16 / 45
第15話 剣士、魔剣娘と出会う その5
しおりを挟む
イーリスの瞳に、神速の攻防が飛び込む。
左右から飛んでくる魔剣を相手に、一歩も退くことなく魔力を纏った青い剣で迎撃していくアルム。今しがた彼が使ったのは、『ブレードコート』という名の強化魔法である。魔力で刀身を保護し、切れ味や耐久力を底上げする魔法だ。
「『ブレードコート』……魔法自体はありふれたものですが、それをまさかあんな速度で発動出来るだなんて……」
彼女が驚くのは、その発動速度である。あまりにも速すぎる。ほぼ一瞬だ。その魔法に対する熟練度が、手に取るように分かってしまう。
「そしてあれがウィスナさんの本気……」
時折魔剣の炎や氷で彼を崩そうとするウィスナ。
高次元の戦いを前に、イーリスはただ見ている事しか出来なかった。先ほどのように拘束をしても、すぐにまた脱出されるのが目に見えている。
だが、ただ突っ立っているわけではない。ロックウェル率いる集団がいつ介入してくるかが分からないため、イーリスは悟られぬよう、今自分が発動できる中で一番の範囲を持つ魔法の準備をしていた。
「アルムさん……頑張ってください!」
イーリスの声が届かずとも、彼女が何を考えているか何となく予想出来ていたアルム。いつもより派手に動き、視線を全部こちらに集中させるよう、立ち回っていた。
「魔剣の力を使いこなしているのか、すごいな」
炎の斬撃を逸らし、氷の刺突を弾き上げる。やることは変わらない。後は隙を見つけて沈めるだけなのだが、それにプラスアルファが付いてしまった。
「……集中、して!」
ウィスナが『燃える月』を掲げると、アルムの周りに炎が走り、『凍える太陽』を一振りするとその炎が氷の壁となり、彼の行動の自由を奪う。
再びウィスナは宙を舞い、身体を独楽のように回転させる。
彼女の得意技なのだろうか、そう思考を巡らせながらも、アルムは青い剣を覆う魔力を一段階強くした。
「……お前、何か事情があるみたいだな。あいつ――ロックウェルの話からするに、父親を人質に取られているのか?」
「……貴方には、関係ない」
体重の乗った二振りの剣を受け止めながら、アルムは彼女の顔をじっと見る。フードを取った時から、何か引っかかるものを感じていたのだ。
それが分からない。だが、突き止めなければならない。それが判明せず、これ以上ウィスナの攻撃が過激化してくるのであれば――殺さなければいけない。
(……くそ、モヤモヤするな)
最近なのだ、もう答えは喉元まで出ているはずなのだ。
一度、距離を離した所で、再びウィスナが接近。そして再び数度打ち合ってからの鍔迫り合い。
「貴方、本気で……やってない」
「……本気でやってもらいたかったら、もう少し腕磨け。……ん?」
ふいに、強烈に目に入る彼女の髪。そしてフラッシュバックするあの武装集団が身に着けていた狼のイヤリング。
アルムは咄嗟にロックウェルを見て――そこからとある推測を立てる。
(……これで違っていたら、両腕を斬るか)
アルムはロックウェルには届かないよう、だがウィスナにはしっかりと聞こえるように言った。
「……良く分からん花のネックレスをした、赤茶色の髪の男」
「……ッ!!! 何故知っている!?」
驚きで眼を見開く彼女を見て、アルムは当たりを確信する。
――ならばもう、ウィスナとこれ以上の戦闘をする必要は無い。
「良かったよ、気づけて」
振るうと見せかけて、青い剣を地面に突き刺し、両の短剣を抜刀。ウィスナの二剣にそっと近づけ――そのままぐるりと巻き上げた。
宙を舞う真紅の剣と紺碧の剣。そのままアルムはウィスナを横切り、ロックウェルを先頭とする『銀の狼団』の前まで歩いていく。
「何やってるウィスナァ!」
「残念だったなロックウェル。もうウィスナがこんな番人やる必要は無くなったということだ」
「……え」
呆気に取られるウィスナをちらりと見てから、アルムは全体に響き渡るような声で言った。
「こいつの父親なら、俺とイーリスが解放したってことだ」
「アァ!? ホラ吹いてんじゃねえぞ!」
