ゆうみお R18 お休み中

あまみや。

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可愛い子たちが戯れるだけ

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仕事中考えてたお話。
美少女になって美男美女と戯れたい日々です。



七夜乃愛(しちや のあ)
パッツン前髪に耳くらいの高さのロング黒髪サイドテール
19歳 社会人2年目 153cm
基本的に無表情 笑うことがない
無意識に自分を満たしてくれる存在を探している
あまり人に懐くことはないが一目惚れした蒼空には特別懐いている


朝枝にちか(あさえだ にちか)
茶髪ボブカット 片方のこめかみを編み込みしてリボンで結んでる
17歳 高校3年生 159cm
キラキラした性格の受験生
人懐こくすぐ抱きつく
乃愛も好きだが蒼空にもよく懐いている


昼岡蒼空(ひるおか そら)
焦げ茶ショート 右触覚が少し長い
18歳 社会人1年目 162cm
人見知り&無愛想
第一志望で絶対受かると思っていた会社に落ちて適当に決めていた第2志望に合格した
あまり異性になれていない為乃愛のセクハラにいつも緊張してしまう



数少ないNL(と百合)です。
プラトニックラブ………


簡単な関係性…
乃愛と蒼空 同じ職場の先輩後輩
蒼空とにちか 小学校からの幼馴染
乃愛とにちか 社員と常連さん


ーーー

(蒼空side)



うちの職場はちょっと変わってる気がする。


「蒼空君、…抱いていい?」



………朝から平気でセクハラしてくる先輩。



「七夜さん…毎日ですけど、そういうの良くないです」
「…どこが?」



七夜乃愛、僕の一個上で去年入社した先輩。



「………どこが、って」
「……説明できないなら、抱く」キラキラ
「そういうところです…!!…抱く、とか………軽々しく言うのは」



この先輩はいつも僕にセクハラしてくる。




「………言うのは?」





……それもなんか、無意識っぽい。





「………ッ、……あの、その、」
「…抱く「せ…性的だからです!!!」」





そして僕も言葉選びが苦手。


他の社員もいる中で、朝からとんでもない発言をしてしまった。




「……せい、てき」
「~~~ッ!!!//////」




耳まで熱くなるのを感じて、思わず七夜さんから目を逸らした。




「…ごめんなさい」
「あ……、…っいや、そういう言い方しなければ、特に気には………」




珍しく謝られたので驚いてそう言うと、





「…なるほど。じゃあぎゅってしていい……?」







…………言葉を変えて再チャレンジしてきた。





「ぎゅ……」
「……えっと…その、…それが駄目なら………ぎゅー……とか、きゅっ、とか、ぐっ……、………とか……?」





………それは何が違うのか分かんないけど。





「…言い方は危なくないやつなら好きにしてください」
「…!好きにする、」
「………、…え…、……あ、まってちが、そういう意味じッ………」







すごい力で抱きしめられた。







「しちや…さん、ほんとに、やめ、」
「…っふふ、」




………!





「……安心するなぁ、蒼空くんの匂い」







…………





「……七夜さん…………」





…どうしてこんなに好かれているのか、そんなの分からないけど、





「そういうの…恥ずかしいから、口には出さないでください………」







ただ、なんとなく僕もそうだって、今日も言えなかった。






ーーー


おまけ 抱かれる理由

(蒼空君、愛犬に似てて落ち着く………)




ーーー


(乃愛side)



「やっほー乃愛さん!!遊びに来たよ!!」



人の職場に遊びに来る人がいる。




「にちかさん、来るなら何か買っていって下さい」
「あっ、うん、じゃあー『社長おすすめ!わかめパスタの素』ください!」



またなんとも悪趣味なものを買うなと思ったけど、この店はそんなのしか売ってない。




「160円です」
「わーい!乃愛さんにレジ打ってもらったわかめパスタの素!」




……この人、人生楽しそうだな。





「ふふん、羨ましいだろー蒼空くん!」
「……え、……別に………」




ついには後ろでパソコンを打っている蒼空君に絡んだ。




「……ていうか、それやめて…僕一応お前より年上なんだけど」
「えーいいじゃん蒼空くん、にちかの事お前とか呼び捨てで呼んでくる蒼空くんが言えることじゃないよ」




………




(この2人は幼馴染で、私だけ違う)




