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10、守護竜不在の学院編
156、剣術大会と婚活パーティ、いと罪深き性癖
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「なお、別会場では婚活パーティも開いています。併せてお楽しみください」
会場に不思議なアナウンスが流れている。剣術大会と並行して、謎のパーティも開催されたようだった。
割れるような歓声に楽しい気持ちを煽られるように手を叩くララカが、近くに座るネネツィカにオペラグラスを貸してくれる。
「ラーフルトンの騎士、強いです!」
無邪気に力いっぱいそう褒められれば、ネネツィカは「うちのティミオスは強いのですわ! おほほほ!」と有頂天になって自慢した。一緒に観戦するヘレナは「うちの騎士も素敵でしょう~」とにこにこ。ユージェニーはというと、「私はエリック様一筋だから」と言いつつエリックの顔が描かれた団扇をひらひらさせている。
「作ったの?」
「うん」
エリックは剣の腕も優れているようで、対戦相手を次々と下しては会場を沸かせていた。
「でもユージェニー、エリック様はオスカーの騎士だからあなたはつまりオスカーを応援している……」
「そのあたりが私にはよくワカラナイ。なんで互いの騎士になってるのかしら……」
「そりゃやっぱり、薄い本よ」
「まあまあ、うふふ」
乙女たちの妄想談義の中、ララカは「ウスイホン!」とはしゃいだ声を混ぜていた。無邪気。
「ララカ様、お友達ができてよかったですねえ」
お付きの外交官ディドが微笑ましく見守り、珈琲を啜る。
「今度、うちにも呼ぶ!」
「ああ、いいんじゃないですかね」
「何故、キーリング卿が此処に?」
ステージ上では試合が進み、オスカーが問いかけていた。あっさりと喉元に長剣を突き付けられて、容赦なく敗北を告げられながら。
「貴殿は公爵家――クレイ殿下の騎士に毒を盛ったのでしょう」
フィニックスは言葉少なにそう声を返して、冷ややかな目を向けていた。
「騎士道にあるまじきなさりよう」
そこには正義感めいた感情が灯っていた。年下の伯爵公子を軽蔑するような色があった。
無礼で騎士道を弁えぬ悪漢から主を守ろうというような、気に入らない気配があった。
「なんですとッ」
(そもそもクレイ様には剣術大会に出せるような騎士など元々いないというのに。恐らく勇者を出そうとなさっていたのでしょうが――、なにより、人前で『殿下』などとお立場が悪くなるような敬称を連呼しやがって。微妙なお立場も御家の事情も知らん奴が、ちょっと強いからってナイト面しやがって)
オスカーはすっかり腹を立てていた。
単に負けるだけならまだしも、困っているところに勝手にやってきてナイトを名乗ったり、他の奴が言えば窘められるような敬称をつけて騎士面して――クレイがちょっと嬉しそうな気配をチラチラと醸し出しているあたり、気に入らない。何から何まで気に入らないのだ。
「そういえば、オスカーは散々毒を盛るとか言ってましたわね」
なるほど、口は災いの元――とネネツィカはついつい納得してしまったものだが。
「これは離間の策――計略だ。クレイの陰謀だ!」
隣で休憩していたエリックはオーガストのオロオロした視線に見守られながら憤然としていた。
「あのオスカーを俺に寄越して、わざと毒だなんだと言わせてフィニックスに同情させたのだ!」
「それはないんじゃないかと……ほら殿下。王妃様も応援にいらしてますよ。ほら、ほら」
オーガストがVIP席で微笑むエリックの母妃を示して、ご挨拶に参りましょうねえ、とあやしてある。
「行ったか」
エリックが席を立つとそれを見計らっていたとばかりにクレイがやってきて、空いた席にひらりとメモ紙を置いていった。
「どれどれ……」
早速拾い上げるネネツィカ。周りにいたみんなが一緒になって覗き込む。
「『ざまぁ』」
「あれ? 本当に計略なの?」
ヘレナが首を傾げると、ユージェニーは訳知り顔で説明した。
「これはね、偶然の結果だけど気持ちよくなって勝ち誇りたいお兄様のお子ちゃまな感性の発露だと私は思うわ」
エリック様に見られたらまた拗れるから握りつぶしてしまいましょう――そんな異母妹たちに「全部聞こえてるよ」と返しつつ、クレイは観覧席に落ち着いてレネンを呼びつけようとして、思いとどまる。レネンには公爵家主催の婚活パーティへの出席を命じたのだ――。
