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9、裏切りの勇者と妖精王の復活
114、妖精サーカスと演劇と『鮮血』の騎士
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「『鮮血』が騎士団を辞して国外に向かっている?」
勇者グッズに埋もれるような恰好で本を広げていた公爵令息クレイは声をあげた。
「ええ、ええ。戦争に乗じて他国に下ろうというのか、はたまた亡命した第一王子を探そうというのか……」
呪術師レネンが真剣な顔をして報せる声に、『鮮血』の二つ名を持つ騎士を想う。アスライトの加護をシリル王子のために使って欲しいと懇願してきた姿を。
「う、うぅん……」
断った時の顔はそれはもうトラウマ級だった。
あんな顔を嫌というほど見て来ただけに、嫌な思い出となっているが。
「それは、よくない」
二つ名付きの騎士は、はっきり言ってとても強い。薄い本用語でチートと言われる類にめちゃめちゃ強い。王国に恨みを抱いて他国に流れてしまえば、ファーリズ王国にとっては脅威の芽でしかない。
国の利益関係なしに個人的な欲でも――「他に行かれるくらいなら、その『浮いたナイト』はぼくが取る」ナイトは好い。遊戯盤の中で飛び回る姿も良いし、騎士物語も佳い。そんな彼が『浮いた駒』、在野なのだ。欲しがらない家はないだろう。チェスではよく貴い犠牲にするけれど、現実の『鮮血』が当家の人材になるなら――「ぼくは大切にもてなすぞ」。
「うーん」
しかし、一度助力を請われて「ごめんね」と断って、すごすごと物凄く絶望した感じで帰って行った騎士をどうやって「うちにおいで」と誘ったものか。
恨まれていたりするんじゃないかなーー悩ましい、難しい。「やっぱりできるよ」と言えば釣れるだろうけど「でも、やっぱりできないんだ」では釣れるはずもない。
部屋の中をほたほたと歩き回る。レネンは空気を読んで黙っていた。
遠くからユンク伯爵家の公子が叫ぶ声がきこえる。とてもうるさい。
そもそもオスカーは、親に言われて家のためにとか加護が見たかったという動機で寄ってきていたんだ。あれにも「そんなのない」と言ったのに、戻ってきて、今度は過激な勧めをせっせとするようになってからに――うちははっきりいって現在、いつティーリーに粛清されるかわからない立ち位置だぞ。ちょっと王城に呼び出されて宴の席ででも「竜を呼んでみせろ」と言われたら即詰む程度の安全度合いしかないぞ。吹けば飛んでドミノ倒しに潰される危険な派閥なんだぞ。どちらかといえば、すり寄るよりもラインを切っておくほうがおすすめだぞ。
と、そんな家に『鮮血』を招きたいのだけれど。やっぱり無理かな。
「坊ちゃん、あやつがこちらに参りますぞ」
「うん……うーん」
思考が逸れた。
そう、フィニックスだ。それをどう取ろう。
本当にアスライトの加護があれば、全部解決するんだ。こんなに苦労しないのに。
エリックみたいになんでも加護の力業で無理やりどうにかできてしまうというのに――なんて、悔しい。
「坊ちゃん、ユンク伯爵家をあまり信じてはいけません。あそこは貴族というより商人に近い気質です。いつ裏切られるかわかったものじゃあ、ありませんよ。新興貴族でガラも悪くて下品ですし、ちゃらちゃらしてますし、無礼で馴れ馴れしくて、野心まみれで身の程知らずで!」
「レネン、この勇者グッズを別宅の保管庫にいれてきておくれ」
しっしっと追い払うと、レネンは哀しそうな眼で頭を下げてグッズを持ち出していく。入れ替わりにオスカーが扉を叩いてすぐ開けて入ってくる。「やあやあご機嫌うるわしゅう! 貴方様のお待ちかねの俺です! さぞ待ち焦がれたことでしょう、本日も俺が大好きなお宝を届けにまいりましたぞ!」
うん、不作法だな。間違いない。
「おや、本日はいつもの呪術師は不在ですかな」
部屋の中をきょろきょろと見回して、物足りなさげな声で言うのがやっぱり『おかしい』。しかし、商人。そうか、商人とは――連想みたいに考えて、ほろりと思いついた。
「オスカー、妖精サーカスと演劇をしてはどうだろうか?」
言ってやれば、ちょっとびっくりした顔をしている。さもありなん。それを見ていたら、ふと案が湧いた。
