社会復帰日記

社会復帰中

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19.04.26

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 社会復帰施設での活動が、個人的に暗礁に乗り上げている。毎日施設に通うことは出来ているのだが、そこで行っている活動が、一切身になっていないのだ。性格を分析しましょう、柔らかく主張してみましょう、などと毎日毎日、私の認知は変容するように教育を受けるのだが、約29年間一緒にやってきた捩れた私の性格は、心の内でそれぞれの活動に穿った見方で突っ込んでいく。何も生み出さない冷笑系。このままでは、何も改善されないまま、会社に戻ることになる。そうすれば簡単に再発してしまいそうだ。グループワークでキラキラとした目で、私は自分にこのような傾向があると気づきました!、みたいに言っている人を見て、本当にそうなのだろうか、と疑う。彼らも心の内では、下を出しているのではないか。それに騙されてやるカウンセラー側。そんな騙しあいの果てに、この施設が成り立っている。

 昨日からの続き。3人目の彼女が出来て、ついにその子とホテルに入った。お互いに裸になって、一緒にお風呂に入って、彼女がベッドに横たわる。

 女性の肉体が転がっている。私は風俗で培った手付きと持ち前の気の回しようで、身体をなぞっていく。前戯をしているうちに、行為そのものに集中が出来なくなっていく。声を上げる彼女が演技っぽく見え、実際、そういう気の使いあいが行為の全てなのだろうが、この人は演技をしているな、という思いが熱を冷ましていく気がして、現に下半身は力を失っていく。

 攻守交代。手で口で、何とか再び強く弩張する。一方で、今までプロに相手をして貰っていたからか、彼女は相対的に下手に感じられた。そして、私も演技をする。自分も演技をしているな、と思いながら。

 そして、では準備完了ということてで、どうにか固さを保っているモノに避妊具を被せようとする。ホテルに備え付けのものを利用しようとして手こずる。当然、縮こまってしまう。どうにかしないとと焦れば焦るほどに、それはもう力を取り戻すことはない。彼女は、死んだ肉みたいに何も言わず、隣で転がっていた。暫く自分で触って、奮い起たせようとしても駄目だった。目に入ってくる彼女の性器や胸は、最早なんの魅力も無かった。

「無理そう?」

 横たわったまま、視線だけ私に向けて、彼女が言う。うん、ごめんね。

「いいよ、そんな日もあるし」

 彼女は手を広げて、私を迎えてくれた。そこに収まって、私も彼女を抱き締める。柔らかかった。そのまま眠りについた。

 翌朝に試みることもしなかった。シャワーを浴びて、言葉少なに、ホテルを出た。昨晩の不始末を、彼女は何も責めなかったし、私は何も弁解出来なかった。彼女とは、会うたびに試みようとするが、その度に失敗した。

 細かい話は明日以降に続ける。
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