「坊ちゃん、俺は逢引の約束を取り付けてきました」
アドルフが喜ばしい報告をしてくる。
「そうか! よかったな。どんな女性なの?」
少年はワクワクと問いかけた。『昇格する歩兵』の連中にも、パーティへの参加を許可していたのだ。あいつらが全員家庭を持って子どもを作り。広い託児スペースに全員の子が集まって家族のように育っていったら、どんなに微笑ましいだろう。あったかの毛布にクッション、たっぷりのお菓子、絵本に玩具――気が早過ぎる妄想が脳内を駆け巡る、
「片方は商家の三女で、片方は旅芸人で」
「お前……二人に手を付けたの。それは駄目だよ。どっちかに決めなよ」
「いやあ、それがどっちも良い感じでなかなか」
「ほら、あみだくじ作ってやるから」
「将来の伴侶をくじで決めるのはちょっと」
くだらないやり取りをしながら、クレイはレネンがどんな相手と結ばれるのか夢を見た。
優しい子がいいな、僕ならば。
裏切らない子がいいな、暗殺してこない子がいいな。
身分は低くてもいいんだ。人の良し悪しってそんなものじゃないだろう。あったかい感じが大事だよ。
そこの道端に花が咲いてたよ、みたいな些細な話を何気なく他愛もなく楽しめて、当たり前に手を繋ぐことができて、一緒におはようって言ったりおやすみって言ったり、今日は天気が良いのだねって笑ったりするんだ。
手が届かない花もまた良いもので、見上げて恋慕うもよし、ちょっと人目を忍んで恐る恐る手を伸ばしてみるもよし。指先がかすかに触れた時の快感なんて格別で――触れてはいけないと思うからこそドキドキしてしまって堪らなくなる――、
――僕は何を考えてるんだ?
クレイはハッとした。どきりとした。
あれっ、僕ってそういう性癖? 高嶺の花に手を伸ばしたくなるとか、他人のものに魅力を感じるとか、そんなやつ?
僕大丈夫?
この性癖大丈夫?
僕のこの立場でその性癖って、やばくない?
割と一番ダメな性癖じゃない?
少年はこの時、自分の性癖らしきものを自覚した。
「僕は……やっぱ死んだ方が世の中のためなのでは……」
「突然どうなさったんです」
「エリックが悪いと思う。そういうことにしちゃダメかな……」
この人たち、本当にめんどい。離れた場所で見守っていたネネツィカは、内心の全ては理解できないものの、とりあえず二人がとてもめんどくさいのだけはいつも通りだと思った。
会場に不思議なアナウンスが流れている。剣術大会と並行して、謎のパーティも開催されたようだった。
割れるような歓声に楽しい気持ちを煽られるように手を叩くララカが、近くに座るネネツィカにオペラグラスを貸してくれる。
「ラーフルトンの騎士、強いです!」
無邪気に力いっぱいそう褒められれば、ネネツィカは「うちのティミオスは強いのですわ! おほほほ!」と有頂天になって自慢した。一緒に観戦するヘレナは「うちの騎士も素敵でしょう~」とにこにこ。ユージェニーはというと、「私はエリック様一筋だから」と言いつつエリックの顔が描かれた団扇をひらひらさせている。
「作ったの?」
「うん」
エリックは剣の腕も優れているようで、対戦相手を次々と下しては会場を沸かせていた。
「でもユージェニー、エリック様はオスカーの騎士だからあなたはつまりオスカーを応援している……」
「そのあたりが私にはよくワカラナイ。なんで互いの騎士になってるのかしら……」
「そりゃやっぱり、薄い本よ」
「まあまあ、うふふ」
乙女たちの妄想談義の中、ララカは「ウスイホン!」とはしゃいだ声を混ぜていた。無邪気。
「ララカ様、お友達ができてよかったですねえ」
お付きの外交官ディドが微笑ましく見守り、珈琲を啜る。
「今度、うちにも呼ぶ!」
「ああ、いいんじゃないですかね」
「何故、キーリング卿が此処に?」
ステージ上では試合が進み、オスカーが問いかけていた。あっさりと喉元に長剣を突き付けられて、容赦なく敗北を告げられながら。
「貴殿は公爵家――クレイ殿下の騎士に毒を盛ったのでしょう」
フィニックスは言葉少なにそう声を返して、冷ややかな目を向けていた。
「騎士道にあるまじきなさりよう」
そこには正義感めいた感情が灯っていた。年下の伯爵公子を軽蔑するような色があった。
無礼で騎士道を弁えぬ悪漢から主を守ろうというような、気に入らない気配があった。
「なんですとッ」