…なんというか、それはちょっと寂しい。




そんなことを思いながら2人の会話をぼーっと眺めていたら、





「…むー……蒼空くんばっかり乃愛さんに懐かれて………、…乃愛さん!ちょっとこっち来て!」
「え……、あ、はい」




カウンターの外に呼ばれた。



なんだろうと思っていたら、





「………!」
「乃愛さんはみちかの乃愛さんだから、蒼空くんはだめーっ」



にちかさんの匂いが香って、次の瞬間抱きしめられていた。



「乃愛ちゃんにちかより2歳上なのにちっちゃくてかわいー………」
「にちかさん………苦しいんですけど」



発育が良いからか、胸のあたりが口元を塞いで苦しい。




「ほらほら、やきもちくらい妬いたらどう?蒼空くん、ほらほらー」



にやにやと笑って楽しそうに蒼空君をからかうにちかさん。


…私は息が苦しくてそれどころじゃなかった。




「………あのなぁ、」
「ん?!なぁにー??」





………すると、






「………仕事中なんだから、七夜さんに迷惑かけんな」





……その場で、淡々とした表情でそれだけ言った。





「…蒼空君………」
「あらあら……やきもちだ」




………え、





「やきもち…なんですか?」
「蒼空くんって分かりにくいの!昔からあんなんだよ!」





…………






「そう…ですか。」





……どうしてなのか分からないけど、ちょっと嬉しい。




「ふふ、ありがとうございます」
「嬉しそうだね~乃愛さん!」





ーーー

(にちかside)


「じゃあそろそろ帰るね!お邪魔しました~!」
「ありがとうございました」
「何しに来たんだ………」



元気よく手を振って、お店を出た。




「……ふう、」




しばらく歩いて、少し疲れたので壁に寄りかかって休んで、沈んでいく夕日を見つめた。






「………いいなぁ、…楽しそうだな。」







………私も、一緒に働きたい。






けど、






(駄目だ………私は、)





なんとしてでも良い大学に行って、沢山お金を稼げる職につかないと。




(お母さんもお父さんも救えない、…私にしか出来ない)






…………私に自由なんかない。








ーーー


(蒼空side)



また今日もにちかが用もなく店に来ている。



「お客さんがいないからいいですけど、来たらにちかさんはお客さんらしくしてて下さいね」
「うん!わかったでござる!!」




………






「「ござる?」」




唐突だった。





「ふふんっ!可愛いでしょーござる口調」




………





「可愛い…ですか?」
「いや…別に」




すると、にちかはむっとして、




「見ざる聞かざる」
「…言わざる?」
「はい可愛い!!すごい可愛いよ蒼空くんッ!!!」



………?




(にちかのこと、結構長く一緒にいるけど本当によく分からない………)




「はい!乃愛さんも、見ざる聞かざる」
「水切りざる」
「違う」




…………





「どこでそんな言葉覚えてきたんでござる?」
「七夜さん、付き合わなくていいから………」
「学校でござる!語尾を変えると楽しくてなんでも出来る気がするでござる!」



…流石にそれは無いと思うけど。




「確かに……歌で伝えるみたいに、恥ずかしさがない、…でござる」
「……語尾がかなり恥ずかしいですけどね」
「…………蒼空君、好きでござる」





………いつになったらその語尾やめてくれるんだろ





(……………う?)






………ッ







「七夜さん………///!!!??」
「伝えやすかったでござる」
「っ語尾はもうやめて、…七夜さん………今のって………」




聞き間違いじゃなければ聞こえた。





(好き、…って、)






それは、つまり、





「………思ってること、ちゃんと伝えただけでござるよ。」






...







「………七夜さん、…僕、………七夜さんのこと、」
「好きでござるか?!!」
「っにちかちょっと静かにしてて……!……その、」



素直になりたかった、……その時。






「「「……あ、」」」






お店のドアが開いた。







「澪、ほんとにここ?わかめパスタの素の店」
「うん。美優が食べたいんだって」






………お客さん。





「「………、いらっしゃいませー」」






……途端に、シラけてしまった。








「160円です」
「はい!」
「こちら40円のお返しになります。…ありがとうございました!」




……………






「………七夜さん、その…さっきのは」
「わかめパスタって流行りなのかな………」ブツブツ






………………







 結局、何も言えなかった。








 ーーー


おまけ、蒼空不在。


「乃愛さん、蒼空くんの気持ちとか分かってる?」
「…!それはわからないけど……でも私は好き、です」
「お……、…つまり、それは……?」
「愛犬のずんだ餅に似てるんです!愛しくて仕方ない………!」
「………あ…(察し)」





ーーー


(乃愛side)


「乃愛さん、ぎゅってしていー?」
「仕事中ですよ」
「分かってる!暇そうだしちょこっとだけ!」


…そう言われると否定は出来ない。



「ぎゅーー」
「くるしい………」


「…にちか、暇でも一応仕事中なんだから………」



困っていたら蒼空君が来てくれた。




「蒼空くんもぎゅー!」
「…っ!ばか!」




誰でも抱く、そういう人だった。





「ぎゅーはストレス解消にもなるんだよ!だからほら、蒼空くんも………」
「誰がお前にやるか………」
「違うよ、乃愛さんに」
「だから………、……………はっ?」





……………!





「welcome!!!」
「七夜さん…!!」




……私は別に抱かれてもいいのに。





「いや……でもやっぱり抱く側か………」ブツブツ
「大体……そんな事したらセクハラですよ」
「セクハラって相手が嫌だと思ったらでしょ?乃愛さんはwelcomeだって言ってるし」



…そう、私はwelcome。




(ずんだ餅に抱かれるあの感覚を職場でも……………)ワクワク





「……あれ」
「ん?…どうしたの、乃愛さん」




……今の蒼空君の言葉。





(相手が嫌だとセクハラに………)




……上司が部下にセクハラ、それは…まずいかもしれない。





「…ねえ、蒼空君」
「はい…?」
「いつも私に抱かれるの…嫌だった?」
「………え……?」



出来ればセクハラはしたくない。




「……抱かれる……、…えっ、蒼空くんえっ?」
「ちが、意味を誤解するな………、……七夜さん…それってどういう」




蒼空君の驚いた表情が見えて、途端に不安になった。




(私は好きだからやってたけど………それって、相手にとっては迷惑になるかもしれないんだ。)




……蒼空君の嫌がること、したくない。






「嫌なら嫌って、ちゃんと言って。……好きだから、嫌がることしたくないの。」





…こんなに素直に言葉が出てきて、少し恥ずかしかった。





しばらく沈黙の後、俯く私からは表情の見えない蒼空君は、ぽつりと呟いた。




「……嫌じゃないです。」






………






……………!







「蒼空君、それって…!「っ顔上げないでください…!!」」



思わず見てしまって、…そこには、耳まで真っ赤になった蒼空君の姿があった。




「…こういうの、駄目なんです。気持ちを伝えるのって難しい………、……でも、……嫌ではなかったです。」






………嫌じゃない。




ただ、それだけが嬉しくて。





「………蒼空君、」
「…!七夜さん………」



感極まって抱きついてしまった。





「好き…好きだよ、ずっとこうしてたい。」
 



この時間がすごく幸せで、





「………ッ」





ずっと、ずっとずっとこうしていたいと思った。






ーーー


(にちかside)



「……蒼空くん、ちょっと蒼空くん!」
「っ、な、なに………」



今、ものすごいチャンスだというのに………




「早く蒼空くんもぎゅーしなよ!!背中に手回すの!!」





乃愛さんが抱きついている今が最大のチャンスー……!





「む…むり、」
「はあ?」




「そんな恥ずかしいこと…出来ない……!!」
「蒼空くんヘタレすぎ!!!…これは、時間がかかりそう………」






…とりあえずこの2人の行く末を、最後まで見ていようと思った。







ーーーーー


仕事中考えてた理想の後輩のお話でした。
書いてて見えてきた関係図です。


乃愛→蒼空
愛犬とクリソツで好き。これが恋愛感情だということにじわじわ気付く。とにかく蒼空に抱きつく。

乃愛→にちか
いつもお店に来てくれる常連さん。抱きしめてくる時胸が苦しい。多少うざがってはいるけど嫌いではない。


蒼空→乃愛
乃愛に少しの恋愛感情はあるものの言葉に出せない。乃愛の抱きつきをセクハラだとは思っていない。

蒼空→にちか
昔から一緒にいるけどかなり分からない。たまに辛そうなところを見てきたので心配はしている。


にちか→乃愛
蒼空に会いに来たら乃愛に会って可愛いと思った。普通に好き。小さくて可愛いと思っている。

にちか→蒼空
大好きな幼馴染だけど自分では乃愛も蒼空も私とは違うと思っている。2人の事がいくら好きでも思いを伝えることは出来ない。



個人的ににちかが2人と違う道を歩いていてそれ故に大好きな2人には幸せになってもらって私は一緒にはいられないと思ってて欲しい。2人の事は好きだけど恋愛感情とかでは無い。



書いててすごく楽しかったので独立させたいです。




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感想 2

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みんなの感想(2件)

花雨
2021.08.14 花雨

作品お気に入り登録しときますね(^^)ゆっくり読ませてもらいます♪♪

2021.08.14 あまみや。

お気に入り登録ありがとうございます!
時間がある時に呼んでくださると嬉しいです( ´ ▽ ` )

解除
ルーシエ
2021.02.03 ルーシエ

こんばんは🌃あまみやさん

初めまして
こちらの本編が読みたいのですが
どちらで読むことが出来ますか?
教えてくださいm(_ _)m
よろしくお願いいたしますm(_ _)m

2021.02.03 あまみや。

コメントありがとうございます!嬉しいです!

アルファポリスで「あまみや。」と検索すると同じタイトルでカラーありの表紙の作品が出てくると思います、そちらです!(*´˘`*)

お手数ですが宜しくお願いします( _ _)

解除

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