36 / 121
第1部・第7話:5番目のレフ
第1章
大きな広間を、冷たい空気が満たしている。
高い天井からは、暗い色の布が幾重にも垂れ下がっており、果ては見えない。窓のない室内を照らす光源といえば、燭台に灯る濃い紫色の炎ばかり。常人ならば不安感を煽られるだけの、居心地の悪い空間だ。
不吉な灯りが照らすのは、周囲よりも数段高い場所に設えられた、黒曜石の玉座だった。右の肘掛けには金色の目をした鴉が一羽、静かに羽を休めている。
「――『予言の子供』の元に、兵士が集まり始めたか」
玉座にわだかまる黒い影が、面白くもなさそうに呟いた。
と同時に、室内の空気がざわりと揺らめく。暗い空間には、漆黒の長い髪に全身を黒衣で覆った、玉座の主以外に人の姿はない。にも関わらず、多くの気配が蠢いているというのが、何とも不気味だ。
「斥候隊などと、生意気な」
黒衣の人影の口調には、嘲笑が含まれている。強者が弱者の足掻きを蔑むような声色だったが、室内を満たす気配は一様に戦いた。ほんのわずかでも、黒衣の人物の機嫌を損ねてはならぬという、圧倒的な上下関係が垣間見える。
下々の反応など意に介した風もなく、黒衣の人影は、膝に乗せた黒い猫の背を撫でた。こちらの世界でも敬遠されがちな毛色だが、猫に何の違いがあろう。人間とはかくも愚かしい生き物かと、冷たい笑みが口の端に浮かぶ。
それに引き換え、と配下の者からの報告に思いを馳せた黒衣の人物は、運命の皮肉を嗤った。
――何の気負いもなくこれを可愛がるとは、異世界育ちは違うということか。
見込みはある。しかし、己の邪魔をさせるわけにはいかない。災いの目は、早いうちに摘んでしまうに限るのだ。
「――探し出して殺せ」
表情を消し、命を下すと、姿の見えない配下達が一斉に頭を垂れた。ザッと空気が揺れたかと思うと、次の瞬間には気配ごと消えている。
心を動かされた風もなく、黒衣の人物――魔王は静かに瞳を閉じた。
○ ● ○
「――これでいいかな?」
誰が作ってもそれなりの出来映えになるペーパーフラワーを手に、ルカはにっこりと微笑んだ。重ねた薄い紙を蛇腹に折り畳み、中央で止めた物を開いていくだけという、現代社会の子供ならどこかで一度は作った経験のありそうな簡単な飾り物だが、ルカの周囲に集まった子供達は、「キレイ!」「ルカ兄ちゃんすごい!」と一様に目を輝かせている。
何だか照れくさい。
ラインベルク王国の北の魔境を根城にする魔王、これを倒す予言を受けて生まれたルカ・フェアリーベルは、自身を守護する戦士を4人選出し、祖母である大魔法使い・黄金のベリンダの承認を得た。国王アデルバート2世から正式に斥候隊の任命を受けるべく、今は王都ヴェスティアへ向かうための準備に追われているところである。
斥候隊の発起人であり、経歴と年齢から必然的に隊長格となる黄金のベリンダは、魔王とも因縁浅からぬ自分が旅立った後のことをハーフェルの名士達と話し合い、町の周囲に魔物を通さぬ結界を張ることとなった。魔力を込めた石を土中に埋めて町全体を囲うという術式を施すために、弟子のユージーンと共に、連日力を奮っている。
薬屋の跡取りであるジェイクは、近所に住む画家が空いた時間で配達業務を手伝ってくれることになったため、顧客の住所確認も含めた引き継ぎ業務を、領主の息子であるフィンレーは、これまで不在にしていた父への各種報告や、側近達への執務の割り当て等の事務作業に追われて、それぞれ忙しくしているらしい。
中でも最も多忙を極めているのが、後任の司祭への教会と孤児院、二つの施設での引き継ぎに加えて、月末に迫った聖エドゥアルト祭の準備に奔走するネイトだった。
彼の斥候隊加入に関しては、ルカやベリンダの想定ではなく、あくまでネイト自らが志願したことであるため、弱音を吐くようなことはない。生来器用な性質であり、ネイトも涼しい顔をしてはいるが、大変な忙しさであることは明らかだった。
――そんな訳で、斥候隊加入メンバーの中で、唯一何の準備も必要なく、今すぐ旅立っても問題ない程度には暇を持て余しているルカは、積極的に祭りの準備に参加している。教会では毎年、孤児院と町の子供達が集まって、エドゥアルトの功績を讃える劇を上演することになっているので、そのお手伝いという訳だ。
教会の敷地内に隣接する住居棟の談話室で、会場装飾用のペーパーフラワーの作り方を子供達に教えるルカの手元を、シェリルが覗き込んだ。
「――ふぅん、キレイなものねぇ」
ジェイクの妹でもある黒髪蒼眼の可愛い系美人は、今年成人に達しているので、参加の義務はない。しかし、衣装作成だなんだと、折に触れて顔を出してくれている。それはもしかしたら、斥候隊に参加する兄と友人ルカが、一度に一緒に居なくなってしまうのが寂しくて、ネイトのことで同じ気持ちになっているであろう孤児院の子供達に、彼女なりに思いを寄せてくれているからなのかもしれない。
「シェリルも一緒に作る?」
長い髪を押さえながら、物珍しそうに眺めているシェリルを、子供達共々輪に加える。
即席の講師を務めながら、ルカは、メンバーを集め終えたことを報告した時の、祖母の言葉を思い返していた。
『神父様が不安だったから3人にしたけど、しっかりクリア出来たわね』
魔王及びその軍勢の動向を探る旅には、どうしても危険が伴う。ルカに対するベリンダからの「自分を守ってくれる人を3人連れてくること」という条件はそのまま、「己の命と同じように、ルカの身の安全を優先出来る人間以外は信用できない」ということと同義だったようだ。
条件を上回る4人の同意を得られた、ベリンダはこれを、ルカの人徳だと評価してくれたらしい。
ルカとしても、我ながら頼もしい仲間を集められたものだという自負があった。
見習いとはいえ、大魔法使い・黄金のベリンダの歴代の弟子の中でも、最も優秀との誉れ高い、ユージーン。
各種武器の取り扱いに加えて、優れた体術を併せ持つ、ジェイク。
高い治癒能力と、それを攻撃に応用することも可能な、ネイト。
「救国の大剣士」の剣才を、余すところなく引き継いだ、フィンレー。
ちょっとチームワークに難はあるかもしれないけれど、ルカにとっては、みんなそれぞれに大事な存在だ。彼ら全員と、大好きな祖母との旅路となれば、否応なく心は弾む。
怒られそうだから言わないけれど、今のルカには、危機感よりも期待の方が大きかった。
高い天井からは、暗い色の布が幾重にも垂れ下がっており、果ては見えない。窓のない室内を照らす光源といえば、燭台に灯る濃い紫色の炎ばかり。常人ならば不安感を煽られるだけの、居心地の悪い空間だ。
不吉な灯りが照らすのは、周囲よりも数段高い場所に設えられた、黒曜石の玉座だった。右の肘掛けには金色の目をした鴉が一羽、静かに羽を休めている。
「――『予言の子供』の元に、兵士が集まり始めたか」
玉座にわだかまる黒い影が、面白くもなさそうに呟いた。
と同時に、室内の空気がざわりと揺らめく。暗い空間には、漆黒の長い髪に全身を黒衣で覆った、玉座の主以外に人の姿はない。にも関わらず、多くの気配が蠢いているというのが、何とも不気味だ。
「斥候隊などと、生意気な」
黒衣の人影の口調には、嘲笑が含まれている。強者が弱者の足掻きを蔑むような声色だったが、室内を満たす気配は一様に戦いた。ほんのわずかでも、黒衣の人物の機嫌を損ねてはならぬという、圧倒的な上下関係が垣間見える。
下々の反応など意に介した風もなく、黒衣の人影は、膝に乗せた黒い猫の背を撫でた。こちらの世界でも敬遠されがちな毛色だが、猫に何の違いがあろう。人間とはかくも愚かしい生き物かと、冷たい笑みが口の端に浮かぶ。
それに引き換え、と配下の者からの報告に思いを馳せた黒衣の人物は、運命の皮肉を嗤った。
――何の気負いもなくこれを可愛がるとは、異世界育ちは違うということか。
見込みはある。しかし、己の邪魔をさせるわけにはいかない。災いの目は、早いうちに摘んでしまうに限るのだ。
「――探し出して殺せ」
表情を消し、命を下すと、姿の見えない配下達が一斉に頭を垂れた。ザッと空気が揺れたかと思うと、次の瞬間には気配ごと消えている。
心を動かされた風もなく、黒衣の人物――魔王は静かに瞳を閉じた。
○ ● ○
「――これでいいかな?」
誰が作ってもそれなりの出来映えになるペーパーフラワーを手に、ルカはにっこりと微笑んだ。重ねた薄い紙を蛇腹に折り畳み、中央で止めた物を開いていくだけという、現代社会の子供ならどこかで一度は作った経験のありそうな簡単な飾り物だが、ルカの周囲に集まった子供達は、「キレイ!」「ルカ兄ちゃんすごい!」と一様に目を輝かせている。
何だか照れくさい。
ラインベルク王国の北の魔境を根城にする魔王、これを倒す予言を受けて生まれたルカ・フェアリーベルは、自身を守護する戦士を4人選出し、祖母である大魔法使い・黄金のベリンダの承認を得た。国王アデルバート2世から正式に斥候隊の任命を受けるべく、今は王都ヴェスティアへ向かうための準備に追われているところである。
斥候隊の発起人であり、経歴と年齢から必然的に隊長格となる黄金のベリンダは、魔王とも因縁浅からぬ自分が旅立った後のことをハーフェルの名士達と話し合い、町の周囲に魔物を通さぬ結界を張ることとなった。魔力を込めた石を土中に埋めて町全体を囲うという術式を施すために、弟子のユージーンと共に、連日力を奮っている。
薬屋の跡取りであるジェイクは、近所に住む画家が空いた時間で配達業務を手伝ってくれることになったため、顧客の住所確認も含めた引き継ぎ業務を、領主の息子であるフィンレーは、これまで不在にしていた父への各種報告や、側近達への執務の割り当て等の事務作業に追われて、それぞれ忙しくしているらしい。
中でも最も多忙を極めているのが、後任の司祭への教会と孤児院、二つの施設での引き継ぎに加えて、月末に迫った聖エドゥアルト祭の準備に奔走するネイトだった。
彼の斥候隊加入に関しては、ルカやベリンダの想定ではなく、あくまでネイト自らが志願したことであるため、弱音を吐くようなことはない。生来器用な性質であり、ネイトも涼しい顔をしてはいるが、大変な忙しさであることは明らかだった。
――そんな訳で、斥候隊加入メンバーの中で、唯一何の準備も必要なく、今すぐ旅立っても問題ない程度には暇を持て余しているルカは、積極的に祭りの準備に参加している。教会では毎年、孤児院と町の子供達が集まって、エドゥアルトの功績を讃える劇を上演することになっているので、そのお手伝いという訳だ。
教会の敷地内に隣接する住居棟の談話室で、会場装飾用のペーパーフラワーの作り方を子供達に教えるルカの手元を、シェリルが覗き込んだ。
「――ふぅん、キレイなものねぇ」
ジェイクの妹でもある黒髪蒼眼の可愛い系美人は、今年成人に達しているので、参加の義務はない。しかし、衣装作成だなんだと、折に触れて顔を出してくれている。それはもしかしたら、斥候隊に参加する兄と友人ルカが、一度に一緒に居なくなってしまうのが寂しくて、ネイトのことで同じ気持ちになっているであろう孤児院の子供達に、彼女なりに思いを寄せてくれているからなのかもしれない。
「シェリルも一緒に作る?」
長い髪を押さえながら、物珍しそうに眺めているシェリルを、子供達共々輪に加える。
即席の講師を務めながら、ルカは、メンバーを集め終えたことを報告した時の、祖母の言葉を思い返していた。
『神父様が不安だったから3人にしたけど、しっかりクリア出来たわね』
魔王及びその軍勢の動向を探る旅には、どうしても危険が伴う。ルカに対するベリンダからの「自分を守ってくれる人を3人連れてくること」という条件はそのまま、「己の命と同じように、ルカの身の安全を優先出来る人間以外は信用できない」ということと同義だったようだ。
条件を上回る4人の同意を得られた、ベリンダはこれを、ルカの人徳だと評価してくれたらしい。
ルカとしても、我ながら頼もしい仲間を集められたものだという自負があった。
見習いとはいえ、大魔法使い・黄金のベリンダの歴代の弟子の中でも、最も優秀との誉れ高い、ユージーン。
各種武器の取り扱いに加えて、優れた体術を併せ持つ、ジェイク。
高い治癒能力と、それを攻撃に応用することも可能な、ネイト。
「救国の大剣士」の剣才を、余すところなく引き継いだ、フィンレー。
ちょっとチームワークに難はあるかもしれないけれど、ルカにとっては、みんなそれぞれに大事な存在だ。彼ら全員と、大好きな祖母との旅路となれば、否応なく心は弾む。
怒られそうだから言わないけれど、今のルカには、危機感よりも期待の方が大きかった。
あなたにおすすめの小説
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬下諒
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 造語、出産描写あり。前置き長め。第21話に登場人物紹介を載せました。
★お試し読みは第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
マリオネットが、糸を断つ時。
せんぷう
BL
異世界に転生したが、かなり不遇な第二の人生待ったなし。
オレの前世は地球は日本国、先進国の裕福な場所に産まれたおかげで何不自由なく育った。確かその終わりは何かの事故だった気がするが、よく覚えていない。若くして死んだはずが……気付けばそこはビックリ、異世界だった。
第二生は前世とは正反対。魔法というとんでもない歴史によって構築され、貧富の差がアホみたいに激しい世界。オレを産んだせいで母は体調を崩して亡くなったらしくその後は孤児院にいたが、あまりに酷い暮らしに嫌気がさして逃亡。スラムで前世では絶対やらなかったような悪さもしながら、なんとか生きていた。
そんな暮らしの終わりは、とある富裕層らしき連中の騒ぎに関わってしまったこと。不敬罪でとっ捕まらないために背を向けて逃げ出したオレに、彼はこう叫んだ。
『待て、そこの下民っ!! そうだ、そこの少し小綺麗な黒い容姿の、お前だお前!』
金髪縦ロールにド派手な紫色の服。装飾品をジャラジャラと身に付け、靴なんて全然汚れてないし擦り減ってもいない。まさにお貴族様……そう、貴族やら王族がこの世界にも存在した。
『貴様のような虫ケラ、本来なら僕に背を向けるなどと斬首ものだ。しかし、僕は寛大だ!!
許す。喜べ、貴様を今日から王族である僕の傍に置いてやろう!』
そいつはバカだった。しかし、なんと王族でもあった。
王族という権力を振り翳し、盾にするヤバい奴。嫌味ったらしい口調に人をすぐにバカにする。気に入らない奴は全員斬首。
『ぼ、僕に向かってなんたる失礼な態度っ……!! 今すぐ首をっ』
『殿下ったら大変です、向こうで殿下のお好きな竜種が飛んでいた気がします。すぐに外に出て見に行きませんとー』
『なにっ!? 本当か、タタラ! こうしては居られぬ、すぐに連れて行け!』
しかし、オレは彼に拾われた。
どんなに嫌な奴でも、どんなに周りに嫌われていっても、彼はどうしようもない恩人だった。だからせめて多少の恩を返してから逃げ出そうと思っていたのに、事態はどんどん最悪な展開を迎えて行く。
気に入らなければ即断罪。意中の騎士に全く好かれずよく暴走するバカ王子。果ては王都にまで及ぶ危険。命の危機など日常的に!
しかし、一緒にいればいるほど惹かれてしまう気持ちは……ただの忠誠心なのか?
スラム出身、第十一王子の守護魔導師。
これは運命によってもたらされた出会い。唯一の魔法を駆使しながら、タタラは今日も今日とてワガママ王子の手綱を引きながら平凡な生活に焦がれている。
※BL作品
恋愛要素は前半皆無。戦闘描写等多数。健全すぎる、健全すぎて怪しいけどこれはBLです。
.
処刑される悪役令息に転生したらなぜか推しの騎士団長がグイグイ近づいてくる
猫に小判
BL
交通事故で死んだはずの会社員・田中悠人は、気がつくとBL小説『恋と陰謀~はじまりは夜に~』の世界に転生していた。
しかも転生先は、原作で処刑される悪役令息エリオット。
当然そんな未来は回避したい。
原作知識を頼りに慎重に立ち回るつもりだったのに、気づけば王宮を揺るがす事件に巻き込まれていき――。
さらに困ったことに、原作で一番の推しだった騎士団長ガイウスがやたらと距離を詰めてきて……?
平穏に生きたい元悪役令息と、過保護な騎士団長がじれじれ距離を縮める話。
ガイウス(騎士団長)×エリオット(元悪役令息)
滅びる異世界に転生したけど、幼女は楽しく旅をする!
白夢
ファンタジー
何もしないでいいから、世界の終わりを見届けてほしい。
そう言われて、異世界に転生することになった。
でも、どうせ転生したなら、この異世界が滅びる前に観光しよう。
どうせ滅びる世界なら、思いっきり楽しもう。
だからわたしは旅に出た。
これは一人の幼女と小さな幻獣の、
世界なんて救わないつもりの放浪記。
〜〜〜
ご訪問ありがとうございます。
可愛い女の子が頼れる相棒と美しい世界で旅をする、幸せなファンタジーを目指しました。
ファンタジー小説大賞エントリー作品です。気に入っていただけましたら、ぜひご投票をお願いします。
お気に入り、ご感想、応援などいただければ、とても喜びます。よろしくお願いします!
23/01/08 表紙画像を変更しました
【新版】転生悪役モブは溺愛されんでいいので死にたくない!
煮卵
BL
ゲーム会社に勤めていた俺はゲームの世界の『婚約破棄』イベントの混乱で殺されてしまうモブに転生した。
処刑の原因となる婚約破棄を避けるべく王子に友人として接近。
なんか数ヶ月おきに繰り返される「恋人や出会いのためのお祭り」をできる限り第二皇子と過ごし、
婚約破棄の原因となる主人公と出会うきっかけを徹底的に排除する。
最近では監視をつけるまでもなくいつも一緒にいたいと言い出すようになった・・・
やんごとなき血筋のハンサムな王子様を淑女たちから遠ざけ男の俺とばかり過ごすように
仕向けるのはちょっと申し訳ない気もしたが、俺の運命のためだ。仕方あるまい。
クレバーな立ち振る舞いにより、俺の死亡フラグは完全に回避された・・・
と思ったら、婚約の儀の当日、「私には思い人がいるのです」
と言いやがる!一体誰だ!?
その日の夜、俺はゲームの告白イベントがある薔薇園に呼び出されて・・・
ーーーーーーーー
この作品は以前投稿した「転生悪役モブは溺愛されんで良いので死にたくない!」に
加筆修正を加えたものです。
リュシアンの転生前の設定や主人公二人の出会いのシーンを追加し、
あまり描けていなかったキャラクターのシーンを追加しています。
展開が少し変わっていますので新しい小説として投稿しています。
続編出ました
転生悪役令嬢は溺愛されんでいいので推しカプを見守りたい! https://www.alphapolis.co.jp/novel/687110240/826989668
ーーーー
校正・文体の調整に生成AIを利用しています。
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
好きな人がカッコ良すぎて俺はそろそろ天に召されるかもしれない
豆ちよこ
BL
男子校に通う棚橋学斗にはとってもとっても気になる人がいた。同じクラスの葛西宏樹。
とにかく目を惹く葛西は超絶カッコいいんだ!
神様のご褒美か、はたまた気紛れかは知らないけど、隣同士の席になっちゃったからもう大変。ついつい気になってチラチラと見てしまう。
そんな学斗に、葛西もどうやら気付いているようで……。
□チャラ王子攻め
□天然おとぼけ受け
□ほのぼのスクールBL
タイトル前に◆◇のマークが付いてるものは、飛ばし読みしても問題ありません。
◆…葛西視点
◇…てっちゃん視点
pixivで連載中の私のお気に入りCPを、アルファさんのフォントで読みたくてお引越しさせました。
所々修正と大幅な加筆を加えながら、少しづつ公開していこうと思います。転載…、というより筋書きが同じの、新しいお話になってしまったかも。支部はプロット、こちらが本編と捉えて頂けたら良いかと思います。
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年の乙女ゲー転生BLです。