古妖精はもちろん――勇者に勇者の演劇をみせるのはどうだろう? 旅立ちから竜と出会い、古妖精を封印するまでの1幕と、国を去る直前から始めて、国を去った後の冒険譚を2幕。そして、『これから』の展望を演じて提案する3幕だ。
「ほう、妖精サーカスと演劇、とは?」
「……興行だ。妖精は、学校の生徒から希望者を。報酬もちゃんと出すんだぞ」
「ほう、ほう、ほう」
「妖精サーカスと勇者の演劇をするんだ」
きっと良い商売にもなるんじゃないかな? ちらりと見れば、芝居がかった仕草で膝をついて畏まっている。
「おお、殿下。麗しの夜に輝ける星の願いを貴方様の騎士が確かに承りましたぞ。貴方様の騎士が!」
今演劇しろとは言ってない。
「ああ、うん……そんな方向性かな。でも、張り切って早速練習しているところごめん。役者はプロを採用して質のよい劇を演じさせてほしい」
「いや、俺が演じようってわけじゃありませんよ……」
なにやら残念そうな顔をしているオスカーに頷き、最初の悩み事に回帰する。それで――『鮮血』はどうしよう。
広げた地図をじっと視る――、
「本命のお困りごとは国境付近にあり、ですかな」
「うん、うん」
『鮮血』は何が好きだろう。劇とか観るかな。そんな気分でもないのだろうな。
国境を閉鎖したら問題になるだろうな……。無体を働いて『鮮血』の機嫌を損ねて暴れて出ていかれたら最悪だ。
「『鮮血』ですかな」
「そう、それだ……ぼくは一度取り損ねている」
あの時と今は大分事情が違うのだけれど、やはり交渉材料がない。公爵家はシリル王子の支援はできない――、
「ほしいのですな」
「とても、ほしい」
つよつよ騎士、とても欲しい。襲撃からも余裕で守ってくれるだろう、レネンも盗賊上がりの連中も負担が軽くなるだろう。いざとなったら一緒に亡命もできるカードだ。なんといっても彼は国外に行きたいのだから。ついでにぼくも連れて行って……と言えたらどんなに楽だろう。うん、現実逃避だ。
「ふうむ。それでは、俺が『鮮血』を口説いてまいりましょう。成果を待たれよ」
「うん……、ん?」
オスカーは颯爽と出て行った。
「あ」
すっかり喋ってしまったではないか。レネンを追い出しておいて、よかった。
しかし、あいつは『鮮血』をどう口説くつもりなのだろう。とても、気になる。えっ、本当に連れてきてくれるんだろうか? どうやって? どのように……?
勇者グッズに埋もれるような恰好で本を広げていた公爵令息クレイは声をあげた。
「ええ、ええ。戦争に乗じて他国に下ろうというのか、はたまた亡命した第一王子を探そうというのか……」
呪術師レネンが真剣な顔をして報せる声に、『鮮血』の二つ名を持つ騎士を想う。アスライトの加護をシリル王子のために使って欲しいと懇願してきた姿を。
「う、うぅん……」
断った時の顔はそれはもうトラウマ級だった。
あんな顔を嫌というほど見て来ただけに、嫌な思い出となっているが。
「それは、よくない」
二つ名付きの騎士は、はっきり言ってとても強い。薄い本用語でチートと言われる類にめちゃめちゃ強い。王国に恨みを抱いて他国に流れてしまえば、ファーリズ王国にとっては脅威の芽でしかない。
国の利益関係なしに個人的な欲でも――「他に行かれるくらいなら、その『浮いたナイト』はぼくが取る」ナイトは好い。遊戯盤の中で飛び回る姿も良いし、騎士物語も佳い。そんな彼が『浮いた駒』、在野なのだ。欲しがらない家はないだろう。チェスではよく貴い犠牲にするけれど、現実の『鮮血』が当家の人材になるなら――「ぼくは大切にもてなすぞ」。
「うーん」
しかし、一度助力を請われて「ごめんね」と断って、すごすごと物凄く絶望した感じで帰って行った騎士をどうやって「うちにおいで」と誘ったものか。
恨まれていたりするんじゃないかなーー悩ましい、難しい。「やっぱりできるよ」と言えば釣れるだろうけど「でも、やっぱりできないんだ」では釣れるはずもない。
部屋の中をほたほたと歩き回る。レネンは空気を読んで黙っていた。
遠くからユンク伯爵家の公子が叫ぶ声がきこえる。とてもうるさい。
そもそもオスカーは、親に言われて家のためにとか加護が見たかったという動機で寄ってきていたんだ。あれにも「そんなのない」と言ったのに、戻ってきて、今度は過激な勧めをせっせとするようになってからに――うちははっきりいって現在、いつティーリーに粛清されるかわからない立ち位置だぞ。ちょっと王城に呼び出されて宴の席ででも「竜を呼んでみせろ」と言われたら即詰む程度の安全度合いしかないぞ。吹けば飛んでドミノ倒しに潰される危険な派閥なんだぞ。どちらかといえば、すり寄るよりもラインを切っておくほうがおすすめだぞ。
