ん中に寄せて、上に引っ張り上げる。

いっ、痛い、痛い、痛い。

私はつま先立ちになって耐える。その時、

「おい!」

と女の子の声がする。するとお尻の手は素早く引かれ、いなくなった。代わりに女の子達に囲まれる。後ろにふたり、前にひとり。見ると、荒れていると噂の工業高校の子達だ。
私はグレーのブレザーにチェックのスカートだが、その子達は黒のセーラー服に白いスカーフをしている。スカートは膝上20センチのミニにしている。

「あ、ありがとうございます。」

前に立った長身赤髪ボブの娘に言う。

「いいよ。ああいう奴は許せないんだ。先に手を出すとか。」

「えっ?」

「おまえもさ、こんなでけえ胸してるから狙われんだぜ。」

と言っていきなり胸を鷲掴みにする。

「あん。」

「あれっ?もしかして感じてんのか?」

さっき刺激されたせいで敏感になっている。赤髪の娘は後ろの子達に目配せする。すると左右から両腕を掴まれる。

「えっ?えっ?」 
 
赤髪が両手で胸を揉む。慣れた手つきで確実に性感を刺激していく。
突起の周りを撫でかと思えば、キュッ、キュッと摘んだりした。
私は感じまいとすればするほど余計に感じて、身体をビクビクさせている。

「うっ⋯うっ⋯うっ⋯」

赤髪が耳元で囁く。

「マジでこんな所で感じてんのか?変態だな。」

「ちがっ⋯あっ⋯うっ⋯⋯。」

「かわいそうだから直接触ってやるよ。」

そう言ってシャツのボタンを外し始める。後ろの娘がホックを外す。私は誰かに見られていないか気が気でしょうがない。

「やめて、やめてください。」

ポロッと胸が出る。私は恥ずかしくて顔を背ける。突起は先ほどの刺激で痛いほど勃っている。
マキは最初にギュッと摘んでから、カリカリひっかき出す。

「うっ⋯うう⋯うっ⋯。」

カリカリ カリカリ カリカリ カリカリ

「うう⋯ダメッ⋯⋯うっ⋯。」
 
カリカリ カリカリ カリカリ カリカリ
 
執拗な攻めに、足がガクガクしだす。
ポタポタと汁が床を濡らす。

「ダメッ⋯⋯ダメ⋯ダメ⋯ダメ⋯。」

後ろの娘達もサワサワとお尻を撫でる。

カリカリ カリカリ カリカリ カリカリ

「ダメ⋯ダメ⋯ダメ、ダメダメダメダメ。」

限界が近い。首を左右に振って必死に耐える。

「ねぇ、まさかイッちゃうの?ここは電車の中だよ。わかってる?」

私はぶんぶんと首を振って否定する。

カリカリ カリカリ カリカリ カリカリ

「ほらっ、ほらっ、ほらっ⋯イケッ!」

その声と同時に突起を摘んだ。

「ん~~!!!!」

プッシャー バシャバシャ

私はその場にしゃがみ込む。

はぁ⋯はぁ⋯はぁ⋯はぁ⋯はぁ⋯

「ほんとにイキやがった。おもしれぇ。気に入った!友達になってやるよ。」

「えっ?」

その時、私が降りる駅に着いた!
私は赤毛を避けて急いで降りた。彼女達は追って来なかった。

「またな!」

電車の中からニヤニヤしながら手を振っていた。

私はトイレに駆け込み、濡れた下着を脱いだ。今日一日ノーパンで過ごさなくてはならない。憂鬱な気分で学校に向った。









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