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第2部・第9話:突入前夜
第6章
絢爛豪華な執務室には、張り詰めた空気が満ちていた。
ラインベルク王国第38代国王アデルバート2世は、氷のような美貌で、デスク上の通信画面を見据えている。
「――あと一日で良い。待てぬか」
『申し訳ございません』
重ねてのアデルバートの要望を受けても、黄金のベリンダは頑なだった。最愛の孫の命が掛かっているのだ、それも当然のことだろう。
「『予言の子供』ルカ・フェアリーベル略取」の報を受けて、アデルバートがまず行ったのは、救援部隊の組織だった。元々ベリンダの献策がなければ討伐隊を送る予定であったため、そちらの隊長に任命していた「救国の大剣士」ヘクター・ボールドウィンを急遽呼び戻して指揮を取らせる。隊員については、こちらも討伐隊への参加を志願していた者達が、ほとんどそのまま王都へ留まっていたため、理想的な陣営を速やかに整えられたと言って良い。
問題は、兵士の輸送手段だった。一軍を王都から北の魔境まで一気に送るとなると、ベリンダ級の大魔法使いであっても難しい。そのため優秀な魔法士を複数人揃える必要があるのだが、これに少々手間取った。宮廷魔法士3名の全投入はもちろんのこと、彼らと同等の使い手となると、在野には望めるべくもない。伝手を辿るなら、どうしても「引退した元宮廷魔法士」ということになる。職を辞して故郷へ帰った者ならば連絡も容易いが、人里を離れ、個人の研究に没頭する者となると、居所を探し出すだけで一苦労だ。
とはいえ、こちらも存命の者は今日までに全員招集され、その間に部隊の編成も整った。夕刻にも、連続で転移魔法を用いて出立する予定だが、ここに入ったのが、黄金のベリンダからの魔石通信である。
――曰く、魔王の結界を破る為の白ヒイラギの聖水が、明日未明にも完成する。これを以て、魔王軍斥候隊は、北の魔境への侵攻を開始する、と。
いかに宮廷魔法士が優秀であっても、既に生ける伝説と化したベリンダほどの強大な力を持っている訳ではない。集められた7人全員で手分けをして、何とか明日の夜半にでもカロッサの町へ辿り着ければ御の字といったところなのだ。そしてその先には、北の魔境に張り巡らされたバリアが待っている。疲労の極限に達しているであろう魔法士達には、すぐにも解呪するのは難しいだろう。そういった事情から、出来ればベリンダには、救援部隊の到着を待っていて欲しいというのが王宮側の要求だったのだが――宿敵である魔王に孫を攫われた彼女が応じるはずもなかった。
既にルカが攫われてから5日が過ぎている。聖水の完成を待っていた斥候隊員達のストレスも、相当に高まっているだろう。
「――そうか。仕方があるまい」
説得を諦めたように、アデルバートは語気を緩め、深く息を吐き出した。時に苛烈、時に独断専行の誹りを受けることもあるアデルバートにしては、異例の判断だ。画面の向こうで、ベリンダもわずかに瞠目している。
気付いてアデルバートは、ほんの少しだけ眦を緩めた。それはそうだ。この討論は、始めからベリンダに分がある。アデルバートがベリンダの立場であっても、絶対に救援など待たない。あの愛らしい子供がどんな目に遭っているかもしれないのだ、一刻も早く魔王城へ向かおうとするだろう。
斥候隊を送り込んだ国王としては、万全を期すために救援を待てと言うしかないが、アデルバート個人としては、それでは遅すぎると感じている。だからアデルバートには、ベリンダを強く引き止めることが出来ないのだ。
凄味のある美貌を苦笑に歪めて、アデルバートは言った。
「思えばそなたは、始めから任務を斥候などで終わらせる気はなかったのだろう。己自身の手で、魔王めと決着を付けるつもりでいたのではないか」
それは、直接ルカと接して以降、うっすらとアデルバートの脳裏に張り付いていた疑問だった。
あのベリンダが、可愛いルカをみすみす魔王に近付けるような真似をするはずがない。それでなくとも、かつて手痛い反撃を喰らい、長く離れ離れの憂き目を見せられたのだ。大方ルカに頼み込まれて同行を許したのだろうが、元々は自分ひとりで片を付けるために、斥候隊の派遣など献策してきたのではないかと、アデルバートは考えている。
『――陛下の慧眼には、恐れ入りますわ』
固く強張っていた表情を柔らかく歪めて、ベリンダが頭を下げる。やはり、まんまとしてやられたという訳だ。
だが、それほどにベリンダの、ルカへの愛は強い。それがわかるからこそ、アデルバートはそれ以上の強要はしなかった。
「――わかった。明日早朝の出撃を許そう。だが、一つ条件がある。白ヒイラギの聖水を、遅れて到着する救援部隊のために、残しておいてやってくれ」
『承知致しました』
合意を果たした有能な者達の会話は端的だった。これまでとは違い、ルカは画面の向こうにおらず、ベリンダには出立に向けての準備もあろう。アデルバートにも、形ばかりとはいえ救援部隊の任命式が控えている。これ以上通信を長引かせる理由は何もない。
しかしアデルバートは、蛇足とわかっている勅命を、敢えて下さずにはいられなかった。
「我が命じるまでもなかろうが――必ずやルカを連れて戻れ」
――そなたも一緒にな。
言外の意図まで正確に汲み取ったらしいベリンダは、「お約束致します」と優しく微笑んだ。
「権力とは虚しいものだな、ヘクター卿」
任命式に赴くアデルバートは、控えの間で出迎えた救国の大剣士、ヘクター・ボールドウィンに向かって、開口一番にそう言った。
「は」と、軽く頭を下げ、同意の態度を示してみせたヘクター卿は、帯剣した完全武装だ。無精髭を蓄えた口元にはいつも通り余裕の笑みを浮かべているが、怜悧な目元の緊張は隠せない。彼もまた、息子の親友であるルカを幼い頃から可愛がっていたようだから、無理もないことだろう。
軽口は、アデルバートがヘクター卿に対して抱いた、「ルカを想う者」という連帯意識のせいだったのかもしれない。
傍にいて守ってやれないこと、窮地に駆け付けられないことが、こんなにも無力感を伴うものだとは知らなかった。武断の王などと呼ばれていても、不測の事態には援軍を送ってやることしかできない。
「我自ら、出陣できるものならばな……」
漏らした本音は、怒りと恐怖に、わずかに震えた。アデルバートから父を奪った魔王が、今またお気に入りのルカを手に掛けようとしている。胸の中を様々な想いが駆け巡り、心情を吐露することが抑えられない。
アデルバートはヘクター卿の肩に手を掛けた。互いの纏った甲冑が触れ合い、かちゃりと音を立てる。
「頼む、ヘクター卿。ルカを、無事に救い出してやってくれ」
――そして我が元へ返せ。そうしたら、どんな危険からも遠ざけて、今度こそ、きっと自分が守って見せる。
弱音など吐いた事のないアデルバートの懇願に、救国の大剣士は笑みを消して、真摯な表情で深く頷いた。
「――必ずや」
多くを語らないのは、「予言の子供」に対する国王の思い入れの深さを知って、今更ながらに驚いているからなのかもしれない。
けれど彼は、それをおくびにも出さずに、ただ任務を請け負った。
ヘクター卿の配慮をありがたく享受して、逞しい肩を軽く叩く。
そして、アデルバートは冷徹な王の仮面を被り、兵士達の前に悠然と進み出た。
ラインベルク王国第38代国王アデルバート2世は、氷のような美貌で、デスク上の通信画面を見据えている。
「――あと一日で良い。待てぬか」
『申し訳ございません』
重ねてのアデルバートの要望を受けても、黄金のベリンダは頑なだった。最愛の孫の命が掛かっているのだ、それも当然のことだろう。
「『予言の子供』ルカ・フェアリーベル略取」の報を受けて、アデルバートがまず行ったのは、救援部隊の組織だった。元々ベリンダの献策がなければ討伐隊を送る予定であったため、そちらの隊長に任命していた「救国の大剣士」ヘクター・ボールドウィンを急遽呼び戻して指揮を取らせる。隊員については、こちらも討伐隊への参加を志願していた者達が、ほとんどそのまま王都へ留まっていたため、理想的な陣営を速やかに整えられたと言って良い。
問題は、兵士の輸送手段だった。一軍を王都から北の魔境まで一気に送るとなると、ベリンダ級の大魔法使いであっても難しい。そのため優秀な魔法士を複数人揃える必要があるのだが、これに少々手間取った。宮廷魔法士3名の全投入はもちろんのこと、彼らと同等の使い手となると、在野には望めるべくもない。伝手を辿るなら、どうしても「引退した元宮廷魔法士」ということになる。職を辞して故郷へ帰った者ならば連絡も容易いが、人里を離れ、個人の研究に没頭する者となると、居所を探し出すだけで一苦労だ。
とはいえ、こちらも存命の者は今日までに全員招集され、その間に部隊の編成も整った。夕刻にも、連続で転移魔法を用いて出立する予定だが、ここに入ったのが、黄金のベリンダからの魔石通信である。
――曰く、魔王の結界を破る為の白ヒイラギの聖水が、明日未明にも完成する。これを以て、魔王軍斥候隊は、北の魔境への侵攻を開始する、と。
いかに宮廷魔法士が優秀であっても、既に生ける伝説と化したベリンダほどの強大な力を持っている訳ではない。集められた7人全員で手分けをして、何とか明日の夜半にでもカロッサの町へ辿り着ければ御の字といったところなのだ。そしてその先には、北の魔境に張り巡らされたバリアが待っている。疲労の極限に達しているであろう魔法士達には、すぐにも解呪するのは難しいだろう。そういった事情から、出来ればベリンダには、救援部隊の到着を待っていて欲しいというのが王宮側の要求だったのだが――宿敵である魔王に孫を攫われた彼女が応じるはずもなかった。
既にルカが攫われてから5日が過ぎている。聖水の完成を待っていた斥候隊員達のストレスも、相当に高まっているだろう。
「――そうか。仕方があるまい」
説得を諦めたように、アデルバートは語気を緩め、深く息を吐き出した。時に苛烈、時に独断専行の誹りを受けることもあるアデルバートにしては、異例の判断だ。画面の向こうで、ベリンダもわずかに瞠目している。
気付いてアデルバートは、ほんの少しだけ眦を緩めた。それはそうだ。この討論は、始めからベリンダに分がある。アデルバートがベリンダの立場であっても、絶対に救援など待たない。あの愛らしい子供がどんな目に遭っているかもしれないのだ、一刻も早く魔王城へ向かおうとするだろう。
斥候隊を送り込んだ国王としては、万全を期すために救援を待てと言うしかないが、アデルバート個人としては、それでは遅すぎると感じている。だからアデルバートには、ベリンダを強く引き止めることが出来ないのだ。
凄味のある美貌を苦笑に歪めて、アデルバートは言った。
「思えばそなたは、始めから任務を斥候などで終わらせる気はなかったのだろう。己自身の手で、魔王めと決着を付けるつもりでいたのではないか」
それは、直接ルカと接して以降、うっすらとアデルバートの脳裏に張り付いていた疑問だった。
あのベリンダが、可愛いルカをみすみす魔王に近付けるような真似をするはずがない。それでなくとも、かつて手痛い反撃を喰らい、長く離れ離れの憂き目を見せられたのだ。大方ルカに頼み込まれて同行を許したのだろうが、元々は自分ひとりで片を付けるために、斥候隊の派遣など献策してきたのではないかと、アデルバートは考えている。
『――陛下の慧眼には、恐れ入りますわ』
固く強張っていた表情を柔らかく歪めて、ベリンダが頭を下げる。やはり、まんまとしてやられたという訳だ。
だが、それほどにベリンダの、ルカへの愛は強い。それがわかるからこそ、アデルバートはそれ以上の強要はしなかった。
「――わかった。明日早朝の出撃を許そう。だが、一つ条件がある。白ヒイラギの聖水を、遅れて到着する救援部隊のために、残しておいてやってくれ」
『承知致しました』
合意を果たした有能な者達の会話は端的だった。これまでとは違い、ルカは画面の向こうにおらず、ベリンダには出立に向けての準備もあろう。アデルバートにも、形ばかりとはいえ救援部隊の任命式が控えている。これ以上通信を長引かせる理由は何もない。
しかしアデルバートは、蛇足とわかっている勅命を、敢えて下さずにはいられなかった。
「我が命じるまでもなかろうが――必ずやルカを連れて戻れ」
――そなたも一緒にな。
言外の意図まで正確に汲み取ったらしいベリンダは、「お約束致します」と優しく微笑んだ。
「権力とは虚しいものだな、ヘクター卿」
任命式に赴くアデルバートは、控えの間で出迎えた救国の大剣士、ヘクター・ボールドウィンに向かって、開口一番にそう言った。
「は」と、軽く頭を下げ、同意の態度を示してみせたヘクター卿は、帯剣した完全武装だ。無精髭を蓄えた口元にはいつも通り余裕の笑みを浮かべているが、怜悧な目元の緊張は隠せない。彼もまた、息子の親友であるルカを幼い頃から可愛がっていたようだから、無理もないことだろう。
軽口は、アデルバートがヘクター卿に対して抱いた、「ルカを想う者」という連帯意識のせいだったのかもしれない。
傍にいて守ってやれないこと、窮地に駆け付けられないことが、こんなにも無力感を伴うものだとは知らなかった。武断の王などと呼ばれていても、不測の事態には援軍を送ってやることしかできない。
「我自ら、出陣できるものならばな……」
漏らした本音は、怒りと恐怖に、わずかに震えた。アデルバートから父を奪った魔王が、今またお気に入りのルカを手に掛けようとしている。胸の中を様々な想いが駆け巡り、心情を吐露することが抑えられない。
アデルバートはヘクター卿の肩に手を掛けた。互いの纏った甲冑が触れ合い、かちゃりと音を立てる。
「頼む、ヘクター卿。ルカを、無事に救い出してやってくれ」
――そして我が元へ返せ。そうしたら、どんな危険からも遠ざけて、今度こそ、きっと自分が守って見せる。
弱音など吐いた事のないアデルバートの懇願に、救国の大剣士は笑みを消して、真摯な表情で深く頷いた。
「――必ずや」
多くを語らないのは、「予言の子供」に対する国王の思い入れの深さを知って、今更ながらに驚いているからなのかもしれない。
けれど彼は、それをおくびにも出さずに、ただ任務を請け負った。
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