「ここに来る前にあった廃墟に何かやんちゃな四人組がいてな。軽く叩きのめしていたのをすっかり忘れていた」
「うそ……本当、に?」
武器を拾っていたウィスナには既に戦意が微塵も感じられない。
そんな彼女に危機を感じたロックウェルは叫ぶ。
「ウィスナ! 裏切る気か!? こいつの言うことがホラって可能性もあるんだぞ!」
「ッ……!」
揺れるウィスナに、アルムは一言だけ。
「後ろから刺すなら刺せ。俺にはもう、お前と戦う理由は無い。あとはあの、人を従わせるのに人質を取る三下盗賊を叩きのめすだけだ」
「ウィスナァァァァ!!」
「選べ。お前にはもう選ぶ自由がある」
「私は……私、は……!」
決意と共に、ウィスナは『凍える太陽』を振るった。
全てを凍てつかせる氷の波動は、アルムを横切り、『銀の狼団』のメンバーの下半身を覆う。全てを凍らせたウィスナは、ロックウェルの前まで歩いていく。
「……お父さんが無事ならば、もう貴方達の言いなりにはならない」
「良い答えだ」
彼女の隣に立ったアルムは、肩に手を乗せた。
「よく頑張ったな」
「……貴方にはまだ、言いたい事が沢山ある」
ロックウェルを見据え、ウィスナは二剣を向ける。
「……だけど、まずはこの人を倒す。手出しは、無し」
「分かった。よしイーリス、俺達は凍ったやつらの武装解除と行くぞ」
「アルムさん! それなら……『レイン・ニードル』、降り注いで!」
ロックウェルを除く、手下たちの真上に小さな水球が発生。そこから、武器を持っている方の手目掛け、水の槍が一直線に伸びていく。
的確に手を刺された手下たちは堪らず、全員武器を落とした。これで完全に無力化に成功した。
「準備しておいて良かったです!」
「手際が良くなったな」
「ありがとうございます!」
「……となれば、あとは」
身を捩じりながら、ロックウェルへと飛び掛かるウィスナ。
直に手を合わせたアルムだからこそ、次の展開はもう分かり切っていた。
「アアアアアアア!!!」
咆哮と共に振るわれる、ロックウェルの銀斧を避け、ウィスナは双剣を閃かせる。
紺碧の剣で両足を斬ったかと思えば、凍りつき、真紅の剣で両腕を斬ったかと思えば、両腕が炎に包まれる。
あっという間の出来事に、思わずアルムは手を叩く。
「……二人、とも」
ウィスナはアルムとイーリスの方へ向き直る。
「……何て言ったら良いか、その」
彼女が口を開く前に、遠くから馬の足音が複数聞こえて来た。
この手際の良さに、アルムはとある治安維持部隊隊長の顔を思い浮かべる。となれば、もうここでやることは完全に終了した。
「行くぞイーリス。依頼はこれで終わりだ」
「え、ちょ、アルムさん? ウィスナさんは良いんですか?」
「ああ、もう会う事も無いだろうしな」
ウィスナが口をパクパクさせている間にも、アルムはどんどん歩き去っていこうとする。だが、いくらか歩いたところで一度立ち止まった。
「お前の剣、中々に良かった。だけど、まだまだ俺が本気を出すには修行不足だ。以上、じゃあな」
「アルムさんそれ酷くないですか!?」
どんどん遠ざかっていくアルム達に、何も言えないまま、立ち尽くすウィスナ。何も言えずに、代わりに非常に後味の悪いことを言い残された彼女の顔はポカンとしていた。
徐々に事実を受け入れ始めてきた彼女はぽつりと一言。
「……納得、いかない」
左右から飛んでくる魔剣を相手に、一歩も退くことなく魔力を纏った青い剣で迎撃していくアルム。今しがた彼が使ったのは、『ブレードコート』という名の強化魔法である。魔力で刀身を保護し、切れ味や耐久力を底上げする魔法だ。
「『ブレードコート』……魔法自体はありふれたものですが、それをまさかあんな速度で発動出来るだなんて……」
彼女が驚くのは、その発動速度である。あまりにも速すぎる。ほぼ一瞬だ。その魔法に対する熟練度が、手に取るように分かってしまう。
「そしてあれがウィスナさんの本気……」
時折魔剣の炎や氷で彼を崩そうとするウィスナ。
高次元の戦いを前に、イーリスはただ見ている事しか出来なかった。先ほどのように拘束をしても、すぐにまた脱出されるのが目に見えている。
だが、ただ突っ立っているわけではない。ロックウェル率いる集団がいつ介入してくるかが分からないため、イーリスは悟られぬよう、今自分が発動できる中で一番の範囲を持つ魔法の準備をしていた。
「アルムさん……頑張ってください!」
イーリスの声が届かずとも、彼女が何を考えているか何となく予想出来ていたアルム。いつもより派手に動き、視線を全部こちらに集中させるよう、立ち回っていた。
「魔剣の力を使いこなしているのか、すごいな」
炎の斬撃を逸らし、氷の刺突を弾き上げる。やることは変わらない。後は隙を見つけて沈めるだけなのだが、それにプラスアルファが付いてしまった。
「……集中、して!」
ウィスナが『燃える月』を掲げると、アルムの周りに炎が走り、『凍える太陽』を一振りするとその炎が氷の壁となり、彼の行動の自由を奪う。
再びウィスナは宙を舞い、身体を独楽のように回転させる。
彼女の得意技なのだろうか、そう思考を巡らせながらも、アルムは青い剣を覆う魔力を一段階強くした。
「……お前、何か事情があるみたいだな。あいつ――ロックウェルの話からするに、父親を人質に取られているのか?」
「……貴方には、関係ない」
体重の乗った二振りの剣を受け止めながら、アルムは彼女の顔をじっと見る。フードを取った時から、何か引っかかるものを感じていたのだ。
それが分からない。だが、突き止めなければならない。それが判明せず、これ以上ウィスナの攻撃が過激化してくるのであれば――殺さなければいけない。
(……くそ、モヤモヤするな)
最近なのだ、もう答えは喉元まで出ているはずなのだ。
一度、距離を離した所で、再びウィスナが接近。そして再び数度打ち合ってからの鍔迫り合い。
「貴方、本気で……やってない」
「……本気でやってもらいたかったら、もう少し腕磨け。……ん?」
ふいに、強烈に目に入る彼女の髪。そしてフラッシュバックするあの武装集団が身に着けていた狼のイヤリング。
アルムは咄嗟にロックウェルを見て――そこからとある推測を立てる。
(……これで違っていたら、両腕を斬るか)
アルムはロックウェルには届かないよう、だがウィスナにはしっかりと聞こえるように言った。
「……良く分からん花のネックレスをした、赤茶色の髪の男」
「……ッ!!! 何故知っている!?」
驚きで眼を見開く彼女を見て、アルムは当たりを確信する。
――ならばもう、ウィスナとこれ以上の戦闘をする必要は無い。
「良かったよ、気づけて」
振るうと見せかけて、青い剣を地面に突き刺し、両の短剣を抜刀。ウィスナの二剣にそっと近づけ――そのままぐるりと巻き上げた。
宙を舞う真紅の剣と紺碧の剣。そのままアルムはウィスナを横切り、ロックウェルを先頭とする『銀の狼団』の前まで歩いていく。
「何やってるウィスナァ!」
「残念だったなロックウェル。もうウィスナがこんな番人やる必要は無くなったということだ」
「……え」
呆気に取られるウィスナをちらりと見てから、アルムは全体に響き渡るような声で言った。
「こいつの父親なら、俺とイーリスが解放したってことだ」
「アァ!? ホラ吹いてんじゃねえぞ!」
「ここに来る前にあった廃墟に何かやんちゃな四人組がいてな。軽く叩きのめしていたのをすっかり忘れていた」
「うそ……本当、に?」
武器を拾っていたウィスナには既に戦意が微塵も感じられない。
そんな彼女に危機を感じたロックウェルは叫ぶ。
「ウィスナ! 裏切る気か!? こいつの言うことがホラって可能性もあるんだぞ!」
「ッ……!」
揺れるウィスナに、アルムは一言だけ。
「後ろから刺すなら刺せ。俺にはもう、お前と戦う理由は無い。あとはあの、人を従わせるのに人質を取る三下盗賊を叩きのめすだけだ」
「ウィスナァァァァ!!」
「選べ。お前にはもう選ぶ自由がある」
「私は……私、は……!」
決意と共に、ウィスナは『凍える太陽』を振るった。
全てを凍てつかせる氷の波動は、アルムを横切り、『銀の狼団』のメンバーの下半身を覆う。全てを凍らせたウィスナは、ロックウェルの前まで歩いていく。
「……お父さんが無事ならば、もう貴方達の言いなりにはならない」
「良い答えだ」
彼女の隣に立ったアルムは、肩に手を乗せた。
「よく頑張ったな」
「……貴方にはまだ、言いたい事が沢山ある」
ロックウェルを見据え、ウィスナは二剣を向ける。
「……だけど、まずはこの人を倒す。手出しは、無し」
「分かった。よしイーリス、俺達は凍ったやつらの武装解除と行くぞ」
「アルムさん! それなら……『レイン・ニードル』、降り注いで!」
ロックウェルを除く、手下たちの真上に小さな水球が発生。そこから、武器を持っている方の手目掛け、水の槍が一直線に伸びていく。
的確に手を刺された手下たちは堪らず、全員武器を落とした。これで完全に無力化に成功した。
「準備しておいて良かったです!」
「手際が良くなったな」
「ありがとうございます!」
「……となれば、あとは」
身を捩じりながら、ロックウェルへと飛び掛かるウィスナ。
直に手を合わせたアルムだからこそ、次の展開はもう分かり切っていた。
「アアアアアアア!!!」
咆哮と共に振るわれる、ロックウェルの銀斧を避け、ウィスナは双剣を閃かせる。
紺碧の剣で両足を斬ったかと思えば、凍りつき、真紅の剣で両腕を斬ったかと思えば、両腕が炎に包まれる。
あっという間の出来事に、思わずアルムは手を叩く。
「……二人、とも」
ウィスナはアルムとイーリスの方へ向き直る。
「……何て言ったら良いか、その」
彼女が口を開く前に、遠くから馬の足音が複数聞こえて来た。
この手際の良さに、アルムはとある治安維持部隊隊長の顔を思い浮かべる。となれば、もうここでやることは完全に終了した。
「行くぞイーリス。依頼はこれで終わりだ」
「え、ちょ、アルムさん? ウィスナさんは良いんですか?」
「ああ、もう会う事も無いだろうしな」
ウィスナが口をパクパクさせている間にも、アルムはどんどん歩き去っていこうとする。だが、いくらか歩いたところで一度立ち止まった。
「お前の剣、中々に良かった。だけど、まだまだ俺が本気を出すには修行不足だ。以上、じゃあな」
「アルムさんそれ酷くないですか!?」
どんどん遠ざかっていくアルム達に、何も言えないまま、立ち尽くすウィスナ。何も言えずに、代わりに非常に後味の悪いことを言い残された彼女の顔はポカンとしていた。
徐々に事実を受け入れ始めてきた彼女はぽつりと一言。
「……納得、いかない」
0
あなたにおすすめの小説
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
主人公に殺されるゲームの中ボスに転生した僕は主人公とは関わらず、自身の闇落ちフラグは叩き折って平穏に勝ち組貴族ライフを満喫したいと思います
リヒト
ファンタジー
不幸な事故の結果、死んでしまった少年、秋谷和人が転生したのは闇落ちし、ゲームの中ボスとして主人公の前に立ちふさがる貴族の子であるアレス・フォーエンス!?
「いや、本来あるべき未来のために死ぬとかごめんだから」
ゲームの中ボスであり、最終的には主人公によって殺されてしまうキャラに生まれ変わった彼であるが、ゲームのストーリーにおける闇落ちの運命を受け入れず、たとえ本来あるべき未来を捻じ曲げてても自身の未来を変えることを決意する。
何の対策もしなければ闇落ちし、主人公に殺されるという未来が待ち受けているようなキャラではあるが、それさえなければ生まれながらの勝ち組たる権力者にして金持ちたる貴族の子である。
生まれながらにして自分の人生が苦労なく楽しく暮らせることが確定している転生先である。なんとしてでも自身の闇落ちをフラグを折るしかないだろう。
果たしてアレスは自身の闇落ちフラグを折り、自身の未来を変えることが出来るのか!?
「欲張らず、謙虚に……だが、平穏で楽しい最高の暮らしを!」
そして、アレスは自身の望む平穏ライフを手にすることが出来るのか!?
自身の未来を変えようと奮起する少年の異世界転生譚が今始まる!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる