15 / 100
14.リアンの誕生日
しおりを挟む
「リアンが無事に5歳を迎えたことを祝って、乾杯!」
「乾杯!」
ワインのグラスを掲げ、リアンの誕生日を皆で祝う。学園卒業まではお酒は飲めないので、リアンはもちろんぶどうジュースだ。
食堂は、アルノーとマリアが加わり、いつもよりも席が増えて賑やかになった。リアンの誕生日祝いだから、テーブルクロスはいつもと色が違い、机上には大振りの花が飾られ、華やかな雰囲気がある。
「ぼくの好きなものばっかりだ!」
リアンは大喜びで、運ばれてくる料理を口に運んでいる。家族の好みをよく理解している、ロディの腕が感じられる夕食である。
それぞれが料理に舌鼓をうちながら、リアンの1年の抱負を聞いたり、勉強について聞いたり、互いに世間話をしたりする。人数の多い食事は、話が尽きることない。笑顔で言葉を交わす、楽しい時間が続いた。
食後に、いよいよケーキが運ばれてくる。
「このイチゴは、私が載せたのよ!」
「キャシーはイチゴを載せただけなのかな?」
「ええ、他はロディがやったわ」
ショートケーキは、改めて見ると、真っ白なクリームに赤いイチゴのコントラストが映え、芸術品のようだ。特にいちごは大粒でつやつやしており、食べる前からその美味しさがわかる。このデザートに少しでも自分の手が加わっているかと思うと、誇らしささえある。
「おいしい!」
リアンが唇の端に生クリームをつけ、喜びの声をあげた。
「こんな時間があったんだね、キャシーは最近、忙しそうにしていたのに」
「リアンの誕生日だから、時間を作ったの」
感心したような父に、そう返す。
「忙しいって、何をしていたんだい?」
アルノーに聞かれた私は、リサに合図をして、例の試作品を持ってきてもらった。ハンナ達が作ったハーバリウムをテーブルの上に置くと、皆の視線が集中する。あのちょっと混み合った作業場でも、なかなか良い仕上がりに見えたけれど、改めて見ると、かなり良い仕上がりだ。ハンナ達の作品は花がバランスよく点在していて存在感がある。調和も取れていて、見栄えが良い。
「これを作っていたの。領地の生産品のひとつに入れて、売り出せないかしら」
「へえ、……僕はこういうの、見たことがないよ」
「お花の新しい飾り方に、どうかと思って」
「……ちょっと、借りてもいい? お父様とも、ゆっくり相談するから」
アルノーにそれらの瓶を渡す。あくまでも今日の主役はリアン、これ以上この話を続ける気はなかった。相談した結果売るに値するとアルノーと父が判断するのならば、先のことはそれから動けば良い。
「僕からのプレゼントはこれだよ、リアン。来年はいよいよ学園入学だから、この参考書を使って、ノアに勉強を教えてもらいなさい」
「はーい……」
リアンの目の前にどさ、と参考書の山が置かれる。返事は、心なしか元気がない。「よりによって誕生日に参考書なんて」と目が語っている。わかるよ、その気持ち。私も5歳の誕生日に、大量の参考書を貰って、うんざりしたものだ。ただ内容はすこぶる良くて、入学に向けての予習に役立つ。
「私は、新しく靴を仕立ててもらったの。履いてみて、リアン」
「……ありがとう! かっこいい!」
黒いぴかぴかに磨かれた革靴が、リアンの足を収める。セドリックの紹介する靴屋は腕がいいから、履き心地も最高のものに仕上がっただろう。
途端に笑顔を浮かべたリアンに、兄夫婦からは品の良い万年筆が贈られる。名前の刻印入りだ。これもリアンは喜んで受け取った。
「リアン、こっち向いて」
私は椅子に座るリアンに近付く。身を屈めて顔を寄せると、嬉しさに頬が上気しているのがわかる。皆の祝う気持ちをここまで素直に受け取って、ここまで喜ぶことができるのって、いいなあ。歳を取るにつれ、いつの間にか、贈り物を貰っても、その価値や背景にある気持ちが気になってしまうようになった。私の失った純粋さがそこにある気がして、羨ましくなる。
蝶ネクタイはリアンにぴったりで、可愛らしくその首に巻きついた。
「ぼく、にあうかな?」
「似合うわよ、リアン」
新しい靴に、新しいネクタイ。御満悦な様子のリアンを皆で微笑ましく眺めていると、ノアが徐に、ワルツのメロディーを奏で始める。
私はリアンの手を取り、リズムに合わせてゆったりとステップを踏む。足を踏み出し、ターン。リアンの足取りはたまに覚束ないけれど、ワルツの基本をしっかりなぞっていて、ノアの教育が行き渡っていることがわかる。
暖色の光の中で、家族に囲まれ、滑らかな調べに合わせて、姉と弟が踊る。それは、あまりにも穏やかで、誰から見ても幸福な時間であっただろう。
ただーー私は曲が進むにつれて、困惑していた。リアンは5歳で、私と比べたら、身長差がある。それは当たり前のことで、正式な場でのダンスでもないのだから、多少見苦しくても問題はない。
問題があるのは、私の方だった。リアン相手だと、普段踊る相手よりも目線が遥かに低くて、身体も少し屈むことになる。いつも使わない筋肉が使われ、背中がつらくなってきた。ここで変な動きをして、リアンを転ばせるわけにはいかないと思うと、ますます身体が硬くなる。腰が強張ってきた。太腿がしんどい。絶対に、転べないのに!