(そもそもクレイ様には剣術大会に出せるような騎士など元々いないというのに。恐らく勇者を出そうとなさっていたのでしょうが――、なにより、人前で『殿下』などとお立場が悪くなるような敬称を連呼しやがって。微妙なお立場も御家の事情も知らん奴が、ちょっと強いからってナイト面しやがって)
オスカーはすっかり腹を立てていた。
単に負けるだけならまだしも、困っているところに勝手にやってきてナイトを名乗ったり、他の奴が言えば窘められるような敬称をつけて騎士面して――クレイがちょっと嬉しそうな気配をチラチラと醸し出しているあたり、気に入らない。何から何まで気に入らないのだ。
「そういえば、オスカーは散々毒を盛るとか言ってましたわね」
なるほど、口は災いの元――とネネツィカはついつい納得してしまったものだが。
「これは離間の策――計略だ。クレイの陰謀だ!」
隣で休憩していたエリックはオーガストのオロオロした視線に見守られながら憤然としていた。
「あのオスカーを俺に寄越して、わざと毒だなんだと言わせてフィニックスに同情させたのだ!」
「それはないんじゃないかと……ほら殿下。王妃様も応援にいらしてますよ。ほら、ほら」
オーガストがVIP席で微笑むエリックの母妃を示して、ご挨拶に参りましょうねえ、とあやしてある。
「行ったか」
エリックが席を立つとそれを見計らっていたとばかりにクレイがやってきて、空いた席にひらりとメモ紙を置いていった。
「どれどれ……」
早速拾い上げるネネツィカ。周りにいたみんなが一緒になって覗き込む。
「『ざまぁ』」
「あれ? 本当に計略なの?」
ヘレナが首を傾げると、ユージェニーは訳知り顔で説明した。
「これはね、偶然の結果だけど気持ちよくなって勝ち誇りたいお兄様のお子ちゃまな感性の発露だと私は思うわ」
エリック様に見られたらまた拗れるから握りつぶしてしまいましょう――そんな異母妹たちに「全部聞こえてるよ」と返しつつ、クレイは観覧席に落ち着いてレネンを呼びつけようとして、思いとどまる。レネンには公爵家主催の婚活パーティへの出席を命じたのだ――。
「坊ちゃん、俺は逢引の約束を取り付けてきました」
アドルフが喜ばしい報告をしてくる。
「そうか! よかったな。どんな女性なの?」
少年はワクワクと問いかけた。『昇格する歩兵』の連中にも、パーティへの参加を許可していたのだ。あいつらが全員家庭を持って子どもを作り。広い託児スペースに全員の子が集まって家族のように育っていったら、どんなに微笑ましいだろう。あったかの毛布にクッション、たっぷりのお菓子、絵本に玩具――気が早過ぎる妄想が脳内を駆け巡る、
「片方は商家の三女で、片方は旅芸人で」
「お前……二人に手を付けたの。それは駄目だよ。どっちかに決めなよ」
「いやあ、それがどっちも良い感じでなかなか」
「ほら、あみだくじ作ってやるから」
「将来の伴侶をくじで決めるのはちょっと」
くだらないやり取りをしながら、クレイはレネンがどんな相手と結ばれるのか夢を見た。
優しい子がいいな、僕ならば。
裏切らない子がいいな、暗殺してこない子がいいな。
身分は低くてもいいんだ。人の良し悪しってそんなものじゃないだろう。あったかい感じが大事だよ。
そこの道端に花が咲いてたよ、みたいな些細な話を何気なく他愛もなく楽しめて、当たり前に手を繋ぐことができて、一緒におはようって言ったりおやすみって言ったり、今日は天気が良いのだねって笑ったりするんだ。
手が届かない花もまた良いもので、見上げて恋慕うもよし、ちょっと人目を忍んで恐る恐る手を伸ばしてみるもよし。指先がかすかに触れた時の快感なんて格別で――触れてはいけないと思うからこそドキドキしてしまって堪らなくなる――、
――僕は何を考えてるんだ?
クレイはハッとした。どきりとした。
あれっ、僕ってそういう性癖? 高嶺の花に手を伸ばしたくなるとか、他人のものに魅力を感じるとか、そんなやつ?
僕大丈夫?
この性癖大丈夫?
僕のこの立場でその性癖って、やばくない?
割と一番ダメな性癖じゃない?
少年はこの時、自分の性癖らしきものを自覚した。
「僕は……やっぱ死んだ方が世の中のためなのでは……」
「突然どうなさったんです」
「エリックが悪いと思う。そういうことにしちゃダメかな……」
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