と、そんな家に『鮮血』を招きたいのだけれど。やっぱり無理かな。
「坊ちゃん、あやつがこちらに参りますぞ」
「うん……うーん」
思考が逸れた。
そう、フィニックスだ。それをどう取ろう。
本当にアスライトの加護があれば、全部解決するんだ。こんなに苦労しないのに。
エリックみたいになんでも加護の力業で無理やりどうにかできてしまうというのに――なんて、悔しい。
「坊ちゃん、ユンク伯爵家をあまり信じてはいけません。あそこは貴族というより商人に近い気質です。いつ裏切られるかわかったものじゃあ、ありませんよ。新興貴族でガラも悪くて下品ですし、ちゃらちゃらしてますし、無礼で馴れ馴れしくて、野心まみれで身の程知らずで!」
「レネン、この勇者グッズを別宅の保管庫にいれてきておくれ」
しっしっと追い払うと、レネンは哀しそうな眼で頭を下げてグッズを持ち出していく。入れ替わりにオスカーが扉を叩いてすぐ開けて入ってくる。「やあやあご機嫌うるわしゅう! 貴方様のお待ちかねの俺です! さぞ待ち焦がれたことでしょう、本日も俺が大好きなお宝を届けにまいりましたぞ!」
うん、不作法だな。間違いない。
「おや、本日はいつもの呪術師は不在ですかな」
部屋の中をきょろきょろと見回して、物足りなさげな声で言うのがやっぱり『おかしい』。しかし、商人。そうか、商人とは――連想みたいに考えて、ほろりと思いついた。
「オスカー、妖精サーカスと演劇をしてはどうだろうか?」
言ってやれば、ちょっとびっくりした顔をしている。さもありなん。それを見ていたら、ふと案が湧いた。
古妖精はもちろん――勇者に勇者の演劇をみせるのはどうだろう? 旅立ちから竜と出会い、古妖精を封印するまでの1幕と、国を去る直前から始めて、国を去った後の冒険譚を2幕。そして、『これから』の展望を演じて提案する3幕だ。
「ほう、妖精サーカスと演劇、とは?」
「……興行だ。妖精は、学校の生徒から希望者を。報酬もちゃんと出すんだぞ」
「ほう、ほう、ほう」
「妖精サーカスと勇者の演劇をするんだ」
きっと良い商売にもなるんじゃないかな? ちらりと見れば、芝居がかった仕草で膝をついて畏まっている。
「おお、殿下。麗しの夜に輝ける星の願いを貴方様の騎士が確かに承りましたぞ。貴方様の騎士が!」
今演劇しろとは言ってない。
「ああ、うん……そんな方向性かな。でも、張り切って早速練習しているところごめん。役者はプロを採用して質のよい劇を演じさせてほしい」
「いや、俺が演じようってわけじゃありませんよ……」
なにやら残念そうな顔をしているオスカーに頷き、最初の悩み事に回帰する。それで――『鮮血』はどうしよう。
広げた地図をじっと視る――、
「本命のお困りごとは国境付近にあり、ですかな」
「うん、うん」
『鮮血』は何が好きだろう。劇とか観るかな。そんな気分でもないのだろうな。
国境を閉鎖したら問題になるだろうな……。無体を働いて『鮮血』の機嫌を損ねて暴れて出ていかれたら最悪だ。
「『鮮血』ですかな」
「そう、それだ……ぼくは一度取り損ねている」
あの時と今は大分事情が違うのだけれど、やはり交渉材料がない。公爵家はシリル王子の支援はできない――、
「ほしいのですな」
「とても、ほしい」
つよつよ騎士、とても欲しい。襲撃からも余裕で守ってくれるだろう、レネンも盗賊上がりの連中も負担が軽くなるだろう。いざとなったら一緒に亡命もできるカードだ。なんといっても彼は国外に行きたいのだから。ついでにぼくも連れて行って……と言えたらどんなに楽だろう。うん、現実逃避だ。
「ふうむ。それでは、俺が『鮮血』を口説いてまいりましょう。成果を待たれよ」
「うん……、ん?」
オスカーは颯爽と出て行った。
「あ」
すっかり喋ってしまったではないか。レネンを追い出しておいて、よかった。
しかし、あいつは『鮮血』をどう口説くつもりなのだろう。とても、気になる。えっ、本当に連れてきてくれるんだろうか? どうやって? どのように……?
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