……音楽と共にダンスも終わる。リアンと手が離れ、無事に踊り終えたことにほっとした私。自席に戻ろうとしたところ、足首に激痛が走った。
「……っ!」
声にならない叫びがほとばしる。何もないところで躓き、左足首をおかしな方向に捻った。ダンスの疲労が相まって、うまくバランスが取れず、曲がった足の上からしっかり体重をかけてしまった。痛みと衝撃で、床にへたり込む。
「また、ですか?」
真っ先に駆け寄ってきたのは、ノアである。心配してくれるのかと思ったら、いつもの軽口だ。むっとしたものの、そのことで、混乱が和らいだ。
「どうしたの、キャシー!」
「足、挫いちゃった……」
心配の声をあげるマリア。私は、情けない声で応じた。
「乾杯!」
ワインのグラスを掲げ、リアンの誕生日を皆で祝う。学園卒業まではお酒は飲めないので、リアンはもちろんぶどうジュースだ。
食堂は、アルノーとマリアが加わり、いつもよりも席が増えて賑やかになった。リアンの誕生日祝いだから、テーブルクロスはいつもと色が違い、机上には大振りの花が飾られ、華やかな雰囲気がある。
「ぼくの好きなものばっかりだ!」
リアンは大喜びで、運ばれてくる料理を口に運んでいる。家族の好みをよく理解している、ロディの腕が感じられる夕食である。
それぞれが料理に舌鼓をうちながら、リアンの1年の抱負を聞いたり、勉強について聞いたり、互いに世間話をしたりする。人数の多い食事は、話が尽きることない。笑顔で言葉を交わす、楽しい時間が続いた。
食後に、いよいよケーキが運ばれてくる。
「このイチゴは、私が載せたのよ!」
「キャシーはイチゴを載せただけなのかな?」
「ええ、他はロディがやったわ」
ショートケーキは、改めて見ると、真っ白なクリームに赤いイチゴのコントラストが映え、芸術品のようだ。特にいちごは大粒でつやつやしており、食べる前からその美味しさがわかる。このデザートに少しでも自分の手が加わっているかと思うと、誇らしささえある。
「おいしい!」
リアンが唇の端に生クリームをつけ、喜びの声をあげた。
「こんな時間があったんだね、キャシーは最近、忙しそうにしていたのに」
「リアンの誕生日だから、時間を作ったの」
感心したような父に、そう返す。
「忙しいって、何をしていたんだい?」
アルノーに聞かれた私は、リサに合図をして、例の試作品を持ってきてもらった。ハンナ達が作ったハーバリウムをテーブルの上に置くと、皆の視線が集中する。あのちょっと混み合った作業場でも、なかなか良い仕上がりに見えたけれど、改めて見ると、かなり良い仕上がりだ。ハンナ達の作品は花がバランスよく点在していて存在感がある。調和も取れていて、見栄えが良い。
「これを作っていたの。領地の生産品のひとつに入れて、売り出せないかしら」
「へえ、……僕はこういうの、見たことがないよ」
「お花の新しい飾り方に、どうかと思って」
「……ちょっと、借りてもいい? お父様とも、ゆっくり相談するから」
アルノーにそれらの瓶を渡す。あくまでも今日の主役はリアン、これ以上この話を続ける気はなかった。相談した結果売るに値するとアルノーと父が判断するのならば、先のことはそれから動けば良い。
「僕からのプレゼントはこれだよ、リアン。来年はいよいよ学園入学だから、この参考書を使って、ノアに勉強を教えてもらいなさい」
「はーい……」
リアンの目の前にどさ、と参考書の山が置かれる。返事は、心なしか元気がない。「よりによって誕生日に参考書なんて」と目が語っている。わかるよ、その気持ち。私も5歳の誕生日に、大量の参考書を貰って、うんざりしたものだ。ただ内容はすこぶる良くて、入学に向けての予習に役立つ。
「私は、新しく靴を仕立ててもらったの。履いてみて、リアン」
「……ありがとう! かっこいい!」
黒いぴかぴかに磨かれた革靴が、リアンの足を収める。セドリックの紹介する靴屋は腕がいいから、履き心地も最高のものに仕上がっただろう。
途端に笑顔を浮かべたリアンに、兄夫婦からは品の良い万年筆が贈られる。名前の刻印入りだ。これもリアンは喜んで受け取った。
「リアン、こっち向いて」
私は椅子に座るリアンに近付く。身を屈めて顔を寄せると、嬉しさに頬が上気しているのがわかる。皆の祝う気持ちをここまで素直に受け取って、ここまで喜ぶことができるのって、いいなあ。歳を取るにつれ、いつの間にか、贈り物を貰っても、その価値や背景にある気持ちが気になってしまうようになった。私の失った純粋さがそこにある気がして、羨ましくなる。
