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33.到着、オルコット公爵領
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「着いたわよ、ふたりとも」
「んー……もう着いたのね、思ったより早かった?」
「馬を長めに休ませたから、予定通りだよ。キャシーはずっと、寝ていたじゃないか」
起こされると、そこはもう我がオルコット公爵領の、領主邸であった。王城付近にある私達の家と比べると、庭や屋敷の規模が大きく、全てが広い。
馬車を降りると、荷物を積んだものはそのまま、宿泊する屋敷へ向かっていく。本来ならば私達は家族であるし、領主邸の中にも泊まるべき部屋はある。しかし今回は、移動等の都合上、他のゲストと一緒の屋敷に泊まることとなった。そのため、荷を積んだ馬車が向かうのは、来客用の屋敷である。
私達は挨拶のため、そのまま領主邸へ入った。入り口を抜けた途端、ぽふん、と軽い感触が私を襲った。同時にふわりと香る、砂糖のように甘い匂い。
「キャシー、いらっしゃい!」
兄嫁のマリアである。純粋な喜びに満ちた表情が愛しい。卑怯なくらい可愛い。私とマリアの抱擁を見て、両親とアルノーが微笑んだ。
「マリアとキャシーは仲が良いのね」
「ええ。大好きですわ!」
「私もお義姉様のこと、お慕いしていますわ」
マリアとお互いの好意を確認しあっていると、腰の辺りに何かが引っ付いた。
「ぼくも」
リアンである。嫉妬したのか何なのか、磁石のようにくっ付くリアンに「まずはお義姉様にご挨拶しなさい」と促すと、素直に「こんにちは」と挨拶をした。マリアは、リアンのこともふわっと抱き締め、歓迎の意を示す。
他家が来るまで、まだ時間の余裕がある。家族が集まったときの恒例で、それぞれ、情報交換の時間を取る。私は母とマリアと、屋敷でお茶を飲むことになった。
「これ、ハーバリウムですね」
「そうよ。気に入ったから、購入させてもらったわ」
テーブルの上に、ピンクの花と白い花が封じ込められた、可愛らしいハーバリウムが置かれている。マリアらしい選択だ。実際に、自分が作ったものがこうして使われているのを見ると、心が浮き立つ。
「最近、王都の方は、いかがですか?」
湯気の立つカップを口に運び、マリアが母に尋ねる。今日の紅茶は、領地で取れた茶葉を使っている。お茶菓子は名産の果物を使っていて、これまた美味しい。私がその調和を楽しんでいると、母が答えた。
「陛下の快癒、ベイル様のご婚約、殿下のご結婚と、最近はめでたいこと続きよ」
しれっとベイルの婚約を「めでたい」と言ってのけるあたり、母はすごい。マリアも、「それは何よりです」と応じる。肝の太いふたりである。
「何か流行のものはありますか? ここは自然も豊かで、領民も良い人ばかりで、大好きなのですが、王都に住んでいた頃よりは情報に疎くなってしまって」
頬に手を添えて質問するマリアも、元々は、流行りに敏い令嬢だ。今でも王都周辺に住む女友達と、情報収集を兼ねた手紙のやり取りがあるだろうけれど、ここは情報の伝達にやや時間がかかる。以前よりも情報に疎くなってしまうのは、仕方のないことだ。
「そうねえ。このハーバリウムは、ありがたいことに、最近あちこちのお茶会で目にするようになったわ」
倉庫での生産を始めたハーバリウムは生産数が増え、そしてどんどん売れている。私自身も、お茶会に招かれた時に見かけることが多くなり、その広がりを実感している。色や内容で差を付けられるし、同じ内容でも配置が違って、同じものがふたつとないところが良いようだ。相手や目的に応じて使い分ける工夫することや、集めることの楽しさがあるらしい。もしかしたら私の行くお茶会にハーバリウムがあるのは、単に気を遣われているだけかもしれないが。
「あとは、タマロ王国の品がどんどん入ってきているわ。薬やアクセサリーが主だけど、とにかくブランドン侯爵家が、大々的に売り出しているの」
「ブランドン侯爵家といえば、陛下の」
「そう、病を治す薬を勧めたんですって。陛下の後押しもあって、かなりの勢いで広まっているわ」
「そうなのですね」
先日のエリーゼのパーティでも、タマロ王国の品を紹介することに力を入れていた。一家を挙げての取組のようだ。薬も質が良いという噂のおかげか、陛下のお墨付きがあるからか、貴族がこぞって手に入れているらしい。
「キャシー達は明日は、ブランドン侯爵領に泊まるんでしょう?」
「ええ。立派な迎賓館があると言うから、そこに泊まるとお父様が話していましたわ」
「いいわね。何か珍しいものがあったら、私も見てみたいわ」
「もちろん、お土産にふさわしいものがあったら、お送りします」
小首を傾げたマリアにおねだりされると、何でも買いたい気持ちになる。これが素なのだから、男性なんて、マリアに何か頼まれたらメロメロだろう。アルノーが良い例だ。あの兄は、マリアのためなら何でもしそうに見える。
「マリアは、どうなのかしら、近頃は。アルノーは仕事ばかりで、あなたを放っておいてはいない?」
「ええ。良くして頂いています。それに……あの、実は、新しい命が宿りましたの」
「まあ……!」
こそ、と悪戯を告白するように囁くマリア。私と母は同時に、驚きと喜びの入り混じった声をあげる。マリアは穏やかな笑顔で、まだ膨らんではいない自分のお腹に触れる。
「まだ、どうなるかわからない時期ではあるので、公にはできないのです。でも、お母様達には、是非お伝えしたくて」
「ありがとう! 嬉しいわ、マリア。体を大事にしてね」
「お姉様、おめでとうございます!」
口々に祝福を述べると、照れたようにはにかむマリアの、幸せそうなことと言ったら。無事に子が生まれ、すくすくと育てば、我が家の今後も安泰である。
「そろそろ、ハミルトン侯爵家の馬車が到着すると、知らせがありました」
良い知らせを喜び合っていると、そう報告が入る。私達は家族でのお茶会を切り上げ、来客を迎える準備に動き始めた。
ハミルトン侯爵家の人々は、私はあまりよく知らない。どんな人達なのだろうか。ほぼ初対面の人を迎える緊張感で、肩の辺りが強張っている感じがする。
「んー……もう着いたのね、思ったより早かった?」
「馬を長めに休ませたから、予定通りだよ。キャシーはずっと、寝ていたじゃないか」
起こされると、そこはもう我がオルコット公爵領の、領主邸であった。王城付近にある私達の家と比べると、庭や屋敷の規模が大きく、全てが広い。
馬車を降りると、荷物を積んだものはそのまま、宿泊する屋敷へ向かっていく。本来ならば私達は家族であるし、領主邸の中にも泊まるべき部屋はある。しかし今回は、移動等の都合上、他のゲストと一緒の屋敷に泊まることとなった。そのため、荷を積んだ馬車が向かうのは、来客用の屋敷である。
私達は挨拶のため、そのまま領主邸へ入った。入り口を抜けた途端、ぽふん、と軽い感触が私を襲った。同時にふわりと香る、砂糖のように甘い匂い。
「キャシー、いらっしゃい!」
兄嫁のマリアである。純粋な喜びに満ちた表情が愛しい。卑怯なくらい可愛い。私とマリアの抱擁を見て、両親とアルノーが微笑んだ。
「マリアとキャシーは仲が良いのね」
「ええ。大好きですわ!」
「私もお義姉様のこと、お慕いしていますわ」
マリアとお互いの好意を確認しあっていると、腰の辺りに何かが引っ付いた。
「ぼくも」
リアンである。嫉妬したのか何なのか、磁石のようにくっ付くリアンに「まずはお義姉様にご挨拶しなさい」と促すと、素直に「こんにちは」と挨拶をした。マリアは、リアンのこともふわっと抱き締め、歓迎の意を示す。
他家が来るまで、まだ時間の余裕がある。家族が集まったときの恒例で、それぞれ、情報交換の時間を取る。私は母とマリアと、屋敷でお茶を飲むことになった。
「これ、ハーバリウムですね」
「そうよ。気に入ったから、購入させてもらったわ」
テーブルの上に、ピンクの花と白い花が封じ込められた、可愛らしいハーバリウムが置かれている。マリアらしい選択だ。実際に、自分が作ったものがこうして使われているのを見ると、心が浮き立つ。
「最近、王都の方は、いかがですか?」
湯気の立つカップを口に運び、マリアが母に尋ねる。今日の紅茶は、領地で取れた茶葉を使っている。お茶菓子は名産の果物を使っていて、これまた美味しい。私がその調和を楽しんでいると、母が答えた。
「陛下の快癒、ベイル様のご婚約、殿下のご結婚と、最近はめでたいこと続きよ」
しれっとベイルの婚約を「めでたい」と言ってのけるあたり、母はすごい。マリアも、「それは何よりです」と応じる。肝の太いふたりである。
「何か流行のものはありますか? ここは自然も豊かで、領民も良い人ばかりで、大好きなのですが、王都に住んでいた頃よりは情報に疎くなってしまって」
頬に手を添えて質問するマリアも、元々は、流行りに敏い令嬢だ。今でも王都周辺に住む女友達と、情報収集を兼ねた手紙のやり取りがあるだろうけれど、ここは情報の伝達にやや時間がかかる。以前よりも情報に疎くなってしまうのは、仕方のないことだ。
「そうねえ。このハーバリウムは、ありがたいことに、最近あちこちのお茶会で目にするようになったわ」
倉庫での生産を始めたハーバリウムは生産数が増え、そしてどんどん売れている。私自身も、お茶会に招かれた時に見かけることが多くなり、その広がりを実感している。色や内容で差を付けられるし、同じ内容でも配置が違って、同じものがふたつとないところが良いようだ。相手や目的に応じて使い分ける工夫することや、集めることの楽しさがあるらしい。もしかしたら私の行くお茶会にハーバリウムがあるのは、単に気を遣われているだけかもしれないが。
「あとは、タマロ王国の品がどんどん入ってきているわ。薬やアクセサリーが主だけど、とにかくブランドン侯爵家が、大々的に売り出しているの」
「ブランドン侯爵家といえば、陛下の」
「そう、病を治す薬を勧めたんですって。陛下の後押しもあって、かなりの勢いで広まっているわ」
「そうなのですね」
先日のエリーゼのパーティでも、タマロ王国の品を紹介することに力を入れていた。一家を挙げての取組のようだ。薬も質が良いという噂のおかげか、陛下のお墨付きがあるからか、貴族がこぞって手に入れているらしい。
「キャシー達は明日は、ブランドン侯爵領に泊まるんでしょう?」
「ええ。立派な迎賓館があると言うから、そこに泊まるとお父様が話していましたわ」
「いいわね。何か珍しいものがあったら、私も見てみたいわ」
「もちろん、お土産にふさわしいものがあったら、お送りします」
小首を傾げたマリアにおねだりされると、何でも買いたい気持ちになる。これが素なのだから、男性なんて、マリアに何か頼まれたらメロメロだろう。アルノーが良い例だ。あの兄は、マリアのためなら何でもしそうに見える。
「マリアは、どうなのかしら、近頃は。アルノーは仕事ばかりで、あなたを放っておいてはいない?」
「ええ。良くして頂いています。それに……あの、実は、新しい命が宿りましたの」
「まあ……!」
こそ、と悪戯を告白するように囁くマリア。私と母は同時に、驚きと喜びの入り混じった声をあげる。マリアは穏やかな笑顔で、まだ膨らんではいない自分のお腹に触れる。
「まだ、どうなるかわからない時期ではあるので、公にはできないのです。でも、お母様達には、是非お伝えしたくて」
「ありがとう! 嬉しいわ、マリア。体を大事にしてね」
「お姉様、おめでとうございます!」
口々に祝福を述べると、照れたようにはにかむマリアの、幸せそうなことと言ったら。無事に子が生まれ、すくすくと育てば、我が家の今後も安泰である。
「そろそろ、ハミルトン侯爵家の馬車が到着すると、知らせがありました」
良い知らせを喜び合っていると、そう報告が入る。私達は家族でのお茶会を切り上げ、来客を迎える準備に動き始めた。
ハミルトン侯爵家の人々は、私はあまりよく知らない。どんな人達なのだろうか。ほぼ初対面の人を迎える緊張感で、肩の辺りが強張っている感じがする。
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