栗娘

いちこ

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エリちゃん

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クラスではなるべく目立たない様に大人しくしていたが、それ故に逆に構って来る子もいた。
一番ふざけてばかりいるケンタだ。
 
「アキラ、お前おっぱいでかいなぁ!おっぱいおばけだー!」

そんなとき私は真っ赤になって俯くことしかできなかった。

「うるさいっ!変態男子!黙れっ!」

エリちゃんだ。エリちゃんは皆より頭一つ分大きい。男子にだって負けていない。

「こえー!このオトコオンナっ!」
「なにー!」
「あっ、ウソウソ。ごめんごめん。じゃあな、おっぱいおばけ。」
「こらっ!!!」
「ヒー!」

といって逃げていった。

「あ、あの、ありがとう。」
「いいよ、いいよ。その代わり今日もいいかな?」
「えっ?」

エリちゃんは私の手を引いて歩き出す。そのままトイレに連れ込まれる。二人で個室に入り、

「いい?」

と聞いて来る。どうせするくせに。

実は男子よりエリちゃんのほうがヤバい。
ある日エリちゃんが私に言ったのだ。

「アキラのおっぱい、うらやましい。あたしなんか全然だもん。」
「あたしは目立ちたくないの。小さいほうがいいよ。」
「そんなことないよ。ねぇ、ちょっと触ってもいい?」
「えっ、やだよ。まだ少し痛いし。」
「ええー。いいじゃん。女同士だし。お願いっ!!お願い、お願い!!」
「ええ~、す、少しなら。」
「やった!!」

エリちゃんはTシャツの上からそっと触ってくる。

「んっ、エリちゃん、くすぐったいよ。」
「柔らか~い。でもなんだか落ち着くわ。」

そう言いながらなかなかやめようとしない。私もなんだか変な気持ちになっちゃって。そしたらエリちゃんはTシャツをめくって、直接触れてきた。

「だ、だめっ。」
「やっぱ、直の方がいいなー。ほらっ、シャツの端を咥えて。」
「んっ、うっ、んん。」

だんだんやらしい触り方をしてきて。私は話せないので、首を必死に左右に振り、やめてと訴えたが、聞いてくれなくて。
とうとうスポブラをずり上げて、私のおっぱいを丸出しにする。それから乳首を集中的に触ってきて。私はなんだか変な気持ちになっちゃって。

それ以来、何度となく触ってくる。この日も二人で個室に入り、やわやわと揉んでくる。エリちゃんは、どこをどうすればどんな反応があるのか把握しているようだった。
それを楽しむかのように、強くしたり、優しくしたり、

「 あれっ、硬くなってきたよ。」

そう言って乳首を集中的に攻めてくる。

「んっ、うっ、んんっ⋯」

なんだか気持ちよくなってきて、腰砕けになり沈みそうになる。
するとエリちゃんは私の両乳首をギュッと摘んで上に引っ張る。

「いっ⋯」 

涙目になって首を振る。でもエリちゃんはやめてくれなくて。乳首を人さし指でピンピンと弾く。

「あっ、うっ、あっ⋯」 

執拗に弾く。弾く。 

「だめっ、もうだめって。ああ―。」

とうとう崩れ落ちる。エリちゃんは私の髪を掴んで上を向かせると見下すように冷たく笑った。





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