蝶ネクタイはリアンにぴったりで、可愛らしくその首に巻きついた。
「ぼく、にあうかな?」
「似合うわよ、リアン」
新しい靴に、新しいネクタイ。御満悦な様子のリアンを皆で微笑ましく眺めていると、ノアが徐に、ワルツのメロディーを奏で始める。
私はリアンの手を取り、リズムに合わせてゆったりとステップを踏む。足を踏み出し、ターン。リアンの足取りはたまに覚束ないけれど、ワルツの基本をしっかりなぞっていて、ノアの教育が行き渡っていることがわかる。
暖色の光の中で、家族に囲まれ、滑らかな調べに合わせて、姉と弟が踊る。それは、あまりにも穏やかで、誰から見ても幸福な時間であっただろう。
ただーー私は曲が進むにつれて、困惑していた。リアンは5歳で、私と比べたら、身長差がある。それは当たり前のことで、正式な場でのダンスでもないのだから、多少見苦しくても問題はない。
問題があるのは、私の方だった。リアン相手だと、普段踊る相手よりも目線が遥かに低くて、身体も少し屈むことになる。いつも使わない筋肉が使われ、背中がつらくなってきた。ここで変な動きをして、リアンを転ばせるわけにはいかないと思うと、ますます身体が硬くなる。腰が強張ってきた。太腿がしんどい。絶対に、転べないのに!
……音楽と共にダンスも終わる。リアンと手が離れ、無事に踊り終えたことにほっとした私。自席に戻ろうとしたところ、足首に激痛が走った。
「……っ!」
声にならない叫びがほとばしる。何もないところで躓き、左足首をおかしな方向に捻った。ダンスの疲労が相まって、うまくバランスが取れず、曲がった足の上からしっかり体重をかけてしまった。痛みと衝撃で、床にへたり込む。
「また、ですか?」
真っ先に駆け寄ってきたのは、ノアである。心配してくれるのかと思ったら、いつもの軽口だ。むっとしたものの、そのことで、混乱が和らいだ。
「どうしたの、キャシー!」
「足、挫いちゃった……」
心配の声をあげるマリア。私は、情けない声で応じた。
76
あなたにおすすめの小説
巻き込まれて婚約破棄になった私は静かに舞台を去ったはずが、隣国の王太子に溺愛されてしまった!
ユウ
恋愛
伯爵令嬢ジゼルはある騒動に巻き込まれとばっちりに合いそうな下級生を庇って大怪我を負ってしまう。
学園内での大事件となり、体に傷を負った事で婚約者にも捨てられ、学園にも居場所がなくなった事で悲しみに暮れる…。
「好都合だわ。これでお役御免だわ」
――…はずもなかった。
婚約者は他の女性にお熱で、死にかけた婚約者に一切の関心もなく、学園では派閥争いをしており正直どうでも良かった。
大切なのは兄と伯爵家だった。
何かも失ったジゼルだったが隣国の王太子殿下に何故か好意をもたれてしまい波紋を呼んでしまうのだった。
異世界で悪役令嬢として生きる事になったけど、前世の記憶を持ったまま、自分らしく過ごして良いらしい
千晶もーこ
恋愛
あの世に行ったら、番人とうずくまる少女に出会った。少女は辛い人生を歩んできて、魂が疲弊していた。それを知った番人は私に言った。
「あの子が繰り返している人生を、あなたの人生に変えてください。」
「………はぁああああ?辛そうな人生と分かってて生きろと?それも、繰り返すかもしれないのに?」
でも、お願いされたら断れない性分の私…。
異世界で自分が悪役令嬢だと知らずに過ごす私と、それによって変わっていく周りの人達の物語。そして、その物語の後の話。
※この話は、小説家になろう様へも掲載しています
【完結】【35万pt感謝】転生したらお飾りにもならない王妃のようなので自由にやらせていただきます
宇水涼麻
恋愛
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。
さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。
中世ヨーロッパ風異世界転生。
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
悪役令嬢に転生したら手遅れだったけど悪くない
おこめ
恋愛
アイリーン・バルケスは断罪の場で記憶を取り戻した。
どうせならもっと早く思い出せたら良かったのに!
あれ、でも意外と悪くないかも!
断罪され婚約破棄された令嬢のその後の日常。
※うりぼう名義の「悪役令嬢婚約破棄諸々」に掲載していたものと同じものです。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる