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10、守護竜不在の学院編
136、強い騎士は、……います!
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ほてほてと、小さな黒猫が歩いている。
風に飛ばされた新聞がばさりぱさりと転がって、一瞬だけ文字を猫のキトンブルー・アイに映し出した。
――『クレストフォレス、領域侵犯。守護竜は現れず』。
学院のエクサスロイデ寮では、豊穣祭シーズンの学院行事であるアローウィンについて学生たちが歓談していた。女子たちの固まるソファでは2学年のネネツィカと、その友達ヘレナ、ユージェニーと続いて、ベスとコーデリアもいて「去年は中止だったから、楽しみですわね」「仮装するんだよね」と話している。
男子たちの中心はリーダーシップを取ってやろうと張り切る4学年のエリック。キラキラ王子モードだ。
「アローウィンはまず、仮装をするんだ。全員だよ。それから、出店だね……飲食系模擬店、お化け屋敷や迷路、脱出ゲーム、リアル人狼ゲームにマーダーミステリー、縁日系といったアトラクション、歌ったり踊ったり演じたりのステージ系、お抱えの騎士を出し合って競わせる剣術大会――と、様々な出し物をしたりするんだよ」
取り巻きグループには、最近加えられたオスカーもいて「剣術大会はこのオスカーにお任せください。このオスカーに!」とやる気を魅せている。
「俺がどれだけ有能で魅力的な『ナイト』かをわからせてやりましょう、ええ、ええ。『あの騎士、欲しい』と言わせてやりますよ! 見てろ!」
「お、おう……」
エリックはこの新参取り巻きを微妙にまだ理解できていないのだが、「……やる気があるのはとても素敵だね!」と無難に褒めておいた。
この時、居合わせた誰もが思ったものだーーエリックには四六時中べったり連れて歩いているお気に入り護衛騎士で有名の『オーガスト・ウィンザー』や世界中にその名が知れている二つ名付騎士の『フィニックス・キーリング』がいるのだから、伯爵令息など出る幕がないではないか、と。
「クレイ! 君はどうするんだい!」
きらきらした目と爽やかなお兄さん然とした笑顔で、エリックは『忠実なる臣下』に声をかけた。
微妙な距離のあるソファにちょこんと収まり、取り巻きからクッションやらお菓子やらを献上されていた公爵令息はこの時、隣に座るリーガンに見守られてカルロ・エクノとトレーディング・カード・ゲームに興じていた。
「呼ばれていますよ」
そっとリーガンが袖を引く。
少年は「いいところなのに」と呟いてから、「僕の敬愛する王子殿下、なんでしょうか?」と首をかしげる。カルロが「アローウィンの話のようです」と耳打ちすると、「ああ」と顎に手をあてた。
「そう、アローウィンだよ。せっかくだから、俺と何かしようではないか」
エリックはネネツィカの視線を感じながら、辛抱強く歩み寄りを見せた。他の皆が注目しているというのも、大きい。
ここで好意的で、度量のある格上感を見せつけるのだ。
「僕は、ゲームをした――」
い。
と、言いかけて、クレイはネネツィカの視線を意識した。
ゲームをしたいと言ったら、誤解されるだろうかーーあとワンゲームでやめると言ったのだし。
(ああ、ゲームをしたいんだ。なるほど!)
エリックは「うんうん」と紅茶のカップを手に取った。ウェザー商会の『ラーフルトン』ブランドだ。なかなか上品な味わいで、美味しい。
クレイは『ラーフルトン』ブランドを好む様子がない。それもまた、気分が良いのだ。
「よし、ではゲームを「ゲームは、したくありません」
声が被せられて、エリックは「えっ、ちがうの」と笑顔をひきつらせた。
いかにも「したい」と言いそうだったのに、なんだそれは。
「では、劇、かな……」
「ぜったい、いやです」
全力拒否するじゃないか。
「飲食系模擬店……」
「……僕が、料理を?」
「いや、うん。……料理を運んだり?」
「僕が、料理を運ぶ……」
自主自立だよ。やるんだよ。そういう行事なんだよ。エリックはよっぽど言ってやりたくなったが、ニコニコしておいた。
「剣術大会のほうは、どうするのかな? 公爵家は、呪術師団の有能さで有名だけれど『騎士』は……」
あまり聞いたことがないね、と首をかしげてみせる。
公家公家しいあの家は、聖女の影響か異様に呪術系の人材が育っている。しかし、一方で騎士団は低予算で、名のある騎士もおらず、それほど強くない――というのが第二王子陣営の見解だった。
派閥も文官系で、そのお抱え騎士の中にもパッとした英雄人材はいないように思えるのだ。
「ああ、騎士……」
カードゲームを再開しながら、クレイは頷いた。
(話している最中にゲームするんじゃないよ)
エリックはよっぽど窘めてやろうかと思ったが、堪えた。
オスカーは「どうしてもお困りでしたら、俺が貸し出されてあげてもよいですよ。仕方なく! 仕方なくです!」とドヤ顔で売り込んでいる。
こいつは実はあっちに行きたいんじゃないかなーーエリックは、だんだんとこの伯爵公子を理解できそうな気がしてきた。
「強い騎士は、……います」
ぱらりとカードを広げて、クレイは言い切った。
「当家にも、『二つ名』付きで、チート級で、無双できちゃうような『英雄』騎士がいまぁす!」
――なんだって!
公爵家にそんな人材がいるとは初耳だったので、部屋中がどよめいた。
はったりか、と思って目を瞠ってみれば、公爵令息は手持ちのカードをパサッと置いて「負けました」と投了してから、「最近ゲットしたんです。僕はとても、あれがほしかった……」と恍惚の表情で自慢したのである。
――負けてるじゃないか。
エリックはよっぽど突っ込みたくなったけれど、「そっかそっか。楽しみだね。あ、今度王城においで。ゲームをしようじゃないか」とぽろりと誘ってしまった。
「ゲームは、しません!」
断固としてゲームを拒否してから、クレイは「でも、王城には参ります。忠実な臣下なので!!」と付け加え、部屋を出て行った。
ほてほてと足が進む。
秋の薫りは、何となく物寂しい。
クレイは「僕は王城に行くらしい」と脳内で予定を追加してから、出て行った先の廊下で、黒猫を見かけた。
とても可愛い。
まだ子猫で、目は蒼だ。
迷い猫かな? そう思った。
毛並みは、悪くない。清潔そうで、あどけない感じで、ほこほこしていて、温かそうで。
「ほしい」
思わず、呟いて手を伸ばしかけてーービクリと全身を稲妻が駆け抜けたような衝撃に襲われ、動きを止めた。
ほんの、一瞬。
「っ!?」
叱られたみたいな感覚だった。それを拾ってはいけません、みたいな。
身動きできずに息を呑み、取り巻きが声をかけて心配してきて――、
「あ……」
子猫は、どこかに行ってしまったようで、もうそこにはいなかった。
(……ほしかったのに)
クレイはちょっとしょんぼりとした。
風に飛ばされた新聞がばさりぱさりと転がって、一瞬だけ文字を猫のキトンブルー・アイに映し出した。
――『クレストフォレス、領域侵犯。守護竜は現れず』。
学院のエクサスロイデ寮では、豊穣祭シーズンの学院行事であるアローウィンについて学生たちが歓談していた。女子たちの固まるソファでは2学年のネネツィカと、その友達ヘレナ、ユージェニーと続いて、ベスとコーデリアもいて「去年は中止だったから、楽しみですわね」「仮装するんだよね」と話している。
男子たちの中心はリーダーシップを取ってやろうと張り切る4学年のエリック。キラキラ王子モードだ。
「アローウィンはまず、仮装をするんだ。全員だよ。それから、出店だね……飲食系模擬店、お化け屋敷や迷路、脱出ゲーム、リアル人狼ゲームにマーダーミステリー、縁日系といったアトラクション、歌ったり踊ったり演じたりのステージ系、お抱えの騎士を出し合って競わせる剣術大会――と、様々な出し物をしたりするんだよ」
取り巻きグループには、最近加えられたオスカーもいて「剣術大会はこのオスカーにお任せください。このオスカーに!」とやる気を魅せている。
「俺がどれだけ有能で魅力的な『ナイト』かをわからせてやりましょう、ええ、ええ。『あの騎士、欲しい』と言わせてやりますよ! 見てろ!」
「お、おう……」
エリックはこの新参取り巻きを微妙にまだ理解できていないのだが、「……やる気があるのはとても素敵だね!」と無難に褒めておいた。
この時、居合わせた誰もが思ったものだーーエリックには四六時中べったり連れて歩いているお気に入り護衛騎士で有名の『オーガスト・ウィンザー』や世界中にその名が知れている二つ名付騎士の『フィニックス・キーリング』がいるのだから、伯爵令息など出る幕がないではないか、と。
「クレイ! 君はどうするんだい!」
きらきらした目と爽やかなお兄さん然とした笑顔で、エリックは『忠実なる臣下』に声をかけた。
微妙な距離のあるソファにちょこんと収まり、取り巻きからクッションやらお菓子やらを献上されていた公爵令息はこの時、隣に座るリーガンに見守られてカルロ・エクノとトレーディング・カード・ゲームに興じていた。
「呼ばれていますよ」
そっとリーガンが袖を引く。
少年は「いいところなのに」と呟いてから、「僕の敬愛する王子殿下、なんでしょうか?」と首をかしげる。カルロが「アローウィンの話のようです」と耳打ちすると、「ああ」と顎に手をあてた。
「そう、アローウィンだよ。せっかくだから、俺と何かしようではないか」
エリックはネネツィカの視線を感じながら、辛抱強く歩み寄りを見せた。他の皆が注目しているというのも、大きい。
ここで好意的で、度量のある格上感を見せつけるのだ。
「僕は、ゲームをした――」
い。
と、言いかけて、クレイはネネツィカの視線を意識した。
ゲームをしたいと言ったら、誤解されるだろうかーーあとワンゲームでやめると言ったのだし。
(ああ、ゲームをしたいんだ。なるほど!)
エリックは「うんうん」と紅茶のカップを手に取った。ウェザー商会の『ラーフルトン』ブランドだ。なかなか上品な味わいで、美味しい。
クレイは『ラーフルトン』ブランドを好む様子がない。それもまた、気分が良いのだ。
「よし、ではゲームを「ゲームは、したくありません」
声が被せられて、エリックは「えっ、ちがうの」と笑顔をひきつらせた。
いかにも「したい」と言いそうだったのに、なんだそれは。
「では、劇、かな……」
「ぜったい、いやです」
全力拒否するじゃないか。
「飲食系模擬店……」
「……僕が、料理を?」
「いや、うん。……料理を運んだり?」
「僕が、料理を運ぶ……」
自主自立だよ。やるんだよ。そういう行事なんだよ。エリックはよっぽど言ってやりたくなったが、ニコニコしておいた。
「剣術大会のほうは、どうするのかな? 公爵家は、呪術師団の有能さで有名だけれど『騎士』は……」
あまり聞いたことがないね、と首をかしげてみせる。
公家公家しいあの家は、聖女の影響か異様に呪術系の人材が育っている。しかし、一方で騎士団は低予算で、名のある騎士もおらず、それほど強くない――というのが第二王子陣営の見解だった。
派閥も文官系で、そのお抱え騎士の中にもパッとした英雄人材はいないように思えるのだ。
「ああ、騎士……」
カードゲームを再開しながら、クレイは頷いた。
(話している最中にゲームするんじゃないよ)
エリックはよっぽど窘めてやろうかと思ったが、堪えた。
オスカーは「どうしてもお困りでしたら、俺が貸し出されてあげてもよいですよ。仕方なく! 仕方なくです!」とドヤ顔で売り込んでいる。
こいつは実はあっちに行きたいんじゃないかなーーエリックは、だんだんとこの伯爵公子を理解できそうな気がしてきた。
「強い騎士は、……います」
ぱらりとカードを広げて、クレイは言い切った。
「当家にも、『二つ名』付きで、チート級で、無双できちゃうような『英雄』騎士がいまぁす!」
――なんだって!
公爵家にそんな人材がいるとは初耳だったので、部屋中がどよめいた。
はったりか、と思って目を瞠ってみれば、公爵令息は手持ちのカードをパサッと置いて「負けました」と投了してから、「最近ゲットしたんです。僕はとても、あれがほしかった……」と恍惚の表情で自慢したのである。
――負けてるじゃないか。
エリックはよっぽど突っ込みたくなったけれど、「そっかそっか。楽しみだね。あ、今度王城においで。ゲームをしようじゃないか」とぽろりと誘ってしまった。
「ゲームは、しません!」
断固としてゲームを拒否してから、クレイは「でも、王城には参ります。忠実な臣下なので!!」と付け加え、部屋を出て行った。
ほてほてと足が進む。
秋の薫りは、何となく物寂しい。
クレイは「僕は王城に行くらしい」と脳内で予定を追加してから、出て行った先の廊下で、黒猫を見かけた。
とても可愛い。
まだ子猫で、目は蒼だ。
迷い猫かな? そう思った。
毛並みは、悪くない。清潔そうで、あどけない感じで、ほこほこしていて、温かそうで。
「ほしい」
思わず、呟いて手を伸ばしかけてーービクリと全身を稲妻が駆け抜けたような衝撃に襲われ、動きを止めた。
ほんの、一瞬。
「っ!?」
叱られたみたいな感覚だった。それを拾ってはいけません、みたいな。
身動きできずに息を呑み、取り巻きが声をかけて心配してきて――、
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